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これから始まる冒険 6章
10話 新技?!
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「よし!行くか!」
そう叫んで、海へと飛び込んだ。
ジルや雅人と共に。
数分前…
「よし!行くか!」
同じセリフを発して、俺は海へ飛び込もうとした。
だが、バッシャ〜ン!といった効果音が流れることも無く、俺は引っ掴まれた。
「…まさかだけど、僕達ほってくつもりじゃないよね?」
「…………いや、そんな事は無いぞ?」
すみませんでした。
「なに?その間…?」
「ナンデモナイヨー?」
雅人の一睨み&怖すぎオーラに竦み上がってしまった俺は、ついつい片言になる。
…雅人ってこんなのだったっけか?
昔の雅人は、とても健気に俺に付いていてくれた心優しい少年だった筈だ。
それが、こんなに成長しちゃって〜…。
「片言になってるけど?」
「いや、本当にほって行くつもりはなくて…え〜っと…」
え…えっと………。
「そうそう!偵察に!」
「…? まあいいけどさ?どうするの?僕らの武器」
……武器持ってなかったっけ?…持ってるよね?
「いや、本気でわからないような顔しないでよ?!!…僕の武器は、短すぎてクラーケンに届くのかすら分からない」
「なるほど…。で?ジルのは?」
「えっと…魔法の適性の問題といいますか…」
…?
「この剣は、切ることにあまり特化していません。…まあ、切れ味は良いんですけど…。これは、魔石が元なので魔法を纏うことができると思うんです」
「…まあ、性質上はな」
でも、それをしようと思ったら、魔力操作能力…つまり、魔法を操作する力が少ないから、ジルが扱うにはまだ早いと思うんだけど…
「それで、出来ないかどうか試してみたんですよ」
「…?!っな!」
それは危ないだろ?!
「いや、私も危ないとは思ったんですけど、少しだけと思ってやってみたら、かなりうまく出来たんです」
「…うんうん…」
かなり驚いた。
いや、めちゃくちゃ驚いた。
…ジルって意外に才能あり?
「それで思い付いたのが…、ちょっと下がってもらえますか?」
「う、うん…」
言われた通りに下がると、ジルは海の方向に剣を構えた。
そして、集中したかのように目をつぶって、目を開けた瞬間…
「け、剣が…?!!」
炎を纏った剣が目の前に出現していた。
剣が、炎の光に反射して赤く見える。
…綺麗だ。
「おぉ…」
雅人も感嘆の声を上げている。
…まあ、こんなのは一生に見れるか見えないかくらいにレベルの高いものだ。
俺も綺麗すぎるとは思う。
「…これからなんですけど…」
「いや、これだけでも凄い」
「うん」
雅人も俺の意見に即答だった。
「ありがとうございます!…では、」
そう言って、剣を横に振った。
…まるで、空間そのものを切るかのように、剣先が煌めく。
すると…
「うわあ!」
炎がそのまま前に飛び出していった。
ゲーム内の事がついに現実に起こってしまった。
それはとても幻想的だった。
…だが、
『ジャバン』
「へ?」
「は?」
「え?」
海の真ん中辺りから、白い軟体動物が手を出して…、海の水をぶっ掛けた。
………?!?!
「……………えぇっと………?…まあ、こういう感じで、水に打ち消されてしまうので相性が悪いんですよ……?」
「…………な、なるほどね…………?」
極普通に会話を続けた。
……?
『何だあれ?!』
三人の声が見事に揃った。
…俺たち兄弟としてでも通るかもしれない。
…じゃなくて!
「あれが…クラーケン?」
「太くないか?」
「そんな物なんじゃない?」
二人共、実物は見た事はない。
…なので、全く分からない。
「………まあ、ジルの問題は分かった」
取りあえず、それは放置して…
「つまり、別の属性のものが打てればいいってことだろ?」
「…?ま、まあ、そうなるんだと思います」
「だとしたら、それは魔石なんだから、魔法を別のも出せるようにしとけばいいだけでしょ?」
「……あ!」
もとは魔石。
つまり、全属性の魔法が放てれるようにスレばいいだけだ。
「ひょいっと!」
ジャンプしながら剣先にチョンと触れて、全属性できるように操作した。
…構造はよく分からないのだが、ほとんど感覚で何とかしている。
「よしっ!出来た!……ちょっと注意」
「え?」
「……水の中で氷属性は止めてね?」
「えっと…何でですか?」
…………そりゃあ…
「俺らも凍るだろが!」
「あ!なるほど!」
ぽんと手を打つ。
…ジルはある意味危険だ。
「まあ、考えて行動してくれたら嬉しい」
「……はい」
考え込むかのような顔で言った。
そして、一拍おいて…
「なんでお二人はそんなに賢いんですか?」
…そこは、考えなくていいんだけど…?
「え…?う〜んっと…冒険歴が高いからかな…?」
「そうそう、僕も颯の聞いてたしさ!」
「…そういう物なんですか…」
まだ納得いっていないようだが、
「もうそろそろ行くぞ!」
「え?空気とかどうするの?」
「魔法だ魔法!」
「あーね!」
心配そうだったので、風魔法でガードを作る。
…あ!ちなみに、酸素•二酸化炭素の問題はしなくていい。
それは、上に細長い管を付ける(ただし風!)事によって解決済みだ。
「よし、行くか!」
そう言って、今度こそ海に飛び込んだ。
____________________________________________________________________________________________________
最後までお読み頂きありがとうございます。
ゴールデンウィークが風邪で潰れたアルパカです。
そして、アルパカの部分に本名を書きそうだったアルパカでもあります。
前回同様、誤字•脱字などがあれば、感想などを通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いします。
そう叫んで、海へと飛び込んだ。
ジルや雅人と共に。
数分前…
「よし!行くか!」
同じセリフを発して、俺は海へ飛び込もうとした。
だが、バッシャ〜ン!といった効果音が流れることも無く、俺は引っ掴まれた。
「…まさかだけど、僕達ほってくつもりじゃないよね?」
「…………いや、そんな事は無いぞ?」
すみませんでした。
「なに?その間…?」
「ナンデモナイヨー?」
雅人の一睨み&怖すぎオーラに竦み上がってしまった俺は、ついつい片言になる。
…雅人ってこんなのだったっけか?
昔の雅人は、とても健気に俺に付いていてくれた心優しい少年だった筈だ。
それが、こんなに成長しちゃって〜…。
「片言になってるけど?」
「いや、本当にほって行くつもりはなくて…え〜っと…」
え…えっと………。
「そうそう!偵察に!」
「…? まあいいけどさ?どうするの?僕らの武器」
……武器持ってなかったっけ?…持ってるよね?
「いや、本気でわからないような顔しないでよ?!!…僕の武器は、短すぎてクラーケンに届くのかすら分からない」
「なるほど…。で?ジルのは?」
「えっと…魔法の適性の問題といいますか…」
…?
「この剣は、切ることにあまり特化していません。…まあ、切れ味は良いんですけど…。これは、魔石が元なので魔法を纏うことができると思うんです」
「…まあ、性質上はな」
でも、それをしようと思ったら、魔力操作能力…つまり、魔法を操作する力が少ないから、ジルが扱うにはまだ早いと思うんだけど…
「それで、出来ないかどうか試してみたんですよ」
「…?!っな!」
それは危ないだろ?!
「いや、私も危ないとは思ったんですけど、少しだけと思ってやってみたら、かなりうまく出来たんです」
「…うんうん…」
かなり驚いた。
いや、めちゃくちゃ驚いた。
…ジルって意外に才能あり?
「それで思い付いたのが…、ちょっと下がってもらえますか?」
「う、うん…」
言われた通りに下がると、ジルは海の方向に剣を構えた。
そして、集中したかのように目をつぶって、目を開けた瞬間…
「け、剣が…?!!」
炎を纏った剣が目の前に出現していた。
剣が、炎の光に反射して赤く見える。
…綺麗だ。
「おぉ…」
雅人も感嘆の声を上げている。
…まあ、こんなのは一生に見れるか見えないかくらいにレベルの高いものだ。
俺も綺麗すぎるとは思う。
「…これからなんですけど…」
「いや、これだけでも凄い」
「うん」
雅人も俺の意見に即答だった。
「ありがとうございます!…では、」
そう言って、剣を横に振った。
…まるで、空間そのものを切るかのように、剣先が煌めく。
すると…
「うわあ!」
炎がそのまま前に飛び出していった。
ゲーム内の事がついに現実に起こってしまった。
それはとても幻想的だった。
…だが、
『ジャバン』
「へ?」
「は?」
「え?」
海の真ん中辺りから、白い軟体動物が手を出して…、海の水をぶっ掛けた。
………?!?!
「……………えぇっと………?…まあ、こういう感じで、水に打ち消されてしまうので相性が悪いんですよ……?」
「…………な、なるほどね…………?」
極普通に会話を続けた。
……?
『何だあれ?!』
三人の声が見事に揃った。
…俺たち兄弟としてでも通るかもしれない。
…じゃなくて!
「あれが…クラーケン?」
「太くないか?」
「そんな物なんじゃない?」
二人共、実物は見た事はない。
…なので、全く分からない。
「………まあ、ジルの問題は分かった」
取りあえず、それは放置して…
「つまり、別の属性のものが打てればいいってことだろ?」
「…?ま、まあ、そうなるんだと思います」
「だとしたら、それは魔石なんだから、魔法を別のも出せるようにしとけばいいだけでしょ?」
「……あ!」
もとは魔石。
つまり、全属性の魔法が放てれるようにスレばいいだけだ。
「ひょいっと!」
ジャンプしながら剣先にチョンと触れて、全属性できるように操作した。
…構造はよく分からないのだが、ほとんど感覚で何とかしている。
「よしっ!出来た!……ちょっと注意」
「え?」
「……水の中で氷属性は止めてね?」
「えっと…何でですか?」
…………そりゃあ…
「俺らも凍るだろが!」
「あ!なるほど!」
ぽんと手を打つ。
…ジルはある意味危険だ。
「まあ、考えて行動してくれたら嬉しい」
「……はい」
考え込むかのような顔で言った。
そして、一拍おいて…
「なんでお二人はそんなに賢いんですか?」
…そこは、考えなくていいんだけど…?
「え…?う〜んっと…冒険歴が高いからかな…?」
「そうそう、僕も颯の聞いてたしさ!」
「…そういう物なんですか…」
まだ納得いっていないようだが、
「もうそろそろ行くぞ!」
「え?空気とかどうするの?」
「魔法だ魔法!」
「あーね!」
心配そうだったので、風魔法でガードを作る。
…あ!ちなみに、酸素•二酸化炭素の問題はしなくていい。
それは、上に細長い管を付ける(ただし風!)事によって解決済みだ。
「よし、行くか!」
そう言って、今度こそ海に飛び込んだ。
____________________________________________________________________________________________________
最後までお読み頂きありがとうございます。
ゴールデンウィークが風邪で潰れたアルパカです。
そして、アルパカの部分に本名を書きそうだったアルパカでもあります。
前回同様、誤字•脱字などがあれば、感想などを通じてお知らせください。
これからもよろしくお願いします。
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