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第2章
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気付くと理菜は良樹にぎゅっと抱かれていた。
ボーとした頭の中、今は何時なんだろうと、自分はどうしたんだろうとか、どうでもいいことを考えた。
そして部屋のカーテンの隙間から、陽射しが入ってくるところを見ると、少なくとも朝は迎えてしまったんだろうと思った。
「起きたか」
目が覚めた理菜に気付くと、ふっと優しい笑みを浮かべてくる。
「……あたし」
「落ちた」
「え」
「悪ぃ……」
バツの悪そうな顔をして、こっちを見てくる。
理菜は何が何だか分からなくて、じっと良樹を見るしかなかった。
「無理矢理……だよな」
ポツリと言った言葉。
それが申し訳ないって感じで聞こえてきて、理菜はどうしたらいいのかやっぱり分からなかった。
「無理矢理ヤるつもりなんかなかった。でも、お前を俺だけのもんにしたかった……」
切ない声で言う良樹。理菜を抱く良樹の腕が震えていた。
「大丈夫だから……」
理菜はそう声を出した。
「ヨシキ……のことしか、考えられなかったから……」
照れながら言うと、良樹は嬉しそうな顔を向けてきた。だから理菜も嬉しかった。
──だって、大好きだから。
──ヨシキが大好きだから。
「メシ、食うか?」
理菜を抱きしめたままそう言うと、笑いかけてくる。その言葉に理菜は頷くと、キスをしてベットから起き上がる。
「着替えてから降りて来い」
そう言うと、床に散らばってる下着とズボンを穿いて、部屋を出て階下に降りて行く。
良樹が出て行ってから、ゆっくりと起き上がって床に散らばってる下着と洋服を手にした。
──身体が重い。
──下腹部が痛い。
身体のダルさを感じながら、着替えて部屋を出て行く。
昨夜、この家には理菜と良樹しかいなかったらしい。廊下に出てすぐ目の前。一樹の部屋は静かだった。
「リナ」
階段を降りていった理菜に気付いた良樹に声をかけられて、理菜は良樹がいるキッチンへと向かった。
やっぱり百合もいないらしい。
「何してるの」
「メシ、作るんだよ」
「作れるの?」
「いや。でもなんとかなんだろ」
その良樹を見上げて、理菜はクスクスと笑う。
「なんだよ」
不貞腐れた良樹をキッチンから追い出す。
「あたしが作るから」
「お前、作れんのかよ」
疑いの目を向けてくる良樹に「失礼な」と言って笑う。
「少なくともヨシキさんよりは作れるよ」
そう言うと、勝手に良樹の家の冷蔵庫を覗き込んだ。冷蔵庫には、誰が買って来てるんだろうと思われる食材が入っていた。
ビールが大量に入ってるのは驚きはしないけど、誰が食材を買って来てるんだろう。そしてこの家で、料理をするのは誰だろうと考えてしまう。
そもそもなんで林家3姉兄弟は、この家で暮らしているんだろう。実家から出て、なんで姉兄弟だけで暮らしているんだろう。
疑問はいくつも出てくる。
でもそんなことは聞けない。
それは聞いちゃいけないような気がした。
「はい」
冷蔵庫を覗き込み他を色々見た結果、理菜は和風パスタを作った。
理菜が好きなもの。
理菜は良樹が好きなものを知らなかったからだった。
「お前、これ好きだよな」
みんなでご飯を食べに行くと、これを必ずっていい程頼んでしまう。それをちゃんと見て覚えていてくれてた。
「うん」
テーブルに並べられたふたり分の料理。
それがなんだか嬉しい。
「美味そうだな」
そう言いながら良樹がそれを口に運ぶ。
こんな日を夢見てたのかもしれない。
「うん。美味い!」
そう言った良樹に、嬉しくて理菜は笑った。
「身体、平気か?」
ご飯を一緒に食べてる時に、良樹が理菜を見て言った。
「え」
「いや……」
ヨシキはそう口篭った。
言いにくそうな感じで。
「なに」
「だから、身体。辛くねーか?」
それを言われて、良樹は理菜の身体のことを心配してくれたんだって思った。
それときっと、理菜自身のこと。
理菜が恐怖に襲われていないかってこと。
「ありがと。大丈夫」
笑顔を向けると、ちょっと安心したように微笑み返してくれる。
「ちょっと痛いけど……」
「あ……悪ぃ……」
申し訳なさそうにしている良樹。
その良樹が可愛く見えて、思わず笑ってしまった。
「なんだよ」
不貞腐れた良樹が、余計に可愛くて仕方なかった。
「なんでもない」
そう言ってはまた笑った。
◆◆◆◆◆
「やべぇ」
部屋に戻った良樹が、携帯を見てそう呟いた。
どうしたのかなって思った理菜は、その理由がすぐに分かった。
理菜の携帯に数十件の着信。
もちろん相手は兄、駿壱。
理菜は良樹の顔を見ると、マズイという顔をした良樹がこっちを見ていた。
「着信、あんだろ」
「うん」
理菜は良樹の顔を見たままだった。
でも良樹は窓に近付き、カーテンを開けた。
「来るな」
「え」
「シュンイチ。絶対、ここにいるって分かってる筈だ」
振り返った良樹は理菜に近付くと、理菜を自分の胸に抱き寄せた。
「全く、面倒臭ぇ兄貴だよな」
理菜を抱いたままそう言う良樹は、面白そうに笑う。
「お前も大変だよな」
「え」
「だってさ、相手が俺じゃなくてもきっとこうだろ」
良樹はそう言っては笑った。
「でも俺じゃなかったら、ここまでじゃねぇかもな」
理菜にキスをして笑う。
「さてと。怖い兄貴を出迎えるか」
なんて楽しそうに笑って、部屋を出て行く。
理菜はその良樹を見て、ちょっと不安になった。
さっきの話は喩え話だって分かってる。だけど『俺じゃなくても』なんてことを言って欲しくはないと思った。
不貞腐れた理菜は、窓から外を見ていた。
理菜が窓の外を見た時、ちょうど駿壱のバイクが家の駐車場へ滑り込んだところだった。
「ヨシキッ!こらっ!てめぇ、リナをどうしやがったっ!!」
バイクを降りるなり、そんな怒鳴り声が外から聞こえてくる。
窓から見えた駿壱の顔は、怖いってもんじゃなかった。
バタンッ!
そう扉の音が聞こえ、理菜は不安になりながら階段を降りて行く。
階段を降り切った時、駿壱がリビングに入って行くところだった。
その後姿を見て理菜は思わず駿壱のシャツを掴んでしまった。駿壱は一度振り返ったけど、理菜の手を外すと、真っ直ぐ良樹の元へと向かった。
そして良樹の頬に一発、ガツン!とパンチを食らわした。
「ヨシキさんッ!」
理菜がそう叫んだのを良樹は確認していたらしく、ニッと笑った。そして再び駿壱は、良樹に向かって拳をあげた。
「お兄ちゃんッ!」
理菜はその腕に掴まり離さなかった。
「やめてよ!お兄ちゃん!」
上目遣いで駿壱を見る。こうすると、駿壱は動きが止まる。理菜の上目遣いには弱いことを知っている。
駿壱は困った顔をして!こっちを見ていた。
「もう、やめてよ」
「リナ……」
理菜の名前を呼んだ後、駿壱は悲しそうな顔を向けてきた。駿壱の目線は、理菜に向けられてるというより、理菜の首筋に向けられていた。
「リナ……、お前……」
駿壱それ以上は何も言わなかった。
何を言いたかったのか、その時の理菜には分からなかった。
でも良樹を殴ることを、止めてくれた。
「リナ。ちょっと席外せ」
悲しい目をしたまま、そう言った。
「え」
「こいつと話がある」
「……あたしがいちゃダメなの?」
「ダメ」
不安になって駿壱を見上げると、ふっといつもの優しいお兄ちゃんの目をしていた。
「大丈夫。殴らねぇから」
そう言って理菜をリビングから追い出す。そんなことをされたら、リビングにはいられない。理菜は良樹の部屋へ向かった。
リビングでは何を話しているのか、不安だった。でも駿壱は、理菜には聞かれたくない話をしているんだろうと思った。
「リナ」
部屋に入って来た良樹。それと同時に聞こえたバイクの音。
「お兄ちゃんは?」
「帰った」
そう言って理菜の隣に座る。
理菜は良樹を見て、不安な目を向けていた。
「そんな顔しなくても平気だ」
理菜の頭を撫でて笑う。
「なんの話だったの?」
「あ──……、いや、これは言わねぇ方がいいかもな」
「え」
「兄貴としてお前を心配してただけのことだから平気だ」
それ以上、良樹は何も教えてはくれなかった。
隣に座ってる良樹が、理菜の首筋に触れた。
「なに?」
「シュンイチ、これを見たらしいな」
「え」
「鏡、見てみろ」
そう言われて、理菜はバッグからポーチを取り出して鏡を出した。
そして自分を鏡に映し出す。
首筋に赤い痣。
キスマーク──……。
さっき見た駿壱の悲しい顔は、これが原因だったらしい。そしてそれを見られたことに恥ずかしくなって、顔を真っ赤にさせた。
「悪かったな」
理菜の頭を撫でてくる。
その手は温かくて優しい。理菜はこの手が大好きだ。
第3章へ続く
ボーとした頭の中、今は何時なんだろうと、自分はどうしたんだろうとか、どうでもいいことを考えた。
そして部屋のカーテンの隙間から、陽射しが入ってくるところを見ると、少なくとも朝は迎えてしまったんだろうと思った。
「起きたか」
目が覚めた理菜に気付くと、ふっと優しい笑みを浮かべてくる。
「……あたし」
「落ちた」
「え」
「悪ぃ……」
バツの悪そうな顔をして、こっちを見てくる。
理菜は何が何だか分からなくて、じっと良樹を見るしかなかった。
「無理矢理……だよな」
ポツリと言った言葉。
それが申し訳ないって感じで聞こえてきて、理菜はどうしたらいいのかやっぱり分からなかった。
「無理矢理ヤるつもりなんかなかった。でも、お前を俺だけのもんにしたかった……」
切ない声で言う良樹。理菜を抱く良樹の腕が震えていた。
「大丈夫だから……」
理菜はそう声を出した。
「ヨシキ……のことしか、考えられなかったから……」
照れながら言うと、良樹は嬉しそうな顔を向けてきた。だから理菜も嬉しかった。
──だって、大好きだから。
──ヨシキが大好きだから。
「メシ、食うか?」
理菜を抱きしめたままそう言うと、笑いかけてくる。その言葉に理菜は頷くと、キスをしてベットから起き上がる。
「着替えてから降りて来い」
そう言うと、床に散らばってる下着とズボンを穿いて、部屋を出て階下に降りて行く。
良樹が出て行ってから、ゆっくりと起き上がって床に散らばってる下着と洋服を手にした。
──身体が重い。
──下腹部が痛い。
身体のダルさを感じながら、着替えて部屋を出て行く。
昨夜、この家には理菜と良樹しかいなかったらしい。廊下に出てすぐ目の前。一樹の部屋は静かだった。
「リナ」
階段を降りていった理菜に気付いた良樹に声をかけられて、理菜は良樹がいるキッチンへと向かった。
やっぱり百合もいないらしい。
「何してるの」
「メシ、作るんだよ」
「作れるの?」
「いや。でもなんとかなんだろ」
その良樹を見上げて、理菜はクスクスと笑う。
「なんだよ」
不貞腐れた良樹をキッチンから追い出す。
「あたしが作るから」
「お前、作れんのかよ」
疑いの目を向けてくる良樹に「失礼な」と言って笑う。
「少なくともヨシキさんよりは作れるよ」
そう言うと、勝手に良樹の家の冷蔵庫を覗き込んだ。冷蔵庫には、誰が買って来てるんだろうと思われる食材が入っていた。
ビールが大量に入ってるのは驚きはしないけど、誰が食材を買って来てるんだろう。そしてこの家で、料理をするのは誰だろうと考えてしまう。
そもそもなんで林家3姉兄弟は、この家で暮らしているんだろう。実家から出て、なんで姉兄弟だけで暮らしているんだろう。
疑問はいくつも出てくる。
でもそんなことは聞けない。
それは聞いちゃいけないような気がした。
「はい」
冷蔵庫を覗き込み他を色々見た結果、理菜は和風パスタを作った。
理菜が好きなもの。
理菜は良樹が好きなものを知らなかったからだった。
「お前、これ好きだよな」
みんなでご飯を食べに行くと、これを必ずっていい程頼んでしまう。それをちゃんと見て覚えていてくれてた。
「うん」
テーブルに並べられたふたり分の料理。
それがなんだか嬉しい。
「美味そうだな」
そう言いながら良樹がそれを口に運ぶ。
こんな日を夢見てたのかもしれない。
「うん。美味い!」
そう言った良樹に、嬉しくて理菜は笑った。
「身体、平気か?」
ご飯を一緒に食べてる時に、良樹が理菜を見て言った。
「え」
「いや……」
ヨシキはそう口篭った。
言いにくそうな感じで。
「なに」
「だから、身体。辛くねーか?」
それを言われて、良樹は理菜の身体のことを心配してくれたんだって思った。
それときっと、理菜自身のこと。
理菜が恐怖に襲われていないかってこと。
「ありがと。大丈夫」
笑顔を向けると、ちょっと安心したように微笑み返してくれる。
「ちょっと痛いけど……」
「あ……悪ぃ……」
申し訳なさそうにしている良樹。
その良樹が可愛く見えて、思わず笑ってしまった。
「なんだよ」
不貞腐れた良樹が、余計に可愛くて仕方なかった。
「なんでもない」
そう言ってはまた笑った。
◆◆◆◆◆
「やべぇ」
部屋に戻った良樹が、携帯を見てそう呟いた。
どうしたのかなって思った理菜は、その理由がすぐに分かった。
理菜の携帯に数十件の着信。
もちろん相手は兄、駿壱。
理菜は良樹の顔を見ると、マズイという顔をした良樹がこっちを見ていた。
「着信、あんだろ」
「うん」
理菜は良樹の顔を見たままだった。
でも良樹は窓に近付き、カーテンを開けた。
「来るな」
「え」
「シュンイチ。絶対、ここにいるって分かってる筈だ」
振り返った良樹は理菜に近付くと、理菜を自分の胸に抱き寄せた。
「全く、面倒臭ぇ兄貴だよな」
理菜を抱いたままそう言う良樹は、面白そうに笑う。
「お前も大変だよな」
「え」
「だってさ、相手が俺じゃなくてもきっとこうだろ」
良樹はそう言っては笑った。
「でも俺じゃなかったら、ここまでじゃねぇかもな」
理菜にキスをして笑う。
「さてと。怖い兄貴を出迎えるか」
なんて楽しそうに笑って、部屋を出て行く。
理菜はその良樹を見て、ちょっと不安になった。
さっきの話は喩え話だって分かってる。だけど『俺じゃなくても』なんてことを言って欲しくはないと思った。
不貞腐れた理菜は、窓から外を見ていた。
理菜が窓の外を見た時、ちょうど駿壱のバイクが家の駐車場へ滑り込んだところだった。
「ヨシキッ!こらっ!てめぇ、リナをどうしやがったっ!!」
バイクを降りるなり、そんな怒鳴り声が外から聞こえてくる。
窓から見えた駿壱の顔は、怖いってもんじゃなかった。
バタンッ!
そう扉の音が聞こえ、理菜は不安になりながら階段を降りて行く。
階段を降り切った時、駿壱がリビングに入って行くところだった。
その後姿を見て理菜は思わず駿壱のシャツを掴んでしまった。駿壱は一度振り返ったけど、理菜の手を外すと、真っ直ぐ良樹の元へと向かった。
そして良樹の頬に一発、ガツン!とパンチを食らわした。
「ヨシキさんッ!」
理菜がそう叫んだのを良樹は確認していたらしく、ニッと笑った。そして再び駿壱は、良樹に向かって拳をあげた。
「お兄ちゃんッ!」
理菜はその腕に掴まり離さなかった。
「やめてよ!お兄ちゃん!」
上目遣いで駿壱を見る。こうすると、駿壱は動きが止まる。理菜の上目遣いには弱いことを知っている。
駿壱は困った顔をして!こっちを見ていた。
「もう、やめてよ」
「リナ……」
理菜の名前を呼んだ後、駿壱は悲しそうな顔を向けてきた。駿壱の目線は、理菜に向けられてるというより、理菜の首筋に向けられていた。
「リナ……、お前……」
駿壱それ以上は何も言わなかった。
何を言いたかったのか、その時の理菜には分からなかった。
でも良樹を殴ることを、止めてくれた。
「リナ。ちょっと席外せ」
悲しい目をしたまま、そう言った。
「え」
「こいつと話がある」
「……あたしがいちゃダメなの?」
「ダメ」
不安になって駿壱を見上げると、ふっといつもの優しいお兄ちゃんの目をしていた。
「大丈夫。殴らねぇから」
そう言って理菜をリビングから追い出す。そんなことをされたら、リビングにはいられない。理菜は良樹の部屋へ向かった。
リビングでは何を話しているのか、不安だった。でも駿壱は、理菜には聞かれたくない話をしているんだろうと思った。
「リナ」
部屋に入って来た良樹。それと同時に聞こえたバイクの音。
「お兄ちゃんは?」
「帰った」
そう言って理菜の隣に座る。
理菜は良樹を見て、不安な目を向けていた。
「そんな顔しなくても平気だ」
理菜の頭を撫でて笑う。
「なんの話だったの?」
「あ──……、いや、これは言わねぇ方がいいかもな」
「え」
「兄貴としてお前を心配してただけのことだから平気だ」
それ以上、良樹は何も教えてはくれなかった。
隣に座ってる良樹が、理菜の首筋に触れた。
「なに?」
「シュンイチ、これを見たらしいな」
「え」
「鏡、見てみろ」
そう言われて、理菜はバッグからポーチを取り出して鏡を出した。
そして自分を鏡に映し出す。
首筋に赤い痣。
キスマーク──……。
さっき見た駿壱の悲しい顔は、これが原因だったらしい。そしてそれを見られたことに恥ずかしくなって、顔を真っ赤にさせた。
「悪かったな」
理菜の頭を撫でてくる。
その手は温かくて優しい。理菜はこの手が大好きだ。
第3章へ続く
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