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ハローおホモ達★ギルド入会編
★トイレの中とか定番じゃねぇか!★
しおりを挟む突然頭に響いてきたあの声に、俺は混乱して納得した。
あのトロフィーがゼロアだとすれば、辻褄が会う…んだけど……。愛された証? 俺、あのトロフィーに愛されたの?
『愛された=気に入られた、取ってもらって構わぬ。そこの基準は結構微妙なのだ』
あっ、そうなんだぁ~って、待て。いろいろ聞きたい事がある。
『何でも聞くがよい。答えられる範囲でなら答えてやろう』
トロフィー…もといゼロアがそう言ったので、俺はゼロアを質問攻めにした。その結果、分かった事がいくつかある。
まず、ゼロアは創造主だった。俺が暮らしていた地球と、こっちの世界の。……あんな感じのが創造主とか、大丈夫か他の神様。あ、ちなみに創造主って言うのは、神様のトップ。神様の神様みたいな超すごい存在。何億に近い神様の頂点。八百万の神々も、ゼロアの部下らしい。思わぬ接点に俺もびっくりだよ。
それで、ゼロアが言うには魔法の世界と科学の世界、どちらがより永く存在するか試していたらしい。今の所は魔法の世界がリード中。環境汚染もあんまりないからね。
ゼロアは順調順調♪と眺めていたらしいが、そこで突然現れた介入者。それと、介入者に殺された俺。実験の良い機会だと、科学の世界の俺を、魔法の世界に送り込んだらしい。くそう。最初から計画的だったのか。
ゼロアの言い分だから信じてはいないのだけど、俺を見ているうちに、もっと興味が湧いてきて、いつの間にか守りたいと思うようになったらしい。信じてないけど。
それで俺はあの称号を手に入れたって。元々、ゼロアは運命狂いで死んだ人間の前なんかに現れていい存在ではないそうだ。雑用をわざわざ部下の神様から奪ったと言っていた。知らんがな。
あ、で、天界について。天界は神様や天使達とお喋りしながら転生を待つ、緩やか~な場所らしい。そこに行くには、善良な人や、熱心な神様信仰者くらいじゃないといけない。転生後の才能も、多く貰えるんだとか。その他の人は死んでから転生するまでの道のりが長くなる。意識はないまま、転生ボックスみたいな所に魂を閉じ込めておくんだって。あんまりにも酷い極悪人は、魂の消滅を審議されるらしい。…怖い怖い。
『そなたは天界行きが約束された。天界で、転生するまでの数年は私の暇潰し相手にでもなってもらおう』
マジかよ。数年も話し相手になんなくちゃいけねぇのかよ。ちょっと面倒だなー…。
あ、聞き忘れた。あの、通知のオンオフについて。あれ何なの?
『うむ、通知だ。レベルが上がったり、スキルを獲たりすると私の声がそなたに知らせる。そなた限定のちょっとしたプレゼントだ』
ふーん…。便利だな。じゃあオンにしとくか。ありがとな。トロフィ…、じゃなかった、ゼロア。
『…!! うむ…。武運を祈るぞ。おぉ……さっそくだが、誰かが来たようだ』
ん? さっそく? 武運? …悪意のある奴でも来たのか…?
『…いや、悪意ではない。むしろ愛情だ…。厄介だな。かなり拗らせている…。頑張れよ』
えっ、はっ? 愛情を拗らせている? ルークさんがエロいお仕置きにでも来たのか?
ザッザッザッ
ブーツと地面が擦れる音が近付いてきた。ゼロアはいつの間にか、いなくなっている。
俺は洗面台の前で身構えた。『ファイアフィスト』を発動させる準備をする。もしルークさんなら勝てる気はしない。まぁ…ルークさんだったらそもそも攻撃なんてしないけども…。
「……ここにいたんだな。コージくん」
「……! ジャックさん…?」
警戒体勢を崩した俺は、正直言って混乱した。ゼロアが言うにはかなり拗らせている…らしいんだけど……ジャックさんが?
ジャックさんはまともな部類だった筈だ。さっきも話し合いには参加せず、隅っこの方で丸まって部下に慰められていた。ルークさんリイサスさんに無断でギルドに来た時も、庇ってくれたのに…。
「…………」
「…………」
「……あの? ジャックさん?」
すごく、嫌な予感がした。
「…………………………俺も不運だよな」
「へ?」
いきなり何の話だ。
「…運命だと思った子が、ギルドマスターと、頭脳派イケメン、天才料理人に好かれてるんだぜ? 不運以外の何物でもねぇわ。俺みたいな何の才能もないおっさんが勝てる訳ねーんだよな。……こんな事になるくらいなら、ガキの頃から頑張ってS級冒険者とか目指せば良かった…」
淡々と喋るジャックさん。口元はへらりと笑っているが、目に光はない。……恐い。
ジャックさんがジリジリと詰め寄ってくる。後退りするけど、壁に当たってしまった。
「…まぁ、ガキの頃を後悔しても遅いし…、強行手段に出る事にしたんだ。コージくんを手に入れる為に」
「きょ…こ…しゅだん…?」
上手く声が出せなかった。心音が速く、強くなっていくのが分かる。
悪意や殺意ではない。歪んではいるけれども、ちゃんとした愛情。そこに敵意はない。だからジズの守護は頼れないし、ジャックさんに攻撃魔法を使う事は出来ない。それに…ジャックさんはB級冒険者。戦い方も知らない俺が勝てる筈ないだろう。
「…俺の事、鑑定しただろ?」
ニヤリと笑ったジャックさんにこくりと頷く。
「スキル、神聖魔法とオートガードしか無かったよな?」
またこくこくと頷いた。…何故そんな事聞くのだろうか。実はもう1つスキルあるんですー! ていうパティーンか?
「実はな? 俺、もう1つスキルあるんだよ」
…ジャックさんは期待を裏切らない。良い意味でも、悪い意味でも。いきなりヤンデレに豹変してもそこは変わりませんな。
「『惑わしの眼』。簡単に言えば洗脳のスキルだ。君が俺を鑑定したタイミングで洗脳したんだ。俺のスキルが2つだと思うように。洗脳スキルなんて、バレたら厄介だろ? ………はは、そんな怯えなくても大丈夫だぜ。俺に身を任せて、ただ気持ち良くなっていれば良いんだから……」
ジャックさんはそう言って、俺にキスをしてきた。とろけるような、熱い熱いキス。
ちゅ、ちゅ、ちゅうう
「んん……ん、ふぁ、」
鼻息だけでは苦しくなり、思わず口を開いた瞬間、舌を入れられた。リイサスさんと同等の上手さで、すぐに力が入らなくなり、寄り掛かってしまう。
「はぁっ…感じてんのか…? 可愛い…、…愛してるぜ……」
「あっ…ん……はぁっ」
目の前には、欲情したワイルドなおっさんの顔。
…色気が過ぎる。生前の女友達たちなら、ありがとうございますっ! とか言って鼻血を出しながら倒れただろう。
……カッコいいなぁ………。このまま…、流されてセ○クスしちゃっても……っは!? いけないいけない! いくら低いとは言え、妊娠の可能性があるんだから!
「…やっぱり、ただの鑑定持ちじゃないか。俺の洗脳に耐えた奴なんて初めてだ。他の奴等は疑問も持たずに流されて行ったのに…、コージくんはすごいなぁ。ますます欲しくなっちまった」
楽しそうに、嬉しそうに笑うジャックさん。俺は抱き上げられ、個室に押し込められた。
個室は、怪我した人等が使うちょっと広めのトイレで、洋式の水洗便所になっている。俺をトイレの便座の上に優しく置いたジャックさんは、自分のベルトを取って、ズボンを少し下ろしてから、ギンギンに反り勃ったソレを取り出した。
…レイプされかけているのに優しく置かれてちょっとときめいてしまった……。ぐぬぬ…! これがスパダリというヤツか…!
…とかそんな事思っていると、ジャックさんが完勃ちしたそれを股間に押し付けてきた。
「ふぁッ!?」
服の上からでも熱が伝わって来て、すごい声を出してしまった。足を閉じようとするも、ジャックさんに両足首を掴まれてガバッと開かれ、閉じる事が出来ない。
「ほら…、コージくんのソレも見せてくれよ?」
もう…マジでケダモノ! ちょ、や、ズボンはっ! ズボンはだめッ! …あ、あ、あぁ~! パンツまで奪われた…!
そしてジャックさんの目前に晒されたマイジュニア。ジャックさんからのキスと押し付けのダブルアタックでおっき↑してしまっている。
この愚息め…!
「あぁ…! 可愛い…! 食べたくなる可愛さだ…!」
馬鹿にされてるんだよな? 殴っていいよな? って、ちょおおおおおお!? 舐めるの!? 舐めるつもりなの!? やっ…、やめ…! ………あんッ!
「やぁっ! な、何でこんな事…!?」
頭の中では冷静に考えてても、声に出すとかなり動揺しているのが伝わってしまう。不覚だ。
「…さっき、俺の洗脳に抵抗しただろ? だから快楽で頭が働かない状態にしてやろうと思って。そうなれば抵抗も出来ない。完全に抵抗出来なくなったら、俺を運命の恋人だって思うように洗脳する。だから諦めて犯されてくれ。な?」
…この人、本当に人間? 悪魔じゃなくて?
「……やです…」
大きい声は出ないから、小さな声+首ふるふるでこの行為を拒否する。
しかし、ジャックさんにとっては、それが『萌え』だったらしい。
「~~~~!! ああクソ! ほんっっと可愛いなお前!! もう我慢出来ねェ。意識無くなるまで犯し尽くしてやる…!」
うーん、変態の思考はよく分からん…。でもこのままじゃ本当に犯される……。今も何かのローションを俺の尻に垂らしてくちゅくちゅやってるし…あんっ…んんっ…、ふぅ、どうしたものか…。
「……なぁ………気持ち良いか?」
「あ、はい。気持ち良いです…んっ」
って、何素直に答えてんだよ俺! 確かに気持ち良いけど! 気持ち良いけども!! ジャックさんもそんな嬉しそうにニコニコ顔するんじゃありませんっ!
「……処女を奪われたのは痛手だが、コージくんが性交に嫌悪感を持ってなくて良かった。暴れられたら気絶させなきゃいけないからな」
…嫌悪感…は…まぁ……、ルークさんに犯された時点でないも同然か。特に気持ち悪いとかもなかったし。
「…コージくん、今まで何人と何回ヤった? その分、全部上書きするから教えてくれ」
「え、んっ、ひ、1回だけっ……ルー、クさんと…」
ジャックさんがは? みたい顔をした。
「……そんな訳ないだろ。コージくんの可愛さで1回だけだなんて……、記憶喪失だったとしてもヤった事あるかないかくらいは分かるだろ?」
あ、そっか。俺、記憶喪失だった。…どうしよう。ジャックさんに本当の事を言うべきか言わぬべきか。うーん……何か隠してるって思われたら、それこそ洗脳は免れないかも…。……レイプして洗脳しようと思うくらい好きでいてくれるのなら……言ってもいいかな?
「ほんとです…! あ、ぁ、じじょうがあっ…て! あとでッ、せつめ、するからぁ…イかせてぇ…ッ!」
そう、俺は考えてる間も言ってる間もずっとくちゅくちゅと尻穴を指でかき混ぜられていた。愚かなマイジュニアをぎゅっと握られて。
……認めたくはないけど、ルークさんとの過ちの夜で俺の身体は見事に作り替えられた。着替える時に乳首真っ赤に腫れてて…いやー、あれにはビビった。
何が言いたいのかというと…、俺は尻の快感を覚えさせられたのだ。無理矢理。『前だけじゃイけない!』って程でもないが、オ○ニー中にディルドがあれば突っ込みたくなるくらいにはハマってしまっている。
……変態でもビッチでも、好きに呼ぶといいさ…。俺は欲望に忠実な男なんだから……。……ぐすっ。
「…事情、ねぇ……? …まぁいいぜ。俺もSな趣味はねェからな。俺の肉棒、しっかりくわえてくれよッ!」
ジャックさんが、どこのエロ漫画だ、とツッコミを入れたくなるようなセリフを吐いた後、俺の尻穴に奴のジュニアの先端をぐぐぐ…と押し込めてきた。
ローションのせいでぐっちょぐちょな俺の穴は、簡単にジャックさんのビックサンを呑み込んでしまう。
ああっ…さよなら…俺のセカンドバージン…! 俺の中のウォー○ローゼ!
………残りは俺の最後の砦…、○ォールシーナだけだ! ここが突破されれば、俺は……正真正銘のビッチになってしまう!! 合意ならばこちらから侵入を許すものの、マリアとローゼは邪悪なる巨根に蹂躙されてしまった…。だがシーナだけは! せめて純愛を持つ巨根に…!
「考え事なんて、ずいぶんと余裕だなぁっ!」
パァン
「ひゃあッ!」
不意打ちで奥まで挿れられ、ジャックさんのビックサンが前立腺をかすめて変な声が出てしまった。
うぅ…クソ! 超気持ち良い…!! あぁでももどかしい! 思いっきり腰振ってイイところ突かれたい! 便座の上でなんてするからだ! 柔らかいベッドでしたい! ヤってもいいから連れてけよ!
********************
はぁい(* ̄∇ ̄)ノ
メルです。
長くなってごめんなさい。次回もR18です。
応援ありがとうございます!
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