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ハローおホモ達★ギルド入会編
★緊急ミッション・絶対にバレてはいけない★
「ぃぐぅ…ッ!」
死ぬかと思う程激しいピストン。しかもただ力任せなだけじゃなく、ちゃんとイイトコを突いているので、もうたまんない。気持ちいい。
あ、どうも。コージです。今、仮眠室でジャックさんと騎乗位でヤってます。
……一応言っとくけど、ビッチじゃないからな? コレ、無理矢理だからな? 腰掴まれて叩き付けられてるだけの不合意騎乗位だからな?
……まぁトイレでヤるよりかは気持ちいいけどさ……。
「こー…っじくんッ! あぁッ! すげぇ! こんな名器は初めてだッ!」
じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷっ
自分が名器とか知りたくなかった。
まぁでも…色男が自分の下ですっげぇ嬉しそうな顔してたら気分は良いよな。必死に俺の腰捕まえてるのを見ると…こう、父性? が出てくる。逃げないから安心しろ~って抱き締めたくなる。
……いや本当にホモじゃないからな? あくまで俺のお兄ちゃん的なアレだからな?
「あっ、あっ、あっ、うぁッ! んッ、ひぃ、あぁぁッ!」
どうしちまったんだい? 俺の声帯さんよぉ。そんなおんにゃのこみたいな声を出して、とうとうイカれたのか?
自分がまだふざける余裕がある事に安心しながら、俺は自分でも腰を動かし始めた。ジャックさんが息を飲んだのが分かる。
俺はホモではない。ホモではないが……気持ちいい事はとことん楽しまなきゃ損だろ?
じゅぷんっじゅぷんっじゅぷんっじゅぷんっ
「ぁッ! ん…、あ、ん、ひぁッッ!」
「ふ、ぐぅ…! くぅッ! イく…! 中に出すぞッ!」
「ま…!? やぁぁッ! あンッ、ひぅッ、なかぁ、だめぇッ! やめてぇッ!」
ヤバイよヤバイよゴムしてないの忘れてた…。ウソ、イクの? 中に? ヤバイ。ちょ、待ってーー!
「あ…ッ! イく…!」
ドピュルルルル
「え、ぁ、わぁんッ! ひッ、だめっていったのにぃ…」
おっふぅ…!
この中に出される感覚、やっぱムズムズするなぁ…。
感覚的には多分大丈夫だと思うけど……流石にこれが何回も続いたら無事じゃ済まないよなぁ。いつか孕まされるよなぁ……。
どこか他人事みたいに思いながら、俺は中に出される熱を感じていた。
「はぁっ…、コージく……」
ちう…ちぅちぅ……
「ひ、ん……んん…ふぁ…」
ガバリと起き上がり赤ちゃんのように俺にキスをするジャックさん。
赤い顔で必死に俺の唇を貪る姿は色っぽいのにちょっと可愛い。
…天は二物を与えるもんだなぁ……。なぁ聞いてるかゼロアさんよぉ。
俺は聞いてるか聞いてないのか分からない創造主様に嫌味を飛ばしながらジャックさんのちゅっちゅ攻撃を受け入れ続ける。
……でも、本当は呑気にキスしている場合じゃない。そろそろルークさんがトイレに俺がいない事に気付く筈だ。
心配していい加減キスを拒もうと思ったその時…。
『コージくん!! どこにいるんだぁぁ!!』
ギルドに響き渡るルークさんの大声。
…………遅かったか…。
生まれたての小鹿になってしまいそうな大声は、ジャックさんの甘ーく霧がかった脳みそを一気に目覚めさせ、ジャックさんの顔を青くした。
ワーナーさんに続いてジャックさんまでクビの危機とかヤバイ。それどころか見つかればジャックさん一瞬で殺されそう…。また俺が一肌脱ぐしかないのか…。
俺は瞬間的に決意し、ない脳をフル回転させた。
「ジャックさん聞け。これがバレればあんたは殺され俺は監禁されるだろう。だから、俺があんたに相談を持ちかけていた事にする」
ジャックさんは慌ててズボンを穿きながら頷いた。
敬語がログアウトしている事については触れないでくれるようだ。助かる。
「そ、相談の内容ってのは!?」
「いいか。俺は異世界から来た異世界人だ。俺が元いた世界では魔法はなく、男女比は同じくらい。異性愛者が大多数で、逆に同性愛者は差別される事もあるくらい少ないから、俺は同性愛に馴れてないんだ。それなのに同性の男共に求婚されてひっじょうに混乱している。と、言うことにする。俺が異世界人と言うことはルークさんリイサスさんしか知らない。だから秘密の重みに耐えきれなくなってジャックさんに話した。ジャックさんは俺を元気付ける為に抱き締めてくれた。……この言い訳なら匂いが移ってても何とかなるかもしれない」
慌てすぎて、かなり早口になってしまったが、ジャックさんは驚いたり頷いたりしながらも最後まで口を挟む事なく聞いてくれた。
……しっかし、結構良い言い訳だと思わねぇ?俺、実は天才? …違う? 思い上がるなって? ……はいはいどーせ俺は凡人ですよ…。
ドベキッ
「コージくんっ!!」
ドアがご臨終。
そして入って来たのはルークさん。
俺を見て安心したような顔をした後、ジャックさんを見て『あ"?』という顔をした。
いやぁ…相変わらずの迫力だ。出会う前の俺なら間違いなくチビってる。
「何故ジャックがいる? 何故コージくんからジャックの匂いがする? 何をしていたのだ?」
「ルークさん…。あの、じ、実は…話しちゃったんです……。俺の正体…。それで…抱き締めて貰ってて…」
発揮されよ俺の演技力!! 目を泳がせるな! 嘘だと悟られるな!! これは俺の人生においてかなぁぁり重要なミッションだ! 失敗しました、じゃ済まされないぞ!!
じぃっと見極めるように、俺を凝視するルークさん。ルークさんの後ろから入ってきたリイサスさんは、ひたすらジャックさんを睨んでいる。
「……ジャック、それは本当か?」
「…はい。同性愛に馴れてなくて不安そうだったので、慰めていました」
おおっ、さっきとは違って堂々とした姿! すげぇ! ヘタレを装ってただけあるな!
「…………分かった。最愛のコージくんと、信頼するジャックを信じよう。リイサス、君はどうだね」
「ルークが信じるなら俺も信じるよ。コージくんを疑いたくはないしね…」
うぐっ…。ざ、罪悪感が…。ごめんよルークさん、リイサスさん…。俺まだ世界を見ていたいんだ……。
「ただ…心配するのでどこかに行く時は必ず声を掛けたまえ」
「はい、ご心配をお掛けしてごめんなさい」
ぺこっと頭を下げると、場の空気が和らいだ気がした。
…何はともあれ、誤魔化せた。中に残った精液の違和感がすごいけど、良心が痛むけど、よかったよかった!
いやー…もう流されて犯されたりはしないぞ! その後の誤魔化しに寿命縮むからな!
*******************
コージくんがルークさんに連れられて広間に戻った後、俺…ジャック・ケイザーは仮眠室にリイサスさんと取り残された。
「………良かったな。コージくんが庇ってくれて。じゃなきゃ今頃肉塊だ」
冷気が部屋を包む。
俺はごくりと唾を飲み込んだ。
「俺とルークが、充満した性の匂いに気が付かないと思ったか? 残念ながらそこまで鈍感じゃないぜ」
覚悟はしていた。死ぬのは嫌だが、追放くらいはされるだろうなぁ、と思っていた。
それなのにコージくんは必死に誤魔化そうとしてくれて、嬉しかった。監禁されたくないってのもあったんだろうけど、俺の事も考えてくれていたのはワーナーの一件で分かってた。
そんなコージくんが愛しくて愛しくて、異世界人とかもうどうでも良かった。
…だから。
「バレてるのは重々承知している。でも、1度交わったからこそ、もうあの子を諦められそうにはない。いくらライバルがルークさんやリイサスさんやワーナーでも、あの子を手に入れるのは俺だ」
正面からの宣戦布告。リイサスさんは額に青筋を立て、荒々しく呟いた。
「…お前を生かしたのはコージくんがそれを望んだからだ。お前がいなくなればコージくんが悲しむ。今回は俺とルークが目を瞑れば何も問題は起きない。……勘違いするなよ。表立ってあの子にアプローチすればすぐに消す。いいな?」
……リイサスさんもルークさんも、コージくんの事を心の底から想ってるんだなってのが分かって嫌だった。
だけど俺は絶対に諦めない。俺のろくでもない人生で見つけた最後の光だからだ。
はぁい(* ̄∇ ̄)ノ
メルです。
……更新が遅れてしまい大変申し訳ございませんでした…。
お詫び(?)としてしばらくは連日更新していこうと思います…。
本当にすみませんでした……。
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