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ツンデレガチ勢★聖騎士団編
こんにちは王都!
カイルが起きた時には既に王都の外壁が遠くに見え始めていて、俺はお仕置きとしてカイルに頬っぺたをみょーんってされた。
途中で挟んだ2回目の休憩時、俺は第1部隊の聖騎士以外に『あの団長を気絶させた強者』として名が知られる事になった。
スティーブさんが言い触らしたからだ。……やっぱり意地悪。
「コージ。王都に来た事は?」
「ない」
「……チッ、田舎者が…。王都は◎のような形になっている。王都には外の魔物から街を守る第1の壁と庶民と王族貴族の住居を分ける第2の壁が立っていて、今見えているのは第1の壁だ。庶民はコネでも無い限り、第2の壁より内側には入る事は出来ない。城下町で売っているものは物価こそ高いが質が非常に良いので、よく盗人が入ろうとする。聖騎士団の本部…大聖堂があるのは城下町だから通常の町よりは安全だと思うが、油断はするな。その容姿じゃいつ襲われるか分からんからな」
すげぇ! リアル『襲撃の小人』だ! 俺達が小人なら、壁の外から攻めて来るのは巨人か!! …でもアレ結構グロかったから巨人は来ないで欲しい。俺調査騎士団じゃないから立体機動装備も扱えないし。この世界に立体機動装備はあるのかは分からないけども。
……カイルの説明だって、最初の言葉さえ無ければ心の底から感謝したのに。
「へーあーそうですかーどうもー」
「おい何だそのわざとらしい棒読みは」
「わざとですが何か?」
「生意気な…」
みょーーん
「ふがーー!」
こいつ! また頬っぺたをみょーんってしやがった! 地味に痛いんだから止めろよー!
「団長のこんな嬉しそうな顔初めて見た…」
「好きな人とじゃれあえて嬉しいんだろうよ。今までは恐がられて触りすら出来なかったからなぁ」
ミゲルさんもスティーブさんも、呑気に実況してないで助けて! 俺の頬っぺたが伸びちゃう前に!
「………………付けておくか」
みょーんに抵抗していると、カイルがいきなり俺の首筋に顔を埋めてきて、戸惑いで抵抗を止めた。
そして、唇のような柔らかいものが触れたと思えば…。
チクッ
「ぅあっ!?」
小さく走った痛み。
一瞬噛まれたかと思ったが、それにしてはもう痛くない。
カイルが顔を上げたので問い詰めると、印を付けたと言った。
……首筋に、印…。印…。マーク……。……はっ! キスマークか!!
「お前なんて事してくれてんの!? これルー…ギルマス達に見られたら間違い無く監禁されんの! 鎖付けられちゃうの!! ただでさえ俺を探し回って色んな関係者がいるかも知れないのに…!」
「その時は…せ、責任を取って俺が……」
最後まで言えよこのチキン! チキンは美味しいんだぞ!? 黒くてもウマいんだぞ! 烏骨鶏ナメんな! …関係無いか。
「でもよコージ。それ、良い虫除けになると思うぜ? 団長の傍を離れなきゃ尚更だ。手ェ出せる奴なんかそれこそ王族くらいしか…」
「え、そうなの? カイルって偉い人だったの? ……うっそだぁ~」
「オイ…」
あ、またみょーんされる! 逃げなきゃ!
そう思ってささっとミゲルさんの後ろに隠れると、カイルが両手をわきわきしながら俺が出てくるのを待っている。
変態臭いぞ!
「まず、組織に拘わらず○○団長ってだけで非力な一般人は手を出せねェだろ?」
「…確かに」
「それに、うちの団長は見た目だけは良いしなぁ。勝率0って考えるのが普通だ。んで、聖騎士団が属している教会は、国境を超える。たまたまこの国に本部があるだけで、その存在は余程の大国か連合国でも無い限り恐怖の対象だ」
そう言えばガレが、『教会の発言力は小国くらいなら潰せる程』って言ってた…。
なるほどなるほど。そりゃあ国としても波風は立てたくねぇな!
「だから王族は強行出来たとしても、貴族は出来ない。………な? 王族くらいしか無理だろ?」
「そうだな! 凄いのはカイルじゃなくて教会だったんだな!」
「そう言う事だ! この話の真意が理解出来るなんて、頭良いなコージ!」
「お、お前らぁぁぁぁ…!!」
おやどうしたんですかカイルさん。そんなムスッと拗ねた顔して。そろそろ王都に到着するというのに。
「………街に入ると、総員馬車や荷台から降りて馬に乗り移動する。その時コージは俺の馬に一緒に乗るからな。ああ、フードは被って貰うぞ。ギルドの者に見付かれば色々と面倒だからな」
「おう。……ん? 何で全員が馬に乗るんだ? 面倒じゃね?」
「300もの聖騎士が大通りを馬に乗って進むんだ。それだけで犯罪の抑止になるだろう」
「あ、そうか。ちゃんと考えてるんだなー」
そんなこんなで馬車がききーっと止まった。
目の前にそびえ立つ大きな壁。ぱっと見50メートルはある。
俺達は一般人が入る所とは別の、大通りに直結した門から入るらしい。
カイルに腕を引かれて荷台から降りると、白馬がたくさん用意されていて団員が次々と乗っていた。
「は、白馬…!」
「教会のイメージカラーが白だからな」
ミゲルさんは諜報部隊で顔が知られる訳にはいかないと1度お別れ。
カイルが乗る馬はすっごいでかくて、俺の身長を軽々と超している。
「で、でっけぇーーーー!! すごい!! でかい!! ヤバい!! 迫力ある!! かっけぇ!! 語彙力!!」
「ジュラムだ。プライドが高く、滅多に懐かない。悪人は足蹴にして木っ端微塵だ」
「恐い!! 頼むから蹴んなよジュラム!!」
恐る恐る近付くと、ジュラムは俺に興味を示したらしく、俺の周りをウロウロし始めた。
俺はカチンコチン。これ『絶対防御』張った方が良いかな? 良いよな?
「ブルルッ…」
スリスリ
お…? 木っ端微塵エンド回避した…? 懐いてくれたのか?
なで…
「ヒヒィン//」
お! 懐いてくれたっぽい! こんなに大きな馬が撫でて欲しくて頭を差し出すなんて、可愛いなぁ~! 飼い主に似なくて良かったなぁ~。
「………おい! さっさと乗れ!」
むっ! なんだよカイル! そんなに急かさなくったって良いだろ!
「自分の馬に嫉妬してんだよ」
隣で乗馬の補助をしてくれるスティーブさんが、こそっと耳打ちで教えてくれた。
心狭いぞ国境を超える組織に属する騎士団の団長!
そう思いながら、俺はスティーブさんに手伝って貰ってジュラムの背中に乗った。
…いつもなら見上げるしかない奴らを見下げるのって……超気持ち良い~!! スティーブさんとカイルのつむじが見える~!! 押したら怒るかな?
「では行くぞ!」
俺がカイルのつむじを押そうか押すまいか考えている間に、カイルは俺の後ろに乗って俺に白いフード付マントを被せてきた。俺がフードを目深く被った事を確認すると、大門の目の前までジュラムを移動させる。
…って、え…? 先頭…?
「か、カイル? 一番前なの…?」
「団長だからな。心配しなくとも、何があろうとコージだけは死守せよと第一部隊には伝えている」
「あ…そうですか。はい」
…俺目立つの嫌いなんだよなぁ…。生前も、授業中とかいきなり指されると緊張で間違える事が多かったし…。だから『今日は19日だから2番の阿山!』とか意味の分からない変化球使ってくる数学教師は本当に滅びろ。
…出来るだけ身を屈めてやり過ごそう……。
「開門!!」
誰かが大声で言った途端、大きな門がゴゴゴゴ…と音を立てて開いて行く。
街…。王都か…。リイサスさんの家は森の中にあったし、ギルドも周囲に建物は無かったから、初めてだなぁ。どんな所なんだろう。やっぱり、ラノベとかでよく見るTHE・異世界って感じなのかな。ビールじゃなくてエールが売ってたら俺のテンションはエグイ事になる。
あ、貴族のお屋敷ってどんなのなんだろ! 王城は見れるかな…!
俺は期待しながら門をくぐった。
途中で挟んだ2回目の休憩時、俺は第1部隊の聖騎士以外に『あの団長を気絶させた強者』として名が知られる事になった。
スティーブさんが言い触らしたからだ。……やっぱり意地悪。
「コージ。王都に来た事は?」
「ない」
「……チッ、田舎者が…。王都は◎のような形になっている。王都には外の魔物から街を守る第1の壁と庶民と王族貴族の住居を分ける第2の壁が立っていて、今見えているのは第1の壁だ。庶民はコネでも無い限り、第2の壁より内側には入る事は出来ない。城下町で売っているものは物価こそ高いが質が非常に良いので、よく盗人が入ろうとする。聖騎士団の本部…大聖堂があるのは城下町だから通常の町よりは安全だと思うが、油断はするな。その容姿じゃいつ襲われるか分からんからな」
すげぇ! リアル『襲撃の小人』だ! 俺達が小人なら、壁の外から攻めて来るのは巨人か!! …でもアレ結構グロかったから巨人は来ないで欲しい。俺調査騎士団じゃないから立体機動装備も扱えないし。この世界に立体機動装備はあるのかは分からないけども。
……カイルの説明だって、最初の言葉さえ無ければ心の底から感謝したのに。
「へーあーそうですかーどうもー」
「おい何だそのわざとらしい棒読みは」
「わざとですが何か?」
「生意気な…」
みょーーん
「ふがーー!」
こいつ! また頬っぺたをみょーんってしやがった! 地味に痛いんだから止めろよー!
「団長のこんな嬉しそうな顔初めて見た…」
「好きな人とじゃれあえて嬉しいんだろうよ。今までは恐がられて触りすら出来なかったからなぁ」
ミゲルさんもスティーブさんも、呑気に実況してないで助けて! 俺の頬っぺたが伸びちゃう前に!
「………………付けておくか」
みょーんに抵抗していると、カイルがいきなり俺の首筋に顔を埋めてきて、戸惑いで抵抗を止めた。
そして、唇のような柔らかいものが触れたと思えば…。
チクッ
「ぅあっ!?」
小さく走った痛み。
一瞬噛まれたかと思ったが、それにしてはもう痛くない。
カイルが顔を上げたので問い詰めると、印を付けたと言った。
……首筋に、印…。印…。マーク……。……はっ! キスマークか!!
「お前なんて事してくれてんの!? これルー…ギルマス達に見られたら間違い無く監禁されんの! 鎖付けられちゃうの!! ただでさえ俺を探し回って色んな関係者がいるかも知れないのに…!」
「その時は…せ、責任を取って俺が……」
最後まで言えよこのチキン! チキンは美味しいんだぞ!? 黒くてもウマいんだぞ! 烏骨鶏ナメんな! …関係無いか。
「でもよコージ。それ、良い虫除けになると思うぜ? 団長の傍を離れなきゃ尚更だ。手ェ出せる奴なんかそれこそ王族くらいしか…」
「え、そうなの? カイルって偉い人だったの? ……うっそだぁ~」
「オイ…」
あ、またみょーんされる! 逃げなきゃ!
そう思ってささっとミゲルさんの後ろに隠れると、カイルが両手をわきわきしながら俺が出てくるのを待っている。
変態臭いぞ!
「まず、組織に拘わらず○○団長ってだけで非力な一般人は手を出せねェだろ?」
「…確かに」
「それに、うちの団長は見た目だけは良いしなぁ。勝率0って考えるのが普通だ。んで、聖騎士団が属している教会は、国境を超える。たまたまこの国に本部があるだけで、その存在は余程の大国か連合国でも無い限り恐怖の対象だ」
そう言えばガレが、『教会の発言力は小国くらいなら潰せる程』って言ってた…。
なるほどなるほど。そりゃあ国としても波風は立てたくねぇな!
「だから王族は強行出来たとしても、貴族は出来ない。………な? 王族くらいしか無理だろ?」
「そうだな! 凄いのはカイルじゃなくて教会だったんだな!」
「そう言う事だ! この話の真意が理解出来るなんて、頭良いなコージ!」
「お、お前らぁぁぁぁ…!!」
おやどうしたんですかカイルさん。そんなムスッと拗ねた顔して。そろそろ王都に到着するというのに。
「………街に入ると、総員馬車や荷台から降りて馬に乗り移動する。その時コージは俺の馬に一緒に乗るからな。ああ、フードは被って貰うぞ。ギルドの者に見付かれば色々と面倒だからな」
「おう。……ん? 何で全員が馬に乗るんだ? 面倒じゃね?」
「300もの聖騎士が大通りを馬に乗って進むんだ。それだけで犯罪の抑止になるだろう」
「あ、そうか。ちゃんと考えてるんだなー」
そんなこんなで馬車がききーっと止まった。
目の前にそびえ立つ大きな壁。ぱっと見50メートルはある。
俺達は一般人が入る所とは別の、大通りに直結した門から入るらしい。
カイルに腕を引かれて荷台から降りると、白馬がたくさん用意されていて団員が次々と乗っていた。
「は、白馬…!」
「教会のイメージカラーが白だからな」
ミゲルさんは諜報部隊で顔が知られる訳にはいかないと1度お別れ。
カイルが乗る馬はすっごいでかくて、俺の身長を軽々と超している。
「で、でっけぇーーーー!! すごい!! でかい!! ヤバい!! 迫力ある!! かっけぇ!! 語彙力!!」
「ジュラムだ。プライドが高く、滅多に懐かない。悪人は足蹴にして木っ端微塵だ」
「恐い!! 頼むから蹴んなよジュラム!!」
恐る恐る近付くと、ジュラムは俺に興味を示したらしく、俺の周りをウロウロし始めた。
俺はカチンコチン。これ『絶対防御』張った方が良いかな? 良いよな?
「ブルルッ…」
スリスリ
お…? 木っ端微塵エンド回避した…? 懐いてくれたのか?
なで…
「ヒヒィン//」
お! 懐いてくれたっぽい! こんなに大きな馬が撫でて欲しくて頭を差し出すなんて、可愛いなぁ~! 飼い主に似なくて良かったなぁ~。
「………おい! さっさと乗れ!」
むっ! なんだよカイル! そんなに急かさなくったって良いだろ!
「自分の馬に嫉妬してんだよ」
隣で乗馬の補助をしてくれるスティーブさんが、こそっと耳打ちで教えてくれた。
心狭いぞ国境を超える組織に属する騎士団の団長!
そう思いながら、俺はスティーブさんに手伝って貰ってジュラムの背中に乗った。
…いつもなら見上げるしかない奴らを見下げるのって……超気持ち良い~!! スティーブさんとカイルのつむじが見える~!! 押したら怒るかな?
「では行くぞ!」
俺がカイルのつむじを押そうか押すまいか考えている間に、カイルは俺の後ろに乗って俺に白いフード付マントを被せてきた。俺がフードを目深く被った事を確認すると、大門の目の前までジュラムを移動させる。
…って、え…? 先頭…?
「か、カイル? 一番前なの…?」
「団長だからな。心配しなくとも、何があろうとコージだけは死守せよと第一部隊には伝えている」
「あ…そうですか。はい」
…俺目立つの嫌いなんだよなぁ…。生前も、授業中とかいきなり指されると緊張で間違える事が多かったし…。だから『今日は19日だから2番の阿山!』とか意味の分からない変化球使ってくる数学教師は本当に滅びろ。
…出来るだけ身を屈めてやり過ごそう……。
「開門!!」
誰かが大声で言った途端、大きな門がゴゴゴゴ…と音を立てて開いて行く。
街…。王都か…。リイサスさんの家は森の中にあったし、ギルドも周囲に建物は無かったから、初めてだなぁ。どんな所なんだろう。やっぱり、ラノベとかでよく見るTHE・異世界って感じなのかな。ビールじゃなくてエールが売ってたら俺のテンションはエグイ事になる。
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