あたたかな鳥籠を君に、優しい口づけをあなたに

サイ

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第1章

22.ヒリス来訪

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 ヘルマンがユリアの泊まる部屋に戻ってきた時、ユリアはまた横になっていた。そっと近づいて窺う。
 ヘルマンが来たので目は開けたが、食事はできていなかった。
「食欲がないか?」
「そうですね…あまりほしいとは」
「食べられそうなら、食べた方がいい」
 ユリアはもぞもぞと起き上がった。
 ベッドから足を下ろし、トレイの上の水を取った。
「触れるぞ」
 ヘルマンが告げて、ユリアの髪を取った。器用に編んで緩く後ろでまとめる。
「あ、ありがとうございます」
「明日から、施設の帰りにルイスは毎日寄ることにした。――大丈夫か」
「はい。本当にありがとうございます。顔を見て安心しました」
「そうか」
 コト、とグラスを置く。そのままスープに手を伸ばす。あまり欲しくはないが、食べておかないと回復しない。
「気分はどうだ?」
「今朝よりいいです」
「吐き気は」
 というのも、ユリアがたびたび吐いているからだ。薬を飲んでも効果はないし、体に異常はないと医師は言っている。となると、やはり以前から抱えている心の問題だろう。
 無理もない。ユリアが受けた暴力は、子供の悪ふざけというにはあまりにも行き過ぎていた。少しずつ積み上げてきたものをまた振り出しに戻すには十分なものだった。
 幸いヘルマンが触れるのには問題ないようだった。加えて、ヘルマンがいるときには比較的落ち着いて過ごせている。それでも、人の足音や物音に敏感には反応している。
「今はないです。――この香りをかいでいると、平気な気がします。ご主人様がいてくれる時みたいに」
 ヘルマンが置いて行ってくれた保湿剤を開ける。その花の香りが落ち着くようで、一人の時はベッドに潜ってこの香りをかぎながらやり過ごしているようだった。それを思うとヘルマンもなかなか側を離れ難かった。
「作り手に報酬を与えないといけないな。そんな効果があるとは」
 頬にかかる残った髪を掬い取って耳にかけてやると、ユリアは少し耳を赤くして身じろいだ。
「あの……僕、お風呂に入っていないので、あまり」
 ヘルマンはふ、と笑った。
「気にするな。消毒の匂いしかしない。――だが、そうだな。そろそろ汗を流したいか」
「いいんですか?」
「それを食べたら、湯を用意させよう。そっちに浴槽がある」
「え、いえ、そんな……桶に一杯で十分です」
 浴槽にお湯を張って入浴をするのは、貴族だけである。平民もやりたい人はやるが、お湯を運ぶ手間も捨てる手間もあるから、基本的には桶にお湯をため、その一杯を使って上手に体を洗って流す。
 寮でもそうやってルイスと二人で入っていた。
「病人なんだから、甘えておけ。湯を用意させるだけで、誰も入れないからゆっくり一人で入りなさい」
 
 その言葉通り、スープを何とか食べ終わると、ヘルマンは浴槽に湯を用意させてくれた。
 温かな湯船に体を沈めて心からリラックスできる。
 あちこちの傷ももう沁みて痛むということもなく、確実に回復しているのを感じると嬉しかった。
 部屋の外ではヘルマンが書類に目を通している。自分はここで仕事をするから、気にせずに入って来いと言ってくれた。
 本当は執務室に行ってくださいと言うべきなのはわかっているが、ヘルマンがいないのが、どうしても怖い。もう少しだけ、と思ううちに、まだ、もういいですよとは言えていない。
「――ありがとうございました」
 お風呂に入り終わり、さっぱりしてやってきたユリアをベッドに座らせ、ヘルマンは丁寧に髪を乾かした。
「ご主人様、あの、自分で……」
「構わない」
 ヘルマンは丁寧に拭き上げ、髪に香油まで塗ってくれていてくれた。
「あ、この香り……」
 保湿剤と同じ香りである。
「あったから持ってきた。誰も使わないからな。――寝ていろ」
 お風呂に入ると確かに疲れたので、お言葉に甘えてユリアはベッドに横になった。
「すっきりした顔をしている。よかったな」
 ヘルマンもそういって嬉しそうにしてくれたので、ユリアも嬉しくなった。
「はい。びっくりするくらい、汚れが落ちました。傷ももうふさがっているみたいなので、沁みなかったです。包帯はもうよさそうです。――この姿をルイスに見せたら、心配させなかったんですけど」
 それでもかさぶたになってやはり痛々しい見目ではあるが。そっとその傷に触れて出血がないのを確認する。
「そうだな。明日安心させてやるといい」
「はい」
 ヘルマンがユリアの手を取った。保湿剤を塗ってくれるらしい。ユリアは目を閉じて、心地よい感覚に身を任せた。ヘルマンの手は相変わらず大きくて温かくて、しっかりと包み込んでくれる。
「大丈夫か?」
「はい。ご主人様にそうやってもらうたびに、元気になっていく気がします」
「だといいが」
 ヘルマンはうとうととし始めたユリアの顔を見た。
 顔色はまだよくない。頬もこけてしまったように思う。回復までにあとどれくらいかかるだろう。



 部屋がノックされたのは、ユリアが少し眠って、ヘルマンがその横である程度仕事を進めていた時だった。
「ヘルマン様、フェルナンドです」
 小声で告げられ、ヘルマンが扉を開ける。フェルナンドと、その後ろに懐かしい顔を見た。
「ご無沙汰しております。ヘルマン様」
「――ああ、よく来てくれた、ヒリス」
 取り急いできてくれたのだろう。軽装に、旅の埃も落とさないままここに来てくれたようだ。
 ユリアのもとへ行き、ヘルマンは目覚めたユリアと視線を合わせて尋ねた。
「ユリア、フェルナンドがヒリスを連れてきた。あいつは医者だから。入ってもいいか?」
「ヒリス様ですか?――はい!」
 ユリアは驚いていたが、恐れる様子はなかった。大丈夫そうだ。
「入ってくれ」
 ヘルマンの言葉に二人が入室する。ヒリスは三年ぶり、フェルナンドも会うのは六日ぶりである。
「ヒリス様。ご無沙汰しております」
 ユリアはベッドの上だったが、深く頭を下げた。
 季節ごとに感謝の手紙と近況の報告はしていたが、会うのは別れて以来である。
「ユリア君……!うわあ、見違えたね!立派な青年になって」
 ヒリスは心の底から嬉しそうに言ってくれた。
ベッド脇の椅子にそれぞれ腰掛ける。
「綺麗な子だろうなって思ってたけど、ここまでとはねえ」
「いえ、そんな……。あの時は、本当にお世話になって、ありがとうございました。ヒリス様に拾っていただかなかったらなかった命です」
「そんなふうに言われると、照れるなあ」
「補佐官をされていたんですね。ここで働けて、本当に、ありがたくて、僕……」
 なのに、こんなことになって。
 その先は言えなかった。
 急に表情を無くして止まってしまう。
「ずいぶん昔の話だけどね。先代の時の話だから。ヘルマン様が素早く一人前になってくれたから、今は大好きな研究に没頭して気楽に暮らしているんだ」
「私も、補佐官の仕事はヒリス様から教わったんだ」
 フェルナンドが付け加えて、ユリアはますます尊敬の念を深めた。
「あ、フェルナンド様、ルイスがまたお世話になってしまって。ありがとうございます」
 フェルナンドはイヤイヤ、と手を振った。
「むしろ、妻は大喜びでね。ルイス君は本当にいい子だから。――あ、何か好物とかあれば教えてくれるかな」
「ありがとうございます。ルイスは肉より魚が好きです。味も淡白な方がいいみたいで。パンは固い方が好きで、飲み物はジュースよりミルクが」
 話し出すと止まらなくなる。
「――あ、その、すみません。なんでも食べると思いますので、お気遣いなく…」
 今更言っても、だが。慌てるユリアにフェルナンドは笑った。
「参考にするよ、ありがとう」
「あの…お仕事の方も、すみません。ご迷惑をおかけして」
「そんなこと気にするんじゃないよ。バートなんてずっと休んで遊んでるんだから。このくらいの休みはどうってことないよ。待ってるから、しっかり治してから戻っておいで」
「はい。ありがとうございます」
「顔を見たら安心したから、私は仕事に戻るよ。――ヘルマン様、この書類もらって行きますね」
「――ああ」

 
 フェルナンドが退室して、ヒリスは改めてユリアに向き直る。
「今日から私がユリア君の主治医をさせてもらうね。もともとはこっちが本業だったんだ」
「あ、ありがとうございます。――でも、もうすっかり良くなりましたよ」
「そうだね。だけど、後遺症が残っていないかちゃんと見ていかないと。ユリア君が倒れたらルイス君が心配するからね」
「はい……」
 ユリアがもじ、と指を組んだ。ヒリスが話を変える。
「ルイス君は、元気?」
「はい。もう五歳になって。大人しくて心配していたんですけど……活発な友達がいるので、いい風に遊んでもらっているみたいです」
「それは良かった」
 じゃあ、とヒリスは立ち上がる。
「私も来たばかりだから、とりあえず今日はこの辺で。明日から時々覗かせてもらうね」
「あ、はい、よろしくお願いします」
 ヒリスはヘルマンと共に部屋を出て行った。

 ヒリスにはユリアとあまり離れていない客間を用意した。
 一緒に部屋に入って、ヒリスとヘルマンはとりあえずテーブルにつく。
「すぐに来てくれて、感謝する」
「ただならぬ文面でしたからね」
 ヒリスは先ほどの穏やかな顔とは違い、深刻そうな顔をしていた。
「改めてお聞きしましょうか、ユリア君の事を」
「どこから……」
「初めから。診てほしい、ということですよね。それならユリア君がここに来た時のことから」
「そうだな」
 ヘルマンは重いため息をついた。
 ヒリスは医師ではあるが、診るのは身体ではない。
 人の行動、人格を分析する専門家だ。ヒリスが補佐官として優秀であったのも、人に対する観察力と分析力があったからである。
「お前はどこまで聞いている。すべて知っていて、ここを紹介したのか」
「出自の事なら聞きましたよ」
「それでここを……手紙まで寄越して」
「そうですね。ユリア君の出自を鑑みても、普通の職に就くにはここが一番いいかと思いまして。私のところに来た時には瀕死で汚れていましたが、やはりきれいな顔立ちはしていましたしね。教養もあり、あの性格、容姿で、ルイス君を抱えて平民に交じって無事に暮らすのは不可能に近い。――いっそ貴族のそばに身を置いた方が安全かと思いまして」
 とはいえ、元の家が問題なため、それにも揺るがないほどの巨大な家格でなければ、ユリアは一生日の目を見ることはないと考えた。それなりに暮らすことはできても、ユリア自身のためには、ここが最善だと判断した。
「ヘルマン様も出自についてはお聞きですか」
「本人の口からは聞いていない。時期を考えて予想しただけだ。お前が紹介するくらいだから訳ありだろうとも思っていたが」
 手紙には特記はなかった。ただぜひ雇ってほしいと言っていただけだった。
 はじめは間諜を疑わなかったわけではないが、ユリアは外部との接触は一切ないし、子供なので特別監視もつけなかった。ヘルマンのそばで働き出してからはそもそも人を恐れるだけのただの少年だとすぐに警戒を解いた。
 元貴族で、十三の時に取り潰されたと聞けば、どこの家かはすぐにわかった。あえて調べようとも思わなかった。当時はそれなりに世間を騒がせた事件ではあったが、公爵家からすると、それも辺境の数ある貴族の一事件といった認識だ。
「二年近い放浪の間に負った傷が深いようで、なかなか人に馴染めずにいた。そのあたりに何があったのかは聞いていない。身体に傷が多いから、よほどの目にあっていると思うが」
「私も詳しくは聞いていませんよ。孤児院が焼けたからそこを出て、点々と仕事をして、首都に流れてきたところを拾った、という経緯です」
「……………」
 ヘルマンは何を話すか少し迷った。
「いずれ相談しようかと思っていた。――どこまで深刻なのか判断がつかずに」
 その判断もまずかったのだろうか。この六日間、ヘルマンは後悔ばかりしていた。
「そんな顔をなさるなんて珍しいですね」
「そうだな……初めてかもしれない。自分がした数々のことをいちいち思い起こして、何がよくなかったのかばかり考えている」
 ヒリスは黙って聞いていた。はあ、とヘルマンのため息がまた漏れる。
「ユリアは人を怖れていた。特に大きい大人を。だから暴力を受けたことがあるのだろうと――そこまで珍しいことでもない」
 治安の悪い地域では、路上で子供が死んでいく街もある。
「遠目に見守りながらゆっくり育てていこうとしていた。成人すれば補佐官の道も開ける。フェルナンドが特に目をかけていて、本人もやりがいを感じているようだった。――だが、やはり人が苦手なままではあった」
「ヘルマン様は平気なようでしたね」
「……ユリアは人のぬくもりが苦手で。だが私は触れても、吐き気がないというから、少しずつ触れる練習をしていた」
「ぬくもり、ですか」
「ああ。私が触れても震えたり青ざめたりはしていたが、不意に大人が触れたりすると吐くこともあった。――そういえばフェルナンドも初日に握手をして吐かれたと言っていた。練習を重ね、徐々に改善したと思っていたんだが……」
 今回の事件である。
 事件についてはフェルナンドから説明を聞いている。
「それで、目覚めてからどうですか?」
「眠れないようだ。小さな物音でも飛び起きている。混乱が収まっているから鎮静剤は使っていないのに、常に眠そうにしている。食事もほとんどとれていない」
 以前見た姿があまりにも悲惨だったため随分元気になったなと思ったが、そうではなかったらしい。ヘルマンの様子を見るに、ユリアはかなりやつれているのだろう。
「私がいないと不安なようだ」
「守ってもらえると思っているんでしょうね」
 だがいつまでもべったりというわけにもいかない。
「ヘルマン様は仕事がありますし、ユリア君にばかりかまっていられませんからね」
 ヒリスが言うとヘルマンは頭を押さえた。
「側にいてやりたいから、問題だ」
 悩まし気な溜息と共に漏れた台詞だった。疲労の色が濃く、つい漏れたらしい。
 おや、とヒリスが意外な顔をする。
 ヘルマンは理性の人、公明正大を形にしたような人間だった。薄情なわけではないが、どちらかというと冷たい部類に入る。
 公爵領の仕事を放り出してまで、一人の少年にここまでかかりきりになっているのも予想外であったのだが。仕事にならなくて困っている、ではなく。側にいてやりたいのに、と言うとは。
 ヒリスの沈黙を感じてヘルマンはまた難しい顔をした。
「今のは、聞かなかったことにしてくれ」
「はあ。別に隠さなくても」
「やめてくれ」
 ヘルマンは本当になかったことにしてほしいらしく、早々に立ち上がった。
「明日からよろしく頼む」
 そういって出て行ったヘルマンは、おそらくまたユリアの寝室へ向かったのだろう。
「相変わらず潔癖ですね……」
 やれやれ、とヒリスはひとり呟いた。
 

 

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