あたたかな鳥籠を君に、優しい口づけをあなたに

サイ

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第2章

12.曝け出す

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 ヘルマンは足を組んで、じっとこちらを見ている。
 あたりはとても静かで、自分の息の音も聞こえてくるようだ。
 ユリアはじっとヘルマンを見つめた。
 服を脱げと言われるのは、遥か昔にもあった。
 けれどヘルマンの青い目を見ていれば。あのユリアに欲情している目に見られながらだったら。
 ユリアの手が、ゆっくりとシャツのボタンを外した。
 震えてはいない。けれど、寒くもないのに手が固まったような感覚があった。
 怖くない。怖くは――。
「ユリア」
 ヘルマンの優しい声がする。
「言ってみなさい。誰に見られているのか」
 ユリアはヘルマンを見た。
 急激に現実に引き戻され、ヘルマンの中に入ったような感覚。
「ご主人様です」
 それにまた勇気をもらって、ユリアはシャツをぱさりと脱ぎ落とした。
 見られているのがたまらなく恥ずかしくて、手を前で組む。
 その格好で待っているとヘルマンがまた呼んだ。
「ユリア。下もだ」
 全部と言っていたから、そうと思ってはいたけど……。
 ユリアはのろのろとズボンに手をかけて下ろし、下着も脱ぐ。
 本当に裸になってしまった。
 ヘルマンはまだ服を着て椅子に座っているというのに、自分だけ全裸でベッドにいるというのは、かなり恥ずかしい。
 少しでも隠れるようにしたいのに、ヘルマンはそれを許さなかった。
「ユリア。手は後ろで組みなさい」
 両手を後ろに回す。
 ヘルマンの視線に肌の全てを撫で回されているような感覚がして、ユリアは身震いした。
「足を開いて」
「そ、れは……ご主人様、も、もう、許してください……」
 ユリアが足を閉じたまま俯く。これを開いてしまったら、見られただけで少し勃ち上がったそこが丸見えになってしまう。
 ヘルマンが立ち上がった。
 ベッドに一歩近づく。そうするとユリアの視線のすぐそばに、ヘルマンの膨らんだそれがきた。
 ――大きい。
 ユリアがただ服を脱いだだけだというのに、ヘルマンのそこはズボンの上からわかるほどに大きく存在を主張していた。
 ヘルマンは熱のこもった声で言った。
「綺麗だ、ユリア。恥ずかしくて肩まで赤くなっている」
 ユリアはじっとヘルマンのそれを見つめてから、懇願するようにヘルマンを見上げる。
 ヘルマンは苦笑した。
「ユリア……。これを触りたいのか」
 ユリアは何度か頷いた。
 手は後ろで組まされている。自由にしていいなら、もうとうに触って取り出していただろう。
「ユリア、言ったことがちゃんとできたらな」
 ユリアは誘導されるように、自然と足を開いていた。
 膝を折ったまま、膝を肩幅くらい開く。絹のシーツが冷たく肌に当たった。
「ご主人様、お願いします」
 ユリアの懇願に、ヘルマンはまだだ、と答える。
 指をつつ、とユリアの肌に滑らせた。指一本だけ。
 傷を確かめるように、さらりと指を動かしていく。
 ところどころ触れられるだけな刺激がもどかしくて、ユリアは下半身に力が入った。そこはもうしっかりと上を向いて勃っている。
「ユリア。――ほら、まだ傷を確かめているだけだというのに、そんなに蜜をこぼして。私のシーツを汚したら、お仕置きだからな」
「そ、んな……む、むりです」
 肩のライン、鎖骨のそば、胸の上、上腕、脇腹……ヘルマンの指は本当に一つ一つ丁寧に撫でていく。
 時折敏感なところを撫でられては、びくりと反応してしまう。その度にヘルマンの目が、まだだ、とユリアに向けられる。
 ヘルマンの指がゆっくりと動き、臍のそばの大きな傷を撫でた時。
 内側からとてつもなく熱い熱が湧き上がり、下半身に集中した。
「ユリア、もう少し我慢しないと。まだ触れてもいないのに、こんなふうにして……」
「うぅ、ご、ごめんなさい……ご主人様、まだ、ダメですか……?」
 ヘルマンは宥めるようにユリアの頬を撫で、その手をゆっくりと胸の頂に移動させた。
「ここも、触っていないのに、ぷっくりと立ち上がっている」
 ユリアは顔に熱が集中するのを感じた。
「健気に、触ってと言っているようだ。――花のように可愛らしいピンクをして」
 ヘルマンの爪が軽く掠めただけで、痺れるような感覚が走る。
「―――――!?」
 ただ少し当たっただけなのに。ユリアは狼狽えるような目をヘルマンに向けた。
「大丈夫、ここもちゃんと気持ちよくなれるはずだ」
「あ、や……そんな、恥ずかしいです」
 ヘルマンの指が円を描くように、するすると動く。もどかしい、と思い身を捩りそうになった瞬間に、ヘルマンの指がぎゅ、とその中心を押した。
「ふっ、ん……」
 あられもない声を出しそうになるところをなんとか抑える。
 下を向けば、大好きなヘルマンの指が自分のそこを押している。その先に、すっかり濡れそぼった自分のものが目に入る。
「ご主人、さま……」
 泣きそうな声が出る。ヘルマンはますますそこを優しく押したり、摘んだり。爪で掠める時にはユリアはもう崩れそうになる。
 いよいよ泣いてしまいそうになった時に、ヘルマンの優しい声がする。
「ああ、たまらない、ユリア――ここを弾くたびに、ふるふると震えて……。はじめのころ、私が手のマッサージをしている間、君は真っ赤な顔で耐えていただろう。恥ずかしいのに必死で耐えるその顔に、私はあの時から欲情していたんだろうな」
 あんなに澄ました顔をしていたのに。
 しかし今はそんなことより……。
「も、もう――っ」
 ダメだ、そう思い手を動かして前を握りそうになった時――。ヘルマンは指の動きを止めて、ズボンの前をくつろげた。
 反り立ったそれが目の前に現れて、ユリアは一瞬釘付けになる。
 そっと頭を撫でられる。
「頑張ってくれて、ありがとう。――手はそのままで……できるか?」
 ユリアは返事の代わりに、身を乗り出した。ヘルマンの許しが、胸を高鳴らせる。
 ユリアはそっと舌を突き出した。
 手が使えないから、思っているより難しい。力が出ないから尚更だ。
 ユリアは舐めるのを諦めてすっぽりと口に咥えた。
 ヘルマンのものが、しっかりと質量を感じさせる。その圧迫感に、元気を得て、ユリアはそれに必死で舌を絡めた。
 唾液を含ませて舌を絡ませると、ビクビクと反応してくれる。硬いその感触に舌を触れるだけで、ユリア自身も達しそうなほど興奮する。
 手が使えないから、先端の方しか刺激できない。
 もっと、奥まで奉仕したくて。
 ユリアは焦れて、深く咥え込んだ。
 喉の奥に先端があたると、苦しくてえずきそうになる。しかし奥まで咥えると、ヘルマンのそこがびくりと反応する。
 喜んでもらえていると思うと、もっと、と思った。
 喉の刺激を上手に流しながら、ぐ、ぐ、っと頭を上下に動かし、先端を飲み込むようにする。
 ヘルマンは、突然のユリアの喉づかいに大いに戸惑った。
 前回も、喉を突きそうになって慌てて引いたと言うのに。
 熱い口内が、ぬめついた舌を絡ませ、弱いところを的確に刺激する。かと思ったら先端を絞るように締め付け、吸い付いてくるように動く。
「ユリ、ア……」
 ヘルマンは葛藤した。
 このまま腰を動かしたい、めちゃくちゃにユリアの頭を掴んで奥まで――。
 いや、ユリアにそんなことはできない――。
 そう思っていたら、ユリアが、一気に根元まで咥え込んだ。
「――っく」
 ヘルマンは低く唸った。
 先端どころか、飲み込まれ、陰茎全体が、腰まで快感に覆い尽くされている。ぎゅうぎゅうと吸われ、もう我慢できなかった。
 ユリアの髪の間に手を入れ、頭をやんわりと掴むと、腰を前後に動かした。
 必死で飲み込もうとするユリアが、健気で、愛おしくて、そんなユリアを支配している喜びに、もう我慢できなかった。
「――っうっ」
 ヘルマンが呻きながら達した。腰を引こうとしたがユリアは追いかけてきて、そのままユリアの口の中に白濁を放った。更に追い打ちをかけるように吸い取られ、ヘルマンの方が身震いする。
 息も荒くずるりと抜き取っても、それはまだ衰えていない。快感が突き抜けている。
 ヘルマンは涙目で少し咳き込むユリアを抱き寄せた。
「ユリア!――大丈夫か」
 ユリアは息を整えながら、ヘルマンの腕に寄りかかった。
「大丈夫、です……、ご主人様……うれし、です」
「口をすすぐか?気持ち悪くないか」
 顔を両手で包まれ、涙を拭われ、キスを落とされる。
「苦しくて、嬉しくて……」
 ユリアは下を見て恥ずかしそうに笑った。ユリアもいつの間にか達していた。
 その顔に少しも不快そうな所がないのを確かめて、ヘルマンはほっとする。
 口での奉仕がプロ顔負けの上手さなのは複雑な気分だが、嬉しそうにやっているのは良かった。
 それに……根元まで咥えて、されるままに受け入れてくれたのは、正直、かつてないほどに興奮した。
 もう少し……。
 ヘルマンの中でまだ消えてない欲が頭をもたげる。
 ユリアを抱きしめ、深く口付ける。
 ユリアも慣れてきたのか、しっかりと舌を絡めてきた。
 ヘルマンはユリアの腰を掴み、もう片方の手で胸を撫でた。
 手のひら全体で撫でると、指が通り過ぎるたびにびく、びく、と反応する。
 ヘルマンはユリアを後ろから抱き抱えるようにして、その両方の胸の突起を刺激した。
「ご主人様、これ……いやです、あ、き、もち……」
 ビリビリと痺れるような快感と、ずくりと奥からくる快感と。
 翻弄されるようにユリアは太ももを擦り寄せた。
「ユリア。いい子だから、足を広げて」
「そ、んな……」
 ヘルマンの膝に乗るような形で足を広げたら、あまりに無防備である。
「ユリア」
 ヘルマンの念を押すような言い方に、ユリアは逆らうことができない。少しずつ足を開いた。
 ベッドに腰掛けるヘルマンの上に乗り、後ろから胸を刺激され、頭が真っ白になると、今度はヘルマンは手を前に回し、勃ち上がりそうなそこを素通りしてユリアの後ろの蕾に手を伸ばした。
「んうっ、ぁあ……」
 達した後だからか、少し緩くなっていたそこはヘルマンの指を抵抗なく受け入れた。
「可愛い。ユリア。いい子だ」
 ヘルマンがずっと耳元で囁いてくれる。時折そのまま耳を舐められて、ユリアはゾクゾクとした気持ちよさに背中をのけぞらせていた。
「ふふ……また、締まった」
 そうするたびにヘルマンが指を動かしながら教えてくれる。
 胸の突起と後ろの圧迫が、変につながって、ユリアはもう全く力が入らなかった。
「ユリア。気づいているか?自分から腰を振って……いやらしい動きだな」
「あっ……ご、ごめんなさ……も、きもち、くて……ああっ!」
 ごり、と一番敏感なところを刺激され、それに合わせて胸を摘まれて。今にも達しそうになる。ゆるゆると刺激が再開され、もどかしくて、ユリアは知らずまた腰を揺らしていた。
 くちゅ、と音が鳴る。
 恥ずかしいのに、我慢できなかった。
 これは、もう――。
「ご主人様、入れて、ください」
「ユリア……」
 ヘルマンはユリアの体をベッドに横たえた。
 ユリアは熱に浮かされた目でヘルマンを待っていた。汗ばんだ顔に、赤い頬。息の荒い口元は赤い舌がチラチラと見えている。
 ヘルマンはぐ、っとユリアの足を開いた。
 先ほどまで指を咥え込んでいたその窄みに、怒張した自身の先端を当てる。
「大丈夫か?ユリア」
「あ、こ、こわい……でも……ほし、い」
 ガタガタと震えているような、それでいて欲しがっている。
「ユリア。私の目を見なさい。もうダメだと思ったら、私の名を呼ぶんだ。わかったな?」
 ユリアは必死で頷いた。
「大丈夫。上手にできる。――ほら、こうして当てているだけなのに、ユリアのここはきゅうきゅうと動いて私を誘っている」
 そう言われると、意識してまたきゅ、っと締めてしまう。
 ヘルマンはくく、と笑った。
「いい子だ」
 ぐ、と少し進む。
 ユリアは無意識のうちに息を吐き、そこを、緩めようと努力した。
「ん、ああ、あああ――っ」
 入ってくる圧迫感に悲鳴が上がる。
「大丈夫、上手だ。進めていないのに、勝手に飲み込んでいる――っ、呑み、込まれそうだ」
 ずずず、と入ってきて、ヘルマンがようやく止まった。ふう、と息を吐く。
「ユリア……入ったよ」
 宥めるように頬を撫でられる。
 ユリアはものすごい圧迫感に、背筋がぞくぞくと寒くなるのを感じた。それをゆっくりとヘルマンの手が収めてくれる。
「ユリア、ゆっくりと、息をして」
 そういえば、息を止めていた。言われてユリアはゆっくり深呼吸をした。
 ヘルマンは辛抱強く待ってから、ユリアの呼吸に合わせてゆっくりと動く。抜き差しをゆるゆると繰り返し、ユリアの快感を探った。
「ふあっ、ん、んぁあっ」
 やがてユリアが、たまらなくなって声を上げる。
 そこを刺激するたびにユリアはヘルマンのものを固く締め上げた。
 先に出てしまうかもしれない……。
 そう思いながらヘルマンはユリアの気持ちの良いところを突いた。
「あ、ああっ、そ、それ、おかし……」
「おかしくない。気持ちいい、と言うんだ」
「よ、すぎ……、きもち、い、きもちいいい――っ」
 ユリアが悲鳴のように繰り返し、体をピンと伸ばして、達した。
 ヘルマンも締め付けられて精を放った。2回目とは思えない量と快感だった。


 ユリアは脱力してヘルマンに倒れ込んだ。
 ヘルマンはそんなユリアを抱えながらそっとベッドに倒れ込む。
 ずるりと後ろが抜けて、ユリアは震えながら体を固くした。その緊張を、ヘルマンがまたそっと包み込む。
 お互いに汗ばんでいた。
 ユリアはヘルマンの腕の中で満ち足りた感覚に酔っているような気分だった。
「ユリア……大丈夫か」
「はい」
 ヘルマンは一度強くユリアを抱きしめて、また離した。
「最後までするつもりは、なかったんだが……」
 ユリアはきらきらした目でヘルマンを見上げた。
「最後まで……できましたね」
「嬉しそうだな」
 ヘルマンが失笑のようにもらす。
 ユリアはヘルマンの腕の中で、顔をうずめた。
「嬉しいです。僕、傷だらけですけど。ご主人様と最後までできて。たまらないくらい気持ちよくて、嬉しいです」
「――そうか」
「口付けも、こうやって最後までするのも。僕……初めてで。ご主人様でなかったら、この恐ろしさで、きっとどうにかなっていたと思います」
 いつ犯されてもおかしくない状況で、それと同じくらい辛いことはいくらでもあったけど。
 ユリアはいつの間にか涙を流していた。
「初めて、ご主人様と、できて……ご主人様で、良かった」
 怖くなかった。ヘルマンがしてくれたから。
 ちゃんとできたという喜びと、2人で気持ちよくなれた嬉しさでユリアは涙が止まらなかった。
「私のほうこそ、嬉しくてたまらない。愛している。――愛しているユリアが私を受け入れてくれて、もう……絶対に君を手放せない」
 密着すればするほど、幸せが湧いてくるようだった。
 2人はそのままうとうとして、夜中、ヘルマンがユリアを抱き上げて体を洗った。
 ユリアは夢うつつではあったが、ヘルマンの手つきが優しくて、もう全て委ねてもいいか、と言う気になった。
 裸を見られ、もう抵抗がなくなったのかもしれない。
 
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