あたたかな鳥籠を君に、優しい口づけをあなたに

サイ

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第3章

19.

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 ルイスが療養所から走り出してすぐ、ヘルマンとユリアは後を追いかけた。
 療養所は街の中にある。すぐに追いつくと思ったのに、外に出てもルイスの姿はなかった。
「ルイスは」
 外で待つ騎士に聞けば、突然出てきたのでもう一人の騎士が追いかけたという。
 程なくしてその騎士は戻ってきた。
「申し訳ありません、見失いました」
 まさか、子供相手に、と思ったが、街中である。人混みに紛れられて、追いかけるのは難しかったようだ。
「屋敷に戻ってみよう。先に帰っているかもしれない」
 ヘルマンはそう言ったが、嫌な予感がしていた。
 その予感は当たった。寮にも屋敷にもルイスの姿はなかった。
「――どしたんですか」
 夕方になりベンが寮に帰ってきた。ユリアとヘルマンが立っているのを見て声をかけた。
 ヘルマンは騎士らに捜索の指示を出していた。
「ベン君……」
 ユリアの不安そうな顔に、ベンは顔色を変えた。
「ルイスは?」
「ベン君、ルイスの行きそうなところ、ないかな。いなくなって……」
 まくし立てるように言われ、ベンが戸惑うようにヘルマンに視線をやった。
「今日、キャロルの面会へいってきた。そこから走り去ったのを見失った」
 ヘルマンのその説明でベンは察したようだった。近々面会の予定ということは聞いていた。
「探してみます」
 ベンは駆け出しかけて、あ、と振り返る。
「馬借りてもいいですか」
「ああ」
 ベンはふと、倒れそうなほど青ざめたユリアに目をやった。
「ユリアさん、大丈夫ですよ。あいつ、馬鹿な真似はしないから」
「そ、かな……でも、すごく、思い詰めて……」
「ルイスは、ユリアさんに育ててもらった体を大切にしないとってちゃんと分かってるから。どこかでぼーっとしてると思う」
「ベン君……」
 ベンはぺこりと頭を下げて厩舎の方へ走り出した。
 辺りは暗くなり始めていた。


 ユリアにはああ言ったが、確信があるわけではなかった。
 自ら命を断つようなことはしないだろう。しかし故意に、偶然を装って、そういう方法を探しているかもしれない。
 どうすれば自然に終わることができるのか、考えているかもしれない。
 ベンは馬の腹を蹴って速度を上げた。
 ルイスの世界はそれほど広くない。遠出をするときはいつもベンと一緒だった。
 そもそも面倒くさがりだから、自分で交通の手配をすることもない。だから、遠くに行くならベンと行った場所だと思った。
 何度か使った乗合馬車の停留所を回る。
 聞いて回ったが、ルイスらしき人は来ていないと言われる。
 だったら、街の中だ。
 あとは行きそうなところを順番にまわればいい。
 ベンは水路、時計台と、嫌な想像のできてしまうところから順番に回った。


 ルイスを探しだして一時間程度経った。
 日は沈み真っ暗になっていた。
 ルイスの慣れ親しんだ場所でいえば学校や図書館などだが、そもそもルイスにとってそこが本当に慣れ親しんだと言っていいのかベンには疑問だった。
 人にも物にも執着しない。することを怖れているような子供だったから。
 だからこれほどいつも一緒にいるのに、どこへ向かったのか見当がつかない。
 ベンは子供の頃のルイスを思い出した。
 人懐っこくて、誰にでも愛想を振りまいていた。可愛いと言われて人だかりができて、子供達が気まぐれにまた去っていった時。
 ルイスはこの世の終わりの様な顔をしていた。
 それが放っておけなくていつも一緒にいた。
 小さい時は直感的に、一人が嫌なんだなと思う程度だった。それが成長して重症だと察したら余計離れられなくなった。
 ルイスは大人びていると言われているが、ベンにしてみればただ単に何事にも関心がないだけだ。あとは頭の回転が速いからそう思われるだけで。本性は短絡的で年よりも幼くてわがままだ。
 そう、わがままなんだ。
 あの性格に付き合えるのは自分だけだと思っていた。
 偏屈で、潔癖で。
 大人になるまで見守ってやろうと、弟のように思っていた。
 ――首都に行くまでは。
 この感情が弟に向けるものと違うと自覚したのは、アーチが現れたからだ。
 往来でアーチに抱きつかれているルイスを見た時、全身の血が湧き上がるような怒りを感じた。
 俺しかいないくせに、何をやってるんだ。
 喉まで出かかった台詞を抑えるのがやっとで、不機嫌を隠すこともできなかった。
 これではどっちが依存しているのかわからない。
 俺がいないと眠れないんだ、と言葉にはしなくてもそうして頼ってくるルイスの面倒を見るつもりが。実はそれに悦びを覚えていたのは、自分の方だった。
 ルイスが助けを求めるその手を、誰にも渡すまいと独占欲が湧いた。
 ふと、馬が小さくいなないた。
「帰りたいか?」
 声をかけて首筋を撫でてやる。
 街灯もない通りを見ていると、馬も寂しく心細く思うのだろう。
 ふと、その寂しさがルイスと重なった。
 ベンは心当たりを思いついて、速足で街の中心部へ向かった。

 夜でも人が集まる所を探した。
 街の食堂をいくつか廻り、何軒目かでルイスを見つけた。
 人と人との肩が触れ合う程の狭い店内、その隅っこの方で椅子の上で丸くなって膝を抱えている。くるくるの栗毛をみつけて、ベンはほっと息を吐いた。
 がやがやと騒がしいばかりの食堂だ。路地裏にある小さい店で、味もそれほどおいしくはない。けれどそこは入れ代わり立ち代わり、夜中になっても人が途切れない場所だった。
「――ルイス」
 呆然としているところに声をかける。
「あ……」
 見つかっちゃった、とルイスは呟く。
 その声にも表情にも力がなかった。
「帰るぞ。みんな心配してる」
 ルイスは首を振った。
「無理」
 椅子に座って膝を抱え、小さくなっている。何の用意もなくここまで来たから、薄着のままだ。
 ベンは上着を脱いでルイスにかけてやる。
「――埃っぽい」
「はいはい。我慢しろ」
 誰のせいだと思ってるんだ。長時間馬で人探しをすれば土にも塗れる。
「風邪ひくぞ」
 頓着しないのはわかっていたが、声をかけてみる。ルイスは反応しなかった。
「母親に会ってきたんだろ。なんか言われた?」
 ルイスは首を振った。
 心底疲れたようにため息をつく。
「何も」
「――そうか」
 ベンは、きっとそうだろうなと予想していた。
 自分を捨てた父親に会ってきたのは、まだ最近で記憶に新しい。あの男は息子のはずの自分にまるで関心がなかった。
 ルイスの母親も産んですぐルイスを捨て、今日まで会うこともなかったのだから似たようなものだろう。
 血の繋がりなんて何の意味もないと理解していた。
 ゴトン、とテーブルに軽食と飲み物が運ばれた。
 さっき入った時についでに注文しておいた物だ。ずっと食べていなかったからお腹も減っているので、とりあえずそれを食べ始める。
「ねえ、どっか連れてって」
 ベンが何も言わないでいると、ルイスの方が口を開いた。
「どこかって」
「どこでもいい。ここ出て行きたい」
「大人になってからじゃ駄目なのか」
 わかっているが聞いてみる。ルイスはずるずると顔を膝に埋めてしまった。
「僕がいたら……だめなんだ」
 がやがやと周囲は騒がしくて、ルイスの言葉はすぐにかき消されていく。
「あの人……僕を生んだ人が、リアに、自分が苦しんでる間いい暮らししてたのかって言った。信じらんない。誰のせいでリアが……ううん、違うよね。リアが傷だらけなのは、全部僕を守るためだった……」
 キャロルは傍観しただけだ。それも最低な行為だけど、その最低な母親から生まれた自分も、もっとひどい。疫病神だった。
「リアって、大人の人苦手でしょ。ご飯もあんまり食べれないし、病弱だし」
「だいぶ元気になったけどな」
「僕を守るために、リアはどんな目にあってきたのかな」
「それは……知ってほしくないんじゃないか、ユリアさんとしては」
 自分だったらそうだと思う。ルイスを守るために傷を作っても、絶対に知られたくはない。
「僕がいたらリアはいつまでも忘れられないと、思わない?僕のせいで何回も思い出す。だから離れた方がいいんだよ。ねえ、ベン。遠くで二人で暮らそうよ」
「そういう結論になったわけか」
 最後の一口を食べて、ベンが静かに言った。
 ルイスはまだ顔を上げない。
「リアの体、傷のないところがないくらいなんだよ。それに引き換え、僕の体、傷一つないでしょ。一緒にいたのに、おかしいよ。なんでこんなに無傷でのうのうと生きてきたんだろう」
 でも、この体はユリアが必死で守った身体だから。
 消えてしまいたいけど。絶対に大切にしないといけない。
「あんな母親から生まれて。父親は犯罪者で。――消えたいよ。ろくでもなさすぎる。こんな最低な人間、消したい……」
 ベンは黙って聞いていた。
 気の利いたことなんて何も言えない。こんな時、頭のいい大人なら何か言ってやれるんだろうか。
 この絶望したルイスの側にいることしかできない。
 喧騒の中、しばらく二人は黙ってじっとしていた。

 夜も遅い時間になっていった。
 客は酒が進み、少し騒がしくなっていく。
 ドアが開いてまた新しい客が来た、そう思い何気なしに入り口を見て――ルイスは思わず立ち上がった。
 戸口にはユリアとヘルマンがいた。
「なんで……」
 店に入った時、ルイスを見つけてすぐベンは公爵邸へ使いを出していた。注文をしたのはそのついでだ。
 ルイスはきょろきょろと辺りを見渡した。
 この期に及んで、また逃げようとしているようだ。
 狭い店内で逃げられるはずもなく、息を切らしたユリアにすぐに捕まった。勢い良く抱きしめられる。
「ルイス……!」
 強く抱きしめられて、ルイスは逃げるのを諦めた。
「心配した!」
「ごめん……」
「謝らなくていいから。――僕がただ、心配したってだけ!」
「怪我はないか?」
「――はい」
 ヘルマンに尋ねられ、ルイスは小さくなって答えた。以前無茶をして怒られた時のことを思い出す。
 しかしヘルマンは怒っている様子はなかった。
 ルイスの頭を撫で、心の底から安堵したような声を漏らした。
「良かった」
「ごめんなさい」
 ルイスは険しい顔で謝った。ユリアがその顔を両手で包み込む。ユリアの手は氷のように冷たかった。
「謝らなくていいよ。ルイス、ショックだったよね。僕がもっと気をつけてあげれてたら――」
「なんで」
 ルイスはユリアの言葉を遮った。
「謝らせてよ。僕が悪いよ。リア、ちゃんと怒ってよ」
「ルイス?」
「心配かけたでしょ?こんなに手が冷たくなるまで、探させて。……リアが風邪ひいたらどうしよう」
 ユリアの手を握り返し、ルイスが泣きそうになって、ユリアは慌てた。
「これくらいじゃ、ひかないよ」
「もっと、怒ってよ。リア。あんな女のせいで、大変な目にあったって。僕のせいで、大変だって。怒ってよ……」
「怒らないよ。ルイスは悪くないでしょ。ルイスのせいで大変だったことなんて、ないよ?」
 ルイスは首を振った。
「ごめんなさい。あんな人から、生まれてきて。僕がいなかったらリアは――」
 そこまで言って、ユリアの今までにない顔色を見て、ルイスははたと止まった。
「違う。ちがう、ちがう……!こんなこと言っちゃ駄目なのに。ごめんなさい」
 ユリアは俯こうとするルイスの顔をがっしりと固定した。
「言って。ルイス、駄目じゃないから、ちゃんと言って」
 ルイスは怯むように体をびくりと揺らした。金の瞳が動揺して小さく揺れる。
「い、言わ、ない。だって謝ったって、そんなことないって言うでしょ」
 自分が楽になるために謝罪するなんて、許さない。
「じゃあ、言わない。だからちゃんと謝って」
 ユリアはルイスに食い下がった。ルイスはぶるぶると首を振った。
「謝って!」
 まるで叱られているような言い方なのに、どこか優しかった。
 今まで聞いたこともないくらい強い口調で、謝れと言われているのに。ユリアの言い方はルイスの全てを包み込むようだ。
 どうして。
 ルイスは涙が出そうになって、必死でそれをこらえた。
「ごめんなさい」
「うん」
 ユリアが力強く、一度頷く。それにつられるようにルイスは口を開いた。
「ごめんなさい。僕、ごめんなさい。リアに迷惑ばっかりかけて。いつも、守られて、傷つけて、ごめんなさい……」
 言い始めると、止まらなかった。
「僕のせいで怪我して、負担になって……ごめんなさい。あんな人から、生まれてきて、ごめんなさい。父親と、母親のせいで、ごめんなさい。リアの人生、台無しにしちゃった。お願い、僕。もう……もう、やめたい。終わりにしたい」
 とんでもないことを言ってしまってると、わかっている。みんな驚いて目を見開いていた。
 こんな顔をさせて、ああ、僕はなんて最低な人間なんだろう。
 ぼろぼろと涙が溢れた。
 ルイスは歪んでぐちゃぐちゃになった顔をした。
「ごめんなさい。こんなこと言って、がっかりさせてごめんなさい。大事にしてくれてるのに、僕、おんなじように、大事にできなくて。ごめんなさい、もう、嫌なんだ……やめたい。ゆるして。ゆるしてください――」
 僕がいない世界で、みんな幸せになって。
 ルイスはその場にずるずるとしゃがみ込んだ。
 つられるようにしてユリアも一緒になって座り込む。
 誰も何も言えなかった。
 ルイスの啜り泣く声が、ガヤガヤとした中に消えていくようにするだけだった。
 二人が座り込んで注目を集め始める。
「場所を移そう」
 ヘルマンがそう言って、ユリアを抱き上げた。
 ユリアの顔色も青く力がない。そのまま抱えて店を出ようとして、ベンに目配せする。
 ベンも崩れ落ちたルイスを抱えて店を出た。
 多めのチップを店主に手渡し、四人は屋敷へ向かった。
 馬車の中でルイスは暗い顔で膝を抱え、一言も発しなかった。とんでもない罪を犯した罪人のようにただただ小さくなって震えていた。
 痛いほどにベンの手を握りしめ、拳は白くなっていた。
 馬車の車輪と馬の蹄の音が夜道に響いていた。
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