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第3章
20.
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公爵邸の応接室にやってきた。
ルイスはもう貝のように口を閉じて、じっとソファに座っている。
硬く緊張したまま、ベンの手を握ったままで動かなかった。
冷えた身体を温めようとヘルマンとユリアが何かを勧めても、黙ってわずかに首を振るだけだった。
ユリアはルイスの隣に移動した。
「ルイス。そんな風に思ってたんだね」
しばらくの沈黙の後、ユリアが呟くように言った。びくりとルイスの肩が跳ねる。
「そりゃそうだよね。ちょっと覚えてるって言ってたもんね。それなのに全然その話してこなかったもんね、僕達」
ベンと握っていない方の手を、そっと握りこむ。ユリアの手はもう冷たくなかった。ルイスの手が冷たすぎるのかもしれない。
「ルイス。ずっと自分を責めてたの?」
ルイスは答えない。
「消えたいって、思っちゃったんだね。ずっとそう思ってたの?」
ルイスはずっと青ざめていた。
言ってしまった後悔に押しつぶされている。
「――それなのに、僕が悲しむからって、頑張ってくれてたんだね」
ぎゅ、っとユリアがルイスの手に力が入った。
「ごめんね、少しもわかってあげられてなかった」
将来が思い描けないと言っていたのも、そのせいだったんだろうか。ルイスの言動のいろいろなところにヒントはあったのに。
補佐官になるために必死で、ちゃんと周りが見えていなかった。
大人に囲まれていたから、自分のことに夢中になってもルイスは順調に育っていると思って。わがまま一つ言わない子で、本当にいい子に育ってくれたと思っていた。
「誰も悪くないだろう。君だってまだ子供だったんだ」
ヘルマンが言った。
「ユリアもルイスも、必死で生きてきただけだ。他にどうしようもなかった、それではいけないのか」
二人して自分が悪いと責めるところはそっくりだ。
「ルイス、どんなこと覚えてるの?」
ユリアが少し緊張しているのが分かる。
「――首都で物乞いしてた時」
ルイスはからからの喉から声を絞り出した。
「殴られてたり、物を投げられたりして……僕、リアの体で庇われてて」
「そっか……」
「リアが傷ついて倒れてるとき、僕、一人になるって思って……」
ユリアの心配より、自分が置いて行かれる恐怖の方がずっと大きかった。
そんな身勝手な感情をずっと持ってる。
ユリアはゆっくりと頷いた。
「怖かったよね。僕もルイスが熱出した時、このままルイスが死んでしまったら、一緒に死のうって考えてた。怖くて一晩中呼吸を確かめてたこともある」
そうやって二人で必死で支え合いながら生きてきた。お互いを拠り所にしながら。
「リアには、もう、公爵様がいるでしょ」
だからもう、大丈夫だよね、と。
ルイスの問いかけにユリアは幸せそうに笑った。
「うん」
そんなことないから生きて、とは言わない。
「公爵様と生きていけることが、僕の幸せ」
その本当に幸せそうな顔を見るとルイスもほっととする。
「安心した?僕が幸せで」
「うん」
「僕が幸せなのを見て、嬉しい?」
ゆっくりと、確かめるように聞かれる。
「………………、うん」
幸せだと話して聞かせる、そのユリアの目に涙が浮かぶ。
ユリアの言いたいことがわかって、ルイスの頬には、もう涙がつたっていた。何も言えなかった。
お互いに思うことは一緒だから。
幸せな姿が見れたら、どれほど幸せになるのか、ルイスにはもうわかっている。
つらいけど。苦しいけれど。この幸せな気持ちで同じようにユリアを満たしてあげないといけない。
「ルイス、約束して」
こつん、と額を合わせられる。金色の睫毛が涙ですっかり濡れている、それが間近に見えた。
「うん。ちゃんと、頑張る。幸せになる」
幸せになって、ユリアを安心させる。
ユリアはルイスを優しく抱きしめた。
すっかり大きくなってしまったルイスだったが、弱く震える姿はまだ小さい時のままだった。
「あの時ね……」
ユリアはルイスを抱きしめたまま優しく語りかけた。
「世界中に拒絶されてると思っていた中で、ルイスだけが僕を必要としてくれてた。ルイスだけが僕を愛して、必死で抱きしめてくれた。――それが僕にとって、どれほど救いとなったか、わかる?」
こうして抱き合っていると、思い出すのは虐げられた記憶じゃない。
この温かくて優しい感触だけだ。
「ルイスがいないと生きていなかったよ。ありがとう、ルイス。愛してるよ」
ルイスはその優しい感触を確かめるように腕に力を入れた。
二人は泣き疲れて、そのまま公爵邸に泊まることにした。
客間のベッドにそのまま転がり込むようにして泣き腫らした目で眠りにつく。
そんな二人をそっと置いて、ヘルマンとベンはその場を後にした。
「お前も泊っていくか?」
「いえ。寮そこなんで。帰ります」
「ご苦労だったな」
「――はい」
仕事としてやったわけではないのにそう言われると『影』の業務をしたような気になって、複雑な気持ちになる。
「――しばらくは目を離さないようにしておいてくれ」
「そのつもりです」
仕事の方はしばらく休み、ルイスに付き添うつもりだった。
「お前は気付いていたから側にいたのか?」
ヘルマンの古い記憶では、ユリアが倒れた時ルイスを連れてきたのはベンだった。
ルイスがずっと抱えていた心の闇に、子供のころからベンが気付いていたというのだろうか。
ふと気になった。
「気付いてって、何にですか」
「ルイスについて」
「ルイスの……?」
ベンは本当にわからないといったようだ。
「昔も、ここにルイスを連れてきたことがあっただろう。ユリアが倒れた時」
「――いつですか」
「フェルナンドに預けられていたルイスを、ユリアに面会させに来た」
ベンはしばらく考え込んでいたが、なかなか記憶にたどり着かないようだった。
「学校を抜け出して――」
「ああ!言わないでって言ったのに、母に言うから。めちゃくちゃ怒られたやつ」
「……………………」
ヘルマンは少し迷った。
あまり経験したことのない会話のテンポだった。
「ルイスが危なげで側にいたのかと思ったんだが」
「危なげ……」
ベンは険しい顔をして考え込んだ。
「わかりません」
考えたと思わせておいて、たいして考えてはいなかった。
ベンにとってルイスが繊細で気難いのも、誰か人がいないと不安なのも、眠れないのも。全部ルイスの性格だった。それが危ういと意識したことはなかった。手のかかる、気になる人、だ。
「難しいことはわからないんで。でも、ルイスが馬鹿なことしないように見とけっていうのはわかります」
「――そうか。頼む。まだ子供だから守ってやりたいと思っていたのに、一人でやりたいというのを自立なのか無理をしていたのか……距離を間違っていたのかもしれない」
「間違ってないと思います。気楽にやってました。屋敷じゃそうはいかないと思うし。基本的になまけものなんで」
ユリアと別に暮らしだして、悠々自適な生活を送っていた。寂しいというより自由にやっていた。
「そういえば、この前公爵様に怒られたって落ち込んでました。あいつ、自分を大切にするって、意味が分かんねえんだと思います」
今日のことがあっても、ルイスが理解したとは思えない。
「見ときます。生きなきゃって思って生きてるうちに、そのうち生きたくなるかもしれないし」
本当は、自分が幸せにしてやりたいが。そんなことが言えるほどベンも大人ではないから。
「十分だ」
玄関にたどり着いて、ベンはぺこりと頭を下げた。
「じゃ。おやすみなさい」
ルイスはもう貝のように口を閉じて、じっとソファに座っている。
硬く緊張したまま、ベンの手を握ったままで動かなかった。
冷えた身体を温めようとヘルマンとユリアが何かを勧めても、黙ってわずかに首を振るだけだった。
ユリアはルイスの隣に移動した。
「ルイス。そんな風に思ってたんだね」
しばらくの沈黙の後、ユリアが呟くように言った。びくりとルイスの肩が跳ねる。
「そりゃそうだよね。ちょっと覚えてるって言ってたもんね。それなのに全然その話してこなかったもんね、僕達」
ベンと握っていない方の手を、そっと握りこむ。ユリアの手はもう冷たくなかった。ルイスの手が冷たすぎるのかもしれない。
「ルイス。ずっと自分を責めてたの?」
ルイスは答えない。
「消えたいって、思っちゃったんだね。ずっとそう思ってたの?」
ルイスはずっと青ざめていた。
言ってしまった後悔に押しつぶされている。
「――それなのに、僕が悲しむからって、頑張ってくれてたんだね」
ぎゅ、っとユリアがルイスの手に力が入った。
「ごめんね、少しもわかってあげられてなかった」
将来が思い描けないと言っていたのも、そのせいだったんだろうか。ルイスの言動のいろいろなところにヒントはあったのに。
補佐官になるために必死で、ちゃんと周りが見えていなかった。
大人に囲まれていたから、自分のことに夢中になってもルイスは順調に育っていると思って。わがまま一つ言わない子で、本当にいい子に育ってくれたと思っていた。
「誰も悪くないだろう。君だってまだ子供だったんだ」
ヘルマンが言った。
「ユリアもルイスも、必死で生きてきただけだ。他にどうしようもなかった、それではいけないのか」
二人して自分が悪いと責めるところはそっくりだ。
「ルイス、どんなこと覚えてるの?」
ユリアが少し緊張しているのが分かる。
「――首都で物乞いしてた時」
ルイスはからからの喉から声を絞り出した。
「殴られてたり、物を投げられたりして……僕、リアの体で庇われてて」
「そっか……」
「リアが傷ついて倒れてるとき、僕、一人になるって思って……」
ユリアの心配より、自分が置いて行かれる恐怖の方がずっと大きかった。
そんな身勝手な感情をずっと持ってる。
ユリアはゆっくりと頷いた。
「怖かったよね。僕もルイスが熱出した時、このままルイスが死んでしまったら、一緒に死のうって考えてた。怖くて一晩中呼吸を確かめてたこともある」
そうやって二人で必死で支え合いながら生きてきた。お互いを拠り所にしながら。
「リアには、もう、公爵様がいるでしょ」
だからもう、大丈夫だよね、と。
ルイスの問いかけにユリアは幸せそうに笑った。
「うん」
そんなことないから生きて、とは言わない。
「公爵様と生きていけることが、僕の幸せ」
その本当に幸せそうな顔を見るとルイスもほっととする。
「安心した?僕が幸せで」
「うん」
「僕が幸せなのを見て、嬉しい?」
ゆっくりと、確かめるように聞かれる。
「………………、うん」
幸せだと話して聞かせる、そのユリアの目に涙が浮かぶ。
ユリアの言いたいことがわかって、ルイスの頬には、もう涙がつたっていた。何も言えなかった。
お互いに思うことは一緒だから。
幸せな姿が見れたら、どれほど幸せになるのか、ルイスにはもうわかっている。
つらいけど。苦しいけれど。この幸せな気持ちで同じようにユリアを満たしてあげないといけない。
「ルイス、約束して」
こつん、と額を合わせられる。金色の睫毛が涙ですっかり濡れている、それが間近に見えた。
「うん。ちゃんと、頑張る。幸せになる」
幸せになって、ユリアを安心させる。
ユリアはルイスを優しく抱きしめた。
すっかり大きくなってしまったルイスだったが、弱く震える姿はまだ小さい時のままだった。
「あの時ね……」
ユリアはルイスを抱きしめたまま優しく語りかけた。
「世界中に拒絶されてると思っていた中で、ルイスだけが僕を必要としてくれてた。ルイスだけが僕を愛して、必死で抱きしめてくれた。――それが僕にとって、どれほど救いとなったか、わかる?」
こうして抱き合っていると、思い出すのは虐げられた記憶じゃない。
この温かくて優しい感触だけだ。
「ルイスがいないと生きていなかったよ。ありがとう、ルイス。愛してるよ」
ルイスはその優しい感触を確かめるように腕に力を入れた。
二人は泣き疲れて、そのまま公爵邸に泊まることにした。
客間のベッドにそのまま転がり込むようにして泣き腫らした目で眠りにつく。
そんな二人をそっと置いて、ヘルマンとベンはその場を後にした。
「お前も泊っていくか?」
「いえ。寮そこなんで。帰ります」
「ご苦労だったな」
「――はい」
仕事としてやったわけではないのにそう言われると『影』の業務をしたような気になって、複雑な気持ちになる。
「――しばらくは目を離さないようにしておいてくれ」
「そのつもりです」
仕事の方はしばらく休み、ルイスに付き添うつもりだった。
「お前は気付いていたから側にいたのか?」
ヘルマンの古い記憶では、ユリアが倒れた時ルイスを連れてきたのはベンだった。
ルイスがずっと抱えていた心の闇に、子供のころからベンが気付いていたというのだろうか。
ふと気になった。
「気付いてって、何にですか」
「ルイスについて」
「ルイスの……?」
ベンは本当にわからないといったようだ。
「昔も、ここにルイスを連れてきたことがあっただろう。ユリアが倒れた時」
「――いつですか」
「フェルナンドに預けられていたルイスを、ユリアに面会させに来た」
ベンはしばらく考え込んでいたが、なかなか記憶にたどり着かないようだった。
「学校を抜け出して――」
「ああ!言わないでって言ったのに、母に言うから。めちゃくちゃ怒られたやつ」
「……………………」
ヘルマンは少し迷った。
あまり経験したことのない会話のテンポだった。
「ルイスが危なげで側にいたのかと思ったんだが」
「危なげ……」
ベンは険しい顔をして考え込んだ。
「わかりません」
考えたと思わせておいて、たいして考えてはいなかった。
ベンにとってルイスが繊細で気難いのも、誰か人がいないと不安なのも、眠れないのも。全部ルイスの性格だった。それが危ういと意識したことはなかった。手のかかる、気になる人、だ。
「難しいことはわからないんで。でも、ルイスが馬鹿なことしないように見とけっていうのはわかります」
「――そうか。頼む。まだ子供だから守ってやりたいと思っていたのに、一人でやりたいというのを自立なのか無理をしていたのか……距離を間違っていたのかもしれない」
「間違ってないと思います。気楽にやってました。屋敷じゃそうはいかないと思うし。基本的になまけものなんで」
ユリアと別に暮らしだして、悠々自適な生活を送っていた。寂しいというより自由にやっていた。
「そういえば、この前公爵様に怒られたって落ち込んでました。あいつ、自分を大切にするって、意味が分かんねえんだと思います」
今日のことがあっても、ルイスが理解したとは思えない。
「見ときます。生きなきゃって思って生きてるうちに、そのうち生きたくなるかもしれないし」
本当は、自分が幸せにしてやりたいが。そんなことが言えるほどベンも大人ではないから。
「十分だ」
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