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特別編【九尾外伝】
特別編第二談【現世】
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特別編第二談【現世】
九尾「...ここは?私は...」
閻魔「ここはあの世でも現世でも無い無の空間だ。」
九尾「閻魔大王様!?」
九尾は閻魔大王に抱きついた。
九尾は泣きながら謝り始めた。
九尾「すみません...ごめんなさい...私のせいで閻魔大王様の作ってきた全てが...」
閻魔「お前のせいじゃない...そしてまだ希望は残っている」
閻魔大王は九尾の涙を拭きながら九尾の胸に手を当てた。
閻魔「私の怪能をお前に与えよう。その力とお前の力を合わせれば現世には出られるはずだ...」
九尾「なんで私に!閻魔大王様に私が力を与えれば」
閻魔「私にはもう器としての時間は無くなってしまった...頼む時間が無いんだ」
いつもと違う閻魔大王の雰囲気に九尾の心構えが変わった。
九尾「...わかりました。」
閻魔「ありがとう...現世では絶対に怪能を使うな...」
九尾「え?」
閻魔「女神に気づかれれば命が危ない。頼む九尾...お前が生きてさえいれば私の創ってきたものは全て無くなりはしないだろう?」
閻魔大王の発言に九尾はまた涙を流した。
九尾に触れていた閻魔大王の手が虹に光出す。
閻魔「長生きしてくれ...そしていつか...お前が閻魔大王になってくれ」
九尾「...!わかりました!必ず...!必ず...!」
九尾は泣きながら現世に送られた。
閻魔大王は最後まで九尾のことを見つめていた。
閻魔「ありがとう。愛しているぞ、九尾...」
閻魔大王は静かに完全に消滅した。
【現世】
九尾「ここは...」
九尾が目を覚めるとそこは学校の屋上だった。
九尾「現世か...あんまり知らないんだよな...」
九尾は空を飛んだ。
九尾「怪能はダメだけど身体機能は良いよね...いや...危ないか?」
九尾は急いで物陰に隠れた。
九尾「とりあえず姿を変えないと...」
九尾は上から校舎にいる教師を複数観察し始めた。
九尾「あれが人間か...」
九尾は人間の姿を自作して変身した。
九尾「我ながら良い出来だ...あとは...」
九尾はこれからのことを考えようとした時あることに気づいた。
九尾「...?何か感じる...」
九尾は屋上の花瓶を叩き割るふりを始めた。
花瓶「やめろ!」
花瓶から人魂が出てきた。
九尾「人魂!?」
人魂「なんだお前...見てたけどお前も怪異か?」
九尾「怪異?」
人魂「お前もしかして新人か?」
人魂と九尾は怪異のこととあの世のことをお互いに話した。
人魂「そんなことがあったのか...」
九尾「怪異ってやつに目を付けられたらやばいかな...」
人魂「いや、怪異達の中に紛れ込んだ方がいいだろう。単独で動く方が怪しいだろうしな」
九尾「そっか。確かにそうだね」
人魂「とりあえずここは冷える。近くの美術室にでも行くか。」
二人は美術室に移動した。
人魂「にしても...怪異達の中に紛れ込むのに怪能無しだと厳しいよな」
九尾「での気配とかは感じ取れるし...」
二人が話していると飾られているモナリザが話しかけてきた。
モナリザ「ねぇ。話聞いてたんだけど」
人魂「ん...?ああ、モナリザか。どうした?」
九尾「綺麗な絵だね...」
モナリザ「私はあんまり怪能使ったりしないのに持ってるから九尾に貸してあげようかなって...」
九尾「え!いいの!?」
モナリザの提案に九尾が嬉しそうに食いつく。
モナリザ「まぁ私の力は相手に触れながら名前を呼んでようやく少し動きを鈍らせる程度だけど」
九尾「全然良いよ!助かる!ありがとう!」
九尾はモナリザから怪能を受け取った。
人魂「よかったな。そういえばお前男の姿だけど人間になれるんだな。」
九尾「そうだよ。人間に紛れ込んだ方がいいと思っててさー」
モナリザ「変身出来るのいいなー。」
人魂「完全に技術でそれをやり遂げてるのすごいな...」
三人は夜の学校で話し合いをしていた。
【次の日】
九尾「じゃあ...私は今から先生しようかな...」
人魂「いいじゃ無いか。頑張ってみろよ」
モナリザ「なんの先生になるの?」
九尾「うーん。体育なら地獄でも色々習ったし行けるかも?」
人魂「偽造とかの作業頑張れ」
九尾「がんばりまーす」
九尾のこれからを話し合う三人。
この話は近藤達が入学してくる60年以上前の話...。
特別編第二談【現世】-完-
九尾「...ここは?私は...」
閻魔「ここはあの世でも現世でも無い無の空間だ。」
九尾「閻魔大王様!?」
九尾は閻魔大王に抱きついた。
九尾は泣きながら謝り始めた。
九尾「すみません...ごめんなさい...私のせいで閻魔大王様の作ってきた全てが...」
閻魔「お前のせいじゃない...そしてまだ希望は残っている」
閻魔大王は九尾の涙を拭きながら九尾の胸に手を当てた。
閻魔「私の怪能をお前に与えよう。その力とお前の力を合わせれば現世には出られるはずだ...」
九尾「なんで私に!閻魔大王様に私が力を与えれば」
閻魔「私にはもう器としての時間は無くなってしまった...頼む時間が無いんだ」
いつもと違う閻魔大王の雰囲気に九尾の心構えが変わった。
九尾「...わかりました。」
閻魔「ありがとう...現世では絶対に怪能を使うな...」
九尾「え?」
閻魔「女神に気づかれれば命が危ない。頼む九尾...お前が生きてさえいれば私の創ってきたものは全て無くなりはしないだろう?」
閻魔大王の発言に九尾はまた涙を流した。
九尾に触れていた閻魔大王の手が虹に光出す。
閻魔「長生きしてくれ...そしていつか...お前が閻魔大王になってくれ」
九尾「...!わかりました!必ず...!必ず...!」
九尾は泣きながら現世に送られた。
閻魔大王は最後まで九尾のことを見つめていた。
閻魔「ありがとう。愛しているぞ、九尾...」
閻魔大王は静かに完全に消滅した。
【現世】
九尾「ここは...」
九尾が目を覚めるとそこは学校の屋上だった。
九尾「現世か...あんまり知らないんだよな...」
九尾は空を飛んだ。
九尾「怪能はダメだけど身体機能は良いよね...いや...危ないか?」
九尾は急いで物陰に隠れた。
九尾「とりあえず姿を変えないと...」
九尾は上から校舎にいる教師を複数観察し始めた。
九尾「あれが人間か...」
九尾は人間の姿を自作して変身した。
九尾「我ながら良い出来だ...あとは...」
九尾はこれからのことを考えようとした時あることに気づいた。
九尾「...?何か感じる...」
九尾は屋上の花瓶を叩き割るふりを始めた。
花瓶「やめろ!」
花瓶から人魂が出てきた。
九尾「人魂!?」
人魂「なんだお前...見てたけどお前も怪異か?」
九尾「怪異?」
人魂「お前もしかして新人か?」
人魂と九尾は怪異のこととあの世のことをお互いに話した。
人魂「そんなことがあったのか...」
九尾「怪異ってやつに目を付けられたらやばいかな...」
人魂「いや、怪異達の中に紛れ込んだ方がいいだろう。単独で動く方が怪しいだろうしな」
九尾「そっか。確かにそうだね」
人魂「とりあえずここは冷える。近くの美術室にでも行くか。」
二人は美術室に移動した。
人魂「にしても...怪異達の中に紛れ込むのに怪能無しだと厳しいよな」
九尾「での気配とかは感じ取れるし...」
二人が話していると飾られているモナリザが話しかけてきた。
モナリザ「ねぇ。話聞いてたんだけど」
人魂「ん...?ああ、モナリザか。どうした?」
九尾「綺麗な絵だね...」
モナリザ「私はあんまり怪能使ったりしないのに持ってるから九尾に貸してあげようかなって...」
九尾「え!いいの!?」
モナリザの提案に九尾が嬉しそうに食いつく。
モナリザ「まぁ私の力は相手に触れながら名前を呼んでようやく少し動きを鈍らせる程度だけど」
九尾「全然良いよ!助かる!ありがとう!」
九尾はモナリザから怪能を受け取った。
人魂「よかったな。そういえばお前男の姿だけど人間になれるんだな。」
九尾「そうだよ。人間に紛れ込んだ方がいいと思っててさー」
モナリザ「変身出来るのいいなー。」
人魂「完全に技術でそれをやり遂げてるのすごいな...」
三人は夜の学校で話し合いをしていた。
【次の日】
九尾「じゃあ...私は今から先生しようかな...」
人魂「いいじゃ無いか。頑張ってみろよ」
モナリザ「なんの先生になるの?」
九尾「うーん。体育なら地獄でも色々習ったし行けるかも?」
人魂「偽造とかの作業頑張れ」
九尾「がんばりまーす」
九尾のこれからを話し合う三人。
この話は近藤達が入学してくる60年以上前の話...。
特別編第二談【現世】-完-
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