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第六章【家庭科室の包丁編】
第三十談【成長】
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第三十談【成長】
数週間後ーー。
【グラウンド 19:00】
近藤「...おらぁ!!」
近藤が5kgの錘が入った鞄を引き寄せた。
引き寄せた鞄をキャッチはせずにすり抜けで避ける。
それを繰り返していた。
近藤「かなり出来るようになってきたな...塩を持つ量を減らしてみたが慣れてきた...なにより進化したこれはすごいぞ!!」
近藤は校舎に向かって引き寄せを発動した。
近藤「これだけじゃ重くて意味ないけど!ここで進化したすり抜けで全身をすり抜けさせれば!!」
近藤が校舎に引き寄せられた。
近藤「これは...強くなったとおもわねぇかー!?」
一部始終を眺めていた人魂が嬉しそうに答えた。
人魂「すごいな...この数週間で見違えるほどに進化した...すでにレベルは2.5はあるだろ...」
近藤「本当か!やったぜ!」
人魂「そろそろ特訓の成果を見せ合って目いい頃合いだと思うが...」
【体育館 19:00】
阿部「うぉぉぉぉぉお!!!」
阿部は体育館をぐるぐる走り続けていた。
阿部「はぁ...はぁ...記録は...10分!よっしゃ!最高記録!」
阿部はスピードの調整、持続時間の向上の目標を完璧にこなしていた。
阿部「最大速度を出した時の反動は変わってないけど!これで戦いの幅が広がる!!みんなはどうしてるかな...」
【理科室 19:00】
井上「安達先生ー!見て!」
井上が怪力操作で身体機能を強化して箱を破壊してみせた。
安達先生「よし!基礎的な部分はできてるな!」
井上「しかも...こんなこともできるようになりました」
井上は怪力を無から取り出して操作する工程を同時に行った。
安達先生「器用だな...それを使えば瞬時に攻撃ができると思うぞ」
井上「やったー!!」
坂本「先生...言われた通りできました」
坂本は真剣な表情で浮かんでいた。
坂本「怪力操作を利用して頭を強化...そしたら少しの時間だけ怪能が使えるようになりました」
安達先生「すごいな!やっぱり包丁の意識を塩以外で薄めれば怪能を使える予想は当たってたか」
坂本は集中が切れて落下した。
坂本「でも流石に完璧に制御は無理です...寝る時に乗っ取られそうになるし」
安達先生「それでも上々だ!そろそろ全員を集めても良さそうだな」
【理科室 19:15】
全員が理科室に集合して特訓の成果を話し合い始めた。
近藤「悟すご...ていうか翼ももう怪能使えるってすごいな!奈緒は今日だし」
阿部「いやいや...お前が一番すごいって...機動力.攻撃力.回避力そしてレベルごと上がってるじゃん...」
話し合いをしていると安達先生が急に立ち上がった。
安達先生「そろそろ話すべきだな。この特訓期間中に怪異達に襲われなかった理由を」
坂本「え?」
近藤「確かにここ最近は戦ってなかったな」
安達先生「君たちが強くなることを恐れた怪異達が君たちを狙った。その強化中に狙わないわけが無いと思い、私と九尾の狐で護衛に回った。」
井上「!?七瀬さんも?」
安達先生の突然の発言に全員が呆気に取られた。
安達先生「護衛を頼んだ際、快く引き受けてくれた、必ずお礼に向かうんだ。」
近藤「わかりました!先生もありがとうございました!!」
井上「いろいろ教えてくださり本当にありがとうございました!」
阿部「問題点のまとめ、わかりやすかったです!」
坂本「また何かあったら頼らそてください!」
四人の突然の言葉に安達先生は少し怖気付いた。
安達先生「...あたりまえだ。だって私は教師なんだからな」
【下校中 19:30】
近藤「全員強くなったわけだけど、次の怪異はどうする?」
阿部「正直...特訓する前は色々あって頭がパンクしてたけど、今なら考えれる」
井上「特訓中、ずっと考えてたんだけど。やっぱり謎が多すぎるよね」
井上の発言に近藤の表情が強張る。
井上「亮介が見た花子さんの夢、翼との繋がり、なにより家庭科室の包丁は何か企んでる。」
阿部「二宮金次郎を操ってたし翼の体を乗っ取ろうとしてるしな」
坂本「...知る必要があるね」
阿部と井上と坂本が近藤を見つめる。
阿部「トイレの花子さんについて」
近藤「......」
近藤「俺もずっと気になってた。探そう。花子さんに関する何かを。」
阿部「花子さんとは少し遊んだだけだけど、友達だしな」
近藤と阿部は最初の頃を思い出していた。
近藤「思えば、あそこから始まったんだな」
阿部「あそこから...この非日常が始まった。」
井上「ちょっと!二人にしかわからない話やめてよ!」
坂本「寂しいじゃん!」
近藤と阿部は笑った。
阿部「そういえば、近藤は怪能の特訓してたって言ってたけど、水操作は習得したのか?」
近藤「水操作?なんだそれ?」
阿部「言ってなかったか?前に近藤が暴走した時に水を操ってたって」
近藤「...え?」
阿部から放たれる初めて聞いた言葉に一同は止まってしまった。
井上「それって...花子さんの力に関わる重要な部分なんじゃ...」
坂本(心の中)「なんか...私と被ってる...」
四人は複雑な空気の中家に帰るのだった。
第三十談【成長】-完-
数週間後ーー。
【グラウンド 19:00】
近藤「...おらぁ!!」
近藤が5kgの錘が入った鞄を引き寄せた。
引き寄せた鞄をキャッチはせずにすり抜けで避ける。
それを繰り返していた。
近藤「かなり出来るようになってきたな...塩を持つ量を減らしてみたが慣れてきた...なにより進化したこれはすごいぞ!!」
近藤は校舎に向かって引き寄せを発動した。
近藤「これだけじゃ重くて意味ないけど!ここで進化したすり抜けで全身をすり抜けさせれば!!」
近藤が校舎に引き寄せられた。
近藤「これは...強くなったとおもわねぇかー!?」
一部始終を眺めていた人魂が嬉しそうに答えた。
人魂「すごいな...この数週間で見違えるほどに進化した...すでにレベルは2.5はあるだろ...」
近藤「本当か!やったぜ!」
人魂「そろそろ特訓の成果を見せ合って目いい頃合いだと思うが...」
【体育館 19:00】
阿部「うぉぉぉぉぉお!!!」
阿部は体育館をぐるぐる走り続けていた。
阿部「はぁ...はぁ...記録は...10分!よっしゃ!最高記録!」
阿部はスピードの調整、持続時間の向上の目標を完璧にこなしていた。
阿部「最大速度を出した時の反動は変わってないけど!これで戦いの幅が広がる!!みんなはどうしてるかな...」
【理科室 19:00】
井上「安達先生ー!見て!」
井上が怪力操作で身体機能を強化して箱を破壊してみせた。
安達先生「よし!基礎的な部分はできてるな!」
井上「しかも...こんなこともできるようになりました」
井上は怪力を無から取り出して操作する工程を同時に行った。
安達先生「器用だな...それを使えば瞬時に攻撃ができると思うぞ」
井上「やったー!!」
坂本「先生...言われた通りできました」
坂本は真剣な表情で浮かんでいた。
坂本「怪力操作を利用して頭を強化...そしたら少しの時間だけ怪能が使えるようになりました」
安達先生「すごいな!やっぱり包丁の意識を塩以外で薄めれば怪能を使える予想は当たってたか」
坂本は集中が切れて落下した。
坂本「でも流石に完璧に制御は無理です...寝る時に乗っ取られそうになるし」
安達先生「それでも上々だ!そろそろ全員を集めても良さそうだな」
【理科室 19:15】
全員が理科室に集合して特訓の成果を話し合い始めた。
近藤「悟すご...ていうか翼ももう怪能使えるってすごいな!奈緒は今日だし」
阿部「いやいや...お前が一番すごいって...機動力.攻撃力.回避力そしてレベルごと上がってるじゃん...」
話し合いをしていると安達先生が急に立ち上がった。
安達先生「そろそろ話すべきだな。この特訓期間中に怪異達に襲われなかった理由を」
坂本「え?」
近藤「確かにここ最近は戦ってなかったな」
安達先生「君たちが強くなることを恐れた怪異達が君たちを狙った。その強化中に狙わないわけが無いと思い、私と九尾の狐で護衛に回った。」
井上「!?七瀬さんも?」
安達先生の突然の発言に全員が呆気に取られた。
安達先生「護衛を頼んだ際、快く引き受けてくれた、必ずお礼に向かうんだ。」
近藤「わかりました!先生もありがとうございました!!」
井上「いろいろ教えてくださり本当にありがとうございました!」
阿部「問題点のまとめ、わかりやすかったです!」
坂本「また何かあったら頼らそてください!」
四人の突然の言葉に安達先生は少し怖気付いた。
安達先生「...あたりまえだ。だって私は教師なんだからな」
【下校中 19:30】
近藤「全員強くなったわけだけど、次の怪異はどうする?」
阿部「正直...特訓する前は色々あって頭がパンクしてたけど、今なら考えれる」
井上「特訓中、ずっと考えてたんだけど。やっぱり謎が多すぎるよね」
井上の発言に近藤の表情が強張る。
井上「亮介が見た花子さんの夢、翼との繋がり、なにより家庭科室の包丁は何か企んでる。」
阿部「二宮金次郎を操ってたし翼の体を乗っ取ろうとしてるしな」
坂本「...知る必要があるね」
阿部と井上と坂本が近藤を見つめる。
阿部「トイレの花子さんについて」
近藤「......」
近藤「俺もずっと気になってた。探そう。花子さんに関する何かを。」
阿部「花子さんとは少し遊んだだけだけど、友達だしな」
近藤と阿部は最初の頃を思い出していた。
近藤「思えば、あそこから始まったんだな」
阿部「あそこから...この非日常が始まった。」
井上「ちょっと!二人にしかわからない話やめてよ!」
坂本「寂しいじゃん!」
近藤と阿部は笑った。
阿部「そういえば、近藤は怪能の特訓してたって言ってたけど、水操作は習得したのか?」
近藤「水操作?なんだそれ?」
阿部「言ってなかったか?前に近藤が暴走した時に水を操ってたって」
近藤「...え?」
阿部から放たれる初めて聞いた言葉に一同は止まってしまった。
井上「それって...花子さんの力に関わる重要な部分なんじゃ...」
坂本(心の中)「なんか...私と被ってる...」
四人は複雑な空気の中家に帰るのだった。
第三十談【成長】-完-
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