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第15話・バイコ&アーズィムvsアリババ
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宴会場へ行く途中、廊下を右に左に右に左にと歩き、少し薄暗い石の扉の部屋に連れてかれた。
部屋の端っこには縄で縛られた爆睡中のバイコさんとアーズさんがいた。
やっぱり。
「おい、起きろ」
カシムさんが声をかける。起きない。
この状況で寝てるこの二人凄いな、伊達に盗賊と賞金稼ぎではないか。
「カシムさん、知らない奴らなんで殺して良いですよ」
「ちょっとアラジンさん!?」
うおー!この人躊躇ないよー!
「そうしたいですが、貴方方の知り合いというの仮説を抜いてもまぁ有名人なので」
「そ、そうなんですか??」
俺は聞く。
「片方は40人の西の最悪の盗賊団の副団長バイコ・シムシム。もう一人は元国家賞金稼ぎ一位のアーズィム・ワーケットです。何故その二人が一緒にいたのか」
「お~中々の悪とこっちの賞金稼ぎも悪そうな顔、ん~盗賊のが好みかなぁ」
寝てる二人の顔を覗き込みモルジアナさんが品定めする。
するとバイコさんが目を覚まし、モルジアナさんと目が合う。
「うおっ!?」
「おお!誰!?」
「バイコさん!」
俺はすぐに声をかける。
「マスター!ご無事で!良かった!」
「バイコさんは大丈夫じゃなさそうですけど、怪我とかしてないですか!?」
「怪我とかはしてないです!いやマスターの為なら怪我なんて!」
中身も特に変わらずか良かった良かった。
「オイ!アーズィム!起きろ!」
寝てるアーズさんに蹴りを入れるバイコさん。結構強め、それ起こす蹴りじゃなくて何か個人的な何か入ってない?
「痛ーな!何だよ!!ん、我が君!!無事か!今抱きしめるぜ!アレ!?動けねぇ!!」
「大丈夫ですよ」
良かった、二人とも良い意味でも悪い意味でも元気だ。
「あ、アラジン!テメー、王族だったんだな!」
「カシムさん、この二人は何をしたんですか?」
アーズさんを無視して話をするアラジンさん。ドライ。
「この二人は・・・・」
「おっと!この先はこのアーズィム様が話してやるぜ!」
「あ!俺が話したい!そしてマスターに褒められたい!」
「オメーはエア語しか話せねぇだろが!」
「揉めないで!」
揉め始める二人、どっちでも良いよ。
「じゃあアーズさん話してください」
「我が君!!流石だぜ!!」
「マスター!!?」
ずっとやってそうなので俺が決める。まぁアーズさんのがグランド語話せるしね。
「大丈夫ですか?シンドバッドを待たせているのでは?」
「シンドバッド様は歓迎会の色々率先して張り切って準備をしているのでもう少しは大丈夫ですよ。シンドバッド様をまだ、気にかけてくださるのですね」
「・・・・そういうはやめてください」
ここからはアーズさん達視線の話。
クロちゃん(仮)とアラジンが廊下でシンドバッドとアリババといた時。
それを自分達の部屋からコッソリ見ていた二人。
「オイオイ、マジか。ありゃあシンドバッドじゃねーか。アラジンの野郎、王族だったのか」
「おい、マスターが危ない!あの美しさだ、何をされるか」
「確かにな、我が君は最高だ・・・・宝石以上だ、王族が権力に物言わせて連れ去ってもおかしくねぇ」
「全員殺すか?」
「馬鹿バイコ!シンドバッドの周りにいるのは直属の親衛隊だ!バカみてぇに強い。魔法も使うしな」
「詳しいな」
「・・・・常識だろ、こんなの」
二人が話してる間にクロちゃん(仮)、アラジンはシンドバッドを連れて外に行く。
「動いた!王宮に行かれたらマズイ!」
グランドの王宮は王族しか場所が分からなくなっている。
街から王宮は見えるがそれは幻術に魔法の見せる蜃気楼。本当の王宮は特別な方法でしか行けないようになっている。
「よし、一人親衛隊を人質にして王宮に案内させよう」
「バイコお前・・・・流石盗賊、悪いなぁ、そういうの好きだぜ~」
二人は結託した。
「どいつにする??」
「どれでも良いけど、アイツ奥のイライラしてる奴!アレが隊長のアリババだ。アイツはー」
「よしっ!アイツだな!」
「やめろって話だよー!!」
部屋を飛び出すバイコ。一直線にアリババの前へ。
「何だ、お前?」
「ちょっと人質になってくれ!」
「エア語、グランドの人間じゃないのか。見てくれが悪い!盗賊か?シンドバッド様を狙ってか!貴様!許さん!!」
「何か一人で盛り上がってキレた!」
アリババは刀身の丸美を帯びた現代の半月剣のような剣を取り出しバイコに切りかかる。
「おおっ!?強いな!」
バイコも剣を取り出しいなす様に剣撃を捌いていく。
「チッ!盗賊にしてはやるな!」
二人は互角の戦いを魅せる。
「オイオイ、そんなに強かったのかよバイコ・・・・あのアリババと互角ってよぉ」
部屋から見ていたアーズィムは身を乗り出して見入っていた。そして思った。
今、俺が入って二人がかりならアリババに勝てるかもしれない!
「ア~リババ~~~!!!」
「!?お前!アーズィムか!!」
「あの時の借り!返すぜー!!」
いなすバイコの横からアーズィムがアリババを狙う。
二人の刃がアリババを襲う。
「舐めるなぁ!!」
突然にアリババの周りに竜巻が現れる。
「がっ!」
「うわっ!」
二人は壁に叩きつけられる。
「やっぱダメかぁ~魔法は反則だぜ」
「こいつ魔法人か」
「さて、処刑だ!!」
アリババの剣がアーズィムの首筋に触れる。
「なぁアリババさん、手伝ってやるよ」
「? 何言ってる」
「アラジン殺し」
ここから先の話はアーズィムはクロちゃん(仮)にはしなかった。
部屋の端っこには縄で縛られた爆睡中のバイコさんとアーズさんがいた。
やっぱり。
「おい、起きろ」
カシムさんが声をかける。起きない。
この状況で寝てるこの二人凄いな、伊達に盗賊と賞金稼ぎではないか。
「カシムさん、知らない奴らなんで殺して良いですよ」
「ちょっとアラジンさん!?」
うおー!この人躊躇ないよー!
「そうしたいですが、貴方方の知り合いというの仮説を抜いてもまぁ有名人なので」
「そ、そうなんですか??」
俺は聞く。
「片方は40人の西の最悪の盗賊団の副団長バイコ・シムシム。もう一人は元国家賞金稼ぎ一位のアーズィム・ワーケットです。何故その二人が一緒にいたのか」
「お~中々の悪とこっちの賞金稼ぎも悪そうな顔、ん~盗賊のが好みかなぁ」
寝てる二人の顔を覗き込みモルジアナさんが品定めする。
するとバイコさんが目を覚まし、モルジアナさんと目が合う。
「うおっ!?」
「おお!誰!?」
「バイコさん!」
俺はすぐに声をかける。
「マスター!ご無事で!良かった!」
「バイコさんは大丈夫じゃなさそうですけど、怪我とかしてないですか!?」
「怪我とかはしてないです!いやマスターの為なら怪我なんて!」
中身も特に変わらずか良かった良かった。
「オイ!アーズィム!起きろ!」
寝てるアーズさんに蹴りを入れるバイコさん。結構強め、それ起こす蹴りじゃなくて何か個人的な何か入ってない?
「痛ーな!何だよ!!ん、我が君!!無事か!今抱きしめるぜ!アレ!?動けねぇ!!」
「大丈夫ですよ」
良かった、二人とも良い意味でも悪い意味でも元気だ。
「あ、アラジン!テメー、王族だったんだな!」
「カシムさん、この二人は何をしたんですか?」
アーズさんを無視して話をするアラジンさん。ドライ。
「この二人は・・・・」
「おっと!この先はこのアーズィム様が話してやるぜ!」
「あ!俺が話したい!そしてマスターに褒められたい!」
「オメーはエア語しか話せねぇだろが!」
「揉めないで!」
揉め始める二人、どっちでも良いよ。
「じゃあアーズさん話してください」
「我が君!!流石だぜ!!」
「マスター!!?」
ずっとやってそうなので俺が決める。まぁアーズさんのがグランド語話せるしね。
「大丈夫ですか?シンドバッドを待たせているのでは?」
「シンドバッド様は歓迎会の色々率先して張り切って準備をしているのでもう少しは大丈夫ですよ。シンドバッド様をまだ、気にかけてくださるのですね」
「・・・・そういうはやめてください」
ここからはアーズさん達視線の話。
クロちゃん(仮)とアラジンが廊下でシンドバッドとアリババといた時。
それを自分達の部屋からコッソリ見ていた二人。
「オイオイ、マジか。ありゃあシンドバッドじゃねーか。アラジンの野郎、王族だったのか」
「おい、マスターが危ない!あの美しさだ、何をされるか」
「確かにな、我が君は最高だ・・・・宝石以上だ、王族が権力に物言わせて連れ去ってもおかしくねぇ」
「全員殺すか?」
「馬鹿バイコ!シンドバッドの周りにいるのは直属の親衛隊だ!バカみてぇに強い。魔法も使うしな」
「詳しいな」
「・・・・常識だろ、こんなの」
二人が話してる間にクロちゃん(仮)、アラジンはシンドバッドを連れて外に行く。
「動いた!王宮に行かれたらマズイ!」
グランドの王宮は王族しか場所が分からなくなっている。
街から王宮は見えるがそれは幻術に魔法の見せる蜃気楼。本当の王宮は特別な方法でしか行けないようになっている。
「よし、一人親衛隊を人質にして王宮に案内させよう」
「バイコお前・・・・流石盗賊、悪いなぁ、そういうの好きだぜ~」
二人は結託した。
「どいつにする??」
「どれでも良いけど、アイツ奥のイライラしてる奴!アレが隊長のアリババだ。アイツはー」
「よしっ!アイツだな!」
「やめろって話だよー!!」
部屋を飛び出すバイコ。一直線にアリババの前へ。
「何だ、お前?」
「ちょっと人質になってくれ!」
「エア語、グランドの人間じゃないのか。見てくれが悪い!盗賊か?シンドバッド様を狙ってか!貴様!許さん!!」
「何か一人で盛り上がってキレた!」
アリババは刀身の丸美を帯びた現代の半月剣のような剣を取り出しバイコに切りかかる。
「おおっ!?強いな!」
バイコも剣を取り出しいなす様に剣撃を捌いていく。
「チッ!盗賊にしてはやるな!」
二人は互角の戦いを魅せる。
「オイオイ、そんなに強かったのかよバイコ・・・・あのアリババと互角ってよぉ」
部屋から見ていたアーズィムは身を乗り出して見入っていた。そして思った。
今、俺が入って二人がかりならアリババに勝てるかもしれない!
「ア~リババ~~~!!!」
「!?お前!アーズィムか!!」
「あの時の借り!返すぜー!!」
いなすバイコの横からアーズィムがアリババを狙う。
二人の刃がアリババを襲う。
「舐めるなぁ!!」
突然にアリババの周りに竜巻が現れる。
「がっ!」
「うわっ!」
二人は壁に叩きつけられる。
「やっぱダメかぁ~魔法は反則だぜ」
「こいつ魔法人か」
「さて、処刑だ!!」
アリババの剣がアーズィムの首筋に触れる。
「なぁアリババさん、手伝ってやるよ」
「? 何言ってる」
「アラジン殺し」
ここから先の話はアーズィムはクロちゃん(仮)にはしなかった。
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