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イヴ視点3
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少年に腕を引かれて、黒い影がいるところと別の道に向かって走っていた。
そこは行き止まりだ、逃げ場なんてなくなる。
思った通りで、俺達は足を止めるしかなくなる。
この場から逃げる方法が一つだけある。
黒い影は俺目当てだから、俺が囮になれば彼は助かる。
大丈夫だ、何とかなる…もうすぐ薬が切れる……そうしたら、あんな奴俺一人で…
雨が降り視界が鈍くなり少年に近付き、でもその前に少年は一人で行動に出ていた。
「…俺が引き止めているから、君はその隙に騎士達を呼んできて」
「い、いやだ……そんな事…」
「大丈夫、怖くないよ…俺が絶対に君を守ってみせるから」
そんな事をしたら、彼は軽い怪我じゃすまなくなる。
置いていけるわけがない、絶対に君を一人にはしない。
少年は黒い影に向かって石を投げつけていて、そんな事でアイツが怯むとは思えないが、少年はいろんな方法で気を引こうとしていた。
彼が投げたバケツが宙を回り黒い影の動きが早くなっていた…ダメだ、それ以上やったら…君の命が危ない!
「早くにげっ…うぐっ」
黒い影が彼の首にぐるぐると絡みついて離さない。
すぐに絡みつく影を引き剥がそうとして、叩いたり蹴飛ばしたりしていた。
何をしてもびくともしない、俺は自分を呪った。
普通の人間になりたかったのに、今は普通の人間である自分が心底憎い。
俺は彼を傷付けたもの、触れたもの…全てを壊す…殺す…殺してやる!!
『聖騎士様は悪い魔騎士をやっつけて、空に光が差しました』
誰かがそんなお伽話を口にしていた事を思い出す。
聖騎士は悪を倒して、国のため人のためになにかしないといけないというなら、俺は聖騎士になんてなりたくはない。
たった一人を守るために残酷になれるのなら、俺は魔騎士になる!
「俺が目当てなんだろ!!だったら俺を殺せ!!」
俺の心の叫びに反応した黒い影がこちらに振り向いた。
まるで、道具のように少年を投げ飛ばして怒りが込み上げてくる。
瞳が赤く染まり、俺の魔力が戻ってくると感じた。
たとえ剣を向けられても、もう恐れたりしない。
俺は、目の前のコイツを破壊する……俺のものに手を出した事を後悔させてやる。
手から真っ黒な炎が現れて、黒い影に向かって放つと黒い体は燃えていた。
真っ黒な炎は水の魔術では決して消す事は出来ない。
俺の意思で動き、その魂ごと消し炭にしてやる。
でも、それだけじゃダメだ……もっともっと後悔するような苦痛と死を与える。
「地獄の彼方まで覚えておけ、この子に触れていいのは俺だけだ」
ポタポタと、指の先から赤いものが水溜まりの中に吸い寄せられるように落ちた。
地面に出来た血溜まりは雨に流れて、薄くなり…やがて消えていく。
黒い影は砂になり、その形を失って泥水の塊になる…中身が砂だったのか、砂でも血は出るんだな。
黒い影が持っていた真っ黒い剣を泥水の中心に突き立てた。
確か、無理矢理聞かされたお伽話の中に黒い剣を持つ魔騎士が出てきた。
自分自身で本を見た事はないから、剣や魔騎士の姿は見た事がない。
でも、この砂は魔騎士なのかもしれないと何となく思った。
水溜まりに映る俺の顔を見ると、不思議と笑えてくる。
赤い瞳の化け物がそこに映っている……まるで俺が魔騎士になったかのようだ。
これは俺が望んだ姿だ、俺のものを守るために…俺は化け物になった。
傍で倒れている少年に近付いて、水魔法で血で汚れた手を洗い流して少年を抱き寄せた。
息はある…でも、弱々しい息で危うい……ぶつけた時の傷もある。
アイツ……もっと苦痛を味わわせてやれば良かった。
少年の傷口に唇を寄せる、少年が俺にしてくれた時のように…
血を舐めて綺麗にして、傷口に口付けるとスッと傷口が消えていく。
抱き上げて、魔騎士の残骸に背を向けて路地裏を後にした。
雨も上がり、俺は少年を病院に運んだ…もう魔騎士がいないから誰かを巻き込む事もない。
また俺と彼の前に魔騎士が現れても、俺がこの手で塵にしてやる。
医者になんて任せたくはないが、俺に医療の知識はなく彼になにかあったら困るから預けるだけだ。
大丈夫、また会える、絶対に…また君に会いに行く。
医者に預けて帰ろうとしたら、医者に止められた。
「ちょっと君、名前を聞いてもいいかな」
「……何故?」
「君が運んできた子との関係とか、なんで倒れてたのかとか事件だったら騎士様に伝えないといけないからさ」
「この子は水溜まりで足を滑らせて頭を打っただけ、騎士団長様に託されて運んだだけ……それだけ」
俺は医者の方を一度も振り返らず、歩き出した。
騒ぎになりたくはない、彼だけが俺の事を覚えてくれるだけでいい。
医者が騎士団長を呼んだのか、すぐに駆け付けていた。
あの子の身元も調べる必要があるからな、俺も知りたい。
医者と騎士団長が会う前に、俺が先に騎士団長に会いに行った。
騎士団長なら、俺の気持ちを汲んで騒ぎ立てる事はないだろう。
廊下の真ん中で俺が立っていて、騎士団長は驚いていた。
「イヴさ…」
口元に人差し指を当てて、瞳で静まらせると騎士団長も顔を引き締めた。
余計な事はいらない、誰でも踏み込んでいいわけじゃない。
幼少期の頃から傍にいて、なにかと気にかけてくれた騎士団長。
俺の護衛であり、騎士団で俺に戦い方を教えてくれた人だ。
両親よりも信頼は出来る相手、きっと顔色一つ変えずに隠し通せる。
少年を助けたのは騎士団長にしておけ、他言無用だと伝えた。
人形のように何も感じない瞳をしていた俺の初めてのお願いで、騎士団長は頷いた。
信頼出来るとは言ったが、こんなお願いをするのは初めてだった。
きっとこれが最初で最後のお願いになるだろう、外にお願いする事なんてないからそれでいい…俺達は、近付きすぎない離れた距離で十分だ。
そろそろ帰ろう、うるさくする奴がいるからな。
急に何も言わずに飛び出してきたから、これからを考えて憂鬱な気分になる。
俺になにかあったらではなく、聖騎士になにかあったらと考える人達だ、怪我の一つでもして帰るだけで大騒ぎになる。
騎士団長も帰る気だと察したのか、俺に頭を下げた。
「それでは…」
「あぁ、それと」
「どうかされたのですか?」
「あの子に指一本でも触れるなよ」
俺はニコッと年相応に笑い、初めて笑顔を見せたからか騎士団長は呆然と間抜けな顔をしていた。
本当は目も合わせるなと言いたいところだが、ずっと下を向かせてあの子になにかあったら大変だ。
もし、なにかあったとしても触れる事は許さない。
そもそも触れなくても助ける方法なんていくらでもあるからな。
しばらくして、あの子の両親らしき人が駆けつける。
俺はそれをこっそりと壁に寄りかかり見ていた。
愛されて育てられたんだな、だからあんなに素直な子に育ったのか…あの子の両親に感謝しないとな。
でもまだ挨拶には行けない、俺がここにいる事は内緒だから…焦らずとも、いつか挨拶をしに行けばいい。
病室の入り口に立っていた医者に母親らしき女性が詰め寄っていた。
静かに耳を傾けて、目線は天井を見つめている。
「ユーリは…あの子は大丈夫なんですか!?」
「ご心配ありません、軽く頭を打っただけのようですから意識が戻れば」
「…意識は、まだ?」
医者は頷いて、あの子の両親と一緒に病室に向かっていった。
心配なのは分かる、俺も呼吸が出来なくなるほど胸が締め付けられる。
大丈夫だと分かっていても、その場を離れたくなくて足が止まる。
俺も家族だったら、駆け寄ってずっと傍にいても不思議ではなかった。
自分が情けなくて悔しくて、どうしようもない苛立ちを感じる。
俺が何も出来ないから、俺以外の人に任せなければいけない。
壁に拳を叩きつけると、じんわりと痛みが伝わる。
何度も打ち続けると、血が滲んで壁が赤く変色する。
怪我をした事を知った両親とか、もうどうでもよくなった。
俺の口元は無意識に笑みを浮かべていた…なんだろう、この気持ちは…感じた事がない。
そこは行き止まりだ、逃げ場なんてなくなる。
思った通りで、俺達は足を止めるしかなくなる。
この場から逃げる方法が一つだけある。
黒い影は俺目当てだから、俺が囮になれば彼は助かる。
大丈夫だ、何とかなる…もうすぐ薬が切れる……そうしたら、あんな奴俺一人で…
雨が降り視界が鈍くなり少年に近付き、でもその前に少年は一人で行動に出ていた。
「…俺が引き止めているから、君はその隙に騎士達を呼んできて」
「い、いやだ……そんな事…」
「大丈夫、怖くないよ…俺が絶対に君を守ってみせるから」
そんな事をしたら、彼は軽い怪我じゃすまなくなる。
置いていけるわけがない、絶対に君を一人にはしない。
少年は黒い影に向かって石を投げつけていて、そんな事でアイツが怯むとは思えないが、少年はいろんな方法で気を引こうとしていた。
彼が投げたバケツが宙を回り黒い影の動きが早くなっていた…ダメだ、それ以上やったら…君の命が危ない!
「早くにげっ…うぐっ」
黒い影が彼の首にぐるぐると絡みついて離さない。
すぐに絡みつく影を引き剥がそうとして、叩いたり蹴飛ばしたりしていた。
何をしてもびくともしない、俺は自分を呪った。
普通の人間になりたかったのに、今は普通の人間である自分が心底憎い。
俺は彼を傷付けたもの、触れたもの…全てを壊す…殺す…殺してやる!!
『聖騎士様は悪い魔騎士をやっつけて、空に光が差しました』
誰かがそんなお伽話を口にしていた事を思い出す。
聖騎士は悪を倒して、国のため人のためになにかしないといけないというなら、俺は聖騎士になんてなりたくはない。
たった一人を守るために残酷になれるのなら、俺は魔騎士になる!
「俺が目当てなんだろ!!だったら俺を殺せ!!」
俺の心の叫びに反応した黒い影がこちらに振り向いた。
まるで、道具のように少年を投げ飛ばして怒りが込み上げてくる。
瞳が赤く染まり、俺の魔力が戻ってくると感じた。
たとえ剣を向けられても、もう恐れたりしない。
俺は、目の前のコイツを破壊する……俺のものに手を出した事を後悔させてやる。
手から真っ黒な炎が現れて、黒い影に向かって放つと黒い体は燃えていた。
真っ黒な炎は水の魔術では決して消す事は出来ない。
俺の意思で動き、その魂ごと消し炭にしてやる。
でも、それだけじゃダメだ……もっともっと後悔するような苦痛と死を与える。
「地獄の彼方まで覚えておけ、この子に触れていいのは俺だけだ」
ポタポタと、指の先から赤いものが水溜まりの中に吸い寄せられるように落ちた。
地面に出来た血溜まりは雨に流れて、薄くなり…やがて消えていく。
黒い影は砂になり、その形を失って泥水の塊になる…中身が砂だったのか、砂でも血は出るんだな。
黒い影が持っていた真っ黒い剣を泥水の中心に突き立てた。
確か、無理矢理聞かされたお伽話の中に黒い剣を持つ魔騎士が出てきた。
自分自身で本を見た事はないから、剣や魔騎士の姿は見た事がない。
でも、この砂は魔騎士なのかもしれないと何となく思った。
水溜まりに映る俺の顔を見ると、不思議と笑えてくる。
赤い瞳の化け物がそこに映っている……まるで俺が魔騎士になったかのようだ。
これは俺が望んだ姿だ、俺のものを守るために…俺は化け物になった。
傍で倒れている少年に近付いて、水魔法で血で汚れた手を洗い流して少年を抱き寄せた。
息はある…でも、弱々しい息で危うい……ぶつけた時の傷もある。
アイツ……もっと苦痛を味わわせてやれば良かった。
少年の傷口に唇を寄せる、少年が俺にしてくれた時のように…
血を舐めて綺麗にして、傷口に口付けるとスッと傷口が消えていく。
抱き上げて、魔騎士の残骸に背を向けて路地裏を後にした。
雨も上がり、俺は少年を病院に運んだ…もう魔騎士がいないから誰かを巻き込む事もない。
また俺と彼の前に魔騎士が現れても、俺がこの手で塵にしてやる。
医者になんて任せたくはないが、俺に医療の知識はなく彼になにかあったら困るから預けるだけだ。
大丈夫、また会える、絶対に…また君に会いに行く。
医者に預けて帰ろうとしたら、医者に止められた。
「ちょっと君、名前を聞いてもいいかな」
「……何故?」
「君が運んできた子との関係とか、なんで倒れてたのかとか事件だったら騎士様に伝えないといけないからさ」
「この子は水溜まりで足を滑らせて頭を打っただけ、騎士団長様に託されて運んだだけ……それだけ」
俺は医者の方を一度も振り返らず、歩き出した。
騒ぎになりたくはない、彼だけが俺の事を覚えてくれるだけでいい。
医者が騎士団長を呼んだのか、すぐに駆け付けていた。
あの子の身元も調べる必要があるからな、俺も知りたい。
医者と騎士団長が会う前に、俺が先に騎士団長に会いに行った。
騎士団長なら、俺の気持ちを汲んで騒ぎ立てる事はないだろう。
廊下の真ん中で俺が立っていて、騎士団長は驚いていた。
「イヴさ…」
口元に人差し指を当てて、瞳で静まらせると騎士団長も顔を引き締めた。
余計な事はいらない、誰でも踏み込んでいいわけじゃない。
幼少期の頃から傍にいて、なにかと気にかけてくれた騎士団長。
俺の護衛であり、騎士団で俺に戦い方を教えてくれた人だ。
両親よりも信頼は出来る相手、きっと顔色一つ変えずに隠し通せる。
少年を助けたのは騎士団長にしておけ、他言無用だと伝えた。
人形のように何も感じない瞳をしていた俺の初めてのお願いで、騎士団長は頷いた。
信頼出来るとは言ったが、こんなお願いをするのは初めてだった。
きっとこれが最初で最後のお願いになるだろう、外にお願いする事なんてないからそれでいい…俺達は、近付きすぎない離れた距離で十分だ。
そろそろ帰ろう、うるさくする奴がいるからな。
急に何も言わずに飛び出してきたから、これからを考えて憂鬱な気分になる。
俺になにかあったらではなく、聖騎士になにかあったらと考える人達だ、怪我の一つでもして帰るだけで大騒ぎになる。
騎士団長も帰る気だと察したのか、俺に頭を下げた。
「それでは…」
「あぁ、それと」
「どうかされたのですか?」
「あの子に指一本でも触れるなよ」
俺はニコッと年相応に笑い、初めて笑顔を見せたからか騎士団長は呆然と間抜けな顔をしていた。
本当は目も合わせるなと言いたいところだが、ずっと下を向かせてあの子になにかあったら大変だ。
もし、なにかあったとしても触れる事は許さない。
そもそも触れなくても助ける方法なんていくらでもあるからな。
しばらくして、あの子の両親らしき人が駆けつける。
俺はそれをこっそりと壁に寄りかかり見ていた。
愛されて育てられたんだな、だからあんなに素直な子に育ったのか…あの子の両親に感謝しないとな。
でもまだ挨拶には行けない、俺がここにいる事は内緒だから…焦らずとも、いつか挨拶をしに行けばいい。
病室の入り口に立っていた医者に母親らしき女性が詰め寄っていた。
静かに耳を傾けて、目線は天井を見つめている。
「ユーリは…あの子は大丈夫なんですか!?」
「ご心配ありません、軽く頭を打っただけのようですから意識が戻れば」
「…意識は、まだ?」
医者は頷いて、あの子の両親と一緒に病室に向かっていった。
心配なのは分かる、俺も呼吸が出来なくなるほど胸が締め付けられる。
大丈夫だと分かっていても、その場を離れたくなくて足が止まる。
俺も家族だったら、駆け寄ってずっと傍にいても不思議ではなかった。
自分が情けなくて悔しくて、どうしようもない苛立ちを感じる。
俺が何も出来ないから、俺以外の人に任せなければいけない。
壁に拳を叩きつけると、じんわりと痛みが伝わる。
何度も打ち続けると、血が滲んで壁が赤く変色する。
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