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あれからもう一度イかされて、イヴから解放された。
朝のシャワーだけのつもりだったのに、ぐったりしてしまった。
あんな姿を見られて、情けないやらショックやらいろんな感情がごちゃまぜになっていた。
でも、仕事はやらないと…ここから追い出された家に帰るしかなくなる。
家に帰るのが嫌なんかではなく、両親に心配掛けたくない。
何故イヴはあんな事があったのに、昨日と変わらず平然としていたのだろうか。
もしかして、貴族変な遊びでも流行っているのか?…そんな遊び嫌だな。
結局イヴは自分で体を洗っていて、俺はイヴが洗っているのを座りながらジッと見ているだけだった。
イったばかりで疲れているというのもあるが、体を洗っている最中でもイヴは俺の体から目を離さなかった。
イヴに見られると体が言う事を聞かなくなる。
風呂場から逃げ出す事も出来たのに、イヴが終わるまでその場から離れられなかった。
「行こうか、ユーリ」
体を洗い終わったイヴが手を差し伸ばしてきて、その手を取るか迷った。
イヴは目を細めて、俺の腕を掴んで抱き上げられた。
恥ずかしくて「歩けるから、降ろして!」と言ったが、イヴは俺の言葉を無視してそのまま風呂場を出た。
体を拭かれて、どちらが雇い主と使用人か分からなくなる。
まるで小さな子供にするような世話だが、さっきの体を触るのは…
漫画のイヴを見てきたから知った気でいるが、目の前に見える彼はいったい誰なんだ?
「ふ、服は自分でやりますから!」
「もう恥ずかしがる事はない、俺に全部任せてくれ」
「い、嫌です!」
イヴが触れようとするから、はっきりと拒絶した。
イヴの手が止まり、目を見開いて驚いていた。
どうしてそんな顔をするんだろう、そんな…絶望したような顔…
使用人の分際で逆らうなって、そういう事なのだろうか。
呆れて捨てられるかもしれない、俺の代わりなんていくらでもいるから俺でなくても従順な使用人になりたい人なんて沢山いる。
でも、住み込みで働ける条件の仕事はほとんどない…俺は仕事を選べる立場ではない。
今謝れば許してくれるだろうか。
ずっとそのままだった裸の俺の体をタオルが包み込んでいた。
俺が口を開くとその前に、イヴに抱きしめられた。
イヴの行動一つ一つが理解出来なくて、体を硬直させた。
俺はイヴを怒らせた、なのにイヴはなんで俺に向かって謝っているのだろうか。
「ごめん、ごめんね…焦ってあんな事して、ユーリの気持ちを考えなかった…嫌わないで、拒絶しないで、ごめんなさい…ごめんなさい」
今度はイヴが怒られた子供のように謝り続けていた。
俺が許すと言うまで、イヴはずっと謝っていて…俺を抱きしめる手に力が入っていた。
俺なんかそこら辺にいるモブキャラなのに、なんでそんなにイヴは…
「俺の方こそ、失礼な態度を取ってごめんなさい」と言ったが、イヴは首を横に振っていた。
俺の方が謝らないといけないのに、なんでイヴの方が酷い事をしたような顔をするんだろう。
実際イヴは酷い事をしたし、俺の意思なんて関係なくされて悲しかった。
あんな痴態を晒して、嫌だったのに……嫌、だったと思う。
いくら他人に触られるのが敏感になっていたとしても男に触られて………イってしまった。
あれ?可笑しいな、嫌だった筈なのに…今はイヴにほだされかけている。
「ユーリが失礼なんて思った事ない…俺は…」
「お、俺も…もう怒っていません、だからもう謝らないで」
イヴの背中に腕を回して、そう言うとイヴが俺の方を見た。
その瞳は俺の見た事がない悲しい色をしていた。
本当に俺に嫌われたくないんだろう事が分かる。
ここまで俺に対して必要としてくれる人はいただろうか。
なんで俺なんだという気持ちがあるが、イヴの瞳をまっすぐ見つめてもう一度「嫌ったりしませんから」と言った。
イヴの瞳は相変わらず光がないけど、笑っていた。
えっと…なんか怖いんだけど、やっぱり俺に怒ってない?
「ユーリ、裸でいたら風邪を引いてしまう…着替えよう」
「あ……そう、ですね」
「………」
俺とイヴは二人共裸で、このままだと確かに風邪を引く。
俺が着替えている時、イヴは手を出さなくなったがずっと見られている。
見るなとは言えず、震える指先でボタンを掛ける。
まだ俺にはこの次も仕事が残っているんだし、もたもたしていられない。
イヴは服を着ていない、俺の仕事としてイヴを着替えさせるのが本来の使用人の仕事だ。
相手が大人だろうと子供だろうと、それは変わらない。
使用人の仕事は掃除や料理だけではなく、雇い主の身の回りの世話もある。
普通なら執事とかがやるんだろうが、イヴにはいないようだから俺がやる。
「イヴさん、俺が服を着替えさせます」
「……それも仕事?」
「あ…えっと」
そうだ、確か風呂場の時と似たような会話をしていた。
イヴは俺を雇っているのに、仕事という言葉を異常に嫌っている。
また仕事と言ったら怒らせるかもしれないから、口を閉ざした。
イヴは俺の口から言葉を出るのをずっと待っていた。
言葉を間違えてはいけない、イヴは俺の雇用主だから…
「俺がしたいからです!…ダメ、ですか?」
「ダメじゃない、ユーリがしたいならいいよ」
朝のシャワーだけのつもりだったのに、ぐったりしてしまった。
あんな姿を見られて、情けないやらショックやらいろんな感情がごちゃまぜになっていた。
でも、仕事はやらないと…ここから追い出された家に帰るしかなくなる。
家に帰るのが嫌なんかではなく、両親に心配掛けたくない。
何故イヴはあんな事があったのに、昨日と変わらず平然としていたのだろうか。
もしかして、貴族変な遊びでも流行っているのか?…そんな遊び嫌だな。
結局イヴは自分で体を洗っていて、俺はイヴが洗っているのを座りながらジッと見ているだけだった。
イったばかりで疲れているというのもあるが、体を洗っている最中でもイヴは俺の体から目を離さなかった。
イヴに見られると体が言う事を聞かなくなる。
風呂場から逃げ出す事も出来たのに、イヴが終わるまでその場から離れられなかった。
「行こうか、ユーリ」
体を洗い終わったイヴが手を差し伸ばしてきて、その手を取るか迷った。
イヴは目を細めて、俺の腕を掴んで抱き上げられた。
恥ずかしくて「歩けるから、降ろして!」と言ったが、イヴは俺の言葉を無視してそのまま風呂場を出た。
体を拭かれて、どちらが雇い主と使用人か分からなくなる。
まるで小さな子供にするような世話だが、さっきの体を触るのは…
漫画のイヴを見てきたから知った気でいるが、目の前に見える彼はいったい誰なんだ?
「ふ、服は自分でやりますから!」
「もう恥ずかしがる事はない、俺に全部任せてくれ」
「い、嫌です!」
イヴが触れようとするから、はっきりと拒絶した。
イヴの手が止まり、目を見開いて驚いていた。
どうしてそんな顔をするんだろう、そんな…絶望したような顔…
使用人の分際で逆らうなって、そういう事なのだろうか。
呆れて捨てられるかもしれない、俺の代わりなんていくらでもいるから俺でなくても従順な使用人になりたい人なんて沢山いる。
でも、住み込みで働ける条件の仕事はほとんどない…俺は仕事を選べる立場ではない。
今謝れば許してくれるだろうか。
ずっとそのままだった裸の俺の体をタオルが包み込んでいた。
俺が口を開くとその前に、イヴに抱きしめられた。
イヴの行動一つ一つが理解出来なくて、体を硬直させた。
俺はイヴを怒らせた、なのにイヴはなんで俺に向かって謝っているのだろうか。
「ごめん、ごめんね…焦ってあんな事して、ユーリの気持ちを考えなかった…嫌わないで、拒絶しないで、ごめんなさい…ごめんなさい」
今度はイヴが怒られた子供のように謝り続けていた。
俺が許すと言うまで、イヴはずっと謝っていて…俺を抱きしめる手に力が入っていた。
俺なんかそこら辺にいるモブキャラなのに、なんでそんなにイヴは…
「俺の方こそ、失礼な態度を取ってごめんなさい」と言ったが、イヴは首を横に振っていた。
俺の方が謝らないといけないのに、なんでイヴの方が酷い事をしたような顔をするんだろう。
実際イヴは酷い事をしたし、俺の意思なんて関係なくされて悲しかった。
あんな痴態を晒して、嫌だったのに……嫌、だったと思う。
いくら他人に触られるのが敏感になっていたとしても男に触られて………イってしまった。
あれ?可笑しいな、嫌だった筈なのに…今はイヴにほだされかけている。
「ユーリが失礼なんて思った事ない…俺は…」
「お、俺も…もう怒っていません、だからもう謝らないで」
イヴの背中に腕を回して、そう言うとイヴが俺の方を見た。
その瞳は俺の見た事がない悲しい色をしていた。
本当に俺に嫌われたくないんだろう事が分かる。
ここまで俺に対して必要としてくれる人はいただろうか。
なんで俺なんだという気持ちがあるが、イヴの瞳をまっすぐ見つめてもう一度「嫌ったりしませんから」と言った。
イヴの瞳は相変わらず光がないけど、笑っていた。
えっと…なんか怖いんだけど、やっぱり俺に怒ってない?
「ユーリ、裸でいたら風邪を引いてしまう…着替えよう」
「あ……そう、ですね」
「………」
俺とイヴは二人共裸で、このままだと確かに風邪を引く。
俺が着替えている時、イヴは手を出さなくなったがずっと見られている。
見るなとは言えず、震える指先でボタンを掛ける。
まだ俺にはこの次も仕事が残っているんだし、もたもたしていられない。
イヴは服を着ていない、俺の仕事としてイヴを着替えさせるのが本来の使用人の仕事だ。
相手が大人だろうと子供だろうと、それは変わらない。
使用人の仕事は掃除や料理だけではなく、雇い主の身の回りの世話もある。
普通なら執事とかがやるんだろうが、イヴにはいないようだから俺がやる。
「イヴさん、俺が服を着替えさせます」
「……それも仕事?」
「あ…えっと」
そうだ、確か風呂場の時と似たような会話をしていた。
イヴは俺を雇っているのに、仕事という言葉を異常に嫌っている。
また仕事と言ったら怒らせるかもしれないから、口を閉ざした。
イヴは俺の口から言葉を出るのをずっと待っていた。
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「ダメじゃない、ユーリがしたいならいいよ」
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