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「街に入りたいなら通行料金貨1枚を払え」
偉そうな守衛だな。
しかも金貨1枚なんて通行料として高すぎるだろう。
こいつ、俺を田舎者だと舐めてからかっているのか?
「本当に金貨1枚でいいのか?」
「ああ。だからさっさと払え」
ニヤニヤしながら認めやがったな。
俺が神であることを知っていれば金貨1枚なんてケチ臭い要求をするはずがない。
だが俺は寛大だ。
神として、男としての器の大きさを見せつけてやらなくてはならない。
俺はいろいろとデカい男だからな。
「金貨生成」
魔法で金貨を作り出した。
「金貨増殖」
金貨が増えた。
まだまだ増えていく。
「増殖速度加速」
ものすごい勢いで金貨が増え山になった。
まあこれくらいでいいか。
「俺がユータだ。金貨はこれくらいで足りるか?」
「あ、ああ。十分だ。通っていいぞ」
「いいの?あんな生意気な奴、殺さなくていいの?」
「ユータ様への無礼、許しがたいです」
「あのような野蛮な男がご主人様の偉大さを理解できるのでしょうか?」
「まあいい」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
無知は罪だけど無知を放置するのも罪だ。
俺が教育する機会を得たのだから失礼な守衛は生き方を悔い改めるべきだ。
「すげぇ、金貨が山のようだ」
「これで俺も金持ちだな」
「あたしのお金よ。ちょっと、取らないで」
金の亡者が群がってきたな。
やれやれ、この街の住民は民度が低いな。
こんな卑しい人間が住む街か。
さっきの守衛といい金の亡者どもといいまともな人はいないのだろうか。
これが不快感の原因だったのか。
まあこれで俺の予感の正しさが証明されたな。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあこれくらいどうということはない」
だからといって不快感がなくなるわけではないけどな。
まあいい。
だが、街の中はもっと不快だった。
「俺の地元の集落よりも栄えているとは生意気だな」
コンビニすらないような俺の地元をバカにしているのか?
どうしてこんな異世界でも俺の地元をバカにされないといけないのか。
「この街はそれなりに商業が盛んなようだな」
ならばその強みをぶっ壊す。
俺を不快にさせたのだからその程度の報いは受けてもらわないとな。
でも俺だって鬼じゃない。
俺は神だ。
まあこの街の住民は安心して不便を満喫できるようにしてやろう。
「空堀生成」
街の周囲が陥没し堀になって防衛力が高まった。
せっかくだからサービスして深さ1000メートルくらいにしておいた。
「壁生成」
空堀の内側に壁ができ街の守りを堅牢にする。
しかも高さは635メートル。
スカイツリーよりも高いからマウンティングしてもいいぞ。
「橋生成」
このままだと街が孤立するので空堀に橋をかけて人が通れるようにした。
幅は馬車が通れないくらいだ。
その分軍隊に攻められても一度に大勢相手にすることはできない。
これで街の防衛も完璧だろう。
商業的にはどうなるか俺は知らないけどな。
まあ俺の力を思い知ったならそれでいいだろう。
世界最強の防衛力を手に入れたんじゃないのか?
「蟹生成」
捕まえて食べるのは住人の自由だ。
分け合うのもいいし争うのもいい。
まあこの街の民度だと奪い合いから殺し合いになっても不思議ではないな。
まあ俺は蟹を用意しただけだ。
後はどうなろうとも住民の自己責任だ。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあこれくらいは楽勝だな」
次は魔物にでも街を攻めさせて防衛力の高さを見せてやるか。
「魔物の大群を生成。場所は街の外」
街の周囲を魔物が取り囲んだ。
「まあこの程度の魔物は問題ないだろう」
魔物は知能が低いので堀に突っ込んで勝手に死んだ。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあ俺が作ったのだから被害がなくて当然だな」
安全だけど商業的には衰退するしかない街だ。
まあ金は十分にばらまいたし、他の街に逃げるならそれでいい。
俺は俺に敵対する人間は許さないが俺の地元をバカにするような街も許さない。
やはりこの街は不快だ。
「街から出るぞ。こんな不快な街にいられるか」
「ユータを不快にするなんてひどい街ね」
「ユータ様に歯向かうような街にいる必要はありません」
「賢明な判断です。さすがはご主人様です」
そうだ、恵んでやった金貨も消し去っておこう。
まあ堀と壁と橋はそのままにしておいてやる。
蟹は繁殖力を増やしたけど水辺のない場所で生きていけるのかは知らん。
蟹には悪いことをしてしまったかもしれない。
「この俺に後悔するようなことをさせやがって」
やはりこの街の住人はだめだな。
俺をどれだけ不快にさせる気だ?
そうだ、魔物も定期的に出現させて街の防衛力の高さを実感できるようにしてやろう。
俺を信用すれば安心できるだろうし、魔物ごときで不安に感じるなら俺への信仰心が足りないことの証明になる。
まあいいだろう。
「俺の偉大さを知るがいい。反省するなら許してやろう」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
まあ俺は寛大なのでこの程度で済ませてやるしチャンスも与えてやる。
俺は神だけど人間ができているからな。
偉そうな守衛だな。
しかも金貨1枚なんて通行料として高すぎるだろう。
こいつ、俺を田舎者だと舐めてからかっているのか?
「本当に金貨1枚でいいのか?」
「ああ。だからさっさと払え」
ニヤニヤしながら認めやがったな。
俺が神であることを知っていれば金貨1枚なんてケチ臭い要求をするはずがない。
だが俺は寛大だ。
神として、男としての器の大きさを見せつけてやらなくてはならない。
俺はいろいろとデカい男だからな。
「金貨生成」
魔法で金貨を作り出した。
「金貨増殖」
金貨が増えた。
まだまだ増えていく。
「増殖速度加速」
ものすごい勢いで金貨が増え山になった。
まあこれくらいでいいか。
「俺がユータだ。金貨はこれくらいで足りるか?」
「あ、ああ。十分だ。通っていいぞ」
「いいの?あんな生意気な奴、殺さなくていいの?」
「ユータ様への無礼、許しがたいです」
「あのような野蛮な男がご主人様の偉大さを理解できるのでしょうか?」
「まあいい」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
無知は罪だけど無知を放置するのも罪だ。
俺が教育する機会を得たのだから失礼な守衛は生き方を悔い改めるべきだ。
「すげぇ、金貨が山のようだ」
「これで俺も金持ちだな」
「あたしのお金よ。ちょっと、取らないで」
金の亡者が群がってきたな。
やれやれ、この街の住民は民度が低いな。
こんな卑しい人間が住む街か。
さっきの守衛といい金の亡者どもといいまともな人はいないのだろうか。
これが不快感の原因だったのか。
まあこれで俺の予感の正しさが証明されたな。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあこれくらいどうということはない」
だからといって不快感がなくなるわけではないけどな。
まあいい。
だが、街の中はもっと不快だった。
「俺の地元の集落よりも栄えているとは生意気だな」
コンビニすらないような俺の地元をバカにしているのか?
どうしてこんな異世界でも俺の地元をバカにされないといけないのか。
「この街はそれなりに商業が盛んなようだな」
ならばその強みをぶっ壊す。
俺を不快にさせたのだからその程度の報いは受けてもらわないとな。
でも俺だって鬼じゃない。
俺は神だ。
まあこの街の住民は安心して不便を満喫できるようにしてやろう。
「空堀生成」
街の周囲が陥没し堀になって防衛力が高まった。
せっかくだからサービスして深さ1000メートルくらいにしておいた。
「壁生成」
空堀の内側に壁ができ街の守りを堅牢にする。
しかも高さは635メートル。
スカイツリーよりも高いからマウンティングしてもいいぞ。
「橋生成」
このままだと街が孤立するので空堀に橋をかけて人が通れるようにした。
幅は馬車が通れないくらいだ。
その分軍隊に攻められても一度に大勢相手にすることはできない。
これで街の防衛も完璧だろう。
商業的にはどうなるか俺は知らないけどな。
まあ俺の力を思い知ったならそれでいいだろう。
世界最強の防衛力を手に入れたんじゃないのか?
「蟹生成」
捕まえて食べるのは住人の自由だ。
分け合うのもいいし争うのもいい。
まあこの街の民度だと奪い合いから殺し合いになっても不思議ではないな。
まあ俺は蟹を用意しただけだ。
後はどうなろうとも住民の自己責任だ。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあこれくらいは楽勝だな」
次は魔物にでも街を攻めさせて防衛力の高さを見せてやるか。
「魔物の大群を生成。場所は街の外」
街の周囲を魔物が取り囲んだ。
「まあこの程度の魔物は問題ないだろう」
魔物は知能が低いので堀に突っ込んで勝手に死んだ。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「まあ俺が作ったのだから被害がなくて当然だな」
安全だけど商業的には衰退するしかない街だ。
まあ金は十分にばらまいたし、他の街に逃げるならそれでいい。
俺は俺に敵対する人間は許さないが俺の地元をバカにするような街も許さない。
やはりこの街は不快だ。
「街から出るぞ。こんな不快な街にいられるか」
「ユータを不快にするなんてひどい街ね」
「ユータ様に歯向かうような街にいる必要はありません」
「賢明な判断です。さすがはご主人様です」
そうだ、恵んでやった金貨も消し去っておこう。
まあ堀と壁と橋はそのままにしておいてやる。
蟹は繁殖力を増やしたけど水辺のない場所で生きていけるのかは知らん。
蟹には悪いことをしてしまったかもしれない。
「この俺に後悔するようなことをさせやがって」
やはりこの街の住人はだめだな。
俺をどれだけ不快にさせる気だ?
そうだ、魔物も定期的に出現させて街の防衛力の高さを実感できるようにしてやろう。
俺を信用すれば安心できるだろうし、魔物ごときで不安に感じるなら俺への信仰心が足りないことの証明になる。
まあいいだろう。
「俺の偉大さを知るがいい。反省するなら許してやろう」
「さすがユータね」
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