ユータ漫遊記 ~異世界を旅しながら世直ししてやろう~

ヨシダダダ

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「くっ、好き勝手されて領主様に申し訳が立たない」
代官の館の様子はリアルタイムで映像と音声で知ることができる。
「俺がこの街のためにしてやっているというのに不満のようだな」
どう考えても敵だな。
「ユータが無能な代官の代わりにやってあげているのに、そんなことにすら気付けないなんて無能ね」
「ユータ様の慈悲に感謝しない逆賊は苦しみながら後悔させるべきです」
「ご主人様のすることにケチをつけるなんて代官とはいえ責任を取るべきです」
さて、どのように苦しめてやろうか。
後悔して反省して謝罪して誠心誠意土下座するなら異世界か地獄か行先を選ばせてやってもいい。
「EDになる呪いをかけるべきよ」
もうEDだろうから意味がないな。
「住民に投石させて罪を償わせましょう」
すまんな、俺が石のような邪魔なものはすでに清掃してなくなっているんだ。
「穴に埋めて顔だけ出してパンツを被せましょう」
悪くない案だな。
少しアレンジすれば使えそうだな。
「よし、これより刑を執行する」

街の中心部にはダンジョンがあるので人で賑わっている。
そこに穴を空けて代官を召喚し穴に埋める。
もちろん顔は出しておく。
「いったい何が?ここは街の中心部?パンツが見えそうで見えない」
まあ地面から見上げれば見えそうかもしれないよな。
でもこの街の女性のスカートは丈が長い。
こうなることを予想できる有能ならばスカートの丈が短くなるよう流行を操作したはずなのに無能だから無理だったか。
「まあ気にするなよ。このシチューは俺の奢りだ。よく味わえよ」
媚薬入りのシチューだ。
埋まっている代官は手も足も出ないから欲望を発散することができずに苦しむ。
その様子を晒すことで住民から変態と罵られ快感を覚えるようになり変態道を歩むことになる。
代官としては無能でも変態としては有能かもしれないからな。
「お前の新たな才能を示せ」
媚薬入りシチューを代官の頭上に生成してぶっかける。
男にぶっかけるなんて響きが嫌だな。
「シチューだと!?こんな美味いものが食べられるなんて」
代官は恍惚としている。
あの表情は公然猥褻で犯罪だな。
子供の教育に悪いな。
「モザイク魔法」
代官の姿がモザイクがかかってはっきりとは見えない。
「見えているのに見えていない…。これはエロい!」
やれやれ、新たな変態が目覚めてしまったか。
でも代官に欲情する男は最初から変態だな。
「ねえユータ。変態に近づくと変態が感染りそうで嫌なんだけど」
まあそうだよな。
「ユータ様、気持ち悪い代官のせいで気分が悪くなったので介抱していただけませんか?」
つまり新しいプレイを思いついたんだな。
後で試してみよう。
「エルフ社会ならもっと酷い目に遭わせるのにご主人様はお優しいのですね」
俺が優しいのは当たり前だからな。
「しかし不味いな。モザイク文化をこの世界に持ち込んでしまった」
そのうちモザイクを見るだけで欲情するようになってしまうかもしれない。
それでは健全な文化とはいえない。
でもここは異世界だ。
「18歳以上対象、無修正魔法」
これで代官の顔を見ることができる。
18歳未満はモザイクで見えない。
まあ18歳になって自分で性癖をコントロールできるようになればモザイク以上に素晴らしい性癖を見つけられるかもしれないからな。
「この世界の文化をおかしくするところだった。危なかった」
「さすがユータね。読者の目がないところでいろいろとやりましょう」
「さすがです、ユータ様。今夜もまたお願いします」
「さすがはご主人様です。私にユータ様の素晴らしい技の数々を教えてください」
まあこいつらは相変わらずだな。
別にこの世界の人々に悪影響が出なければいい。
でもな。
「シチューうめぇ」
「ただシチューだと!?」
「今夜のおかずはシチューだな」
代官は無視してシチューに群がる人がいる。
まあ美味いシチューだしシチュー依存症にとっては代官シチューだろうがお構いなしだな。
でもな、あれには病みつき成分は入っていないぞ?
「でも媚薬は入ってるんだよなぁ」
このあと酷いことになりそうなので俺たちは非難することにした。

最近はLGBTへの理解が進んでいるからこの世界でも少しずつ理解させていこう。
「俺が自由を認めてやる」
「抱いて」
「わたしを」
「私も」
自由というからには要求する自由は間違いではない。
でもな、俺に自由はない。
まあ俺は神で神は人間ではないので人権があるはずもないからな。
「いいだろう、リン以外まとめて相手してやる」
「さすがユータね。まだ許してくれないのね」
「わたしが正妻ですからロレイエは控えるように」
「ユータ様の寵愛を受けられて光栄です」
まあいつも通りだな。
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