ユータ漫遊記 ~異世界を旅しながら世直ししてやろう~

ヨシダダダ

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今頃代官は反省しているだろうか。
「しているはずないよな」
まあ無能な代官に期待するほうが間違っている。
「だがまだ謝罪も賠償もない」
だがあの代官が素直に謝罪するはずがない。
謝罪を期待するほうがバカだな。
仕方ないから代官の館で何か物色するか。
価値のありそうなものがあるとは思えないけどな。
まあ多少なりとも賠償の足しになればいい。

「そう考えていたこともあった」
「無礼者。わたくしが誰なのか存じ上げないのかしら?」
代官の館には生意気なお嬢様風の女がいた。
「ユータに対して失礼ね」
「ユータ様を罵るプレイは他の人には譲れません」
「ご主人様を存じ上げない小娘にはお仕置きが妥当だと思われます」
まあこれくらい失礼なほうが調教しがいがあるってものだ。
まあ魔法で簡単に済ませられるので楽しみがないけどな。
ところでミツナよ、勝手にプレイ内容を捏造するのはやめてくれないか?
俺は罵られて喜ぶような性癖はないぞ?
「一応名乗っておこう。俺がユータだ!」
「裏切り者のリンよ!」
「ユータ様の奴隷にして正妻のミツナです!」
「残念エルフで奴隷のロレイエです?」
俺の名前を聞いたフランソワーズが平伏した。
まあ鑑定魔法で名前は知っていたけどな。
領主の娘ということも知っている。
だがな、こいつは自分で言わなかった。
反抗的な態度といい必要な説明をしないとは無能な領主の娘はやはり無能ということか。
貧乳だしな。
立派なドレスが泣いてるぞ。
ドレスを大切にしないような性格には問題があるな。
まあこのまま矯正される機会がないまま育つのも問題だ。
仕方ないな。
「洗脳、隷属、消臭」
少し性格を直してやった。
もちろん裏切らないよう奴隷にした。
「一つ問うぞ。フランソワーズ、お前は何を望む?」
「わたくしをユータ様の奴隷にしてください。ユータ様の元で真っ当な人間として成長したいのです」
「そうか」
本人がそう臨むのならば奴隷にしてやろう。
「いいだろう、許してやる。今後は誠心誠意仕えろ。一緒に入浴することも許してやろう」
まあ俺は奴隷にも寛大だからな。
チャンスは与えたのだからあとは本人次第で成り上がれるぞ。
めざせ俺の寵愛ランキング1位。
まあ貧乳だから無理だろうけどな。
「俺はフランソワーズの主だ。つまりこの街を治める正当な権利があるということだ」
ないかもしれないけど俺は神だから神によって定められたことは人間が決めた法よりも上位だから問題ないな。
こうしてユータパンツの街は正式に俺の街になった。
「旅を続けてもいいけど街の一つや300くらい治めてもいいからな」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「さすがですわ、ユータ様」
まあな。
「よし、街の支配者としてさっそく布令を出すか。住民に周知させろ」
「わかりましたわ、ユータ様。使用人に命じましょう」
使用人まで面倒を見るのは面倒なので面倒なことはフランソワーズに任せてしまおう。
そうやって役立つことをアピールしていくと後でご褒美を与えるかもしれないぞ?
布令の内容はこうだ。
「ワニを住鰐として認める」
これで俺の信者でもあるワニたちが正式に住民として認められた。
まあ信者にはこれくらいの便宜を図ってもいい。
むしろご利益としてそれくらいあって当然だ。
俺はけち臭い神ではないのだからな。
「そうだ、ダンジョンをもっと活用して街を活性化させよう」
俺によって寂れた街が立派な街に発展する。
まあ俺の地元がクソ田舎なのは俺が権力を持っていなかったから仕方ない。
俺が権力を持つ以上、この街が発展するのは約束されたようなものだ。
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「さすがですわ、ユータ様」
『ユータ様のご慈悲により暮らしやすくなりそうです。改めて感謝します』
恩義を忘れないワニも念話で謝意を伝えてきたな。
これだから敬虔な信者は良いものなのだ。
ご利益として温度変化耐性を付与してやろう。
もちろんワニ一族全員にだ。
個別に念話されると俺が忙しくなるからな。
まあワニ一族は全員が敬虔な俺の信者だから問題ない。
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