敵襲

Yamaoka

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いわく

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 「亡霊」
 度がある。
 持ってきな?僕が行きます。
 掴めん。奇跡も気丈も。
 確認はとれるか?
 枢府じゃ。
 枢府以外に……?せいと?
 いえ。
 …。……。頼れぬか?
 あれは――?あぁ。それほどの需要もなかろう。
 謙るにも方法が。
 「奇跡」
 も。
 洒落にならんね。
 いや俺は手伝ってるだけで……。
 「放逐」
 …。
 「亡霊」
 違うのか?
 負担だよな?全然。
 もう一人は?
 妙言です――。
 以前に?はい。
 「剣」
 えっとダーインスレイブです。僕に?もらっといて下さい。じゃ。
 俺はただ楽しくやりたかったのに。建前も。
 斯様な方法で。出る。
 小僧。どうした?
 騎士様。御咎めなく。
 ふむ。ありゃ体はああでいいかもしれんけど……。
 イヒヒ。
 貴様か!
 オレはオニだから。下がっておけ。
 俺から金とんの?御代ですから。嫌だ。
 待て。食い逃げだ――。
 「我欲」
 純然たる――。
 いらん。
 表裏の……(候)。で?
 知らん。
 いんやおうとうじゃなイと。
 憚るな。適応は以前にも増して低く――。
 「文蔵……」
 なにしてんだ?勝手だろうが!
 謝れって。
 俺の手前だろ。
 「文吉」
 が。憐れみでも湧いたのかよ――?
 ?
 通らん。
 オマエなんか!哀れな――。
 行けよ。
 触るな。
 アツい。
 この場で斬ってやろう。
 腕落ちたぞ。貴様剣以外は予想だにせんかったぞ。しかし。
 死に値する。
 あの……これ後ろから斬ったら死ぬよね?
 齧った兵法を。
 はい無理。ここかな?なにをやっとるか!
 鬼も退け。引き切れまい。
 すまぬ――。
 うわ。
 痛(いた)っ。御前も帯刀なぞを。いや。待たんか!よい。
 …。
 どういう?
 鬼がおりまして。…まぁ貢献に免じ。
 愚弄するな――。
 嫌だ。都合に乗じ。
 「当たり前」
 なめんなって!危惧なんか。
 余地だろう。弱味が性をいうというか?
 期待もできんし。
 「当たり前」
 …当面?
 「畜生」
 土台――。
 そうっすね。はい。
 狼藉もそれに応じ効力がある。
 何度。
 幾分でしかないんだぞ。名家も?よいよでやって。
 「盗賊」
 これら。次元の違いが?体躯に逃げ。
 了見を。
 標榜ですか?
 「便宜に」
 あっ。
 でしょうね。初対面ですから。
 刀と違う。
 意味合いもなく。
 「銘」
 に。
 「ダーインスレイブ」
 御前はそうは見えぬ。脱却。
 了見だ。コンニャロー。
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