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第1話 村を作ろう
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「いやー、困った。そうか、もう来てしまったか。本当ならお主が来るのはもう少し先なのじゃが」
「はあ……?」
気づくとオレは見知らぬ平原で、見知らぬ老人にそう言われた。
ここはどこだろうか? 目の前の老人は誰だろう?
そう悩むオレに老人は答える。
「うむ。先に言っておくと儂は神様じゃ」
「はい?」
神様? 突然思わぬことを答える老人にオレは疑惑の目を向ける。
ひょっとして、痛い人かなにかだろうか。
「これこれ、勝手に人を痛い人にするでない」
「え?」
あれ。今オレ、声に出してなかったのに……? もしかして、心読まれた?
「当然じゃ。儂くらいの神になれば読心術など容易い」
ってマジで心読んでる!?
思わぬ展開に驚愕するオレであったが、それに構うことなく老人は続ける。
「それで先ほどの話じゃが、ええとお主の名前は確か……神野(かみの) 透(とおる)であったか」
「あっ、はい。そうです。オレの名前です」
「うむ。やはり、そうであったか。しかし困ったのぉ。お主が来るのは一年後の予定であったのだが、不運の事故に巻き込まれてしまったか……」
「はい?」
それってどういう意味だろうと思っていると、再び心を読んだのか老人が答える。
「覚えておらぬのか? お主は死んだのじゃ」
「え?」
死んだ? いやいや、そんなはずは……。
現にオレはここに生きているわけで……。
「それは死んだお主の魂をこの世界に転生させたからじゃ。覚えておらぬか? ほれ、昨日お主は風邪をひいていたじゃろう?」
風邪……。言われてみれば、そうだ。
オレは昨日、40度近い熱を出して倒れていた。
けれど、朝方早くバイト先の『クレイジーピザ』の店長から出勤しろとの激しい電話に起こされた。
無論オレは風邪を言い訳に出勤しないと言ったし、その日は台風で外に出るどころではなかった。
しかし、店長は聞く耳を持たなかった。
「お前が風邪だろうが、嵐が来ていようが客の注文に応えるのが仕事なんだよ」
その一点張りでオレはやむなく出勤して、嵐の中ピザを配達した……。
何件目か行ったあたりだったか、熱で意識が朦朧として、しかも路面が雨で滑りやすくなっていた。
角を曲がろうとした瞬間、急にトラックが出てきてそれで……それで――。
「そうそう、お主はトラックを避けようとしてスピン。そのまま電柱に頭をぶつけ、打ちどころが悪く死んだのじゃ」
「あっ」
言われてみればそうだ。そこから意識が飛んで、気づくとここにいた。
ってこは目の前の老人……いや、神様とやらが言っていることは本当……?
「だからそう言っておるじゃろう。しかし、本来の予定と異なるのも事実。全くブラック会社というものにも困ったものじゃ」
「あ、あの、その予定ってなんですか?」
「うむ。本当ならお主は一年後、別の事故で死ぬはずだったのじゃ。これはその者に定められた運命というもので基本回避は出来ぬ。じゃが、そのような不幸な運命で死んでしまう者を救済するべく儂ら神々はそうした者達を異なる世界へ転生させている。言っておくが、これは同情とかではなくお主達、人間の魂を成長させるための一つの手段なのじゃ」
「は、はあ……」
どちらにしろ遅かれ早かれ死んでいたんですね、オレ……。
そのことを聞くと、なんだか無性に虚しくなってきた。
「まあ、そのように凹むでない。本来ならば天寿を全うした方が年月を重ねる分、魂も成長する。しかし、そう出来ない者達の救済のため、お主のように以前の記憶を保持したままこうして転生させているのじゃ。前の人生では謳歌出来なかった事も多いじゃろうから、その分も含めてこの新たな世界で人生を培って欲しい……と言いたいところなのじゃが、すまぬの」
と急に神様が頭を下げてきた。
一体どうしたのかと思うと、衝撃の言葉が告げられる。
「実はこの世界、まだ『未完成』なのじゃ」
「はい?」
未完成って……どういう意味ですか?
「うむ。最近はお主のように異世界転生する人間が増えてきてのぉ。すでに現存する星だけでは対処しきれず、転生先が埋まっているのじゃ。そこで儂のような神が新しい転生者のために、その人物に合わせて転生先の異世界を創造しているのじゃ」
「な、なるほど……」
確かに最近、そういうのはラノベとかでよく見るし、ありふれた展開と言える。
そんなのがもしこうして現実にあれば、飽和状態になる。
転移や転生する異世界先がパンクしてもおかしくはない。
そもそもどんなに宇宙が広いとは言っても、人が活動出来る星というのも限られるんじゃないだろうか?
「まあ、そんなわけでここはお主に合わせた異世界であり、そこを儂が創造するよう任されたのじゃが……。まさか予定より一年も早く来るとは……うーむ、申し訳ないのぉ。まだ七割完成した程度で、ほとんどがこのような平野の世界なのじゃ」
「はあ……」
そう言われて周りを見渡すと、確かにそこには平野以外ない。
見渡す限りの芝生の光景であり、遠くに山とかが見えるだけであとは地平線が続くのみ。
「というわけですまぬ。本来ならば、万全のこの世界を堪能してもらい、お主にはそれに相応しいスキルを与える予定であったが、どれも制作が間に合わなかった」
「あ、いえいえ、お気になさらず。元はといえば予定より早く死んだオレが悪い……っぽいですから」
「なんと……。お主からしてみれば完全に被害者のはずなのじゃが怒らぬどころか、儂の気遣いをしてくれるのか?」
「いや、まあ、怒ったところでオレの死がなかったことになるわけじゃないですし」
「それはそうじゃが……しかし、良いのか? 本来ならばお主の好みに合わせた異世界でチートなスキルを使い、悠々自適に無双三昧の日々を送れたのじゃが、それが出来ぬのじゃぞ?」
「それはまあ、確かにオレもラノベやアニメとかで、そういうの見てそんな人生も味わってみたいなーって思ってましたけど、なんの努力もせずに日々を過ごすのもアレですし。それに生き返らせてもらっただけでも本来は感謝しなくちゃいけないですから。オレはこのままでもなんとかこの世界で生きてみますよ」
「なんと……。最近は転生させようにも自分好みの異世界じゃなくちゃ嫌だとか、転生特典も一つじゃなく最低三つにしろだとか、スローライフ以外は受け付けないとか、モンスター転生者が多い中、お主のように素直な人物は久しぶりじゃのぉ」
と何やら感激した様子で神様は頷いている。
モンスター転生者って……。そ、そうか、神様の世界にも色々あるんだな、うん。
「よし、分かった。実は転生者がこの世界に来た以上、あとはその者を成長を見守るのが神としての役割であったのじゃが、このような未完成の世界の上になんのスキルも与えないのでは申し訳ない。お主には特別に儂ら神々が持つ力、『世界創造』の力の一端を与えよう」
「『世界創造』の一端?」
「うむ。さっきも言ったがお主にスキルを与えることは出来ぬ。与えるにしても、まずはそれを創造しなければならぬ。これが意外と手間暇がかかってのぉ。しかし、お主以外の何か、たとえば物品などに儂ら神の力を付与し、それを使用することで儂らと同じ『創造』の力を使用することは可能となる」
「ええと」
よく分からない説明に戸惑うオレに神様は腕組みし「なんと説明すればよいか……」と、しばし悩むと何か閃いたようにポンッと手を鳴らす。
「そうじゃ、お主。今、財布を持っておるか?」
「あ、はい。ポケットにあるみたいです」
「うむ。お主の肉体は死ぬ直前の状態を参考に転生させたから、持ち物に関しても直前のものが入っておるはずじゃ」
神様の言うとおり、財布の他にも着ている服も死ぬ前と同じものであった。
ちなみに財布の中には現金13747円が入っていた。
「では、そのお金に力を付与するとしよう。神の力と言っても所詮、物を媒介とした力じゃ。使用すればその物品は消費されるし、創造出来る範囲もその物品の価値に比例する。お金ならばちょうどよい寄り代じゃ」
神様がそう言うと手のひらから眩い光が放たれる。
それはこの地一体を包むように輝き、光が収まるとオレはゆっくり目を開ける。
「い、今のは……?」
「うむ。この世界のシステムにアクセスし、その通貨を使用することでこの世界を自由に創造、変革できるように改変した。これでお主はそのお金を使うことで自由に世界を創造できるぞ」
「は、はぁ?」
「むっ、信じておらぬな。まあ、こればかりは実際に目にした方が早い。いいから、その手持ちのコイン……ええと、なんじゃったか。一円玉を投げてみるが良い。村を作るイメージで」
急かす神様の言葉にオレは半信半疑ながら手に持った一円玉を地面に投げる。
いくらなんでも、こんなので村が出来るはずが……。
そう思っていたがオレであったが、一円玉が地面に消えると、その場所を中心に周囲の草原が瞬く間に変化していく。
地面からいくつもの材木、あるいは石造りの何かが湧き上がり、それは瞬く間に無数の何かを組み上げていく。
「え? え? えええ?」
困惑するオレをよそに気づくと、そこには木造で出来た簡素な家が十件軒と、石造りの家が十軒、更に二階建ての少し大きめの家が五軒建っていた。
それは小さな村と言っていい集落であった。
「ほれ、言ったとおりじゃろう。今やお主が持つその『日本円』は世界を自由に創造出来る『神のコイン』じゃ。大事に使っていくがよい」
「え、ええええええええええええええええーーッ!!!!?」
神様のその説明を前にオレは異世界にて、かつてない驚きの声を上げた。
残り通貨:13746円
【創造物】
村×1
「はあ……?」
気づくとオレは見知らぬ平原で、見知らぬ老人にそう言われた。
ここはどこだろうか? 目の前の老人は誰だろう?
そう悩むオレに老人は答える。
「うむ。先に言っておくと儂は神様じゃ」
「はい?」
神様? 突然思わぬことを答える老人にオレは疑惑の目を向ける。
ひょっとして、痛い人かなにかだろうか。
「これこれ、勝手に人を痛い人にするでない」
「え?」
あれ。今オレ、声に出してなかったのに……? もしかして、心読まれた?
「当然じゃ。儂くらいの神になれば読心術など容易い」
ってマジで心読んでる!?
思わぬ展開に驚愕するオレであったが、それに構うことなく老人は続ける。
「それで先ほどの話じゃが、ええとお主の名前は確か……神野(かみの) 透(とおる)であったか」
「あっ、はい。そうです。オレの名前です」
「うむ。やはり、そうであったか。しかし困ったのぉ。お主が来るのは一年後の予定であったのだが、不運の事故に巻き込まれてしまったか……」
「はい?」
それってどういう意味だろうと思っていると、再び心を読んだのか老人が答える。
「覚えておらぬのか? お主は死んだのじゃ」
「え?」
死んだ? いやいや、そんなはずは……。
現にオレはここに生きているわけで……。
「それは死んだお主の魂をこの世界に転生させたからじゃ。覚えておらぬか? ほれ、昨日お主は風邪をひいていたじゃろう?」
風邪……。言われてみれば、そうだ。
オレは昨日、40度近い熱を出して倒れていた。
けれど、朝方早くバイト先の『クレイジーピザ』の店長から出勤しろとの激しい電話に起こされた。
無論オレは風邪を言い訳に出勤しないと言ったし、その日は台風で外に出るどころではなかった。
しかし、店長は聞く耳を持たなかった。
「お前が風邪だろうが、嵐が来ていようが客の注文に応えるのが仕事なんだよ」
その一点張りでオレはやむなく出勤して、嵐の中ピザを配達した……。
何件目か行ったあたりだったか、熱で意識が朦朧として、しかも路面が雨で滑りやすくなっていた。
角を曲がろうとした瞬間、急にトラックが出てきてそれで……それで――。
「そうそう、お主はトラックを避けようとしてスピン。そのまま電柱に頭をぶつけ、打ちどころが悪く死んだのじゃ」
「あっ」
言われてみればそうだ。そこから意識が飛んで、気づくとここにいた。
ってこは目の前の老人……いや、神様とやらが言っていることは本当……?
「だからそう言っておるじゃろう。しかし、本来の予定と異なるのも事実。全くブラック会社というものにも困ったものじゃ」
「あ、あの、その予定ってなんですか?」
「うむ。本当ならお主は一年後、別の事故で死ぬはずだったのじゃ。これはその者に定められた運命というもので基本回避は出来ぬ。じゃが、そのような不幸な運命で死んでしまう者を救済するべく儂ら神々はそうした者達を異なる世界へ転生させている。言っておくが、これは同情とかではなくお主達、人間の魂を成長させるための一つの手段なのじゃ」
「は、はあ……」
どちらにしろ遅かれ早かれ死んでいたんですね、オレ……。
そのことを聞くと、なんだか無性に虚しくなってきた。
「まあ、そのように凹むでない。本来ならば天寿を全うした方が年月を重ねる分、魂も成長する。しかし、そう出来ない者達の救済のため、お主のように以前の記憶を保持したままこうして転生させているのじゃ。前の人生では謳歌出来なかった事も多いじゃろうから、その分も含めてこの新たな世界で人生を培って欲しい……と言いたいところなのじゃが、すまぬの」
と急に神様が頭を下げてきた。
一体どうしたのかと思うと、衝撃の言葉が告げられる。
「実はこの世界、まだ『未完成』なのじゃ」
「はい?」
未完成って……どういう意味ですか?
「うむ。最近はお主のように異世界転生する人間が増えてきてのぉ。すでに現存する星だけでは対処しきれず、転生先が埋まっているのじゃ。そこで儂のような神が新しい転生者のために、その人物に合わせて転生先の異世界を創造しているのじゃ」
「な、なるほど……」
確かに最近、そういうのはラノベとかでよく見るし、ありふれた展開と言える。
そんなのがもしこうして現実にあれば、飽和状態になる。
転移や転生する異世界先がパンクしてもおかしくはない。
そもそもどんなに宇宙が広いとは言っても、人が活動出来る星というのも限られるんじゃないだろうか?
「まあ、そんなわけでここはお主に合わせた異世界であり、そこを儂が創造するよう任されたのじゃが……。まさか予定より一年も早く来るとは……うーむ、申し訳ないのぉ。まだ七割完成した程度で、ほとんどがこのような平野の世界なのじゃ」
「はあ……」
そう言われて周りを見渡すと、確かにそこには平野以外ない。
見渡す限りの芝生の光景であり、遠くに山とかが見えるだけであとは地平線が続くのみ。
「というわけですまぬ。本来ならば、万全のこの世界を堪能してもらい、お主にはそれに相応しいスキルを与える予定であったが、どれも制作が間に合わなかった」
「あ、いえいえ、お気になさらず。元はといえば予定より早く死んだオレが悪い……っぽいですから」
「なんと……。お主からしてみれば完全に被害者のはずなのじゃが怒らぬどころか、儂の気遣いをしてくれるのか?」
「いや、まあ、怒ったところでオレの死がなかったことになるわけじゃないですし」
「それはそうじゃが……しかし、良いのか? 本来ならばお主の好みに合わせた異世界でチートなスキルを使い、悠々自適に無双三昧の日々を送れたのじゃが、それが出来ぬのじゃぞ?」
「それはまあ、確かにオレもラノベやアニメとかで、そういうの見てそんな人生も味わってみたいなーって思ってましたけど、なんの努力もせずに日々を過ごすのもアレですし。それに生き返らせてもらっただけでも本来は感謝しなくちゃいけないですから。オレはこのままでもなんとかこの世界で生きてみますよ」
「なんと……。最近は転生させようにも自分好みの異世界じゃなくちゃ嫌だとか、転生特典も一つじゃなく最低三つにしろだとか、スローライフ以外は受け付けないとか、モンスター転生者が多い中、お主のように素直な人物は久しぶりじゃのぉ」
と何やら感激した様子で神様は頷いている。
モンスター転生者って……。そ、そうか、神様の世界にも色々あるんだな、うん。
「よし、分かった。実は転生者がこの世界に来た以上、あとはその者を成長を見守るのが神としての役割であったのじゃが、このような未完成の世界の上になんのスキルも与えないのでは申し訳ない。お主には特別に儂ら神々が持つ力、『世界創造』の力の一端を与えよう」
「『世界創造』の一端?」
「うむ。さっきも言ったがお主にスキルを与えることは出来ぬ。与えるにしても、まずはそれを創造しなければならぬ。これが意外と手間暇がかかってのぉ。しかし、お主以外の何か、たとえば物品などに儂ら神の力を付与し、それを使用することで儂らと同じ『創造』の力を使用することは可能となる」
「ええと」
よく分からない説明に戸惑うオレに神様は腕組みし「なんと説明すればよいか……」と、しばし悩むと何か閃いたようにポンッと手を鳴らす。
「そうじゃ、お主。今、財布を持っておるか?」
「あ、はい。ポケットにあるみたいです」
「うむ。お主の肉体は死ぬ直前の状態を参考に転生させたから、持ち物に関しても直前のものが入っておるはずじゃ」
神様の言うとおり、財布の他にも着ている服も死ぬ前と同じものであった。
ちなみに財布の中には現金13747円が入っていた。
「では、そのお金に力を付与するとしよう。神の力と言っても所詮、物を媒介とした力じゃ。使用すればその物品は消費されるし、創造出来る範囲もその物品の価値に比例する。お金ならばちょうどよい寄り代じゃ」
神様がそう言うと手のひらから眩い光が放たれる。
それはこの地一体を包むように輝き、光が収まるとオレはゆっくり目を開ける。
「い、今のは……?」
「うむ。この世界のシステムにアクセスし、その通貨を使用することでこの世界を自由に創造、変革できるように改変した。これでお主はそのお金を使うことで自由に世界を創造できるぞ」
「は、はぁ?」
「むっ、信じておらぬな。まあ、こればかりは実際に目にした方が早い。いいから、その手持ちのコイン……ええと、なんじゃったか。一円玉を投げてみるが良い。村を作るイメージで」
急かす神様の言葉にオレは半信半疑ながら手に持った一円玉を地面に投げる。
いくらなんでも、こんなので村が出来るはずが……。
そう思っていたがオレであったが、一円玉が地面に消えると、その場所を中心に周囲の草原が瞬く間に変化していく。
地面からいくつもの材木、あるいは石造りの何かが湧き上がり、それは瞬く間に無数の何かを組み上げていく。
「え? え? えええ?」
困惑するオレをよそに気づくと、そこには木造で出来た簡素な家が十件軒と、石造りの家が十軒、更に二階建ての少し大きめの家が五軒建っていた。
それは小さな村と言っていい集落であった。
「ほれ、言ったとおりじゃろう。今やお主が持つその『日本円』は世界を自由に創造出来る『神のコイン』じゃ。大事に使っていくがよい」
「え、ええええええええええええええええーーッ!!!!?」
神様のその説明を前にオレは異世界にて、かつてない驚きの声を上げた。
残り通貨:13746円
【創造物】
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