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二十四 染め師の矜持
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エンジン音で気づいたのか、あさぎが作業場のほうからやってくる。
「いらっしゃいませ。藍染工房Asagiへようこそおいでくださいました」
がっぽがっぽと長靴を鳴らし、すねまであるゴムエプロンを着けている。いつもふんわりと巻かれている髪は、今日はうしろでひとつに束ねられていた。目元にはシンプルな眼鏡があり、化粧気は薄い。
見たことのない顔に緊張したが、千草の連れ、特に須原は違うようだった。車から飛び出してくるや、あさぎに駆け寄ってぺこりと深くおじぎする。
「あのっ、須原あやかと申します! 今日はお世話になります。こちら、よろしければ」
だれよりも先に挨拶して、頭をさげた彼女の態度に、千草はあっけにとられた。愛想がよいにも程がある。さしだされたタルトの包みを「まあまあ、お気遣いいただきまして。おおきに」と、両手で受け取って、あさぎは名乗りかえし、千草を見てにっこりした。
「ちーちゃん、二階へ行って、須原さんを着替えさせて」
「だいじょうぶです、汚れても気にしません」
やる気をアピールするように、胸元でこぶしをにぎった須原を一瞥し、あさぎはもう一度千草に命じた。
「ソファのうえに作業着を一式出してあるわ。こんな小柄なお嬢さんだと思わなんだけん、サイズが合わんかもしれんけど」
だいじょうぶだと、重ねて言いつのろうとした須原に、千草はわざと声をかけ、主張をさえぎった。
「ごめんなさい。今日の予定をわたしがみんなにあらかじめ伝えておかなかったから、みんな、着替えを持ってないの。染めに使うための男性用Tシャツって、サイズ展開あるかな?」
後半をあさぎにむかって言いながら、千草はカバンから財布を出した。
「神田さんはMで平気そうね。松葉さんはLで入る?」
本人たちに確認した千草に応えるように、あさぎは表の事務所の鍵を開けた。
「ちーちゃんが取ってきて。この格好じゃ、入れんけん」
Tシャツを二枚手にして、価格表を確かめ、手提げ金庫の前に札を置く。千草が戻ってくると、さっとあさぎはまた鍵を閉めた。その感情のみえない笑顔に、はらはらしながら、千草は松葉と神田にTシャツを押しつけた。
「脱いだものは、車のなかに入れておいてくれる?」
車のキーを託すと、松葉は少しだけ険しい顔になった。
「お願い。何も言わずに着替えて」
懇願する響きがわかったのだろう、松葉はためらったようすではあるものの、うなずいて神田を促した。
千草は須原の手首を掴んで、引きずるようにして二階の居住スペースにむかうと、渋る彼女を追い立てた。千草も脱衣所にこもって、持ってきた古いブラウスに着替える。
あさぎが怒ったところを、千草はあまり目にしたことがない。だが、少なくとも、須原の態度が気にくわなかったのは、察された。
――叔母さんがじいやんの娘だってことをすっかり忘れてた。
あさぎもまた、自分の仕事には非常に高い誇りを持っている。仕事場を不用意に荒らしてしまえば、出入禁止が言い渡される可能性だって、ゼロではない。
千草に藍染めの知識は皆無だ。どこに地雷が埋まっているかもわからない状況にびくびくしながら、須原の身支度が整うのを待って、ふたりで階段をおりた。
作業場のガラス戸をくぐったのは、初めてだった。事務所部分よりも一段低くなった床は、コンクリート打ちっぱなしで、まるで浴室の床のように、部屋の隅に向かってゆるやかに傾斜している。水が流れやすく、掃除がしやすい設計だ。蛍光灯が何列も設置されているが、大きめの窓からは自然光も入り、室内は明るかった。事務所側には広い流し台があり、ガラス戸に近いほうには、ひと一人入りそうな大きな甕がいくつも置かれていた。
あさぎの先程のようすから、作業中は事務所に続く出入り口は使わないらしいことがわかる。行き来することで、作品や部屋を汚さないようにとのことなのだろう。
作業場は思っていたよりも広く、無機質だった。そう感じたのは、千草だけではないだろう。
「――においがしないわ」
須原がつぶやく。確かに、工房というからにはなにがしかのにおいがあっておかしくないが、ここには水のにおいしかしなかった。きっと、無機質だと感じたのは、そのせいもあったのだろう。
作業場の隅には、長テーブルと丸椅子があった。めいめいに席に着くと、あさぎは簡単な自己紹介をして、レジュメをA4一枚ずつ配った。カラー写真のついたメニュー表らしきものをすっとテーブルの中央に置き、お好きにどうぞと、鉛筆立てを示した。
「今日、みなさんに体験してもらうのは、正藍染めというもんです。正藍染めとは、藍染めのなかでも、蒅を用いて染め液を作り、これに布などを浸して染める手法を指します。藍を使えば、生葉でもウォードでも藍染めやけん、これと区別するための呼び名です」
あさぎの説明に真剣に聞き入っていた千草たちのなかで、ひとり、須原だけは少し白けた顔をしていた。嫌な予感は当たるものだ。止める間もなく、彼女は平気であさぎの声に割って入る。
「正藍染めと本藍染めって、名前が似てますけど、何が違うんですか?」
すうっと、あさぎの目が細くなった。いわゆる目が笑っていないというヤツだ。千草はうすら寒いここちになりながら、隣で平然としている須原に目配せを試みたが、彼女はまったく気づく気配がなかった。
「そうね、かんたんに言えば、正藍染めは、日本各地にある伝統的な染色方法で、本藍染めっていうのは、セルフブランディングされた正藍染めその他、かしら」
「あ、じゃあ、おんなじものなんですね、よかったあ。あたし、本藍染めが知りたくて徳島に来たんですっ」
テーブルのむこうがわで、松葉は先を見守っている。神田は須原同様、まだ気づいていないようだ。千草は諦めて、天井を仰いだ。
「本藍染めには定義が無いの。同じ手法かどうかは、『本藍染め』と名乗っとる染め師ひとりひとりに確かめな、実際のところはわからんわ。ただ、ことばの定義として言うなら、本藍は、阿波藍のことを指します。これには対義語もあって、地藍と言います。他の地方の藍をじげ地下と蔑み、阿波藍こそが本物で正統だと誇示する言いかたなのよ。あまり、きれいな表現じゃないわ。うちの工房では、阿波藍しか使いませんが、これを本藍染めと呼ぶつもりは一切ありません」
あさぎは根気よく、しかし、きっぱりと言って、レジュメに戻った。
「正藍染めでは、灰汁のなかで蒅を練って、その後は数日から数週間かけて、温度管理を続け、自然発酵を促します。蒅って、製藍所で見たかしら?」
かぶりを振った神田の前に、あさぎは白い絵の具皿のようなものを差しだした。
見本とするつもりで、あらかじめ用意しておいたのだろう。小皿には、ひと握りの蒅が載っていた。
「いらっしゃいませ。藍染工房Asagiへようこそおいでくださいました」
がっぽがっぽと長靴を鳴らし、すねまであるゴムエプロンを着けている。いつもふんわりと巻かれている髪は、今日はうしろでひとつに束ねられていた。目元にはシンプルな眼鏡があり、化粧気は薄い。
見たことのない顔に緊張したが、千草の連れ、特に須原は違うようだった。車から飛び出してくるや、あさぎに駆け寄ってぺこりと深くおじぎする。
「あのっ、須原あやかと申します! 今日はお世話になります。こちら、よろしければ」
だれよりも先に挨拶して、頭をさげた彼女の態度に、千草はあっけにとられた。愛想がよいにも程がある。さしだされたタルトの包みを「まあまあ、お気遣いいただきまして。おおきに」と、両手で受け取って、あさぎは名乗りかえし、千草を見てにっこりした。
「ちーちゃん、二階へ行って、須原さんを着替えさせて」
「だいじょうぶです、汚れても気にしません」
やる気をアピールするように、胸元でこぶしをにぎった須原を一瞥し、あさぎはもう一度千草に命じた。
「ソファのうえに作業着を一式出してあるわ。こんな小柄なお嬢さんだと思わなんだけん、サイズが合わんかもしれんけど」
だいじょうぶだと、重ねて言いつのろうとした須原に、千草はわざと声をかけ、主張をさえぎった。
「ごめんなさい。今日の予定をわたしがみんなにあらかじめ伝えておかなかったから、みんな、着替えを持ってないの。染めに使うための男性用Tシャツって、サイズ展開あるかな?」
後半をあさぎにむかって言いながら、千草はカバンから財布を出した。
「神田さんはMで平気そうね。松葉さんはLで入る?」
本人たちに確認した千草に応えるように、あさぎは表の事務所の鍵を開けた。
「ちーちゃんが取ってきて。この格好じゃ、入れんけん」
Tシャツを二枚手にして、価格表を確かめ、手提げ金庫の前に札を置く。千草が戻ってくると、さっとあさぎはまた鍵を閉めた。その感情のみえない笑顔に、はらはらしながら、千草は松葉と神田にTシャツを押しつけた。
「脱いだものは、車のなかに入れておいてくれる?」
車のキーを託すと、松葉は少しだけ険しい顔になった。
「お願い。何も言わずに着替えて」
懇願する響きがわかったのだろう、松葉はためらったようすではあるものの、うなずいて神田を促した。
千草は須原の手首を掴んで、引きずるようにして二階の居住スペースにむかうと、渋る彼女を追い立てた。千草も脱衣所にこもって、持ってきた古いブラウスに着替える。
あさぎが怒ったところを、千草はあまり目にしたことがない。だが、少なくとも、須原の態度が気にくわなかったのは、察された。
――叔母さんがじいやんの娘だってことをすっかり忘れてた。
あさぎもまた、自分の仕事には非常に高い誇りを持っている。仕事場を不用意に荒らしてしまえば、出入禁止が言い渡される可能性だって、ゼロではない。
千草に藍染めの知識は皆無だ。どこに地雷が埋まっているかもわからない状況にびくびくしながら、須原の身支度が整うのを待って、ふたりで階段をおりた。
作業場のガラス戸をくぐったのは、初めてだった。事務所部分よりも一段低くなった床は、コンクリート打ちっぱなしで、まるで浴室の床のように、部屋の隅に向かってゆるやかに傾斜している。水が流れやすく、掃除がしやすい設計だ。蛍光灯が何列も設置されているが、大きめの窓からは自然光も入り、室内は明るかった。事務所側には広い流し台があり、ガラス戸に近いほうには、ひと一人入りそうな大きな甕がいくつも置かれていた。
あさぎの先程のようすから、作業中は事務所に続く出入り口は使わないらしいことがわかる。行き来することで、作品や部屋を汚さないようにとのことなのだろう。
作業場は思っていたよりも広く、無機質だった。そう感じたのは、千草だけではないだろう。
「――においがしないわ」
須原がつぶやく。確かに、工房というからにはなにがしかのにおいがあっておかしくないが、ここには水のにおいしかしなかった。きっと、無機質だと感じたのは、そのせいもあったのだろう。
作業場の隅には、長テーブルと丸椅子があった。めいめいに席に着くと、あさぎは簡単な自己紹介をして、レジュメをA4一枚ずつ配った。カラー写真のついたメニュー表らしきものをすっとテーブルの中央に置き、お好きにどうぞと、鉛筆立てを示した。
「今日、みなさんに体験してもらうのは、正藍染めというもんです。正藍染めとは、藍染めのなかでも、蒅を用いて染め液を作り、これに布などを浸して染める手法を指します。藍を使えば、生葉でもウォードでも藍染めやけん、これと区別するための呼び名です」
あさぎの説明に真剣に聞き入っていた千草たちのなかで、ひとり、須原だけは少し白けた顔をしていた。嫌な予感は当たるものだ。止める間もなく、彼女は平気であさぎの声に割って入る。
「正藍染めと本藍染めって、名前が似てますけど、何が違うんですか?」
すうっと、あさぎの目が細くなった。いわゆる目が笑っていないというヤツだ。千草はうすら寒いここちになりながら、隣で平然としている須原に目配せを試みたが、彼女はまったく気づく気配がなかった。
「そうね、かんたんに言えば、正藍染めは、日本各地にある伝統的な染色方法で、本藍染めっていうのは、セルフブランディングされた正藍染めその他、かしら」
「あ、じゃあ、おんなじものなんですね、よかったあ。あたし、本藍染めが知りたくて徳島に来たんですっ」
テーブルのむこうがわで、松葉は先を見守っている。神田は須原同様、まだ気づいていないようだ。千草は諦めて、天井を仰いだ。
「本藍染めには定義が無いの。同じ手法かどうかは、『本藍染め』と名乗っとる染め師ひとりひとりに確かめな、実際のところはわからんわ。ただ、ことばの定義として言うなら、本藍は、阿波藍のことを指します。これには対義語もあって、地藍と言います。他の地方の藍をじげ地下と蔑み、阿波藍こそが本物で正統だと誇示する言いかたなのよ。あまり、きれいな表現じゃないわ。うちの工房では、阿波藍しか使いませんが、これを本藍染めと呼ぶつもりは一切ありません」
あさぎは根気よく、しかし、きっぱりと言って、レジュメに戻った。
「正藍染めでは、灰汁のなかで蒅を練って、その後は数日から数週間かけて、温度管理を続け、自然発酵を促します。蒅って、製藍所で見たかしら?」
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