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日常編
第11話「チーズとナイポと、マイバッグ」
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深夜0時。
霧の中から、重々しい足音が近づく。
カラン。
「ふむ……今宵も営業中か。よい心がけだ」
銀の鎧を身にまとった常連騎士が、いつものようにミッドナイトマートへ入店する。
レジ前のレンとニナが、声をそろえて迎える。
「いらっしゃいませ!」
「うむ。……ん?」
騎士の視線が、ふとホットスナックコーナーに吸い寄せられる。
そこには、見慣れぬPOPが輝いていた。
\新登場! とろけるチーズチキン!/
「……まさか……!」
騎士はゆっくりとチキンのトングを手に取り、チーズ入りの新商品を慎重に容器に収めた。
「これは……以前、わしが提案したやつではないか?」
「ええ。チーズ入りチキン、リクエストにお応えして入荷しましたよ」
レンの笑みに、騎士の目がわずかに細くなる。
「ふふ……まさか本当に仕入れてくれるとは。やはり、ここはただの補給所ではないな……」
そのまま、鮭おにぎりとお茶も手に取り、レジへ。
「合計で480ストーになります。そして……」
「……ん?」
「おめでとうございます。ナイポが満了です。特典はこちら、“ミッドナイトマート特製マイバッグ”!」
レンがレジ下から取り出したのは、深い紺色の布製バッグ。ワンポイントで月と霧のマークが刺繍されている、落ち着いたデザイン。
「……なかなか、よい造りだ。これなら戦場に持って行っても、恥じぬ」
「食品入れる用ですけどね」
「ふむ、それでも構わん」
騎士は丁寧に商品をマイバッグへと詰め、静かに礼を述べた。
「……わしは満足した。では、次なる戦場へ向かうとしよう」
「お気をつけて。新商品のご意見、お待ちしてますね!」
扉が開き、霧の夜へと騎士が消えていく。
ふたりはいつものように、声を揃えて送り出す。
「ありがとうございました。またお越し下さいませ」
霧の中から、重々しい足音が近づく。
カラン。
「ふむ……今宵も営業中か。よい心がけだ」
銀の鎧を身にまとった常連騎士が、いつものようにミッドナイトマートへ入店する。
レジ前のレンとニナが、声をそろえて迎える。
「いらっしゃいませ!」
「うむ。……ん?」
騎士の視線が、ふとホットスナックコーナーに吸い寄せられる。
そこには、見慣れぬPOPが輝いていた。
\新登場! とろけるチーズチキン!/
「……まさか……!」
騎士はゆっくりとチキンのトングを手に取り、チーズ入りの新商品を慎重に容器に収めた。
「これは……以前、わしが提案したやつではないか?」
「ええ。チーズ入りチキン、リクエストにお応えして入荷しましたよ」
レンの笑みに、騎士の目がわずかに細くなる。
「ふふ……まさか本当に仕入れてくれるとは。やはり、ここはただの補給所ではないな……」
そのまま、鮭おにぎりとお茶も手に取り、レジへ。
「合計で480ストーになります。そして……」
「……ん?」
「おめでとうございます。ナイポが満了です。特典はこちら、“ミッドナイトマート特製マイバッグ”!」
レンがレジ下から取り出したのは、深い紺色の布製バッグ。ワンポイントで月と霧のマークが刺繍されている、落ち着いたデザイン。
「……なかなか、よい造りだ。これなら戦場に持って行っても、恥じぬ」
「食品入れる用ですけどね」
「ふむ、それでも構わん」
騎士は丁寧に商品をマイバッグへと詰め、静かに礼を述べた。
「……わしは満足した。では、次なる戦場へ向かうとしよう」
「お気をつけて。新商品のご意見、お待ちしてますね!」
扉が開き、霧の夜へと騎士が消えていく。
ふたりはいつものように、声を揃えて送り出す。
「ありがとうございました。またお越し下さいませ」
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