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復縁
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高2の春は終わりもうすぐ夏休みになろうとしていた。相変わらず休みの日は春と図書館に行っていた。いよいよ来年は大学受験ということもあり夏休みも図書館に行く約束をしていた。
春への思いも増していき私たちの関係にも変化が訪れようとしていた。あの愛情たっぷりのお弁当を食べて以来、私はこんなにも自分のことを大切にしてくれる人の気持ちを踏みにじることが許せなかったのだ。
私は春に好きだと伝えた。彼女はどうして?と聞いてきたのでこれまでの私の心境の変化を伝えた。彼女はとても嬉しそうにやっと彼女になれたと笑っていた。
春が彼女になって初めての図書館での勉強の日。彼女はもじもじしながらしたいことがあると言ってきた。どうやらキスをしたいとのことだった。恋人同士なら当たり前の行為かもしれない。
私はいいよと伝え、昼休みにキスをする約束をしお昼まで勉強をすることにした。私も彼女もキスをするのは初めてだったのでお互いしばしこの後起こることを興奮しながら勉学に励んでいた。
昼休みになってご飯を食べた後私たちは人気のないベンチへ向かった。大きな木々に囲まれており昼間だがやや涼しい場所だった。お互いベンチに腰を掛けいよいよキスをするぞという態勢に入った。
私は彼女の肩にそっと手を回して目を瞑り彼女の唇にそっとキスをした。感覚としてはめちゃくしゃプルプルして柔らかかった。彼女も同じ感覚なのか恍惚な表情をしていた。
『えへへ(笑)やっとできたね』
彼女は恥ずかしそうにそう言った。それからはちょっとよそよそしく2人で図書館に戻った。その後また4時間くらい勉強した後私たちは帰ることにした。帰る前私たちは再びキスをした。
家に帰ってからもしばらく興奮はおさまらなかった。家族とご飯を食べていてもずっと上の空だった。彼女も同じ気持ちなのだろうか。そうだったらいいなと思った。
寝る前にlineをチェックしてみると春から来ていた。
『今日も一緒に勉強してくれてありがとう。初めてのキスはめちゃくちゃ緊張したけどすごくよかった。またしたいかな(笑)今日もお疲れ様。おやすみ』
私も同じような内容を送り眠りについた。ずっとこんな日が続けばいい。そう思って。
春への思いも増していき私たちの関係にも変化が訪れようとしていた。あの愛情たっぷりのお弁当を食べて以来、私はこんなにも自分のことを大切にしてくれる人の気持ちを踏みにじることが許せなかったのだ。
私は春に好きだと伝えた。彼女はどうして?と聞いてきたのでこれまでの私の心境の変化を伝えた。彼女はとても嬉しそうにやっと彼女になれたと笑っていた。
春が彼女になって初めての図書館での勉強の日。彼女はもじもじしながらしたいことがあると言ってきた。どうやらキスをしたいとのことだった。恋人同士なら当たり前の行為かもしれない。
私はいいよと伝え、昼休みにキスをする約束をしお昼まで勉強をすることにした。私も彼女もキスをするのは初めてだったのでお互いしばしこの後起こることを興奮しながら勉学に励んでいた。
昼休みになってご飯を食べた後私たちは人気のないベンチへ向かった。大きな木々に囲まれており昼間だがやや涼しい場所だった。お互いベンチに腰を掛けいよいよキスをするぞという態勢に入った。
私は彼女の肩にそっと手を回して目を瞑り彼女の唇にそっとキスをした。感覚としてはめちゃくしゃプルプルして柔らかかった。彼女も同じ感覚なのか恍惚な表情をしていた。
『えへへ(笑)やっとできたね』
彼女は恥ずかしそうにそう言った。それからはちょっとよそよそしく2人で図書館に戻った。その後また4時間くらい勉強した後私たちは帰ることにした。帰る前私たちは再びキスをした。
家に帰ってからもしばらく興奮はおさまらなかった。家族とご飯を食べていてもずっと上の空だった。彼女も同じ気持ちなのだろうか。そうだったらいいなと思った。
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『今日も一緒に勉強してくれてありがとう。初めてのキスはめちゃくちゃ緊張したけどすごくよかった。またしたいかな(笑)今日もお疲れ様。おやすみ』
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