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モブ令嬢イェーレ
06. 愛し子の影響
しおりを挟む精霊エレンとして接触してしまった。こんなの、ゲームにもなかった。
いやまあここはゲームの「基」になった世界だからシナリオもクソもないのは分かってるけども。
婚約者がいる女性に対して親しげに手を触れたりするエルに若干頭が痛くなったが、エリザベス ーー エリザベス様はなんと敬称なしで呼んでいいと仰ってくださった。女神か ーー の様子を見るに必要なことだったと思う。
エリザベスは、エルに「泣いてもいい」と言われてぽろぽろと涙を零し、声を上げて泣いた。
淑女は人前で感情を気取られてはならないとされる。特に負の感情である怒哀は。王子妃としてそう叩き込まれてるはずの彼女が、泣いている。
だから私は、彼女の頭を撫でるエルの行動に目を瞑った。本来なら非難されてもおかしくはない行動だけど、私もエルも誰も見えないし、何よりさっきエルが咄嗟にこのガゼボ周辺に防音と軽い人よけの精霊魔法をかけたから誰にも見られないし、聞かれない。
ひとしきり泣いたエリザベスは、ぽつりぽつりと話してくれた。
一目惚れだったこと。
王子妃教育を婚約者候補の時代から ―― 10歳頃からがんばってきたこと。
定期的に開かれるイーリス殿下とのお茶会では穏やかに過ごしていたこと。
最近のイーリス殿下のこと。
姿が見えないから相槌の声を出しながら話を聞いてたけど、うん。
『最低』
『その一言に尽きるな』
『なに、なんなの?いや心移りはあるだろうけどもそれ説明せずに態度で分かれってなんなの?バカなの?てかダンフォール様もアホじゃないの?普通慕っていても婚約者がいる殿方にあんなスキンシップ取るなんて淑女の恥晒しにも程があるじゃないの!』
『お、おう』
『政略結婚だから愛がない結婚も多々あり得るのは分かるけど!愛人とかそういったのはお互いきちんと話し合った上で進めるべきだわ!それにただの底辺貴族ならいいけど王族なのよ?下手に王族の種ばらまいて将来的に王位継承とか何らかの火種が残ったらどうすんのよあのバカ王子!バカでいいわあんなん!!』
この世界の常識を理解した今なら分かる。
前世の世界の常識だったらまだしも、いや、前世の常識でもダメだわ。ゲームはフィクションだから良かったのであってここはノンフィクションだ。
思わず叫んでぜえぜえと息切れしていると、エリザベスから「手を重ねてくださる?」と声をかけられた。えっ、待って。私の手そんな柔くないし憧れのエリザベスの手に触れるとか。
じっと待ってくれるエリザベスに、恐る恐る手を伸ばして重ねる。そっと包み込まれた柔らかい手に悲鳴が上がりそうだったけど耐えた。
「ありがとう、エレン。すっきりしたわ」
『…エリザベス』
そうにっこりと微笑むエリザベスは、美しい。
は??こんなエリザベスをほっといてヒロインに傾倒するとかやっぱりバカだわあの王子。
ちょうど、昼休み終わりの鐘が鳴る。
授業に出ようか迷っているエリザベスに、今日はもう帰った方がいいとエルが伝えた。まあ確かにあからさまに泣きましたっていう印象だものね。先生には私から伝えときますよ、うん。
「また、会えますか?」
『うん。僕はこの時間帯はここにいるから、いつでもおいで』
『わたくしは来れたら来ますわ』
「良かった」
そう、ホッとしたエリザベスを見て、誓う。
何がなんでも、エリザベスの力になろう。私が隠しキャラルートのサポキャラだって?すでにその隠しキャラがエリザベスにメロメロなんだから問題ない。
早退するという彼女を見送り、誰もいないのを確認してから魔法を解いた。
早足で教室に戻る道すがら、一緒に来ているエルに小さく告げる。
「あんたの恋路、応援してやるわ」
『やった!』
「エリザベスと接触できたから飛べるよね?でも当面は直接飛ぶのは厳禁」
『それぐらい分かってる』
「兄さんと、殿下にも相談しようそうしよう」
『お、おう?』
いや、これはうちの実家全員巻き込んだ方が良い。
あのバカ王子が何してくるか分からないし、レアーヌが別のクラスだから動向も把握できない。
現実に私の知っているストーリーが混じり始めている。何かしら、世界や上位精霊からの強制介入もないとは言い切れない。
教室に入る直前、廊下の向こうから教師がやってくるのが見えた。
エリザベスが体調を崩して早退してしまったと伝えれば、教師は何の疑いもなく頷いてくれたのでホッとする。
よぉし。今日の放課後、さっそく兄さんを捕まえなくちゃ。
―― そう、意気込んでいた私もいました。
「ライズバーグ様」
放課後、声をかけられて振り返った私は悪くない。
そこにいたのはヒロインのレアーヌで「げっ」と盛大に顔を歪めた。心の中で。だって顔に出ないから。
エルは幸運にもすでに自国に戻っている。
「…あなたは」
「ご無礼をお許しください。私、ダンフォール伯爵の息女、レアーヌと申します」
カーテシーを決めて挨拶をしてくる彼女を置いて「じゃっ」と去るわけにもいかない。
というかこの女、考えて挨拶してきたな。周囲に人はいるし、これで彼女は身分を理解していると分かる。
「この学園では、身分による挨拶は特に強制されていません。どうぞお気を楽にしてください、ダンフォール様」
そう。ここクルーゼ学園は、必要最低限の礼儀を弁えていれば貴賤は問わない。
その最低限の礼儀は、1学年目に習う範囲になっている。家庭教師などを雇ってすでに学んでいる者が多い貴族階級は2学年目以降から編入することが多く、私もその例に漏れなかった。おそらく、目の前のレアーヌも。
そしてなぜ伯爵令嬢である彼女の腰が低いのか。それは、私が辺境伯令嬢だからだろう。
貴族の爵位は、上から王族、公爵、侯爵、伯爵、男爵、子爵、騎士爵と続く。
辺境伯だけは例外で、侯爵家とほぼ同等の権威を持っている。実際、辺境伯は独立国にもなれると言われているからね。実際、うちの領地なんかは「独立するぜー」って言ったらサクッと独立できるぐらいの資金や運営力、兵力を所持している。
国家所属の竜騎士団の団長を務めているから、そうしない。あと、今の所独立するメリットがないというのもあるかな。なので、王家が不祥事を起こしてうちが国に不信感を抱かない限りは、我がライズバーグ家はプレヴェドの竜だ。
さて。彼女とは何の接点もなかったわけだけど、一体何の用なのか。
「ありがとうございます。実は、不躾かとは思いますがライズバーグ様にお願いがございまして…」
「はい」
視界に映る、ふわふわと浮かぶ精霊たち。緊張気味のレアーヌが、キュッと体の前で祈るように手を握り合わせる。
あーーーーこのイベント見たことあるぅ!!そういえばノートに書いてたわ!!
隠しキャラルートのイェルク・ヴェラリオンは、この国にはいない。そのため、隠しキャラルートのサポキャラであるイェーレ・ライズバーグに接触して、イェルクに連絡してもらってこの国に来てもらう必要がある。
しかし、イェーレは同じ魔術学科と言えどヒロインとは別クラス。しかもライバルであるエリザベスと同じクラスだ。
接点がない彼女とどうやって接触するのかというと、放課後にランダムで歩いているイェーレを捕まえ、精霊について相談すること。
「じ、実は私、精霊の愛し子と呼ばれる体質のようでして…精霊について、学んではいるのですがうまく付き合えなくて…」
シナリオでは、ここでイェーレは「私に出来ることなら」と協力を申し出ているが、なんであっさりとそうしたのかはプレイヤー目線だと分からなかった。でも、この立場だから分かる。
レアーヌの傍にいる精霊たちがめっちゃ圧力かけてきてる。煩いぐらいに。
あと、なんか協力してもいいかな、みたいな気分になりかけてる。これが愛し子の影響か…。
『はやくレアーヌのためにうごくぞ!』
『へんじをして。さぁ』
『いっしょにたすけよう?』
「―― そうですか。大変ですね」
「……え?」
「精霊術関連なら、リーゲル先生が詳しいですよ。ご相談されてはいかがでしょうか?」
「あ…の、え?」
「リーゲル先生はこの時間帯なら、東棟の教員室にいらっしゃるはずです。ご案内したいのですが、申し訳ありませんが先約がありまして…」
『なんだこいつ!?』
『レアーヌのねがいを無視した!!』
『レアーヌのねがいなのに!!』
『いとしごのねがいなのに!!』
こっっわ。
だがここで反応を見せると、私に精霊が視えるということがバレる。イェーレにそんな設定はなかったから裏設定か何かかもしれない。
軽く頭を下げて「失礼します」と告げて、未だ固まっているレアーヌ(+憤る精霊たち)を廊下に置いて歩き出す。角を曲がって彼らから見えない位置にまで移動すると、速度を上げて急ぎ足で兄様がいる生徒会室へ向かう。
あのヒロイン。断られて明らかに動揺していた。
想定外の事態が起きたと言わんばかりの態度。普通なら、断られることも想定して話してくるはずだ。
だってイェーレとレアーヌは正直、あの場で初めて会話したぐらいだ。私も最低限、参加可能な茶会や夜会に出たこともあるけれど、レアーヌと会話した記憶はない。
ということは、あのヒロイン。転生者の可能性が高い。
あと、あいつ隠しキャラルート狙ってやがる。
生徒会室前までたどり着くと、ひとつ深呼吸をしてノックする。
「魔術学科二年のイェーレ・ライズバーグです」
「入りなさい」
中から返答があり、ドアを開ける。
乙女ゲームではヒロインも生徒会とは全く関わりがなかったが、現実、生徒会長となれば誰になる?と考えると、奥にいる殿下以外はいないだろう。
兄様も殿下の側近兼護衛を兼ねているため、メンバーとして名を連ねていた。
「やあライズバーグ嬢。兄君に用事かい?」
「はい、突然すみません」
「いやホント突然だな、何が…何かあったな?」
兄様、というか家族って凄いよね。
何も言ってないし表情も出ていないはずなのに何かあったって察してくれるんだから。
「はい。至急、ご相談したいことがあります」
「分かった。殿下、皆様申し訳ありませんが離席します」
「お気になさらず。いってらっしゃいませ」
殿下も頷き、生徒会メンバーで副会長のジェマ・ドゥードリアン公爵令嬢がにっこりと微笑んで送ってくれた。
フェーマス公爵家と同じぐらい歴史が古いドゥードリアン公爵家の一人娘で、彼女はこの生徒会のもうひとりの副会長であるウィリアム・クォーク侯爵令息の婚約者だ。殿下の婚約者候補にも一時名が上がったが、なんと本人から辞退されている。幼馴染であるクォーク小侯爵に心底惚れ込んでおり、自分が王家と繋がるメリットよりも、クォーク家に繋がる方が自分たちにとっても国にとってもwin-winだ!と演説した、らしい。噂では。
まあ実際、このおふたりの仲はとても良い。学園内でも理想の恋人と言われているぐらいだ。
生徒会室から出て、近くにある生徒会が備品庫として利用している部屋に入る。
万が一鍵を閉められないよう、誰が来ても中に人がいることが分かるようにドアは開けておきつつ、精霊魔法で防音の結界を作り上げた。これで、何を話しても問題ないだろう。
「いや、ホントどうした?」
「ヒロインヤバいわ。ゲロヤバ」
「エレン」
「……私と同じ転生者の可能性が高い。あと、うちらにも精霊の愛し子の影響が出る」
「ゲロヤバだな」
「ついさっき話しかけられたんだけど、あのヒロインにくっついてる精霊たちの『協力しろ』って圧が凄い。あと、なんか手伝ってもいいかな~~みたいな感じになるこわい」
「ヤバみしかない」
「そんな単語どこで覚えた」
「お前からだよ」
「サーセン」
ほぼふたり同時に、ため息をつく。
「……シナリオ通りか?」
「うん。ただ、私がその通りにしていない」
「だろうな。相手の反応は?」
「想定外の事態に困惑して固まってた。あと、彼女の傍にいた精霊たちはめっちゃ怒ってた」
「面倒事になりそうだな」
「面倒事にしかならないでしょ」
たぶん、レアーヌと長時間一緒にいたらダメだ。無条件で彼女を守ったり、協力してあげようって気になってしまう。エルもそうだろう。
その前にエルが番を決めなければいけない。精霊族は、番がいれば愛し子の影響を受けないから。ただ、番を決める=番とアハンウフンするという18禁仕様なので、せめて、番と見定めた相手とディープキスするのが望ましい。
で、エルが見定めているのはエリザベスだ。
「……無理じゃん!!エリザベスにエルとセックスしてくださいもしくはベロチューしてくださいとか無理じゃん!!あのバカ王子と婚約解消でもしない限り不貞になるわ!!」
「エレン…いやまあそうなんだけど、頼むから言葉……」
「とにかく、エルは絶対にレアーヌに近寄らないようにしてもらわないとダメだ。なるべく兄様も避けてそれか番見つけて」
「俺は…というか、エレンはどうするんだ。お前が一番ヤバいだろう」
たしかに。同じ魔術学科だから、複数クラスの合同授業なんてのもある。
それに、もし、万が一レアーヌが諦めなかったら?「最初は接点もないしそうよね!」って放課後の度に突撃訪問されて長時間居座られたら?寮の部屋に突撃されたら?
無理だ。
「……番、誰にするのか決めたのか。ていうか、殿下だろ」
「うぅ…もしするなら殿下にしたい…でも王太子妃とか嫌すぎる…」
「正直かよ。とりあえず、番云々の話は置いて殿下に相談するか。精霊族の、愛し子の影響を回避するには異性とディープキスする必要があるとかそんなんで。俺から話しとくから、お前はもう今日は気をつけて帰れ」
「……ありがとう」
こういうとき、兄様は頼りになる。
「あ、そうだ。エルがエリザベスと会って慰めたから、バカ王子ルートもシナリオ通りにいかないかも」
「マジかよ。とりあえず、父上と母上にも連絡しとけ」
「はーい」
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