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モブ令嬢イェーレ
08. 私はエリザベスの味方だから諦めてほしい
しおりを挟むきっかけは、エルが中庭で姿を見せる約束をしてから数日後の昼休み。
殿下に言われたとおり、昼休みに生徒会室に顔を出していたんだけど、生徒会室前まで来て油断していたところでレアーヌに捕まった。切羽詰まった様子で、私の腕を掴んで。
触られた瞬間「レアーヌを助けなきゃいけない」「私はエリザベス助けるんだからレアーヌは死んでも助けねぇ」というのが頭の中でせめぎ合って、頭の中、というか思考がぐちゃぐちゃになった。それでものすごく気分が悪くなったのを覚えている。
そのせいか、そのときレアーヌに何を言われたのかあまり覚えていない。断片的に覚えているのは「なんで」「サポキャラ」「エル様に」という言葉。
気づいたら、目の前に殿下の顔がドアップ。しかも口の中に舌入れられててめっちゃ混乱した。
「んぅ!?で…んぁ…ッ」
殿下の舌が、私の口の中を探る。舌を思わず引っ込めたが、すぐに引きずり出されて吸われた。
ぞわぞわと腰の辺りが疼く。口の中って結構気持ちいいなんて思ってない。絶対気のせいだ。
バシバシと殿下の肩を叩けば、殿下は唇を離してくれた。
私が状況を問う前に「大丈夫か?気分は?」と殿下が矢継ぎ早に質問してくる。それで、レアーヌのそばにいて最悪だった頭がすっきりしていることに気づいた。
「…だい、じょうぶです」
「良かった…」
ほっと安堵の息を吐いた殿下。ようやく余裕が出た私は、ここが生徒会室で、応接セットの長椅子の上で殿下に抱えられていたことに気づく。殿下の胸を軽く押せば、殿下は腕の力を緩めてくれた。そのまま、殿下の隣に腰掛ける。
殿下の表情が残念そうだなんて、私は見ていない。眉が下がってちょっとしょんぼりしてる様子が可愛いだなんて思ってない。
すると、不意に鈴を転がしたような声が聞こえた。
「こう言っては失礼かとは思いますが、あそこまでイェーレ様が表情を崩しているのを見たのは初めて見ましたわ」
そっと声のした方へ視線を向ければ、ジェマ様が当然のように私が座っている応接セットの向かいの席に座って、紅茶を飲んでいる。
彼女はニッコリと微笑んだ。
……え。ちょっとまって。ぶわっと冷や汗が出た。
「……ず、ずっとそちらに…?」
「ええ。生徒会室前でダンフォール様に捕まって、見たことのない顔色をしていたので、ダンフォール様を追い払って生徒会室に押し込みましたの。そうしたら、たまたま室内にいらっしゃった殿下があなたの様子を見て突然熱烈なキスをされて…さすがのわたくしも驚きましたわ」
ぽ、と頬を赤くしたジェマ様、からぐるんと殿下を見る。すると殿下は私から顔を勢いよく背けた。
あ、ちょ、待ってほんと顔どころか全身が熱い。ってことは、キスされてる様子見られたってことだよねそうだよね??
私の!!ファーストキス!!!
「いや私だってもう少しシチュエーションを整えてとか考えていたんだ、でもイェソンから聞いていた緊急事態だと思って」
「あー…緊急事態…うん…そうですね…」
「後日やり直すから、それで許してほしい」
「そうですね、いつか後日とやらが来れば」
「エレン、それは何年後だい?」
「さぁ」
「…あらまぁ」
……ハッ!つい身内しかいないノリでやってしまったけどここにジェマ様がいたじゃないか!!
恐る恐るジェマ様を見れば、彼女は驚いたように両手で口を隠している。それから、納得したとでも言いたげに頷いて、にこりと微笑んだ。
「殿下の噂の想い人は、イェーレ様だったのですね」
「そうだよ。もう7年も口説いてる」
「まぁ!」
「そろそろ落ちそうなんだが、なかなか」
「ふふふ…イェーレ様もまんざらではなさそうですわね?」
「……ナンノコトデショウカ」
今まで家族と殿下(あとたぶん両陛下も)以外にはバレたことなかったのに…。
がっくりと肩を落としていれば「それにしても」とジェマ様が呟く。
「わたくしイェーレ様が表情や顔色を崩したところを見たことはなかったのですが、ダンフォール様がご一緒のときはわたくしから見ても顔色が酷かったですわ。殿下とのキスで治ったようですけど、何かありまして?今後もこのようなことがあると大変でしょうから、サポートできればと思うのです。わたくしが聞ける内容であれば、お話いただきたいのですが」
私とジェマ様は同じ魔術学科とは言え、別クラス(レアーヌと同じ)だ。そのため彼女の人となりは噂でしか知らない。最近は生徒会の手伝いで話すようにはなったが、信に足る人なのかどうかは判断できない。
ちなみに、彼女に名前で呼ばれているのは兄様と区別をつけるためだ。女性が男性の名前で呼ぶことは、よっぽど親しいと思われやすい。だから彼女は普段から兄様のことは「ライズバーグ様」と呼んでいたのだが、私が生徒会の仕事を手伝うようになるとどちらか分かりにくくなってしまったのである。それで私から名前呼びを提案し、彼女も「ならわたくしもジェマとお呼びくださいまし」と答えてくれたのである。
閑話休題。
ここは殿下に任せるしかないだろうと殿下を見上げれば、彼は「彼女は大丈夫だよ」と呟いた。
そこで私は、彼女に事情を説明した。
転生云々は置いといて、自分は精霊族の血を引いていること。精霊族は精霊の愛し子に好意を抱きやすいこと。ただ私の場合、エリザベスの味方でいたいために彼女に協力したくない。その感情のせめぎ合いで具合が悪くなったこと。
そこまで話して一息つけば、ジェマ様は納得したような表情で頷いた。
「イーリス殿下とダンフォール様の話は有名ですもの。エリザベス様と何度か個人的にお茶会をしましたけど、回を重ねるごとにお疲れの様子でした。特に先日はひどかったですわね。でも、昨日お昼にお誘いしたときはずいぶんとスッキリされていました。
…ふふ、イェーレ様のおかげかしら?」
「半分正解、とだけお答えします」
ほぼエルのおかげだけど、エリザベスからお礼言われたし。間違いじゃない。
こうして、私はジェマ様を味方にすることができたのである。
ジェマ様からはレアーヌの動向を見てもらうようにお願いし、昼休みに情報共有するということになった。
そして誠に遺憾ながら殿下からレアーヌ対策として毎日、生徒会室で昼休みにディープキスされることになった。ちゃんとジェマ様やクォーク様、兄様はその時間は来るのを避けるようにしてくれるという謎の配慮もされている。
いやうん殿下を番だって認識しちゃってるの私だけどさぁ!
毎回、腰砕けになるまでやるの止めてほしい、と言えば殿下は嬉しそうに笑うんだもの。この野郎。
ジェマ様とクォーク様もあてられたのか休憩中はイチャイチャしだすし。クォーク様、意外とジェマ様の押しに弱いんだなという余計な情報まで知ってしまった。
そんな放課後の生徒会室の中で相手がいない兄様が「羨ましくなんかない、羨ましくなんか…」といじけるようになったのは、気にしないでおこう。
「気にしろよ!!」
「分かった。じゃあこれからクランク様のところに行こう」
「え、ちょ、なんで!?」
「ここにいる全員知ってるけど?」
だってこの前、生徒会室に設置されてる執務机で兄様がどでかいため息をついて「ヴィクトリア嬢にお近づきになりたい…好き…」とか呟いてたし。
同意を求めるために殿下を見上げれば、殿下も苦笑いしながら頷いていた。ジェマ様は「あらあら」と言いながらニコニコと笑っている。
生徒会メンバー(+妹)全員に自分の想い人がバレた兄様は、がっくりと床に崩れ落ちた。そんな兄様にクォーク様が「ライズバーグ様なら大丈夫ですよ…!」と元気づけている。まあでも、兄様とはないから難しいよね…。
うん。私とは接点あるんだ。兄様知らないけど。
実は、ヴィクトリア・クランク侯爵令嬢は私と同じ転生者だったのだ。
なんでわかったって?彼女が錬金術科に行ったのもそうだけど、たまたま食堂で相席したときに「…カツ丼食べたい」と彼女が呟いたのを聞いて、私が思わず反応してしまったからだ。反省してる。いやでもカツ丼は私も食べたい。
「ヴィクトリアと呼んでちょうだい!!」と押され、いまでは名前で呼び合う仲になっている。
彼女も紅ファンのプレイヤーだったらしい。しかもガチ勢ということで、設定資料集も読み漁ったとか。
攻略対象者よりもヴィクトリア・クランク侯爵令嬢の方が気になっていたらしく「隠しルートって聞いたから、悪役令嬢を幸せにするルートかと思っていたのに…」とため息をついていた。分かる。私の場合はエリザベスだけど。
ちなみに、彼女も思い出したタイミングは真名を授かった日。
あのデビュタントの晩餐会のときは、殿下に一言挨拶したあとはひたすら壁の花に徹したらしい。設定資料集にはなぜエリザベス等の他の公爵令嬢ではなく、侯爵令嬢であったヴィクトリアが殿下の婚約者に収まった理由が書かれていたため、それを避けたのだという。
理由?なんでも、挨拶の後に交わした会話で見初められたっていうざっくりとした内容だったらしいよ。だから挨拶だけにしたんだって。
まあ、色々助けてもらってるからちょっと接点ぐらいは作ってあげようか…と思う。
エリザベスが私たちとガゼボで昼食するのは週に3日ぐらい。
未だに私は、エリザベスに正体を告げられていない。そしてレアーヌとバカ王子の逢瀬も相変わらず。
そんな中、エリザベスが「正直、王子妃教育もこの心持ちで取り組めるかどうか…」と心情を吐露した。婚約者同士の交流を深めるためのお茶会では差し障りのない会話だけ。なんのために王子妃教育をしているのか分からなくなってきているとのことだった。
『そうですよねぇ…。それならばいっそのこと、イーリス様との接触を断ちましょう。あの人に協力を請えばどうとでもなりますわ』
もう我慢の限界だ。エリザベスになんて仕打ちをしてるんだあのバカ王子は。
ふん、と鼻息荒くしていれば、私が言った「あの人」が誰なのかエルに教わったらしいエリザベスが、大きく目を見開いて驚いていた。
「というわけで、追い詰めて自白させてこう、きゅって」
「エレン」
「……エリザベス様がお可哀そうです。なんとかなりませんか」
「…そうだね。そろそろ、動いてもいい頃合いかもしれない」
殿下は頷くと、早速手配してくださった。翌日には映像と音声を水晶に残せる、カメラのような魔道具を使ってエリザベスの証言を記録し、その日の夜のうちにイーリスにも証言させたらしい。
早くエリザベスの憂いが晴れるといい、なんて思っていたら、翌朝。
『今日の午前中にでも決着つきそうだね』
「……マジで?」
『うん。僕も驚いた…ただまあ、婚約破棄の公表はもう少し後にはなるみたいだけど』
「解消じゃなくて、破棄なのね」
『イーリス王子が有責である、という王族側の意思表示らしいな。いろいろ賠償もするって』
それでも、彼女があのバカ王子から開放されるなら、それでいい。
エル曰く、もうすでに王家にヴェラリオン側からエリザベスへ婚約の打診をしているそうだ。イェルク・ヴェラリオン第一皇子として求婚してるから「破棄で傷物」なんて噂にもならないだろう。
『エレン』
「うん?」
『そろそろ話した方がいいんじゃないか?』
なにを、というのは愚問だ。
「…そうね。今日のお昼に来られたら、話すよ」
そうしてやってきた、昼休み。
少し遅れてエリザベスはやってきた。緊張で吐きそう。
エルから話を聞いて、兄様が付き添ってくれているがいやもうなんで「精霊」って言われたときに否定しなかったんだ私!!
エルが手をひらひらと振って、エリザベスを迎える。私の位置からはエリザベスは見えない。
「おかえり、エリザベス」
「…はい、ただいま戻りました」
エルにエスコートされて、エリザベスが向かいに座る。そして私に気づいて、目がパチリと合った。
ベンチから立ち上がり、彼女に向けてカーテシーをする。
「…個人的にお話するのは初めてかと存じます、フェーマス様。イェーレ・ライズバーグと申します」
「…エリザベス・フェーマスよ。初めてだなんてひどいわ、エレン」
「…お気づきだったんですね」
「いいえ。今気づいたわ。姿を見せられない事情って、そういうことだったのね」
苦笑いを浮かべてそう答えたエリザベスの言葉がグサグサと心に刺さって、思わず少し目を伏せた。彼女と目を合わせてはいけないような気がしたから。ただ、想像していたよりは彼女の声は柔らかい。
「…申し訳ありません。すっかり、精霊と信じられていたので…どう打ち明けようかと、悩んでおりました」
「気にしないで。だって、あなたはわたくしの愚痴や悩みに共感してくれて解決策も探してくれたわ。その時間は幻なんかじゃないのだから、あなたはわたくしの友人のエレンよ」
「…エリザベス、と今までどおりにお呼びしても、よろしいのでしょうか」
本当は呼びたい。彼女と仲良くなりたい。
だって、前世の頃からずっと気になっていたのだ。それに身近で彼女の努力の様子や、彼女の嘆きを聞いて力になりたいと思ったのだ。
彼女はふわりと微笑む。
「もちろんよ。わたくしもエレンと呼んでも?」
歓喜の声を上げそうになって、ぐっと抑え込む。天使だ、もうエリザベスに後光が見える。眩しく感じながら、頷いた。
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