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はじまりの彩り
水彩のように淡く
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こうして私達はトンネルに向かうことになった。
場所は…美術室だった。
歩「なんで美術室?全然関係がないじゃない。」
蒼はやれやれというような表情を見せながらこう言った。
蒼「歩に描いてもらうのよトンネルの絵を多分そのトンネルは雄だから女の子っぽい可愛いトンネルを書けばいいんだよ。」
歩「なんじゃそれ…」
私は頭狂ったかと思いながらもこれで帰ってくれると思えば…楽になれた。描きながら私はある疑問を抱いた…蒼はなんで急にトンネルの話なんてしだしたんだろう…とまるで私に描いてほしいとでも言ってるみたいじゃないか。
蒼は私に何かを描いてほしいと頼んだことは一度も無かった。
私は水彩絵の具を取ろうとすると蒼が少し止まった。
蒼「いつも水彩絵の具だったっけ?」
歩「いつもは油絵だけど今日は水彩の気分だったのよ。」
蒼「ふぅん。わかった。」
気づかなかったけど、そんなに私、油絵の具使ってたかな?ま、ササッと描いて終わらせよう。早くゲームしたいし。マッチング時間長いし。あのゲームもなんであんなにマッチング遅いんだろ。今度、蒼にも勧めてみるかぁ。やったらボッコボコにしてやろうっと。そんなこと考えながら30分ぐらいで(女の子のトンネル?)今、考えるとわけ分かんねぇな…とりあえず適当に描いた。
歩「ほらよ。とりあえずわけわかんなかったから擬人化みたいにして描いたよ。」
蒼「…わかった」
歩「あ、蒼!」
蒼はそういうと帰ってしまった。
なぁんだ、蒼はムチャ言わせて描いてほしかっただけか、めんどくさいやつだな…私は確かに最近蒼に対してゲームばかりで冷たかったかもしれない。少しだけ反省しようかな。
自分の愚さと葛藤を抱えながら私は家路を急いだ。
マッチング待機中…
マッチング成功!
歩「くそが!また負けたよ!っていうかまたコイツかよ!」
美楽来奏雲?コイツ上手なんだよな…
ていうかこのゲーム絶対だれもやってないよな…マッチングはコイツしか当たらないし…
ん?マッチング画面バグってる?ホームに戻された…
その瞬間見知らぬトンネルが画面に映し出された。
わけがわからなかった。画面に映し出されたトンネルの映像には蒼がいた。そしてトンネルの中に入っていっていた。
この場所知ってる…まさか…
歩「美術室?」
私の描いた絵。美術部員のみんなの絵があるなかに、わたしがさっき描いた擬人化したトンネルの顔の部分だけトンネルになっていた。小さくてとても入れそうにないが掃除機に吸い込まれるように蒼は絵の中に吸い込まれていった。
そして元のマッチング画面に戻っていた…
歩「な、なんだったの?」
私は電源を落とし眠りについた。夢であることを願って。
高校1年作品↑
しかしあの映像は夢ではなかった。
蒼は失踪したらしい。事件として捜査しているが絶対に見つからないだろう。一応自分も警察には事情聴取されて話はした…が小ばかにされたような言い回しで話は進めていかれた。
歩「糞が…!」
私はこの目で死ぬところを見たのに警察は証拠がなければ何も動いてくれない。
そういえば私が描いたあの絵は…どうなっているんだ?
私は急いで美術室に向かった。
昨日の絵はあったが昨日のままで特に変わったところはない…
…いやよく見ると顔のとこが真っ赤になっていた。
血痕のようだった小さすぎて見えなかった。
歩「…ん?」
更によく見ると指のようなものまでみえる。
歩「指先…?…か…これ」
私は絵を見るのが怖くなって部活に行くのを辞めてしまった。
大会に出るために家で描くことにした。
多分あの指先は蒼のだろう。
場所は…美術室だった。
歩「なんで美術室?全然関係がないじゃない。」
蒼はやれやれというような表情を見せながらこう言った。
蒼「歩に描いてもらうのよトンネルの絵を多分そのトンネルは雄だから女の子っぽい可愛いトンネルを書けばいいんだよ。」
歩「なんじゃそれ…」
私は頭狂ったかと思いながらもこれで帰ってくれると思えば…楽になれた。描きながら私はある疑問を抱いた…蒼はなんで急にトンネルの話なんてしだしたんだろう…とまるで私に描いてほしいとでも言ってるみたいじゃないか。
蒼は私に何かを描いてほしいと頼んだことは一度も無かった。
私は水彩絵の具を取ろうとすると蒼が少し止まった。
蒼「いつも水彩絵の具だったっけ?」
歩「いつもは油絵だけど今日は水彩の気分だったのよ。」
蒼「ふぅん。わかった。」
気づかなかったけど、そんなに私、油絵の具使ってたかな?ま、ササッと描いて終わらせよう。早くゲームしたいし。マッチング時間長いし。あのゲームもなんであんなにマッチング遅いんだろ。今度、蒼にも勧めてみるかぁ。やったらボッコボコにしてやろうっと。そんなこと考えながら30分ぐらいで(女の子のトンネル?)今、考えるとわけ分かんねぇな…とりあえず適当に描いた。
歩「ほらよ。とりあえずわけわかんなかったから擬人化みたいにして描いたよ。」
蒼「…わかった」
歩「あ、蒼!」
蒼はそういうと帰ってしまった。
なぁんだ、蒼はムチャ言わせて描いてほしかっただけか、めんどくさいやつだな…私は確かに最近蒼に対してゲームばかりで冷たかったかもしれない。少しだけ反省しようかな。
自分の愚さと葛藤を抱えながら私は家路を急いだ。
マッチング待機中…
マッチング成功!
歩「くそが!また負けたよ!っていうかまたコイツかよ!」
美楽来奏雲?コイツ上手なんだよな…
ていうかこのゲーム絶対だれもやってないよな…マッチングはコイツしか当たらないし…
ん?マッチング画面バグってる?ホームに戻された…
その瞬間見知らぬトンネルが画面に映し出された。
わけがわからなかった。画面に映し出されたトンネルの映像には蒼がいた。そしてトンネルの中に入っていっていた。
この場所知ってる…まさか…
歩「美術室?」
私の描いた絵。美術部員のみんなの絵があるなかに、わたしがさっき描いた擬人化したトンネルの顔の部分だけトンネルになっていた。小さくてとても入れそうにないが掃除機に吸い込まれるように蒼は絵の中に吸い込まれていった。
そして元のマッチング画面に戻っていた…
歩「な、なんだったの?」
私は電源を落とし眠りについた。夢であることを願って。
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しかしあの映像は夢ではなかった。
蒼は失踪したらしい。事件として捜査しているが絶対に見つからないだろう。一応自分も警察には事情聴取されて話はした…が小ばかにされたような言い回しで話は進めていかれた。
歩「糞が…!」
私はこの目で死ぬところを見たのに警察は証拠がなければ何も動いてくれない。
そういえば私が描いたあの絵は…どうなっているんだ?
私は急いで美術室に向かった。
昨日の絵はあったが昨日のままで特に変わったところはない…
…いやよく見ると顔のとこが真っ赤になっていた。
血痕のようだった小さすぎて見えなかった。
歩「…ん?」
更によく見ると指のようなものまでみえる。
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私は絵を見るのが怖くなって部活に行くのを辞めてしまった。
大会に出るために家で描くことにした。
多分あの指先は蒼のだろう。
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