特殊性癖特区 シーズン2 恥ずかしい姿を見られたくて我慢できない女の子たちだって、恋をしちゃいます

ブラックウォーター

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わたしが処女だって証拠がどこにあるのよ!?

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 02

 「千歳っち、カラオケ付き合いなよ」
 摩耶と千歳がパートナーとなったなれ初めは、とある日の放課後の摩耶からのアプローチだった。
 「おお…こりゃまた…」
 摩耶に案内されて二人で足を運んだカラオケボックスは、“特区ならではの作りになっていた。
 確かにちゃんとカラオケで歌えるようにはなっている。しかし、その作りと間取りがかなり変わっていた。ビルの1つのフロアを全部用いて、わざわざドーナツ型に個室を並べた間取りは、レイアウトとしては無駄もきわまりない。極めつけに、個室は防音ガラスで隔てられているだけで、外から中が全部見えてしまっているのだ。
 「これって、まあそういうことだよね…」
 千歳にはこのフロアが露出プレイ用であることがすぐにわかった。現に、個室の中ではカップルが触れあっている。
 「うーん…。噂は聞いてたけど、実際見てみるとすごいね…」
 摩耶も、ガラス張りの部屋の中でどうどうとセックスをしている女同士のカップルを見て、顔を赤くする。意外にうぶな反応だな。と千歳は思う。まあ、生まれたままの姿の女の子二人が、ディルドウでつながって悶えている姿はものすごい迫力で、千歳も赤くなってしまうが。
 しかし待てよ。と千歳は思う。このカラオケボックスに摩耶が自分を連れてきたということは、摩耶も他のカップルと同じ事をしたがってるということか?もしかして摩耶は俺に気があるのか?
 そんなことを思うが、摩耶に好意を寄せられる心当たりがない千歳は戸惑ってしまう。もし勘違いだったらとんだ三枚目だし…。
 「♪~♫~」
 飲み物を注文して、歌い始める摩耶を見て、千歳は不安と期待に包まれる。摩耶の歌はうまかったが、ほとんど右から左に抜けていた。
 「千歳っちも歌いなよ。あ、これ一緒にどう?」
 そういってリモコンを差し出してくる摩耶が、いつもより可愛く思えてしまう。どうしたものか…。いっそ玉砕覚悟でこっちから付き合ってくれと言ってみるか…?
 「ねえ、千歳っち…。セックスしない…?」
 千歳が踏ん切りをつけられないまま歌が一段落したとき、突然に摩耶がそんなことを言ってくる。
 「なんか他の部屋の人たちを見てたら…むらむらしちゃって…。
 わたしらも、セックスしよう?」
 「その…嬉しいけど、いいの…?」
 顔を寄せてくる摩耶に、つい千歳はそんなことを聞いてしまう。
 「うん…いいよ…?千歳っちなら…」
 そういった摩耶は、千歳の手を自分の豊かな胸の膨らみに導く。千歳はたまらず、制服のYシャツの上から膨らみを優しく揉みしだき始める。
 「あん…おっぱい…揉み揉みされてるよぉ…」
 摩耶が敏感に反応する。服の上からもわかる柔らかさと大きさに、千歳は感動さえ覚えていた。
 「ねえ、脱がせてもいい?」
 「うん、好きにして…?」
 千歳は摩耶のYシャツとスカートを脱がせてしまい、美しい下着姿をさらさせる。白の派手なデザインの下着は、摩耶に実によく似合っている。パンツのクロッチ部分は、すでにとろりと湿っていた。
 「パンツに染みができちゃってるね…」
 「は…恥ずかしいこと言わないで…!あんっ!」
 下着越しに女の部分に指をはわせると、摩耶は敏感に反応する。が、千歳はふと違和感を覚えていた。摩耶は妙に恥ずかしがっている。まあ、摩耶だって女の子だ。露出好きとは言っても、羞恥心がないわけではない。
 それにしても、この恥ずかしがりようはもしかして…。
 「高雄、下着も脱がせていいか?」
 「えと…自分で脱ぐから…」
 が、そう言った摩耶は後ろ手にブラのホックに手をかけたまま、耳まで真っ赤になって固まってしまう。
 千歳はそのためらいに確信を持つ。
 「その…。高雄ってもしかして初めてだったりする…?」
 「え…?そ…そんなわけないじゃない!なに言ってるわけ?」
 千歳の質問を否定した摩耶の目は完全に泳いでいる。それは完全な言外の肯定だった。
 「まあ、なんだ…。無理にしなくてもいいんじゃないかな?女の子にとっては大事なことなわけだし…?」
 千歳は努めて優しい声でそういうが、摩耶は返って意地になってしまう。
 「だ…だから、初めてなんかじゃないったら!
 わたしが処女だって証拠がどこにあるのよ!?よけいな気遣いはいいったら!」
 真っ赤になりながらまくし立てた摩耶は、ソファーの上に四つん這いになって千歳に尻を向ける。
 「ほら、遠慮しないで来なさいよ…!女の子に恥じかかせないで!」
 千歳は嬉しく思うと同時に、少しおかしくなる。引っ込みがつかなくなっているだけではない。摩耶は本当に自分とセックスがしたいと思ってくれている。でも、意地になっている姿がなんだかすごく可愛かったのだ。
 「痴話げんか?」「あれ処女ビッチってやつか?」「なんか微笑ましいわね」
 周囲の部屋のカップルたちの間からそんな忍び笑いが聞こえる。
 まあ、据え膳食わぬは何とやらともいう。千歳は腹をくくることにする。
 「わかった。わかったよ。ただ、準備はちゃんとした方がいいからさ」
 そういった千歳は、摩耶のパンツのクロッチ部分を横にずらし、とろとろに溢れた女の部分にキスをする。
 「あんっ…!そんなこと…恥ずかしい…!すごく恥ずかしいよお…!」
 舌先がクリをつんつんとつつき、愛液で濡れた粘膜を吸われる感触に、摩耶が身体を震わせて反応する。本で読んだ通りにやっているだけだが、ちゃんと摩耶が感じているようで、千歳は安心する。
 摩耶も、自分で触るのとは比べものにならない快感が女の部分から全身に向けて拡がって、頭の中が真っ白になっていく。
 「指、入れてもいいかな?」
 「う…うん、いいよ…」
 千歳は、すでに大洪水と言っていい蜜壺に、身長に中指を挿入していく。何かが引っかかってなかなか奥まで入っていかないが、すぐに入口が見つかり、指がするりと入ってしまう。指を軽く曲げ、お目当ての場所をさがす。ざらざらした感触のそこは、すぐに見つかった。
 「やんっ…?あひいいいいいーーーーっ!だめだめ!気持ち良すぎるううっ!」
 今まで経験したことのない感覚に、摩耶の身体が悲鳴を上げる。風呂で中まで洗うために蜜壺に指を入れたこと位はあったが、Gスポットを刺激されたのは初めてだった。乳首やクリとは全く性格の違う刺激が送り込まれ、身体の奥からすごい快感がこみ上げてくる。
 「だめえっ!わたしイくっ!イっちゃうっ!ああああああああっ!」
 摩耶の目の前が白く弾ける。ぴゅーーっ と透明な飛沫をほとばしらせて、摩耶は激しく絶頂に達した。身体を支えることができず、ソファーに突っ伏してびくんびくんと身体を震わせる。
 「すごい…高雄って感じやすいんだね。潮まで吹いちゃった…」
 「違うよ…千歳っちがすごく上手だから…。潮なんか吹いたの始めてだしぃ…」
 摩耶の淫らな肉の反応に、千歳はもう我慢ができなかった。股間は荒々しく起立して、摩耶の蜜壺に入りたいと自己主張している。だが、絶頂して虚脱してしまった摩耶に無理やり挿入するのは悪い気がした。
 「ね、千歳っち…。いいよ?入れて…。ちゃんとセックスして?」
 呼吸を整えてそう言った摩耶は、なんとか身体に力を入れて再び四つん這いになる。千歳はズボンとパンツを下ろして、猛る狂った分身の先端を摩耶の蜜壺にあてがう。そこはとろとろで、準備ができているという感じだった。
 「ええと、下着脱がなくて良いの…?」
 「この方が恥ずかしくないでしょ?」
 ふと、摩耶は他の個室のカップルたちに見られていることを今さら思い出す。確かに裸よりは恥ずかしくないかもしれないが、下着をつけたままずらし挿入というのは、なんだか別の意味でいやらしい感じがする。
 「痛かったら言ってくれよ…」
 「ああああああーーーーーっ!入って来たあっ…!すごい…」
 千歳は、これも本で読んだ通りだが、あまり苦痛を長引かせないよう一気に貫いてしまう。びりっと、何かが破れたような気がした。
 摩耶にとっても、千歳の判断は正解だった。痛みは一瞬で、千歳とひとつになっているという感触と、背中に感じる千歳の心地良い重さに、なんだかたまらない気持ちになっていく。
 「ね、千歳っち…。動いていいよ…」
 「ああ、まずはゆっくりね…」
 摩耶の言葉に応じて千歳は腰を前後させ始める。
 「やだ…!あんっ…!なんだかこれ…すごいかも…!」
 千歳の亀頭が浅いところで出し入れされたかと思うと、ずんと奥まで貫かれる感覚が摩耶には心地よかった。セックスって、こんなにすごいものなんだ…。
 「やだやだ…!またイくっ!感じすぎて…あっああああああああーーーっ!」
 先ほどGスポットを刺激されてイかされた余韻が残っていて、摩耶はすぐにオーガズムに押し上げられてしまう。
 「高雄は、可愛いね…」
 「もう…千歳っちってば…」
 今そんなことを言われたら、幸せすぎてどうにかなってしまいそう…。
 「高雄のお○んこって小さいんだね。きつきつだよ」
 「違う…千歳っちのが大きすぎるんだよお…やだ…!中がいっぱいで…あっあっあっ!」
 まるで鍵と鍵穴のように陰茎と蜜壺がぴったりと合わさり、摩耶と千歳にたまらない快感を与えていく。とても処女と童貞のセックスとは思えない淫蕩ぶりだ。
 「だめっ…!わたしまたイくかも…!千歳っちもイってえ!中に出して!」
 「うん、俺も出そうだ。いいんだね、中に出すよ!」
 二人の官能が大きな絶頂へ向けてスパートに入る。ガラス張りの個室にぐちゃぐちゃと聞くに堪えない湿った音が響く。
 「もう…イくイくっ!あっああああああああああああんっ!」
 「くう…出る…!」
 摩耶がソファーに突っ伏して大きな絶頂に達する。ほとんど同時に、千歳は腰を思い切り奥まで突き込んで白濁を子宮の奥に浴びせかけた。それは壮絶としか言いようのない肉の反応だった。個室に充満していた二人の汗のにおいに、濃い愛液と精液のにおいが混じる。
 廻りの個室のカップルたちも、すっかり摩耶と千歳のセックスに見入っていた。

 「ごめん、パンツ汚しちゃったね…」
 「まあ、それはいいんだけどぉ…」
 二人はソファーの上で並んで寝そべりピロートークを楽しんでいる。が、摩耶は真っ赤になったまま千歳と目を合わせようとしない。汗と精液と愛液に加えて、鮮やかな赤いもので汚れたパンツは、摩耶が処女であったことの動かぬ証拠だった。それが恥ずかしいらしい。
 「やっぱり高雄はかわいいよ」
 「ふん!どーせわたしは処女ビッチですよー」
 可愛い顔でほっぺを膨らませるか。千歳は微笑ましい気持ちになる。
 「あれ、でも処女ビッチが処女じゃなくなったら、本当にビッチになるんかね?」
 「もう、こういう時にそんなこというかな?」
 さらに顔を赤くする摩耶。
 「冗談だって。高雄が乙女さんなのはよくわかったからさ」
 「もう…恥ずかしいことばっかり言うんだから…」
 そんな会話をしながらも、二人の間には優しい空気が流れている。誰かと触れあうってこんなに素敵なことなんだ。二人ともそう思っていた。
 「なあ、高雄。俺と付き合ってくれないか?パートナーになって欲しいんだ」
 「うん、いいよ…。最初からそのつもりだったし。ただ、その前に1つお願い聞いて?」
 そう言った摩耶は蕩けた笑みを浮かべる。
 「もう1回して…?今度は千歳っちの顔を見ながらしたいな…」
 「うん、わかった」
 摩耶の言葉に応じて、仰向けになった摩耶に千歳は覆い被さっていく。千歳が摩耶を強く抱きしめる。摩耶もそれに応じて千歳に抱きつき、脚で千歳の腰を引きつけて中出し固めの体勢になる。
 「キスしてもいい?」
 「うん…。ていうか、セックスの方が先になっちったしぃ…。ちゅっ」
 二人は忘れていたことを埋め合わせるようにキスを交わす。最初は軽く触れるだけ。序序に深く情熱的に。舌がねっとりと絡み合い、二人を興奮させていく。二人のファーストキスだった。心地良い唇の触れ合いに、二人は幸福感に満たされる。
 セックスは数時間にも及んだ。廻りの個室から見られているという興奮と倒錯感が、二人を興奮させ、セックスの衝動を我慢できなくさせるのだ。やっと二人が満足したころには、ソファーは汗と愛液と精液でどろどろの有様だった。カラオケボックスにコインシャワーがなければ、さぞかし後が大変だったことだろう。

 「おい、高雄!待ってくれ!どうしたんだよ!?」
 翌日、聖ルミア学園の校舎内。千歳は摩耶を追いかけていた。それはもう必死に。運動神経のいい摩耶の足は速かった。歩幅が同じならとても追いつけなかっただろう。
 朝、いつもの教室で千歳の顔を見た摩耶は、“ボン”と擬音が入りそうな勢いで真っ赤になると、脱兎の如く千歳の前から逃げ出したのだ。千歳は慌てて追いかけるが、摩耶の足の速さに、校舎中追い回すはめになっている。
 「こら!廊下走っちゃだめ!」
 怒鳴る風紀委員の由良の脇を、摩耶が、次いで千歳が疾風の如く駆け抜けていく。
 「はあはあ…やっと…捕まえた…」
 何とか摩耶に追いつき、逃げないように後ろから抱きしめたころには、千歳は肩で息をしていた。こんなに全力疾走したのっていつ以来だ…?
 「なあ、高雄。もしかして俺としたこと後悔してる?」
 「それは違う!後悔なんて絶対してないよ!ただ…千歳っちの顔を見たらなんだか急に恥ずかしくなって…」
 千歳は盛大に息を吐く。とりあえず、嫌われているわけではないことに心底安堵した。
 「脅かさないでくれよ…。てっきり後になって後悔したのかと…」
 「違うって…。でもなんだかすごくドキドキして、胸いっぱい…」
 とりあえず逃げる気はなくなった摩耶を、千歳は改めて向き合い抱きしめる。
 「高雄は本当に乙女さんだね…」
 「摩耶だよ…摩耶って呼んでよ…」
 千歳の胸に顔をうずめた摩耶は、恥ずかしそうにそういう。
 「摩耶かわいいよ、摩耶…。ちゅっ」
 「んん…千歳っち、大好き…♡」
 感極まった二人は、そのまま唇を重ねる。いつまでもキスをしていても飽きることはなかった。
 「ねえ、千歳っち…。困ったな…わたし、パンツを汚しちゃったぁ…」
 千歳に抱きしめられてキスをしている感覚だけで、幸せで淫らな気持ちがあふれ出して、摩耶の股間はじゅんと熱くなり、パンツにえっちな染みを作っていた。
 「その…1時間目はさぼっちまおうか?」
 千歳にも、摩耶のセックスがしたいという気持ちが伝わってくるようだった。
 結局二人はセックスの衝動に抗えず、屋上で何度も交尾をすることになったのだった。食あたりか、二人揃って気分が悪くなったので保健室にいたという言い訳は嘘であるのが明白だった。2時間目から授業に出た二人は、濃いオスとメスのにおいを漂わせていたのだから。

 何はともあれ、千歳と摩耶はこの日からパートナーとなったのだった。
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