百合ハーレムファンタジー 婚約破棄された令嬢に転生したけど心は男のままだった

ブラックウォーター

文字の大きさ
27 / 34
優しくて真面目な先生だって私にかかれば

陥落する矜持と理性

しおりを挟む
03

 「本当に…三時間我慢できたら解放してくれるのね…?」
 「もちろんですよ。我慢できたらですけどね」
 そう言って、パトリシアは魔法学準備室の鍵をかけて出て行く。
 (ああ…誰もいないとはいっても…こんなかっこう恥ずかしい…)
 準備室に一人残されたアリサは、不安でいっぱいになる。
 なにせ、自分は生まれたままの姿で椅子に拘束されているのだ。
 両腕は後手縛りにされ、少しも動かすことができない。
 両脚は大きくM字開脚をされて、肘掛けに縛り付けられている。
 全く動くことができないのだ。
 窓はブラインドが下ろされて、明かりが消されているから部屋が暗いのも、不安な気持ちを煽る。
 (それに、お尻の穴に入れられてるもの…なんだか変な感じ…)
 アリサは、尻の穴に挿入されているアナニーグッズの違和感が意識から離れなかった。
 パトリシアが括約筋を軽く拡張して埋め込んだもので、細いため痛みがあるわけではない。
 が、本来なら出す場所に入っているというのが変な気分なのだ。
 パトリシアが持ちかけたゲームとは、三時間の間、アリサが理性を保てたら解放するというもの。
 要するに、パトリシアとのセックスを求めなければアリサの勝ちだ。
 (まあ、これなら我慢できそうだけど…)
 アナニー器具は違和感こそあるが、とくにどうということもない。
 パトリシアが股間に塗りつけていったなにかの薬も、じわっとした暖かさこそあるが、セックスの衝動を我慢できなくなるものではない。
 「え…?」
 だが、程なくアリサの身体に変化が訪れる。
 アナニー器具がじんわりと腸壁になじみ、優しく刺激し始めたのだ。
 呼吸をするたびに、アナニー器具がほんの少しずつ動いて、腸壁がこすられる。
 (なに…気持ちいい…興奮しちゃう…!)
 腸壁から全身に甘くしびれるような感覚が拡がっていく。
 痺れが女の部分にも及んで、腰全体がほかほかと温かくなってくるのに時間はかからなかった。
 「ああ…どうしよう…?」
 アリサは戸惑う。
 興奮がじんわりと高まってくる。
 先ほどのマスターベーションの余韻がまだ残っているのもあって、蜜壺から淫らな汁がとろりと溢れてくるのを感じる。
 (だめ…こんなの我慢できない…ああ…抱いて欲しい…セックスがしたい…。
 この疼きを鎮めて欲しい…!)
 やがて、アリサは、身も心もアナニー器具から与えられる疼きに支配されていった。

 「さて、約束の時間です。先生どうですか?」
 そろそろ三時間が過ぎるのを懐中時計で確認したパトリシアは、準備室に戻る。
 椅子にM字開脚で拘束されたアリサの表情は完全に盛りのついた牝犬のそれだった。
 「ああ…お願い…」
 女としての羞恥心も、教師としてのプライドもなくし、アリサははしたなく懇願する。
 「私たち、生徒と教師じゃなかったんですか、アリサ先生?」
 「ああ…いじめないで…お願い…お願いなの…!」
 アリサの頭には、もはやセックスのことしかないようだった。
 百合ち○ぽで、洪水になった蜜壺を貫かれたい衝動を我慢できないのだ。
 (まあ、あのアナニー器具に抗うのは不可能だけどね)
 パトリシアは思う。
 アリサの尻の穴に入っているアナニーグッズは、そんじょそこらのジョークグッズとはわけが違う。
 生理学と人間工学にそって、女の子が快感を得られるように洗練されたものだ。
 (私の場合、30分でマスターベーションをすることしか考えら得なくなっちゃったしね)
 最初の10分でアナニー器具が尻の穴と腸壁になじんでいく。
 20分で、腸壁がこすられて痺れが全身に拡がっていく。
 30分もすると、全身が性器のように敏感になり、蜜壺からは淫らな汁が止まらなくなる。
 生真面目で、教師の仕事に矜持を持っているアリサも女だ。
 全身が性器のようになった状態で三時間も放置されては、理性を保つことは不可能だ。
 パトリシアは百合ち○ぽを取り出すと、アリサの洪水になった蜜壺に先端をあてがう。
 「そこまでいうならしてあげます。
 その代わり、先生は今日から私の奴隷です。いいですね?」
 アリサは少しの間逡巡する。だが、それもはかない。
 「な…なるわ…あなたの奴隷に…」
 ダークエルフの生真面目な女性教師は、すでに発情した牝犬に堕ちていた。
 「“アリサはパトリシア様の奴隷です。
 生涯かけてあなたの百合ち○ぽにお仕えします“」
 「ああ…アリサは…パトリシア様の奴隷です…。
 生涯かけて…あなたの百合ち○ぽにお仕えしますう…!」
 パトリシアにではなく、百合ち○ぽに仕えるということで、アリサに屈辱を与えてやるつもりだった。
 が、完全に理性が麻痺して、女としてのプライドも手放したアリサに、それを屈辱と感じる余裕はないようだ。
 「じゃあ、たっぷり可愛がってあげます。ほら!」
 パトリシアは百合ち○ぽを、椅子に拘束されたままのアリサの蜜壺に奥まで押し込んだ。
 「あひいいいいいいいいいいっ!イく…!ああ…!」
 それこそアリサは挿入だけでオーガズムに達した。
 「好きですよ、アリサ先生…」
 「ああ…あたしもパトリシアさんのこと…好きい…!愛してるの」
 唇を奪い愛を囁くと、アリサは心までもパトリシアのものになることを受け入れる。
 アリサは何度も繰り返しオーガズムに達し、やがて達したまま戻らなくなってしまう。
 パトリシアが果てるまで、アリサは降りることを許されない、ずっと続いたままの絶頂に悶え続けた。

しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました

春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。 名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。 誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。 ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、 あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。 「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」 「……もう限界だ」 私は知らなかった。 宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて―― ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

処理中です...