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番外編 腐ってるけど旦那ラブだったあたしがレズ墜ち女便所になるまで

3 隣人は気まぐれな女王様

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「あああああっ……!♡ 絵美香様あ……。もうお許しくださいい……!♡」
「ダメよ。♡300cc全部飲むって約束でしょ?♡」
 夜更けの白木家の寝室。美緒は絵美香の手で浣腸を施されていた。
(あっあっ……!♡ 気持ちいい……。どんどん入っちゃう……。♡でもあたし……この後どうなっちゃうの……?)
 最初にされたときは苦痛しかなかった。なのに、何度も浣腸をされるうちに薬液が注入されて腸の中でジワッと広がっていく感触が心地よくなってしまった。
「ああ……。♡絵美香様……お願いです……。♡トイレに……」
 慣れてきたとはいえ、長くは持たない。すぐに激しい苦痛が腸の奥からこみ上げる。
「まだダメ。♡私を三回イかせなさい。そうしたらお手洗いに行ってよくてよ。床汚したら、舐めて掃除させるわよ?♡」
 隣家のマダムが、女王様そのものの笑みを浮べてベッドの上でM字開脚になる。美しく、豊かだが引き締まった身体に、白のシルクの下着とガータベルトがよく似合っている。
 優しくも意地悪な女王様は、美緒がマグロになる自由さえ許さない。ただ絵美香の責めを受け入れるだけではつまらない。
 若妻は浣腸で切迫させられて、嫌でも淫らに奉仕しなければならない。
「は……はい……。♡失礼します……。ちゅっ……。♡あむ……」
 次第に荒々しくなる腹の痛みをこらえて、美緒はショーツのクロッチをずらす。盛り気味の土手にキスし、粘膜に舌を這わせる。
(ぽってりしてる……。ビラビラ大きい……。クリも子供の小指くらいあるし……。♡すごいえっち……)
 最初は忌避感があった同性への口奉仕も、すっかり平気になっている。それどころか、絵美香の淫らな感じの花弁を見ていると、なんだか変な感じになってしまう。
 クンニリングスにも、熱が入ってしまう。
「あああああーーーーっ……。♡上手よ……。お尻の穴も舐めて……!♡」
「はい……。じゅるじゅるっ……!♡ うむむむむっ……!」
(あああ……。♡お腹が苦しい……。早くトイレに……)
 ついこの間まで女同士に興味のなかった二十三歳の若妻は、すっかり同性の感じさせ方を掴んでいた。
「ダメダメ……!♡ い……イくっ……! ああああああっ……!♡」
 アニリングスをされながら指でGスポットをこすられる動きに、たまらず絵美香はオルガスムスを迎えていた。
(絵美香様……。♡イってる……かわいい……)
 年季の入ったレズである隣家の嫁を絶頂に導いた。美緒は無性に誇らしくなる。
「さあ、後二回よ。♡創意工夫してごらんなさい?♡」
「はい……。♡じゃあ次は……」
 美緒は傍らのバッグからバイブを手に取る。
「あ……ああああんっ!♡ とってもいいわあっ……! 来る……気持ちいいのが……!♡」
 一度達して敏感になった三十三歳の淫らな身体を絶頂に導くのは、さほど難しくなかった。絵美香は美緒の手で、三回アクメに押し上げられる。
「はあ……はあ……。♡よくやったわ……。お手洗いに行ってもいいわよ……」
「あああああーーーーっ……。♡トイレ……!♡」
 ゴロゴロと不気味な音を立てる腹をさすりながら、美緒は生まれたままの姿のままトイレに駆け込んだ。
(お腹が苦しくなるのまで気持ちいいなんて……)
 最近では薬液が注がれる感触はもちろん、腸が蠢いて苦しくなっていくことさえ快感になりつつある。二十三歳の若妻は、自分が怖かった。

「ほらほらっ!♡ どうかしらっ!?♡ 気持ちいいでしょう?」
「あんっあああああんっ……!♡ 気持ちいいです……! 気持ちいいですうっ!♡ 絵美香女王様あああっ!♡」
 トイレから戻った美緒は、絵美香の腰につけられたペニスバンドでバックから獣のように突かれていた。
(あ……ああああっ……! 感じちゃう……。♡絵美香様……激しい……)
 若妻は、マダムの性運動で何度も絶頂に導かれていた。
 絵美香の腰使いは、女とは思えないほど力強いのだ。それでいて、疑似男根の先端がGスポットから離れないようにこすってくる。
 少し前まで処女だった二十三歳の身体は、これ以上極めさせられたら壊れてしまうと悲鳴を上げている。
「やだやだ……!♡ あたしもう……イきっぱなしでええっ……!」
(ああああっ……。♡すごい……続けて来ちゃうなんて……。♡ゆず君よりずっといい……)
 美緒の中で、愛して止まないはずの夫の顔がぼやけていく。頭の中が真っ白でなにも考えられなくなっていた。

「氷を取ってくるわ。このパソコン触らないでね?」
「はい……」
(これは……パソコンを見ろと暗に言ってるの……?)
 事後、しばらく裸のままノートパソコンでなにかを編集していた絵美香がその場を辞す。
 触るなと言われると触りたくなるのは人の常だ。まして、普段の彼女であればわざわざ釘を刺すようなことはしない。
 美緒は、好奇心を抑えられなかった。生まれたままの姿のままベッドから降り、パソコンを開く。ロックはかかっていない。
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