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治癒能力
ありがとう
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あれから約3日。僕はやっとのことで目を覚ました。
「ユウ・・・!?」
「トーリ?おはよー。」
「おおおおはようじゃないでしょ!だ、大丈夫なの?」
「何ともないよ?」
そう言って、僕は体を起こす。
くらっ、パタン。
僕は倒れた。
「ちょ、ホントに大丈夫!?」
「起きるのになれてないだけ、ちょっとリハビリすれば、すぐ治るって。」
心配そうな顔をしていいる。って!目が見える!?!
「トーリっ!目、見えるよ!?」
「う、うん、治したからね。」
「ありがとうっ!」
「い、いや、そんな大したことじゃないよ。」
「いやいや、ホントにありがとう。そうだ、トーキは?」
治してくれたのはトーリでも、トーリを連れてきてくれたのはトーキなのだ。お礼を言わなければ。
「トーキ、あの子は今ちょっと疲れてぐっすり眠ってる。そろそろ起きると思うよ?」
そっか、僕のために・・・
「そうなんだ、ありがとう。」
「そうだ、なにか食べる?」
「ううん、今は大丈夫かな。それよりさ、北のホッカロって知ってる?」
「・・・へ?」
「北のホッカロ。」
「ど、どうして?」
「僕の友達が、そこに連れていかれちゃったんだ。」
「そうなの!?あの、北のホッカロは、すごく恐ろしい魔女、ペルトがいるとか・・・。しかもその部下、鳥のパパリンも、相当恐ろしいとかなんとかって聞いたことある。」
「あ、その、パパリンってやつに毒かけられたんだ。」
「え!?治ったの、すごいね!」
「トーリのおかげだよ。」
「違うよ、治癒能力はほとんど、本人の意思で治り方が決まるから。きっと今、ユウの意思ってすごく固いものだと思うんだ。」
「へ、へぇ。」
とりあえず頷いたが、そんな気はしてなかった。
「で、でさぁ、ユウ、北の、北のホッカロに行くってホント?」
「うん、やっぱ助けるためには行かないと。」
「そうだよね・・・。」
「ねぇ、北のホッカロに行くってほんとなの!?」
トーキが起きてきた。そして、青ざめた顔でそう聞いてくる。
「う、うん。ど、どうして・・・?」
実は・・・。トーリが話し始めた。
「ユウ・・・!?」
「トーリ?おはよー。」
「おおおおはようじゃないでしょ!だ、大丈夫なの?」
「何ともないよ?」
そう言って、僕は体を起こす。
くらっ、パタン。
僕は倒れた。
「ちょ、ホントに大丈夫!?」
「起きるのになれてないだけ、ちょっとリハビリすれば、すぐ治るって。」
心配そうな顔をしていいる。って!目が見える!?!
「トーリっ!目、見えるよ!?」
「う、うん、治したからね。」
「ありがとうっ!」
「い、いや、そんな大したことじゃないよ。」
「いやいや、ホントにありがとう。そうだ、トーキは?」
治してくれたのはトーリでも、トーリを連れてきてくれたのはトーキなのだ。お礼を言わなければ。
「トーキ、あの子は今ちょっと疲れてぐっすり眠ってる。そろそろ起きると思うよ?」
そっか、僕のために・・・
「そうなんだ、ありがとう。」
「そうだ、なにか食べる?」
「ううん、今は大丈夫かな。それよりさ、北のホッカロって知ってる?」
「・・・へ?」
「北のホッカロ。」
「ど、どうして?」
「僕の友達が、そこに連れていかれちゃったんだ。」
「そうなの!?あの、北のホッカロは、すごく恐ろしい魔女、ペルトがいるとか・・・。しかもその部下、鳥のパパリンも、相当恐ろしいとかなんとかって聞いたことある。」
「あ、その、パパリンってやつに毒かけられたんだ。」
「え!?治ったの、すごいね!」
「トーリのおかげだよ。」
「違うよ、治癒能力はほとんど、本人の意思で治り方が決まるから。きっと今、ユウの意思ってすごく固いものだと思うんだ。」
「へ、へぇ。」
とりあえず頷いたが、そんな気はしてなかった。
「で、でさぁ、ユウ、北の、北のホッカロに行くってホント?」
「うん、やっぱ助けるためには行かないと。」
「そうだよね・・・。」
「ねぇ、北のホッカロに行くってほんとなの!?」
トーキが起きてきた。そして、青ざめた顔でそう聞いてくる。
「う、うん。ど、どうして・・・?」
実は・・・。トーリが話し始めた。
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