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真実
なんで?
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僕らは白い壁に取り囲まれた。
「ちょっと、どういう事よパパリン!だしてよ!」
ルルアが叫ぶ。すると、ジー、ジジー・・・と、ノイズのような音が走る。
『ごめんごめん、あんたらがあまりにも強いもんだからさ、私の魔力全部使って、私の指示がない限り誰も出ることの出来ない部屋に閉じ込めさせてもらったわ。』
パパリンの声は、いつになく落ち着いている。
「ふざけるなよ、俺の想像能力で・・・」
僕が、想像した。すると、
「いたいっ、あたまがっ、はちき、れっぐっ」
『やめといた方がいいわよ。この部屋の中で、あなた達は能力を使うことが出来ないから。』
「ユウ!大丈夫?!私の、治癒能力で」
「トーリお姉ちゃんやめてよ!能力使えないって言ってたじゃん!」
「でも、でもユウが・・・」
「トーリ、僕は、大丈夫だよ。落ち着いてきた。」
僕は、深呼吸をしながら考えた。
「パパリン・・・僕らをここに閉じ込めて、どうする気?」
『まぁ、そう焦らないで。話を聞いてちょうだい。』
「話?何それ。」
『・・・。ちょっと長くなるから、部屋の形状を変えるわね。』
パパリンがそう言うと、フワフワフワと、部屋がカラフルになり、椅子や机が生まれた。さらにその上にはお菓子まで置いてあった。
「ちょ、パパリン!ふざけてるの!?」
『ふざけてないわ。とても真面目。』
確かに話し方も、いつものように馬鹿らしくない。
「ルルア、落ち着いて。大丈夫。パパリンは本気だよ、話を聞こう。」
「ユウ・・・、頼もしくなったのね。」
『話が通じる子がいてよかった。私もこんな感じの弟が欲しかったもんよ、小学校の友達はみんな馬鹿らしかったからきらいだったけどねー』
「・・・要件はなんですか?僕達は時間が無いんです。早くしてください。」
『・・・そうね。そうよね。もう、決めたからね。』
パパリンは、僕らに話すというよりは、自分に言い聞かせるように言った。
「パパリン!いい加減にしろ!話があるならはっきりしろよ!」
僕が怒鳴る。
『うん、ごめんね、わかったよ、言うよ。あのね、その、あなた達は能力なんて持ってないの。』
「・・・は?」
「パパリン、ふざけるのは大概にして。能力なんてみんな使ってるじゃない!」
『ごめんっ!話をはしょりすぎた。もーっ!えっと、つまり・・・』
「おい、お前さ、一人だけそんなどこにいるかわかんない状態で本気で聞けると思ってるの?」
『・・・あんたの言う通りね。そっち、いくわ。』
びょぅぅ・・・。時空がネジ曲がるような音がして、パパリンが入ってきた。
「最初に一つだけ言っとくけど、今ここで私のこと殺したら、あなた達はずっと帰れないのよ?だから、私に手を出さないでね。」
「わかったよ。」
「それくらい、分かってるわよ。」
「そう。ならよかったりそれじゃあ、耳かっぽじってよく聞きなさい!」
「ちょっと、どういう事よパパリン!だしてよ!」
ルルアが叫ぶ。すると、ジー、ジジー・・・と、ノイズのような音が走る。
『ごめんごめん、あんたらがあまりにも強いもんだからさ、私の魔力全部使って、私の指示がない限り誰も出ることの出来ない部屋に閉じ込めさせてもらったわ。』
パパリンの声は、いつになく落ち着いている。
「ふざけるなよ、俺の想像能力で・・・」
僕が、想像した。すると、
「いたいっ、あたまがっ、はちき、れっぐっ」
『やめといた方がいいわよ。この部屋の中で、あなた達は能力を使うことが出来ないから。』
「ユウ!大丈夫?!私の、治癒能力で」
「トーリお姉ちゃんやめてよ!能力使えないって言ってたじゃん!」
「でも、でもユウが・・・」
「トーリ、僕は、大丈夫だよ。落ち着いてきた。」
僕は、深呼吸をしながら考えた。
「パパリン・・・僕らをここに閉じ込めて、どうする気?」
『まぁ、そう焦らないで。話を聞いてちょうだい。』
「話?何それ。」
『・・・。ちょっと長くなるから、部屋の形状を変えるわね。』
パパリンがそう言うと、フワフワフワと、部屋がカラフルになり、椅子や机が生まれた。さらにその上にはお菓子まで置いてあった。
「ちょ、パパリン!ふざけてるの!?」
『ふざけてないわ。とても真面目。』
確かに話し方も、いつものように馬鹿らしくない。
「ルルア、落ち着いて。大丈夫。パパリンは本気だよ、話を聞こう。」
「ユウ・・・、頼もしくなったのね。」
『話が通じる子がいてよかった。私もこんな感じの弟が欲しかったもんよ、小学校の友達はみんな馬鹿らしかったからきらいだったけどねー』
「・・・要件はなんですか?僕達は時間が無いんです。早くしてください。」
『・・・そうね。そうよね。もう、決めたからね。』
パパリンは、僕らに話すというよりは、自分に言い聞かせるように言った。
「パパリン!いい加減にしろ!話があるならはっきりしろよ!」
僕が怒鳴る。
『うん、ごめんね、わかったよ、言うよ。あのね、その、あなた達は能力なんて持ってないの。』
「・・・は?」
「パパリン、ふざけるのは大概にして。能力なんてみんな使ってるじゃない!」
『ごめんっ!話をはしょりすぎた。もーっ!えっと、つまり・・・』
「おい、お前さ、一人だけそんなどこにいるかわかんない状態で本気で聞けると思ってるの?」
『・・・あんたの言う通りね。そっち、いくわ。』
びょぅぅ・・・。時空がネジ曲がるような音がして、パパリンが入ってきた。
「最初に一つだけ言っとくけど、今ここで私のこと殺したら、あなた達はずっと帰れないのよ?だから、私に手を出さないでね。」
「わかったよ。」
「それくらい、分かってるわよ。」
「そう。ならよかったりそれじゃあ、耳かっぽじってよく聞きなさい!」
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