異世界で賢者になったのだが……

加賀 燈夜

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本気で怒る・下

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全員戦闘体勢に入って言われた通り、リアが一人で潜入した。雄也と合流して代わりの武器として八咫烏を借りた。サイレサ付きのガンドで警備を全て倒して行った。
「どんだけビビってのよ。」
ホールに着くと頭から血を流した焔がいた。するとか細い声で
「リア…逃げ…て」
すると盗賊のボスと手下たちが出てきて
そして焔の髪を掴み、首にナイフを突きつけて
「こいつ主人の抵抗なんてしなかったぜ。なされるがままだった。いじめがいがなかったぜ。ひゃっはは。」
「…せ」
「何だ?なんか言ったか?」
「はなせ…」
「聞こえねーぞ!」
「離せ!その薄汚い手をどけろ!」
持っていたガンドで腕ごとナイフを吹っ飛ばした。すると盗賊のボスが
「あれは!大口径ガンドアルセーヌ?!」
銃口からは白い煙が出ていた。そしてリアはアルセーヌをスピンさせて腰にしまい、その流れで八咫烏を抜刀して歩いて焔の方に向かった。盗賊達は
「何だあいつ!」
すると盗賊のボスが
「野郎ども怯むな!やれ!」
「ヒャッハー!」
リアは完全に怒っていた。魔法を斬り裂いていき、近接戦を挑んでくるやつは武器ごと斬り捨てた。
「人間ども覚悟しろ…チェクメイト…」
盗賊達の魔力や能力知識や知恵などを全て奪った。レベル1に戻したのであった。
「何だ!魔法が使えない!」
「スキルもだ」
するとリアはガンドではなく八咫烏で斬りかかった。神人族には怒ると人格と魔力が変質する者がごく稀にいると言う。
「ルーク!ナイト!」
そして手下を全員殺した。全員、クビや手足などは離れていたり原型をとどめてい無いものもいた。残るは盗賊のボスだけだった。
「ち!使えない手下共だ。」
実は盗賊のボスだけにはチェクメイトをしてなかった。
「来な…」
挑発した。そして剣と剣がぶつかり合い火花が散っていた。
「ダークルーク!覇ノ型鴉天狗」
神人族と人族では差がありすぎて盗賊のボスは腸を出されて死んだ。戦闘が終わると元に戻った。そして焔の元に駆け寄って治癒魔法をかけて
「焔!大丈夫!」
すると焔が
「無理しすぎですよ。リア」
そして焔の手を握って涙を流しながら
「でも、貴方がいなくなったら私どうしていいか分からなくて」
「せっかちですね。」
「うるさい…」
「帰りましょ雄也が心配しますよ。」
「そうね。」
その頃地上の方ではルイと雄也が送り込んだ。テラー、ナイトメア、ブラッティドールが盗賊達の増援を潰しに行っていた。
「あそこが入口だ!行きくぞヤローども!」
「うおー!」
そして3騎で入口の前に立ちはだかった。
「雄也様がおっしゃた盗賊達ですね。」
テラーが言っていた。するとナイトメアが
「テラー、間違い無いわよ。」
待ちきれずドールが
「早く片付けて休みましょ」
テラーが
「そうですね。」
そう言うと黒い剣を抜いて先頭の10人が胴と足が離れていった。ナイトメアは楽しむように丁寧に殺していき、ドールは
バーサーカーのようにミンチにしていた。
「久しぶりの快感ね。」
ドールが言うとナイトメアが
「そうね。最高だわ。」
するとテラーが
「ほどほどにしてくださいね。お召し物が汚れてしまいます。」
「はいはい」
数分後盗賊の死体の山が出来た。そしてドールが剣を頂点に刺して
「吸魂」
山は灰になってしまった。
その頃焔とリアは帰り道に重要な事に気づいた。
「そう言えば、この指輪で焔を呼び出せたわよね?」
「考えて見ればそうですね。」
するとリアが
「でも、こうして助けれた訳だし良しとしましょう。」
そして地上に戻ると増援に来ていた盗賊はテラー、メア、ドールによって片付けられていた。そしてテラーが
「お迎えに上がりました。リア様、焔様」
リアは名前尋ねた。
「あの、どちらさまですか?」
するとテラーが
「私はルイ様の神姫テラーと申します。隣の方はナイトメアと言います。ナイトメアもルイ様の神姫です。その隣は…」
遮って
「シャル様の神姫ブラッティドールよ。ドールと呼んでちょうだい。」
リアは驚いて
「よ、よろしくね。」
すると焔が
「テラーさん久しぶりですね。メアさんとドールさんは初めまして黒狐と言います。」
するとテラーが
「焔は変わりませんな。」
「テラーさんこそ。」
そんな会話を聞いているとゲートが開いた。するとドールが
「雄也様がゲートを繋げてくれたようね。行きましょう。」
そして宿屋に帰ったのであった。翌日街を騒がせていた盗賊壊滅と言う情報が流れていたのは言うまでもなかった。

次回「神姫の実力」
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