異世界で賢者になったのだが……

外伝3

神話の時代にある国が武力を誇っていた。魔のものを滅する国【ハルバート精霊公国】魔の神を滅ぼす為に戦ったが歴史から抹消された。だが彼は語り継がれ、伝説となった。それが英雄 ガレオ・ハルバート、彼はエレメントイーターを一人で全て滅ぼし魔王軍幹部スカディをも討ち滅ぼしたが三代目魔王シルル・シュバインにコアを砕かれ戦場に散ったのだった。シルルが残した彼を称える石碑にはこう書かれていたという…

「ガレオ殿へ、敬意と感謝の念を評する。我はお前に殺されかけた…だが、お前に殺されるのは本能だった、なのに貴様は不治の病を患っていたのにも関わらずその切っ先は我を滅ぼそうとしていた。貴様が歴史に消えようとも我は忘れぬぞ！貴様は勇者以外に我と渡り合える者なのたがらな！貴様は我が認めた真の勇者なのだから…」

この石碑には状態異常の魔法がかけられており戦場だった場所の真ん中に佇んでいる。


大精霊の紹介。


古より、精霊は魔の者より恐れられてきた。一方でとても信仰されていた。

火ノ大精霊【イフリート】

火を継がさどる精霊であり、精霊国の議会の議会長である。

水ノ大精霊【セイレーン】

水を継がさどる精霊であり、治癒魔法や水魔法の根源である。

風ノ大精霊【シルフ】

風を継がさどる精霊であり、実は女神シルフィーの妹である。

大地ノ大精霊【タイタン】

大地を継がさどる精霊である。自然災害は彼女が自然の摂理として定期的に起こしている。たまにやりすぎて、エレシュキガルに怒られている。

光ノ大精霊【ルナ】

光を継がさどる精霊である。アルテミスの妹であるが姉よりはしっかりしている。

闇ノ大精霊【ノア】

闇を継がさどる精霊である。非常に気まぐれである。