異世界で賢者になったのだが……

加賀 燈夜

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鮮血ノヴァンパイア

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あれからシオンは学園の生徒会長候補に任命され、控え室で子鹿のようにガクガク震えていたそうな…そして夜月は昼飯を食べ終えて、闘技場の屋上庭園で木陰で昼寝をしていると誰が俺の頭を持ち上げて何かに乗せた。恐る恐る目を開けるとアイリスが膝枕をしていた。

「ンォ?久ぶりだなアイリス…」

周りを見渡すと全員集まっていた。

「おはようっ!ダーリン」

ん?、今ダーリンて…だけどアイリスの魔力の波長と違ったのと最近影で俺の事をダーリンと呼ぶのは一人しかいない

「大人をからかうのも大我にしとけよ…クルル」

「バレちゃった!」

見える限り、ククルのステータスを見てみるとレベルが102になっていた。そしてスキルが増えていた。

称号 鮮血ノ英雄 
 
・エルネアが独自に開発した剣術
スカーレット・ローズを使用出来る条件解放の鍵である。

叛逆ノ意思

・抗う力を得る。クルルの場合、吸血鬼の弱点がこのスキルにより、克服される。

ブラットレイ

・一滴の血から出来る魔力槍である
(通称グングニル)

クロウカースド

・呪いの爪、クルルの意思で長さ、強度、呪毒、鋭利さ、などの調整ができる

ブラッディプリズン

・戦場の死神ブラッディドールの処刑具の一つで使用すると対象の魔力を搾り取られる。

それを見た瞬間俺は鑑定スキルをすぐ閉じた。

「確かお前の担当ってドールだったよな?」

「ええそうですよ」

まさかとは思うがドールはクルルに魔物を狩らせたのか?と思っているとシャルとドールが現れた。

「裕也、久しぶりね。」

「シャル!元気にしてたか?」

「してたわよ…」

するとドールが

「夜月様、クルルの調子はどうですか?」

「レベルが上がって、色々スキルが増えているんだが?」

すると下を向いて

「じ、実はクルルに無理矢理吸血させました。私は今、クルルの眷属です。」

「へぇ、吸血させたんだ…まぁ、クルルが無差別に吸わなきゃいいけど」

するとシャルが

「裕也、クルルちゃんに私も吸われたんだけど大丈夫かな?」

「見たところ異常はないけど飢餓(小)が発動してるからなんとも言えない」

そして夜月はクルルにある物を渡した。

「クルル、左手出して」

「これでいいかしら?」

薬指に龍血で出来た宝石 ドラゴンローズルビーの指輪をはめたのだった。クルルは赤面しており、鈍感夜月は気づきもしなかった。

「ドラゴンローズクォーツなの?」

「いや、ドラゴンローズルビーの指輪だよ」

ルビーはミスリルとアダマンタイトを合金にして加工した指輪にはめ込んであり、魔力を流すとドラゴンの目が浮かび上がる。

「ルビー!?先生、あの女性にルビーを渡すことは婚約を意味していますのよ」

すると夜月は

「そうだったの?でも、今嫁いるだよなぁ」

すると夜月に向かってクルルが魅力を掛けたが耐性が強い夜月には効かなかった。

「私、こういう事されたのは初めてなの。だから、無下にしたくないのよ。」

知らなかったとはいえ、初めての婚約は無下に出来ないな

「なら条件がある!大会で優勝出来たら婚約を受ける!」

するとクルルが

「その条件、忘れませんわよ」

すると午後の試合の準備の鐘が鳴った

「クルル!頑張れよ」

「はい!」

するとシャルが

「いいの?あんな事を条件に出して」

「アイリスには伝わっているからな…」

実はこの時夜月はアイリスに聴覚共有をしており、全てアイリスに流していた。

「アイリスお姉様にはなんて言われたの?」

「後でお話があります!首洗って待っててください!だと…」

シャルとドールは物凄い笑っていたが耐久組手か特別試合だろうなぁと思いながら特別観戦席にアイリスが待機していてエレンさんに

「エレン様!お願いしたい事があるんですがいいですか?」

「アイリス君じゃないか、願い事?申してみよ」

「午後の最後に特別試合を行ってよろしいですか?」

「構わんが…裕也殿が固まっておられるようだが何かあったのか?」

するとにこにこ笑いながら

「夫婦喧嘩です」

夜月は無言になり冷や汗が出ていた。

「………」

そんなこんなで午後の試合が始まった。

「皆さん!只今より!午後の試合を始めたいと思います。実況はネクラと…」

「私、アイリス・ヴィルヘルムがお送りします。」

「あの、シャルロッテ先生は?」

「闘技場の結界の強度を上げに行きました」

「そうなんですね…ここでお知らせです!なんと!午後の最後にアイリス先生VS夜月先生の特別試合が執り行われるそうです!どうして特別試合をやるんですか?アイリス先生」

「ただの夫婦喧嘩です」

「おっと!ここで夫婦宣言!一発目から大スクープだ!」

「ふふ、楽しくなりそうね」

「皆さん、この事は後々質問してください!それではCブロックの試合を始めたいと思います!」

「生徒会 美化  アルバVSアブノーマル クルル・ペルシアの入場です!まず初めに入場してきたのはアルバ選手だ!彼がいれば塵一つ残りません。続いてクルル選手の入場です!おっとこの装備は鮮血の英雄 スカーレット様の甲冑だぁーー!!」

するとアルバが

「クルルさん、強い人だネ」

「別に強くないわよ…」

すると炎に囲まれていた

「はぁ…スタートの合図でやりなさい」

「ごめんね、先手必勝!」

これ、煉獄の檻でしょうけど壊せるかしら?

「ブラッディプリズン…第一処刑具ギロチン」

炎が散っ手消えた。

「炎が…消えた!?」

「ブラッディプリズン…第二処刑具 アイアンメイデン」

するとアルバを処刑棺が囲い閉まるがヒビが入って出てきた

「グラトね…わかってはいたけど強いわね。しかも物理無効なんて…」

そして夜月に貰った指輪に魔力を通して
クルルがこう言った

「鮮血王 ペルシアが命ずる…我が眷族に勝利を!顕現せよ!紅炎剣 レーバテイン!創成開始…モデル剣 、クラス 神器
等級 レジェンド、魔術人格 スカーレット、創成完了  我が始祖よ…我に英智と力を顕界せよ!紅魔剣 レイヴァティン」

夜月は

「クルル、その魔法は創成魔法クラフティ」
 
古の時代神代より前の時代にワルキューレの終末と言う戦争があった。その時にヴァルハラノ乙女と言う、騎士団があった。その時の騎士団長スカーレットと右腕のペルシアと言う吸血鬼がいた。戦場では燃える剣と青い炎を放つ剣を持って戦っていたと言う。

「ヴァルハラノ乙女いざ参る!」

「そう来なくちゃ!地獄の業火!」

「地獄の炎よ、鎮魂せよ!冷炎 ツインヴァーニング!」

炎が無力化されていき青い炎が地面で燃えていた。その炎はクルルが歩く度に
薔薇の模様を形成して燃え尽きていく

「我が名はクルル・ペルシア五代目ヴァルハラノ乙女!副騎士団長の名のもとにアルバ!貴様の数々の悪行ここで制す!」

「ここで殺られてたまるかよ!奴を食い尽くせ!暴食の影 グラト」

クルルは一歩動かずに

「剣よ!連結せよ!」

剣が見事に連結して赤黒い炎を放出していた。

「レィヴァティン!奴らを滅ぼせ!第七処刑具!有罪の死神大鎌(ギルティデスサイズ)」

実はこの武器レイヴァティンは所有者によって使いやす形に変更可能なのだ。そしてグラトを次々と葬り去っていく。

「クソ!全てを焼き尽くせ!煉獄」

「全てを刈り取りなさい!カースドドレイン」

「クソ!これは防げない分裂開始!」

ちっちゃいスライムが二匹でてきた所をクルルは見逃さなかった。

「逃げるんじゃない!魔眼よ…彼の者の時を静止させよ!レッドカースド」

するとアルバの動きが止まった。そしてクルルが

「死刑具 永久の鳥籠(エターナルプリズン)」

エターナルプリズンは一度入ると一時間が100年に感じると言う、まさに生き地獄である。

「もう…嫌だ!ここから出してくれ!もう、勝負なんてどうでもいい俺の負けだ!」

「あら、意外とあっけ無かったわね…更生完了!プリズンブレイク」

この時、クルルにはあるあだ名が付けられた。

(殺戮姫 カーミラ)

すると特別席にいる俺に

「ダーリン!勝ったわよ!」

「全く…やるじゃないか」

するとアイリスが

「裕也もちゃんと人を見る目があるみたいね」

「皮肉か?」

するとすると拗ねた顔で

「皮肉じゃないわよ、あの子は本物のカーミラ・バンパイアよ。だけど何らかの歪みであんなに可愛いく育って居るのだから問題なでしょう…気が変わったわ、特別試合は日頃の訛りを解消してもらいましょう」

「望むとこだ!」

一方クルルは

「仲が良い事はいい夫婦の証ですよ先生」

「待ちなさいクルル」

控え室に行こうとしたクルルを引き止めた。

「あら、師匠」

「クルル、カーミラの事…よろしくお願いするわ」

するとクルルはニッコリと笑いながら

「ええ、私の大切な存在だからね」

次回「狂犬と狂人」










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