異世界で賢者になったのだが……

加賀 燈夜

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狂犬と狂人

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「さて!午後もいよいよ最後になりました。午後の最後を締めくくるのはー!こいつらだ!生徒会の番犬 体育 クラシルとアブノーマルが誇る狂人  もはや伝説では無い!ギルド荒らしの狂人 アンデットドラゴンハンター !ヴァン・ヘルシングとはこいつの事だ!神罰執行人マグナス・イズ」

マグナスが登場するとみんな恐ろしすぎて声が出なかった、なぜなら彼はアンデットを引きずりながらきたからである。

「ん?歓声がないな…お?!やべぇ呼吸するようにアンデットかってた…しかも、腐敗種だし!臭!聖水で洗っとこ」

すると

「おい!」

「ん?何だ?狼か…」

「狼とは何だ!私はクラシル!誇り高きフェンリル族になんて事を言うんだ!それと!その腐肉は臭いから捨てろ!」

「わかった…神罰執行!ムクロ!食い尽くせ!」

影が死骸を吸い込んだのだった

「俺は、マグナス・イズ…アンデットハンターだ」

「私はクラシル!フェンリル族の長の娘だ!」

すると、クラシルの腰にある双剣に指をさして

「所で、お前はガンファイターなのに双剣使いなんだ?」

するとクラシルは、はっ!?とした顔で

「なぜわかる!」

するとマグナスはドヤ顔で

「勘かな?」

確か?ヴェノムって名前の双剣だったかな?毒属性の害悪武器で毒の種類も変更可能ときた…

「無理じゃね?俺の影と相性悪いし…仕方ない使うか…」
 
(デメリットスキル発動 陽王)

「両者!漂う魔力がキリキリとなっているかのようだー!」

そして試合開始の合図がなった

「試合!開始!」

まず、仕掛けたのはクラシルだった

「ポイズンセレクト!麻痺」

「この匂いは麻痺毒だな…少し、匂いがきついから蛇型の魔獣の毒か」

「うるさい!」

斬撃を流しつつ飛散してくる毒を防御障壁で防ぎつつ距離をとる事に専念する。

「次は、俺の番だ!陰陽!」

白と黒の日本の刀が出てきた

「双撃!シャドウハンティング」

負けじとクラシルが応戦する。

大蛇ノ吐息バジリスク

影ノ王ムクロ

毒の霧と黒い霧が互いに打ち消し合い、中和されて言った。

「流石に一筋縄では行かないな…」

するとマグナスが

「お前…よく見ると中々凛々しい顔立ちをしているな!俺のストライクゾーンだ!」

「はぁ!!何言ってるの!バガじゃ無いの!」

するとマグナスが

「だが、ストライクゾーンだからって容赦はしない!陰手ブラックハント

可視眼サードアイ

見えない手とクラシルがヴェノムで撃ち合っていた。そしてマグナスは何かに築いていた。

「クラシル…お前も神眼もちだろ?」

すると左眼を閉じた

「そうよ!神眼持ちよ…」

するとマグナスが

「無理して使いたくもない物も使う必要はないんだぞ」

「うるさい!貴方に何がわかるって言うのよ!私がどれだけこの目のせいで辛い思いをしてきたか知らないくせに!」

するとマグナスは悲しくこう言った。

「神聖儀式…神々の気まぐれ…」

次回「神聖領域サンクチュアリフォレスト」



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