異世界で賢者になったのだが……

加賀 燈夜

文字の大きさ
52 / 65

賢王は不機嫌です…

しおりを挟む
「コンコン

今宵は善人か悪人か…

黒い狐は闇夜に紛れて人を喰う…

殺すは人…

主はとうの昔に殺された…

人は皆が哀れである…

ただ一人は善人…

コンコン

信じてみるのも悪くない…」

と黒い霧中から狐のお面をつけた赤眼の少年が現れる。それに反応する商人

「所詮は妖狐なんら驚くことはありません…なんせ私は陰陽師なのですからね!」

腰に着いている呪具から札を取り出して

「妖を囲え!封魔結界!」


すると狐は進み続ける、何度やっても進み続ける

「き、貴様!化け物か?!」

攻撃用の札を出して

「爆符!烈火爆炎 」

体に呪符が張り付くいて爆発するが狐は進み続ける。そして陰陽師は

「術式展開…百鬼夜行」

そして狐は立ち止まって

「魔撃 召喚 黒妖刀  斑…攻撃 次元斬り」

術式を斬り裂いていき、カルロスは魔力切れに何りその場に倒れ込んだ

「コンコン

試合はつまらない…

闘士は燃えど、魔力は減らず…

弱い…

コンコン

私は不機嫌…」

と言いながらステージを去っていくお面の下は涙で濡れていた

============================

「皆さん!ネクラです!今回も注目されている選手生徒会会計 カルロス・カルッツァ選手対アブノーマル シャルティス・バイゼルです!」

会場はいつになく活気で溢れていた。
黒い魔素霧が立ち込めたゲートから鈴の音が聞こえて黒い狐が姿を現した。

「面妖な…ついに怨霊に魂を売ったか…結札!呪詛結界」

結界内に呪毒と瘴気が高濃度で放出、充満しているがまた鈴の音が聞こえた。

(チリーン)

「コンコン、狐は退屈している…

もっと楽しい事をしたいな…」

そして狐は

「特殊スキル…生殺与奪」

結界に手を触れて人差し指で突っつくと結界が硝子のように粉々になった。

「何故生きている?!分家の分際で!爆符 烈火」

呪符が爆発するがファンネルで防がれてしまい、一切攻撃が通らないかった

観客席でその姿を雄也が見ていた、すると隣に白瑛が来て

「マスター、気になってるの?あの狐のお面」

雄也は同じ狐のお面を出して

「いや、ただ斑が何か浮かない顔をしていてな…」

するとアイリスのお面も喋り始めた

「あら~!久ぶりね斑ちゃん!」

物凄く嫌そうな顔をして

「うるさい…母上」

その狐はふふと笑い

「貴方が夜月 雄也ね?初めまして、斑の母の焔よぉ~よろしくね~」

「母上!どうして父上が生きているですか?」

雄也は話に着いて行けなくて理解しようと必死に思考を巡らせていた。

「斑、話の途中済まないが父が何故生きている?と聞くんだ?」

すると何かを噛み締めたように

「父上は、特殊等級災害ディザスター級神獣 イナリだ…」

その言葉を聞いた瞬間国王と俺とアイリスが凍りついた。

「伝説の神獣とシャルティスを契約させたのか?白瑛」

すると変な笑い方をしながら

「にゃはは、そうだよ!あれを本家がどれだけ封印を強固にしてたか知らないでしょ?あれはね!人が封印できる領域の生物じゃないのだよ!封印解いてボコボコにしてやったらシャルティス君に使えるって言ってたから専用の依代作ってやったら定着したんだよね…誤算だった…」

話を聞いてる限りめちゃくちゃやばい方法で手なずけた挙句の果てには、依代に固定させる技術力がやばかった。

「しかもね!あの子の専用の武器と相性が良すぎて使いこなせちゃってるんだよね!」

雄也は溜息を着いて

「白瑛…後で説教とお仕置な…」

すると白瑛がガタガタ震えだして

「ま、また~!冗談が上手いなぁ~」

完全に笑みが引き攣っていた

「なら、フリージアにこの件教えたらどうなるかな?ついでにドールとテラーにもね!」

すると膝を額を地面につけて

「申し訳ありませんでした!!」

白瑛がやった事を簡単に説明すると魂同士を繋げてそのまま戻しただけなのだ

「お前はいつからネクロマンサーになったんだ?」

すると白瑛は

「誰のせいだと思ってるんですか?!貴方がお仕置でノーライフキングのエルダーリッチダンジョンに閉じ込めたんじゃないですか!あの時、リッチさんが優しくて助かりましたよ!その時にネクロマンサーの術全て教えてもらったんですよ!」

白瑛がやったのは禁忌の死霊魔法 

                

これは聖王教会が聖王が生命への冒涜して重罪ものの魔法である。すると斑が

「もしかしてですけど…父上が大嫌いなカメムシ草を嗅がせましたね?」

カメムシ草とはありとあらゆる悪臭を凝縮発酵させたような言葉では言い表せない匂いがする植物で人族では特級危険物として扱われる生物兵器である。

「もちろん!カメムシ草を無臭化させる方法を知っていますから!有臭化させることだってできますからね!」

そんなこんなでステージに動きがあった

「斑…イナリって名前だったんだな…」

すると申し訳なさそうに

「すまないな…黙ってて…改めて名乗る!災害ディザスター級神獣 イナリだ!」

シャルティスが笑い

「同じ、ディザスター何だな!」

シャルティス・バイゼルは災害ディザスター級冒険者 で通り名が武神
出そうだ。新人冒険者の時に災害級魔獣を魔法一発で6体を消し炭にしたお化けである。

「なるほど、お前俺に相応しいと言うことか!なら力を貸すがくれぐれも使い過ぎるな!」

シャルティスが黒霧に包まれたあとステータスが上がった。

(シャルティス・バイゼル   男     最上級職

大賢神

レベル100

体力:12億8千

魔力:80兆

神力:12万

世界の理

原初魔法

剣豪

武神

戦神

獲得した。




追加スキル

魂魄連結

狐火

呪詛耐性EX

呪文詠唱短縮EX

魔法詠唱短縮EX

呪詛無効EX

瘴気無効EX

毒耐性EX

魔神の加護

魔神の祝福

妖撃

呪撃

刀撃

符撃

妖刀術

領域構築               )



だが、このステータスは縛りがある。それはお面を付けていないと発動しない。

「カルロス、そろそろ飽きた…魔撃 召喚 
黒妖刀 斑…攻撃次元斬り」

カルロスは斬撃を受けて気絶してしまった。

「コンコン、よいよい今宵はつまらない試合だった」

ステージを降りたシャルティスのお面の下は涙で濡れていたのだった。

次回「道化師は踊る」



































しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~

草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。 レアらしくて、成長が異常に早いよ。 せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。 出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~

イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。 半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。 だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。 彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。 しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在…… 女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。 これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。

処理中です...