異世界で賢者になったのだが……

加賀 燈夜

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道化師は踊る

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「皆さん!やってまいりました!生徒会争奪戦!!最終日です!今回は何と!我らが色欲の女神!ルシエラ様がついに戦われるそうだ!対するはあのアルセーヌが帰ってきた暗黒より存在する怪盗組織の伝説の大怪盗アルセーヌが今宵!予告状を出していきました!予告状の内容は(今宵、大魔女ルシエラの叡智の杖を頂きに参上する。          大怪盗アルセーヌ二世)これが何を意味をするか!試合が始まったらわかるでしょう!それではHブロック!試合開始!」

するとステージの上に金の杯が置かれたそしてそこから黙々と紫色の煙がではじめた。

「おおっと!ここでルシエラ様の魔霧が発動!」

そして魔霧が星のように光出して、キラキラと舞散った。そしてその霧の中に人の姿があった。

「星のように儚くあれ…儚くあるほど美しい…我は星座の魔女 ルシエラだ!姿を現せ!アルセーヌ!先代の因縁ここで果たす!」


すると一枚のカードが空から降ってきて地面に貼り着くとグラファイトワームが出てきたが砂になって消えていった。

「これはほんのご挨拶です…星座の魔女様」

するとルシエラが無詠唱で

「流星!」

するとアルセーヌは

「レディースアンドジェントルメン!今宵!このステージで世にも奇妙なショーが開幕します! 最初のマジックはこれだ!ルシエラ様とアルセーヌの位置を入れ替えます!それではIt’s show time…」

指をパチン!と鳴らすと位置が入れ替わった。すると拍手が起きた。

「良いぞ!アルセーヌ!もっと楽しませてくれ!」

「それではお次は、ルシエラ様を拘束します。そして箱の中に入れてこの量産型聖剣を一つずつ刺していきます。」

と言うとルシエラが何故か鎖でがっちり固定されていて箱の中にいた。

「まずは…一本目…そしてこれが最後の剣です!」

最後の剣を刺し終えるとまた指を鳴らして

箱を開けるとルシエラ様の姿が無かった。会場騒然だがアルセーヌは

「皆さん!あちらの箱をご覧下さい!見えますか?それでは開けてみましょう!」

箱を開けたらルシエラ様がいた。

するとルシエラ様が

「降参よ!こんなの戦いじゃないわ!」

そして叡智の杖を場外に投げて手をあげた。それを確認したアルセーヌは

「何を言ってるんですか?ルシエラ様、主役は貴方でそれを引き立てるのが脇役の仕事なのですよ…最後にこのショーに付き合ってくれたルシエラ様に盛大な拍手を!」

観客は盛大な拍手をルシエラ様に送った。そしてアルセーヌがある箱を持ってきて

「私はこれをずっと貴方に返したかった。」

箱を開けると杖が入っていた。

「これって…」

「そう、これが先代が貴方のお爺様から盗んだ最強の杖(マリエンライトの杖)です」

マリエンライトは通称マーリンと呼ばれており、魔法の定義を確立させた魔法の英雄だったが魔王により心臓を握りつぶされて死亡した。

ルシエラ様はマーリンの弟子だったお爺様の孫であるが故に魔力はぼぼ人の身で無尽蔵に存在する魔女だ。

「今ならあの秘術が使えるはず!」

杖を手に取って

「闇魔法!侵食!効果反転 再生!」

侵食された部分が再生して行った。

「これがマーリンが開発した反転魔法…」

そして試合はルシエラの降参によりアブノーマル イオナ・ジャックスハートは勝利を収めた。だが、これを見ていた雄也違和感を感じて

「止まれ!ルシエラ!」

反逆者モルドレッドを腰から抜いていた。

「お前は誰だ?ルシエラをどこにやった!!」

すると皮を脱ぎ捨てて中から

「ふっふっふっ!!我が名は地王 龍 兼りゅう けん!武道家だ!だが、私はアサシンでもある。くれぐれも注意したまえ…もし、私に触れようものならルシエラ・リーズシャットの首が飛ぶからな!それでは…地底国家 グラントロック共和国で待っているぞ!」

そして消えていった。

「ダンテ!モルドレッド!」

そう呼ぶと二人が現れた。

「先にグラントロック共和国に潜伏し、国内情勢、兵器、魔法技術、そして軍事力を探れ。モルドレッドは酒場で働きながら、情報を探れ!」

すると二人とも頭を下げて

「御意!」

「くれぐれも、喧嘩はするなよ」

そして無言で頭を下げて姿を消した。

「国王!しばらく試合はお預けです!クロウにも伝えてください!姉が生きていたと!それでは明日出発します。」

するとエレン陛下は

「わかった!それならアブノーマル達を連れていきなさい!これは国王としての命令だ!お前の助けになる!」

すると雄也が珍しく敬礼をした。

「拝命しました!これより、ルシエラ・リーズシャット王女の救出作戦開始します!」

すると王が剣を抜いて

「その意!しかと受け取った!行くが良い!くれぐれも命を落とすことがないように!」

闘技場に歓声が上がった。

次回「円卓を囲むもの達」









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