【R-18】騎乗位でイケないドラゴンの片腕やってます

やみくもに

文字の大きさ
43 / 51

第四十三話 ミコトさんのシチュですね

しおりを挟む
 荷物から寝袋を出してシャルロットさんを寝かせる。

 これで後ろのビヤクヒルがいなくなってくれているといいなあ。
 正直、普通にセックスするのが一番だと思う。

 けど、悦ばれるとついつい。

 周りを見ると薄暗くなってきている。

 少し雲が出てきたのでかなり暗くなりそうだ。これなら明かりなしでは進めないため、遠くから来る人も分かりやすい。

 結局、シャルロットさんは寝てしまっていたようで、起きてくれたのは明け方だった。

「おはようございますですわ。昨日はここに着く直前までしか記憶がないのですが、きっとご迷惑をおかけしたんでしょうね」

「ああ、多分後ろのヒルが爆発したようです」

 シャルロットさんは何をしたのか理解したようで、赤くなっている。

「あ、とりあえず疲れたでしょうし寝てくださいな」
「分かりました。好きに襲ってもらってかまいませんので」
「な、な、何をおっしゃるのですか。いえ、実績多数ですわね」

 多少は覚えている部分もあるのか弱気になっている。

「昨日は後ろばかりだったので前にはお薬入れてないんですよね」
「それは……少し不安ですわね……」

 元気付けるように僕は笑顔で言った。

「なので、好きな時に使ってください。ただ、見張りは忘れないでくださいね」

 僕はその場で横になり、そのまま寝てしまった。

 起きた時、シャルロットさんが上にまたがっていることはなかった。

「おはようございます。平気ですか?」

「あら、お目覚めですよね。どうやら欲情せずに済んでいるようですわ」

「それなら良かった。じゃあ支度したら次の場所に行きますね」

「……分かりましたわ。補給をお待ちしてますわね」

 僕はそっと木立からでて西側の街道を目指す。
 道ではないので歩きやすくはない。

 南側の街道からなので北西に向かえば西の街道の村から外れたところに出るはずだ。

 今のところ

 南……シャルロット
 西……ミコト
 北……リコス様
 東……キシャーラ

 という感じだ。

 今から向かうのはミコトさん。
 そこで馬車に乗ってみんなを周り、持ちきれなかった荷物を届けていく。

 果たして何日くらいかかるんだろう。
 魔道具の密売がどれくらいかかるか分からないので、長丁場も覚悟しなくちゃな。

 そんなことを考えながら、ひたすら歩き続ける。

 何時間か歩き続け、日も傾いてきた頃に西の街道らしきものが見えてくる。

 ミコトさんの具体的な場所は分からないから、東西どちらに向かえばいいのか分からない。

 困ったな。

 遠くから見る限り、木立や林は点在しているので村に近づいても馬車を隠す場所はまだまだある。

 見張るなら村に近くて隠れやすいところだろうな。

 僕は街道に出て、東に向かい周囲に気をつけながら歩き続ける。
 
林の脇を通る道で、先にはしばらく潜む場所も見当たらないため、いるとしたらこの辺だ。

 グニュ

 その時、柔らかい何かを踏んだ。
 生き物でもいたのかと下を見たけど何もない。

「いきなり踏まないでほしいわ」

 何もないところから聞き覚えのある声が聞こえる。

「ミコトさん!?」

「パンツ履くからちょっと待ってね」

 例によって何もないところからミコトさんが姿を現す。

「こんなところで何をって聞くまでもないですかね」
「スリル満点で興奮するわよ」
「いや、馬車に轢かれますよ?」
「とりあえず見つからない場所に移動しましょ」

 ミコトさんはそのまま林に入っていく。
 僕も慌てて後を追いかけた。

 美琴さんの動きはさすがだった。

 低木の間を抜けても、枝一本揺れない。
 落ち葉の上を歩いても、落ち葉が散らない。

 追跡者泣かせだろうなあ。

 苦労してついて行った先には馬車が止めてあった。

「さ、ここなら見張れるし、一休みしたら晩ご飯にするわね」

「行き来する人はいました?」

「今日の昼間に強奪されたらしい馬車の一団が村に向かったくらいね。シャルロットの方は?」
「僕がいる間は誰も通らなかったようです」

「とりあえず物資は入っていってるみたいだから、そのうち出ていくでしょ」

「確かにそうですね」

「ちょうど日も落ちてきたし食事の支度しなきゃね」

 ミコトさんは焚き火の上に鍋を置くと肉と野菜を入れて、スープを作り始めた。

「これ、地元の調味料で作った汁ものなのよ」

 そう言って差し出された器に入ったスープは独特な香りと肉や野菜の旨味が混じったおいしいスープだった。

「美味しかったです」

「でしょ。普通の家庭料理だけど飽きないのよね」

「確かに、ほっこりしますね」

 ミコトさんは嬉しそうに微笑んだ。

「じゃ、次はモッコリさせてね」

 舌なめずりをしながらミコトさんが迫る。

「実はね、今日のお汁は新婚向け家庭料理なの。スッポンにカキエキスその他諸々なのよ」

 ミコトさんの指が僕のズボンの股間をなぞる。
 その時気づいたけど、フル勃起状態だった。

「今日のお題はね。オナニーしながらご奉仕して、イキながら精液をかけてもらう、なの」

「えっと……」

 なぜそんな、という言葉を飲み込むと、ミコトさんが勝手に説明してくれた。

「神に身を捧げた聖女の許されない愛。愛する人と繋がるわけにもいかず、彼の肉欲を精一杯飲み込もうとするけど、自らの欲望に負けて手淫にふけりながらイキ果ててしまい、それを見た彼は自らの欲望で聖女を穢してしまう」

 なんというか…………。

「すてきなしちゅえーしょんですね」

 何の感情も湧かないけど、指先で撫でられている肉棒は勝手に滾る。

 気持ち良さにヒクつく先端から透明な液が出ているようで下着に染みができる。

「ネリス様、私は自らの淫らな穴で慰めて差し上げるとこはできまん。せめてもの奉仕をお受け取りください」

 下着の上から肉棒に頬ずりし、下着をおろしてくれる。
 不自然な方向から解放されて上を向くペニスへ顔を近づけてスンスンと鼻を鳴らす。

「この匂いだけで濡れちゃうわ。お尻が熱くてムズムズしてくる」

 聖女様だったらそんなこと言わないんじゃないかないですよ、ミコトさん。

「こうやってしごきながら、先っぽを……ちゅぱっ」

 ペニスの先を咥えて、口の中で舌を使って刺激し、手でしごく。
 すごく気持ち良いけど、ミコトさんの動きが止まってしまう。

「ふぁ……ふ……」

「どうしました?」

「クリトリスを突いただけなのに、軽くイっちゃったの」

 少し恥ずかしそうに上目遣いで白状したミコトさん。
 その黒い髪を撫でてあげる。

「こういうのもいいわ。ヂュバっ、ジュパ」

 僕を気持ち良くしようとすぐにフェラチオに戻る。

 しかし、空いている手が自分の股間を撫でるたびに動きが鈍くなる。

「ま、まだ……はぁ、はぁ……耐えてる」

「もっと頑張らないと僕はイかないですよ」

 奉仕に専念することにしたのか舐めながら、竿をしごき、睾丸を撫でる。

 そうしているうちに動きが滑らかになり、それに比例して快感も増してきた。

「上手になってきましたね」

「こんなこと褒められてすごく嬉しくなるって変よね」

「いえ、そんなことないですよ」

 照れ臭そうに笑いながら、自分の股間を撫でる。

「今の言葉で、ジュワッてなっちゃった、ほら」

 手に自分の愛液をつけて、僕の先端に塗りたくる。
 変態的な行為に興奮し、唾液だけとは違った感触にこみ上げてくる。

「はぁ、もうちょっとでイキそうです。う……」

 ミコトさんはしごく手を早め、ジュプジュプと激しく音を出しながら舐める。
 そして、自分の手で股間を弄ぶが、イクのをこらえるためか足を閉じていた。

「う、う、でます」

 その声を皮切りに自分の股間を触っていた手が早くなる。

「わ、わた、し、も、ダメ……、い、いく。イクイクイク、あはぁあ」

 止まってしまったミコトさんの手を握りしめてしごき、そのまま射精する。

 ベニスの先端から飛び出る白い液体は、ミコトさんの顔を髪を穢していく。

「この匂い、いやらしいこの匂い、いいっ、い」

 激しく股間を擦り何度も絶頂を迎えミコトさんはそのまま脱力する。

 そこで少し休んだ後、ミコトさんのアナルを犯す流れになった。

「聖女だからセックスできない代わりにお尻ですることになった」

 ということらしい。

 悪くはない、悪くはないんだけどね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

【完結】体目的でもいいですか?

ユユ
恋愛
王太子殿下の婚約者候補だったルーナは 冤罪をかけられて断罪された。 顔に火傷を負った狂乱の戦士に 嫁がされることになった。 ルーナは内向的な令嬢だった。 冤罪という声も届かず罪人のように嫁ぎ先へ。 だが、護送中に巨大な熊に襲われ 馬車が暴走。 ルーナは瀕死の重症を負った。 というか一度死んだ。 神の悪戯か、日本で死んだ私がルーナとなって蘇った。 * 作り話です * 完結保証付きです * R18

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

強面夫の裏の顔は妻以外には見せられません!

ましろ
恋愛
「誰がこんなことをしろと言った?」 それは夫のいる騎士団へ差し入れを届けに行った私への彼からの冷たい言葉。 挙げ句の果てに、 「用が済んだなら早く帰れっ!」 と追い返されてしまいました。 そして夜、屋敷に戻って来た夫は─── ✻ゆるふわ設定です。 気を付けていますが、誤字脱字などがある為、あとからこっそり修正することがあります。

処理中です...