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第三話
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翌朝、都内の私立高校。
予想はしていたが、すごい反響だった。
「ハル……そのあたま……」
男子の輪から抜けた春を捕まえた毬子は、驚きのあまり言葉を失っている。
「ああ、なんか昨日わけわからん美容師に練習台にされた」
「え? カットモデル? それにしたって……」
怪訝そうに舐め見回す毬子に、春はカバンから出した名刺を見せる。
「ほら、この人」
名刺に目を向けた毬子は一瞬停止した。
「せ……せん……せ、せ、せせせ千羽様ァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアア⁉︎」
毬子の声はバズーカのように春の鼓膜を撃ち抜く。春は耳をおさえた。
「な、なんだって?」
「ミリオンの千羽様! 知らないの⁉︎」
「……千羽鶴のミリオネア? なんだそれ」
毬子はカバンから雑誌を一冊取り出した。
「十代から四十代の男女という幅広い世代に莫大な支持を受け、今日本で一番売れている美容・ファッション系雑誌『ホワイティーン』! その巻頭特集、『今日から使えるプロのテクニック! 普段からCUGGIモデルも愛用中のプチプラヘアコスメで大変身! これだけおさえておけばお出かけ、デート、旅行も大成功間違いなし!』の監修もしてて、国内外のモデルや女優、俳優からの圧倒的な支持率を誇り、かの有名なホリウッド女優……名前忘れたけど……の専属オファーを断るくらい多忙! 自身が経営する店『Million』は5年先まで予約がいっぱいで私たち高校生には敷居がエベレストな、超超超ウルトラカリスマ美容師、千羽陵至様!」
「……お、おぅ」
こういう話をする時の女子は、一体どこからその肺活量を生み出しているのか不思議に思う瞬間がある。そしてこれがまたアナウンサー顔負けのナレーション。
「めったにメディアに顔出さないのに、今回ホワイティーン創刊三十周年の特別企画のために出てくださったの……プレミアなんだよ、これ……」
毬子は「尊い……」と言いながら天を仰ぎ、何度もため息をついた。
春は、毬子が開いたページを覗いた。確かに、仏頂面で端っこに写っているのは昨日の美容師だ。
「まぁ……この写真は上半身しか写ってないけど、そのへんのモデルよりスタイルよかったぞこの人」
春が言い終わるか終わらないかのうちに、毬子は両手で机をバンッと叩いた。
「ちょっとアンタ」
「な、なんでしょうか」
「一体どんな手を使ったの?」
「どんなって……家帰ってたら途中で拉致られたんだよ」
毬子は冷たい目で春を睨む。
「うそつけ」
「うそじゃねえよ!」
「ホントのこと言わないと、友達やめるよ?」
いつの間にか、二人の周りには話を聞きつけた女子達が集まってきていた。
「だから……本当だって」
輪の中心で、春は獲物を狙うハイエナに囲まれた子鹿の気分だった。女子達の圧力に、ついには周りの時間すら止まってしまったかのような感覚を覚える。
「ホントのこと言わないと、もう宿題のノート見せてあげないんだからねっ!」
均衡を破ったのは、涙を目一杯に溜めた毬子だった。毬子はそのまま雑誌を抱きしめて教室を出て行き、その後ろを何人かの女子もついていく。
「情緒どうなってんだよ……」
春はその光景を唖然と眺めていた。
「まーりこー」
「……」
「まりこってばー」
「……」
放課後。結局一日中、毬子たち女子は春に対して冷たかった。春としては、今後宿題をうつさせてもらえないのは死活問題だったので、なんとしても今日中にご機嫌をとっておきたい。
「わかったよ! だったら今から店行こうぜ。運が良けりゃ、その千羽って人に会えるかもだしな」
毬子はそれを聞き、顔中を笑顔にして春を引っ張った。
「そうこなくっちゃ!」
駐輪場の女子高生達に勝ち誇った笑みを投げ、二人は店内に足を踏み入れた。まだ営業時間内ということもあり、シャンプーやスタイリング剤の鼻を突く匂いが出迎える。
いらっしゃいませ、と誰かが寄ってくる気配はない。スタッフ達は忙しく動き回っていた。
「……こういう店は、その日誰が何時に予約してるかちゃんと把握してて、受付に無駄な人員を置かなくてもいいようにしてるの」
毬子が少し後ろから囁く。なるほど、さすがカリスマの店というわけだ。
「あのー……すみませーん」
春はたまらず声をあげた。すると、几帳面そうな女性が近づいてくる。名札に、副店長とあった。
「ご予約の方ですか?」
「いや、あの、千羽って人に会いたくて」
「店長は只今席を外しております」
副店長は視線を上下に動かして二人を見た。あからさまな顔はしなかったが、その声色は明らかに不機嫌そうだ。
「いつ戻りますか?」
毬子が余所行きの声で尋ねる。
「お忙しい方ですので」
「じゃあ伝言とかだけでも」
春も食い下がった。
「……失礼ですが、店長とはどういったご関係で?」
ロボットのように淡々と対応していた女性だったが、春たちがしつこいので、次第に呆色を滲ませる。
「昨日……カットモデルっての? 練習台をやらされました」
春は正直に言った。だが、店内の至る所からざわめきが起こる。中にはクスクスと嘲笑するような客もいた。
「あのねえ……」わざとらしく頭を抱え込むような格好で、副店長は言う。「私だって暇じゃないの。ここは予約なしで来れるような店じゃないし、高校生が軽々しく来れるような場所でもないの。まあでもどうしてもっていうなら、系列店を紹介してあげるわ」
女性は受付の台の引き出しからカラフルな名刺を取ると、毬子に向かって半ば投げつけるように放って寄越した。
気がつくと、店内にある目という目が二人に向いていた。店内だけではない。駐輪場から、女子高生たちの視線も刺さる。
毬子は半泣き状態だった。投げつけられた名刺を握りしめ、その手は震えている。
よく確認しなくても、その名刺がこの店のものではないことはわかる。春が昨日千羽にもらった名刺とは、そもそも土台の色が違っていた。
春の中で、何かが弾けるようなプチっという音がした。
「はぁ? 別に髪切って欲しくて来たんじゃねぇし。あんたバカだよな? 高校生は将来のお得意様なんだぞ! 軽々しく扱ったこと、いつか後悔させてやるからな。髪洗ってまってろ、ブーーーーーース‼︎」
言うが早いか、春は毬子の手を掴んで店の外に飛び出した。
「ハル……ハルってば」
「あ、ごめん……」
脇目もくれず歩き続けた春は、何本か信号を過ぎたあたりの公園の前でようやく毬子の手を離した。
「ホント、ごめ──」
「あーあ!」
突然大声を出す毬子には慣れていたが、今回ばかりは殴られると思っていたので、春は身構えた。だが毬子は、何かが吹っ切れたように背伸びをするだけだ。
「なんだよ……」
「学んだ」
「何を?」
「色々」
「……は?」
突然、毬子はカバンからホワイティーンを取り出し、公園にあったゴミ箱へ勢いよくシュートした。
「おいおいおい、いいのかよ」
「いいの」毬子は少し軽くなったカバンをリュックのように背負う。「あたしさ、別にハルが言ったこと嘘だなんて思ってないから。ハルはバカだけど、嘘つくようなバカじゃないもん」
「お、おぅ」
「あたしね、別に千羽様が好きなんじゃないの。ただ、話題について行きたかっただけ。オシャレするのも流行に敏感でいるのも、仲間外れになりたくないから。だから、そういう努力を怠ってる窓際族は軽蔑するし、はっきり言って嫌い。
だからさ、あたしハルが髪染めてきた時、ちょっと見直しちゃったんだ。そういう思い切ったことできるって、それも一種の覚悟でしょ? あたしにはないもん。そういうの」
「いや、あれは……」
「みんながみんな、同じ価値観である必要はないわけでしょ? 金持ちがとか、貧乏人がとか、高校生がとか。そういう狭い世界でしか物事を見れないなんて、かわいそう」
毬子は、さっきミリオンの副店長にもらった名刺を、指で細かく細かく千切りはじめた。
「ハル、ありがと。お陰で自分の幻想にケリがついた。あたしは、さっきの女みたいな……あんなブスには、絶対ならないんだからーーー!」
「ホント、情緒どうなってんだよ……」
何か吹っ切れたらしい彼女の笑顔は、春の目にはとても眩しかった。
予想はしていたが、すごい反響だった。
「ハル……そのあたま……」
男子の輪から抜けた春を捕まえた毬子は、驚きのあまり言葉を失っている。
「ああ、なんか昨日わけわからん美容師に練習台にされた」
「え? カットモデル? それにしたって……」
怪訝そうに舐め見回す毬子に、春はカバンから出した名刺を見せる。
「ほら、この人」
名刺に目を向けた毬子は一瞬停止した。
「せ……せん……せ、せ、せせせ千羽様ァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアア⁉︎」
毬子の声はバズーカのように春の鼓膜を撃ち抜く。春は耳をおさえた。
「な、なんだって?」
「ミリオンの千羽様! 知らないの⁉︎」
「……千羽鶴のミリオネア? なんだそれ」
毬子はカバンから雑誌を一冊取り出した。
「十代から四十代の男女という幅広い世代に莫大な支持を受け、今日本で一番売れている美容・ファッション系雑誌『ホワイティーン』! その巻頭特集、『今日から使えるプロのテクニック! 普段からCUGGIモデルも愛用中のプチプラヘアコスメで大変身! これだけおさえておけばお出かけ、デート、旅行も大成功間違いなし!』の監修もしてて、国内外のモデルや女優、俳優からの圧倒的な支持率を誇り、かの有名なホリウッド女優……名前忘れたけど……の専属オファーを断るくらい多忙! 自身が経営する店『Million』は5年先まで予約がいっぱいで私たち高校生には敷居がエベレストな、超超超ウルトラカリスマ美容師、千羽陵至様!」
「……お、おぅ」
こういう話をする時の女子は、一体どこからその肺活量を生み出しているのか不思議に思う瞬間がある。そしてこれがまたアナウンサー顔負けのナレーション。
「めったにメディアに顔出さないのに、今回ホワイティーン創刊三十周年の特別企画のために出てくださったの……プレミアなんだよ、これ……」
毬子は「尊い……」と言いながら天を仰ぎ、何度もため息をついた。
春は、毬子が開いたページを覗いた。確かに、仏頂面で端っこに写っているのは昨日の美容師だ。
「まぁ……この写真は上半身しか写ってないけど、そのへんのモデルよりスタイルよかったぞこの人」
春が言い終わるか終わらないかのうちに、毬子は両手で机をバンッと叩いた。
「ちょっとアンタ」
「な、なんでしょうか」
「一体どんな手を使ったの?」
「どんなって……家帰ってたら途中で拉致られたんだよ」
毬子は冷たい目で春を睨む。
「うそつけ」
「うそじゃねえよ!」
「ホントのこと言わないと、友達やめるよ?」
いつの間にか、二人の周りには話を聞きつけた女子達が集まってきていた。
「だから……本当だって」
輪の中心で、春は獲物を狙うハイエナに囲まれた子鹿の気分だった。女子達の圧力に、ついには周りの時間すら止まってしまったかのような感覚を覚える。
「ホントのこと言わないと、もう宿題のノート見せてあげないんだからねっ!」
均衡を破ったのは、涙を目一杯に溜めた毬子だった。毬子はそのまま雑誌を抱きしめて教室を出て行き、その後ろを何人かの女子もついていく。
「情緒どうなってんだよ……」
春はその光景を唖然と眺めていた。
「まーりこー」
「……」
「まりこってばー」
「……」
放課後。結局一日中、毬子たち女子は春に対して冷たかった。春としては、今後宿題をうつさせてもらえないのは死活問題だったので、なんとしても今日中にご機嫌をとっておきたい。
「わかったよ! だったら今から店行こうぜ。運が良けりゃ、その千羽って人に会えるかもだしな」
毬子はそれを聞き、顔中を笑顔にして春を引っ張った。
「そうこなくっちゃ!」
駐輪場の女子高生達に勝ち誇った笑みを投げ、二人は店内に足を踏み入れた。まだ営業時間内ということもあり、シャンプーやスタイリング剤の鼻を突く匂いが出迎える。
いらっしゃいませ、と誰かが寄ってくる気配はない。スタッフ達は忙しく動き回っていた。
「……こういう店は、その日誰が何時に予約してるかちゃんと把握してて、受付に無駄な人員を置かなくてもいいようにしてるの」
毬子が少し後ろから囁く。なるほど、さすがカリスマの店というわけだ。
「あのー……すみませーん」
春はたまらず声をあげた。すると、几帳面そうな女性が近づいてくる。名札に、副店長とあった。
「ご予約の方ですか?」
「いや、あの、千羽って人に会いたくて」
「店長は只今席を外しております」
副店長は視線を上下に動かして二人を見た。あからさまな顔はしなかったが、その声色は明らかに不機嫌そうだ。
「いつ戻りますか?」
毬子が余所行きの声で尋ねる。
「お忙しい方ですので」
「じゃあ伝言とかだけでも」
春も食い下がった。
「……失礼ですが、店長とはどういったご関係で?」
ロボットのように淡々と対応していた女性だったが、春たちがしつこいので、次第に呆色を滲ませる。
「昨日……カットモデルっての? 練習台をやらされました」
春は正直に言った。だが、店内の至る所からざわめきが起こる。中にはクスクスと嘲笑するような客もいた。
「あのねえ……」わざとらしく頭を抱え込むような格好で、副店長は言う。「私だって暇じゃないの。ここは予約なしで来れるような店じゃないし、高校生が軽々しく来れるような場所でもないの。まあでもどうしてもっていうなら、系列店を紹介してあげるわ」
女性は受付の台の引き出しからカラフルな名刺を取ると、毬子に向かって半ば投げつけるように放って寄越した。
気がつくと、店内にある目という目が二人に向いていた。店内だけではない。駐輪場から、女子高生たちの視線も刺さる。
毬子は半泣き状態だった。投げつけられた名刺を握りしめ、その手は震えている。
よく確認しなくても、その名刺がこの店のものではないことはわかる。春が昨日千羽にもらった名刺とは、そもそも土台の色が違っていた。
春の中で、何かが弾けるようなプチっという音がした。
「はぁ? 別に髪切って欲しくて来たんじゃねぇし。あんたバカだよな? 高校生は将来のお得意様なんだぞ! 軽々しく扱ったこと、いつか後悔させてやるからな。髪洗ってまってろ、ブーーーーーース‼︎」
言うが早いか、春は毬子の手を掴んで店の外に飛び出した。
「ハル……ハルってば」
「あ、ごめん……」
脇目もくれず歩き続けた春は、何本か信号を過ぎたあたりの公園の前でようやく毬子の手を離した。
「ホント、ごめ──」
「あーあ!」
突然大声を出す毬子には慣れていたが、今回ばかりは殴られると思っていたので、春は身構えた。だが毬子は、何かが吹っ切れたように背伸びをするだけだ。
「なんだよ……」
「学んだ」
「何を?」
「色々」
「……は?」
突然、毬子はカバンからホワイティーンを取り出し、公園にあったゴミ箱へ勢いよくシュートした。
「おいおいおい、いいのかよ」
「いいの」毬子は少し軽くなったカバンをリュックのように背負う。「あたしさ、別にハルが言ったこと嘘だなんて思ってないから。ハルはバカだけど、嘘つくようなバカじゃないもん」
「お、おぅ」
「あたしね、別に千羽様が好きなんじゃないの。ただ、話題について行きたかっただけ。オシャレするのも流行に敏感でいるのも、仲間外れになりたくないから。だから、そういう努力を怠ってる窓際族は軽蔑するし、はっきり言って嫌い。
だからさ、あたしハルが髪染めてきた時、ちょっと見直しちゃったんだ。そういう思い切ったことできるって、それも一種の覚悟でしょ? あたしにはないもん。そういうの」
「いや、あれは……」
「みんながみんな、同じ価値観である必要はないわけでしょ? 金持ちがとか、貧乏人がとか、高校生がとか。そういう狭い世界でしか物事を見れないなんて、かわいそう」
毬子は、さっきミリオンの副店長にもらった名刺を、指で細かく細かく千切りはじめた。
「ハル、ありがと。お陰で自分の幻想にケリがついた。あたしは、さっきの女みたいな……あんなブスには、絶対ならないんだからーーー!」
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