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⒌直接確認しなくちゃ!
しおりを挟む「ヴェーラ!昼ごはんを食べたら計画を練るわ。おやつもいらないから!!」
食堂に昼ごはんを食べに行く途中、私はヴェーラにそう宣言しました。
ヴェーラは一瞬驚いた顔をしましたが、すぐに真剣な顔に戻り、
「畏まりました」
と私の思いを汲み取ってくれたようです。
「やっぱり直接確認しなくちゃ!」
散々考えた挙句思いついたのは、浮気相手の皆様に直接確認する事でした。婚約破棄をしようとしているのだから、それなりの覚悟は必要ですもの。皆様にぶたれる事くらいは覚悟しておかなくては。
「ヴェーラ!皆様に面会を申し込んでおいて!」
「畏まりました。日時はどうしますか?」
「じゃあ明日バレンタ様、明後日にメーランド様、明明後日にリデイザ様、4日後にシアエスタ様で」
「場所はどうしましょう」
「私たちの屋敷にお招きして。面会室を4時から使えるようにお父様にも話を通しておいてくれる?」
「お任せ下さい」
数時間後、ヴェーラから嬉しい報告が聞けました。
「お嬢様、皆様申し込んだ時間どおりに面会できるそうです」
「よかった!じゃあ説明の準備をしておかなくちゃ」
あっという間にバレンタ様の面会の日になりました。緊張した面持ちで面会室の扉を開けると、そこには少し不安そうな顔のバレンタ様が座っています。私が面会室に入ると同時に、バレンタ様が立ち上がり、
「初めまして。バレンタと申します。カミーラ様にはいつもお世話になっております」
と挨拶をしてくれました。バレンタ様含め、メーランド様、シアエスタ様はカミーラお姉様と同級生なのです。
「初めまして!妹のルダノーナ・カミラーネと申します。突然呼び立てたのに、いらしてくれてありがとうございます」
「いえいえ。構いませんよ。…それで、本日はどうされたのでしょうか?」
早速本題に入られたので、私は心の中で1度深呼吸をしてから話しました。
「バレンタ様の恋人である、メデラウス様についてです」
「メデラウス様がどうかされましたか?」
怪訝そうな表情でバレンタ様が尋ねます。
「実は…私と婚約しているのです。」
「…えっ?」
態度にこそ出しませんでしたが、相当驚いているのが声音で分かります。
「やはり、ご存知なかったのですね」
「ええ…」
「そこでですが」
ここで私は一旦言葉を切り、一気に続けました。
「私はメデラウス様と婚約破棄をしたいと考えています。だから、メデラウス様を傷つけてしまうかもしれません。よろしいでしょうか」
私はドキドキしながらバレンタ様の言葉を待ちます。
しかし、バレンタ様の態度は私が思っていた態度とは全く違うものでした。
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