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13.お願いは2つです
しおりを挟む「じゃあ、また今度下見してみる?」
カミーラお姉様がそう言ったので、私はすぐに賛成しました。
「うん!してみる!」
「じゃあ…あのホールは予約しないと入れないから、私の都合上、予約は2週間後になるけどいい?」
「うん!大丈夫だよ」
「良かった。じゃあ予約しておくわね。」
「お姉様ありがとう!!」
やっぱり自慢のお姉様です。すぐに解決しました。
あとは、当日のスケジュールを知って、具体的な時間の予定を立てなくてはいけません。これは、明後日に皆様と相談して決めましょう。
「じゃあ、私は帰るね。本当にありがとう!」
そう言うと、お姉様は微笑んで手を振ってくれました。
さて、今日は会議当日です。扉を開けると、既に皆様がお揃いでした。簡単に挨拶を済ませて、私も席に着きます。
「ルダノーナさん、それぞれの自己紹介は終えました。もう進めてもらっても大丈夫ですよ」
「分かりました!」
私が来るまでに、皆様仲良くなられたようです。
「まさか、こんなに大勢の方と浮気して…知りませんでした」
バレンタ様が肩を落としてそう仰ります。しかし、続けて
「今の悲しい気持ちを婚約破棄に全て注ぎますわ!!」
と言ったので、気合いは誰よりもあるようです。
「それで、私たちは何をしたらいいでしょうか?」
メーランド様が冷静に進めてくれます。
「婚約破棄の会場はホールです。これは、お姉様と2週間後にホールを下見して、どう動くか考えてから皆様と相談したいと思っています。それで、皆様にして欲しいことは2つです。」
皆様が真剣な眼差しでこちらを見てくれているので、変に少し緊張します。
「婚約破棄の具体的な時間と、証拠集めです。」
全員が納得の表情になりました。少しほっとしました。
「そこで、学年集会のスケジュールを教えていただきたいのです」
「では、それは私がお教えしましょう」
名乗りを上げてくれたのは、皆様より1つ年上のリデイザ様です。
「ありがとうございます!では、また後日相談しましょう」
ありがたくリデイザ様に教えてもらうことにしましょう。
「それで、私たちの証拠集めは普段の様子の映像を集めたらいいですか?」
シアエスタ様が自分の役割を確認するように疑問を発します。
「はい。普段と同じような行動で、できるだけ他人が見た時に最低だと思うような…って、難しいですね」
自分で言っておいて、無茶だなと思います。でも、皆様は頷きました。
「あの方は単純ですから、簡単だと思いますわ。ねぇ?」
「ええ。私も大丈夫ですよ」
笑顔で皆様が応えてくれたので、任せる事にしました。
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