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次に眼が醒めた時には…皆がその部屋にいて…
「じゃあ…立つ練習してみようか?」
そうご主人様が言ったんだ。
先に光ちゃんが一人で立って、危ない感じもなく歩いてた。
「流石だな、光は…
ほんの少しの時間で普通に歩けるようになってるじゃんか…
じゃあ、次は剛な?」
恐る恐る立ち上がったけど…やっぱり怖いぃ~
へたり込みそうな僕の手を慎君が手を握って立たせてくれた。
「それで立つんだよ。」
コクンと頷くと、ゆっくりと歩き出して、
「足を交互に出す事は出来るよね?」
そう言ってくれる。
言われたとおり、足を交互に動かすと、歩ける…
けど一人で歩くのは怖いかも…
立ち止まると、じっと僕を見つめて…
「剛は…大体15~16って所だよね~歳で言うと
…何か、凄く可愛い。」
ちょっと癖のある金色の髪を撫でながら、慎がそう言う。
身長も百六十センチ前後で…本当に自分よりも小さくて、思わず抱き締めると…
「にゃぁぁぁぁ~!」
嫌がる剛の声が周りに響く。
「ああ…大丈夫だ。
剛が可愛いから抱き締めたってだけで…」
正広の声に少しだけ考えつつ…それでもじたばたと暴れて、その腕の中から逃れると…光ちゃんは歩いて出てってしまう。
『あ…待って~光ちゃん!』
よろよろとした足並みで剛は光ちゃんを追いかける。
『剛は…
あそこに居たほうがいいんじゃないか?』
まだ歩く事も覚束ない…べちゃっと転んでしまう。
『やだ…光ちゃんと居たい。
あっ…ったぁ~』
泣き出しそうな剛の側に光は戻り、そっと手を掴んで、転んで…怪我をした膝に口を寄せて、血を拭い取る。
『あ…ありがとぉ~
光ちゃん。』
にこにこと嬉しそうに笑う剛に、光は知られないように小さく溜息をついた。
「じゃあ…立つ練習してみようか?」
そうご主人様が言ったんだ。
先に光ちゃんが一人で立って、危ない感じもなく歩いてた。
「流石だな、光は…
ほんの少しの時間で普通に歩けるようになってるじゃんか…
じゃあ、次は剛な?」
恐る恐る立ち上がったけど…やっぱり怖いぃ~
へたり込みそうな僕の手を慎君が手を握って立たせてくれた。
「それで立つんだよ。」
コクンと頷くと、ゆっくりと歩き出して、
「足を交互に出す事は出来るよね?」
そう言ってくれる。
言われたとおり、足を交互に動かすと、歩ける…
けど一人で歩くのは怖いかも…
立ち止まると、じっと僕を見つめて…
「剛は…大体15~16って所だよね~歳で言うと
…何か、凄く可愛い。」
ちょっと癖のある金色の髪を撫でながら、慎がそう言う。
身長も百六十センチ前後で…本当に自分よりも小さくて、思わず抱き締めると…
「にゃぁぁぁぁ~!」
嫌がる剛の声が周りに響く。
「ああ…大丈夫だ。
剛が可愛いから抱き締めたってだけで…」
正広の声に少しだけ考えつつ…それでもじたばたと暴れて、その腕の中から逃れると…光ちゃんは歩いて出てってしまう。
『あ…待って~光ちゃん!』
よろよろとした足並みで剛は光ちゃんを追いかける。
『剛は…
あそこに居たほうがいいんじゃないか?』
まだ歩く事も覚束ない…べちゃっと転んでしまう。
『やだ…光ちゃんと居たい。
あっ…ったぁ~』
泣き出しそうな剛の側に光は戻り、そっと手を掴んで、転んで…怪我をした膝に口を寄せて、血を拭い取る。
『あ…ありがとぉ~
光ちゃん。』
にこにこと嬉しそうに笑う剛に、光は知られないように小さく溜息をついた。
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