少女の足跡

＊４ 出会い

ーーーー

僕はその場所に到着した。

なぜか懐かしくも感じる
雰囲気の集落だった。


ここに現代のような
文明を感じることはできなかった


まるでタイムスリップしたみたいに思えた。


すると家の中から男の人が出てきた。

男の人はこちらに向かって歩いてきた


僕はこの集落に魅力を感じていた
どうしても写真を撮りたい
そう思い笑顔で手を振った。


男の人は50代前後の爽やかな感じな人だった


男「ようこそ。いらっしゃいました」

たかし「こんにちは。突然すいません。
僕の名前はたかしです。」

男「私はここで村長をしている者です」

若い村長だ。
村長といえば杖を持ってて
口が見えないぐらい
髭を蓄えてるイメージがあった


たかし「もし良ければ写真撮ってもいいですか？」


村長「どうぞどうぞ！お好きなだけ撮ってください。もし良ければ夕食も一緒にどうですか？」


快く受け入れてくれた。

なぜか落ち着くこの空間。


たかし「え！？いんですか？お願いします」


自然とそう答えていた。


村長「いいですよ。ゆっくりしてください。」


ここに住んでいる人は
だいたい15人ぐらいだ。


そこで村長からお願いがあると言われた。


村長「せっかくなんですが。この村には決まり事があります。」


一、22時～翌5時までは外出禁止

一、月に一度お祭りがある、参加しなければいけない


この決まり事の背景にあるのは

その時間帯は神様が休んでいるそうで
外に出ると神隠しにあうと言い伝えがあるみたいだ。

月に一度のお祭りは神様に感謝をする日みたいだ。


独特な決まり事だが
そこにはそこのしきたりがある。

僕はそれを受け入れた。


村長は喜んでいた。

村長「ありがとうございます。お部屋も準備しとくのでゆっくりしていってください。」


ーーーー