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乗り物が苦手です
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僕は昔から乗り物が苦手である。車酔いは勿論、電車は快速電車のスピード感が苦手、飛行機は初めて乗った時に乱気流に巻き込まれ、身の毛もよだつ思いをしそれ以来恐怖心しかない。
一番最初は忘れもしない車酔いが全ての始まりだった。父の運転する車に乗せられ、祖母の家に向かって南千住の開けた道を、北千住方面に向けてかっ飛ばしていた時だった。それまで乗り物酔いなどしたことがなかった僕は、ポケモンカードのファイルを広げ、1枚1枚読み込んでいた。まぁ酔うよね。それから乗り物に対する苦手意識を強く覚えるようになった。
勿論、絶叫マシンは完全にアウトである。ディズニーランドだとカリブの海賊がギリいけるレベル。マウンテン系は全部アウト。
ちなみに自転車やキックボードなどの、モーターレスの乗り物であれば乗ることが出来るというよりむしろ好きだったりする。どこの竹之内君だよ。クロマティ高校だよ。
そんな僕が一番苦手、というか嫌いな乗り物。それは体重計である。(もうそれは乗り物ではなくないか。いや、乗っかるんだもの、乗り物でもいいじゃないか。)体重計はモーターレスだが、気持ち的に受け付けない。
昨年半年に及ぶダイエット計画が功を奏し、体重が12kg減り、鏡の前で自分の身体を眺めたら、地球外生命体感がしたので慌てて2kg戻した。その日以降は、気が向いたら乗るくらいだった。どんなに食べた翌日でも、増減は100g単位だったので、完全に油断した。
今朝体重計に乗ったら3kg増えていた。
ここのところ、職場の後輩に唆され週一で油そばを食べていたのだが、まさに油そば分体重が増えている。ような気がする。
いや、待てよ。花粉症の薬を飲み始めてから急に体が重くなった気がする。そのせいか。いや、待てよ。花粉症を理由に極力家から出ない生活をしていたからかもしれない。いや、待てよ、、、もうええ。
ちなみに、病院にある身長と体重を同時に測れるあれも苦手である。
一番最初は忘れもしない車酔いが全ての始まりだった。父の運転する車に乗せられ、祖母の家に向かって南千住の開けた道を、北千住方面に向けてかっ飛ばしていた時だった。それまで乗り物酔いなどしたことがなかった僕は、ポケモンカードのファイルを広げ、1枚1枚読み込んでいた。まぁ酔うよね。それから乗り物に対する苦手意識を強く覚えるようになった。
勿論、絶叫マシンは完全にアウトである。ディズニーランドだとカリブの海賊がギリいけるレベル。マウンテン系は全部アウト。
ちなみに自転車やキックボードなどの、モーターレスの乗り物であれば乗ることが出来るというよりむしろ好きだったりする。どこの竹之内君だよ。クロマティ高校だよ。
そんな僕が一番苦手、というか嫌いな乗り物。それは体重計である。(もうそれは乗り物ではなくないか。いや、乗っかるんだもの、乗り物でもいいじゃないか。)体重計はモーターレスだが、気持ち的に受け付けない。
昨年半年に及ぶダイエット計画が功を奏し、体重が12kg減り、鏡の前で自分の身体を眺めたら、地球外生命体感がしたので慌てて2kg戻した。その日以降は、気が向いたら乗るくらいだった。どんなに食べた翌日でも、増減は100g単位だったので、完全に油断した。
今朝体重計に乗ったら3kg増えていた。
ここのところ、職場の後輩に唆され週一で油そばを食べていたのだが、まさに油そば分体重が増えている。ような気がする。
いや、待てよ。花粉症の薬を飲み始めてから急に体が重くなった気がする。そのせいか。いや、待てよ。花粉症を理由に極力家から出ない生活をしていたからかもしれない。いや、待てよ、、、もうええ。
ちなみに、病院にある身長と体重を同時に測れるあれも苦手である。
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