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レインマン
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僕は生粋の雨男である。もう逆天気の子とか出来そうなくらいの雨男。rain man.ちょっと言ってみただけです。横文字のがなんかお洒落じゃない。なんとなく。
僕の雨男伝説が始まったのは、野球をしていた小学生時代のことだ。あの日は忘れもしない。同じ地区のチームと対戦し、大量リード(コールド一歩手前くらいの)で迎えた六回裏。もう勝敗が決まったようなものだったので、珍しく僕の出番がやってきた。
「次の次に代打で行くぞ。」
「はい。」
監督から直々に声を掛けられ僕は、それはもう張り切っていた。先頭打者がツーベースヒットを放ち、僕はネクストバッターズサークルへ。当時好きだったダイエーホークスの井口モデルのバットを握りしめ、その時を今か今かと待っていた。そんな時だった。ポツリポツリと雨が降り出してきてしまった。試合は一時中断。そして、その後大降りになり試合は中止に。僕は出番一歩手前で白紙になってしまった。この日から、ここぞという時はほとんどが雨になった。
中学二年生。僕は陸上部に所属していた。春先の大会に出ることになり、競技場へ。この日は快晴、雲ひとつないいい天気だった。少し暑いくらいの。僕は短距離走を専攻しており、お昼少し前に出番がやってきた。ミズノのスパイクを履いてコースへ。空が急に灰色に染まる。アナウンスで名前が呼ばれる。ポツリポツリ。雨だ。
結局、結構な雨が降ってきて、スパイクを履いていたにも関わらず滑って転んで最下位になってしまった。
ちなみに、その後も事あるごとに雨だった。中学三年生の体育祭なんて、当日もその後の候補日も雨で、危うく無くなるところだった。最終的に雨が降ったり止んだりの中行ったくらいだ。
ライブや野球を観に行くのも雨、バイトや就職の面接も雨、彼女とのデートも雨、今年は出掛ける日のほとんどが雨。そろそろお祓いに行こうかと思うくらい僕はレインマンだ。あ。でも、バンドをやっていた頃、ファーストライブから4回連続ライブの日は雪だった。スノーマンでもあるのか。ジャニーズか。元ジャニーズだ。いや、もうその話はいいから。
僕の雨男伝説が始まったのは、野球をしていた小学生時代のことだ。あの日は忘れもしない。同じ地区のチームと対戦し、大量リード(コールド一歩手前くらいの)で迎えた六回裏。もう勝敗が決まったようなものだったので、珍しく僕の出番がやってきた。
「次の次に代打で行くぞ。」
「はい。」
監督から直々に声を掛けられ僕は、それはもう張り切っていた。先頭打者がツーベースヒットを放ち、僕はネクストバッターズサークルへ。当時好きだったダイエーホークスの井口モデルのバットを握りしめ、その時を今か今かと待っていた。そんな時だった。ポツリポツリと雨が降り出してきてしまった。試合は一時中断。そして、その後大降りになり試合は中止に。僕は出番一歩手前で白紙になってしまった。この日から、ここぞという時はほとんどが雨になった。
中学二年生。僕は陸上部に所属していた。春先の大会に出ることになり、競技場へ。この日は快晴、雲ひとつないいい天気だった。少し暑いくらいの。僕は短距離走を専攻しており、お昼少し前に出番がやってきた。ミズノのスパイクを履いてコースへ。空が急に灰色に染まる。アナウンスで名前が呼ばれる。ポツリポツリ。雨だ。
結局、結構な雨が降ってきて、スパイクを履いていたにも関わらず滑って転んで最下位になってしまった。
ちなみに、その後も事あるごとに雨だった。中学三年生の体育祭なんて、当日もその後の候補日も雨で、危うく無くなるところだった。最終的に雨が降ったり止んだりの中行ったくらいだ。
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