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プロローグ:普通の生活をおくりたい

人間卒業?!?!?!?!?!

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測って見たら俺の体は凄まじかった。
測ると言っても詳しいところは分からないがまず目。どれだけ遠くが綺麗に見えるかやってみた
まぁ当たり前のように遠くの山の木が1本1本見える。
じゃあ目を凝らしてみるか
あぁーあそこの土悪いね。農業出来ない
害虫もいっぱいだねあの山にははいらないどこ。
聴力はわからんけどさっきからうるさいのは多分あの山にいるキモイ虫とかの羽音だな。
嗅覚も分からんけど多分この臭い匂いは五百メートルくらい先で散歩してるじじいがした屁だな。くせえ。肉ばっか食うな
次は何しようか
多分本気でジャンプしたら宇宙行って何も出来なくなって死んじゃうしボール投げたら一周まわって自分に当たりそうだし。何できるかなぁ。
ああ!握力だ!なんか硬そうなもの潰してみるか!
とりまコンクリートを道路からちぎってみた。めっちゃ柔らかいやんこれ危なくない?
うん。まぁ潰せるよね。分かってたよそんなこと。
これマジどうしようか。とりあえず普通の生活ができるようになってから活用だよな。
あれこれいろんなことやってたら親が帰ってくる時間まであと30分。今の俺なら!!にじゅっぷんだぁ!!!

~40分後~
ふぅ。だいぶいいトレーニングになったな。
結構早く歩けるようになった。けどタイムオーバー。
ほかの感覚にもだいぶ慣れてきた。気持ち悪い色ももう慣れたしうるさいのにも慣れた
臭いのは。。。多分大丈夫。。。
鍵を開けて家に入る。
リビングを見てみるとお母さんが寝ていた。
机の上にはコンビニ弁当が置いてあった。
お腹が空いてるから食べる。
だいたいいつもこんな感じだ。
今日はたまたま朝ごはんが置いてあったがいつもはない。夜ご飯もこんな感じ。
多分たまたま朝早く起きて暇だったんだろう。それでもありがたいんだが。
俺にはお父さんがいない。
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