188 / 303
17、地底のイスカ村
第186話 ガラリアの功罪
しおりを挟む
子供の為に
それだけの為に300年を生きている。
「それは……セレス様から聞いた。
あの方は御子を……聖なる火に飲まれた御子を探していらっしゃる。」
その言葉を聞いて、突然、社(やしろ)から神官の声が響いた。
「聖なる火……!
子供だと?!まさか……なぜ……なぜガラリアが生きているのだ!あの偽巫子が!
なぜここにいる!?」
火の神官たちが、社から出て来て長老に歩み寄る。
手が打ち震え、怒りをあらわにして掴みかからんとするそれは、セレスやその子供が、火の神殿を滅ぼす原因となった関係者であると如実に表していた。
「なぜそれを我らに黙っておられる?!
あの時代から生きる者がもう1人いると、なぜ言わなかったのだ!」
「マリナ様が……そしてリリサレーン様まで!
精霊は封じられ、すべてを背負ってリリサレーン様は、いわれのない罪で辱めを受けて……おお、おお、許せぬ、のうのうと生きているなど許せぬ!
あの汚らわしい花売りの男の子供が、あの場にいなければ!」
赤茶の髪の神官が泣き崩れ、剃髪の神官が叫んで突然駆け出し寝台にあったセレスの剣を握る。
そしてそのまま泉に飛び込んだ。
だが、なぜか泉の深さは神官の膝までしか無く、遙か下にセレスの身体は輝いて見える。
「やめられませ!」
神官は止める長老の声を無視してバシャバシャとその姿を踏みにじり、剣を抜いて両手で足下のセレスへ向け突き刺そうと振り上げた。
「おのれっ!我が前でその無礼、許さぬ!」
泉に足を踏み入れた神官に、突如追いかける長老の背がぐんと伸びて宙に舞い、覆い被さるように襲いかかった。
剣を握る神官の背後から腕を掴み、その首や身体に伸びた髪が巻き付いて行く。
そしてそのまま彼の身体を釣り上げ、とうとうバタバタと暴れる足が宙に浮いた。
「はっ、はなせっ!」
「おのれ、たとえ主様(ぬしさま)からお預かりした方とは言え、この無礼は許せぬ!」
もがく神官は、まるでクモにとらわれた小虫のように髪が身体中に巻き付けられ、足をばたつかせながら身動き取れない状態で泉の横に放り投げられた。
「長老!その姿は?!」
ガーラントやブルースが、思わずリリスの前に出て剣に手を置く。
彼女の姿を見た瞬間、あの最悪のミスリル、エア姉弟を思い出したのだ。
そびえるその足はよく見ると一本で、白いヘビのような白銀の胴体がうねっている。
表面は金属のようなウロコがキラキラと、剣も通さないような硬質な輝きを放っていた。
「お方様を足蹴にしたその行為、火の神官殿であろうが許せぬ。
いいや、神官だからこそ許せぬ!
愛する御子を魔物と呼ばれ、火の巫子を死に追いやったその苦しみに苛まれ続けながら、このお方は御子を殺すまでと生き続けておられる。
その苦しみを何も知らぬ者が、これ以上無礼を申す事……そのような事、私は許さぬ!
花売りだと?!お方様がどのような目にお遭いになったかも知らぬ者が下賤な物言いなど、死に値する!
千の、千の苦しみ与えても、私は!!」
恐ろしいほどの怒りの表情の長老から、涙がこぼれ落ちた。
涙をポロポロと流しながら、激しい憤りに言葉が詰まる。
気がつけば神官たちに今にも襲いかからんと、社の守人も腰の短剣に手を回し、不穏な雰囲気で迫っていた。
髪に巻かれて横たわる神官の男は、顔に垂らした布がはずれ、その顔があらわになって表情が見える。
だが、その顔は獣の目をした半獣の顔で、悲しみに暮れてすでに死さえ訪れても構わない、生気のない暗い顔をして目を閉じている。
長老は怒りの形相で、剣にも似た鋭さの爪を伸ばし神官に向けた。
怒りが治まらない様子で、その爪の先が小さく震え、血がにじむほどに唇を噛み締めていた。
「お待ちを!ご無礼お許し下さいませ!」
リリスが事態に戸惑う騎士2人の間を飛び出し、横たわる神官の前で長老に、そして守人たちに地に頭を擦り付けて許しを請う。
だが、長老が前に出て怒りに手を震わせた。
「退かれよ巫子殿、ここに住む者にはガラリア様もヴァシュラム様と等しく大切なお方。
人間に追われ疲れ果て、日々の暮らしに困窮していた我らに手を貸し知恵を授け、糧を与え、慈しんでこの安息の地を与えて下された。
ヴァシュラム様との間で、この御方無ければこの地の底の豊かな村は無かったのだ。
それを無礼な物言いの上、足蹴にするなどもってのほか!
この御方に仇成す者は、この村の者すべて、命賭しても許さぬ!」
「それでも!それでもどうか、平にご容赦を!
神官様の今のお気持ちは、長老様もご存じのはず。この方々は、あの災厄の時で止まっておられるのです。
どうか、皆々様お静まりを!私はこの方々から、あの時、本当の災厄が何だったのかをお聞きしたいのです。」
「うむぅ、しかし、だからと言って不問には出来ぬ。」
「承知しております。確かにこの無礼の責を取らぬのは、この村の方々のお気持ちが静まらぬ事でございましょう。
不問にとは申しません、大切な高貴な御方を足蹴にしてしまった神官殿には、この神官殿なりに責を取っていただきます。
どうか、どうか、今一時のお時間を頂きたいとお願いします。」
リリスを見下ろす長老の動きが止まり、守人を手で制した。
助けてくれと言わず、話を聞くための時間を欲しいというリリスの言葉が、確かにあの災厄の真相を聞きたいという心理を突いてくる。
とっさの機転が効く、頭の良い子だと長老は感心してリリスを見下ろし、神官達に目をやる。
他の神官はうなだれていた顔を上げ、髪に巻かれたままの1人を助けようともしないで成り行きを見ていた。
「我らは何も語る事はない。」
意地を張る剃髪の神官に、それでもリリスは長老たちに頭を下げ続ける。
そして、チラリと視線を向けた。
「あなたには断る事など出来ません。
この事態を引き起こしたのは、たとえ長の眠りから覚めたばかりとは言え、おのれの未熟とお知りになるとよろしゅうございます。」
きっぱり言い放つ目の前の子供に、うぬぬと息を吐く。
しかし長髪の神官は、ふと見たその生気のない瞳に、ぽつりと光が灯った気がして顔を上げた。
「……わかった、ここは火の巫子殿にお任せしよう。皆、収めよ。」
長老が爪を引き、守人たちも下がって不穏な空気が収まった。
*「花売り」とは、売春婦や男娼などの性を売る者のことです。
それだけの為に300年を生きている。
「それは……セレス様から聞いた。
あの方は御子を……聖なる火に飲まれた御子を探していらっしゃる。」
その言葉を聞いて、突然、社(やしろ)から神官の声が響いた。
「聖なる火……!
子供だと?!まさか……なぜ……なぜガラリアが生きているのだ!あの偽巫子が!
なぜここにいる!?」
火の神官たちが、社から出て来て長老に歩み寄る。
手が打ち震え、怒りをあらわにして掴みかからんとするそれは、セレスやその子供が、火の神殿を滅ぼす原因となった関係者であると如実に表していた。
「なぜそれを我らに黙っておられる?!
あの時代から生きる者がもう1人いると、なぜ言わなかったのだ!」
「マリナ様が……そしてリリサレーン様まで!
精霊は封じられ、すべてを背負ってリリサレーン様は、いわれのない罪で辱めを受けて……おお、おお、許せぬ、のうのうと生きているなど許せぬ!
あの汚らわしい花売りの男の子供が、あの場にいなければ!」
赤茶の髪の神官が泣き崩れ、剃髪の神官が叫んで突然駆け出し寝台にあったセレスの剣を握る。
そしてそのまま泉に飛び込んだ。
だが、なぜか泉の深さは神官の膝までしか無く、遙か下にセレスの身体は輝いて見える。
「やめられませ!」
神官は止める長老の声を無視してバシャバシャとその姿を踏みにじり、剣を抜いて両手で足下のセレスへ向け突き刺そうと振り上げた。
「おのれっ!我が前でその無礼、許さぬ!」
泉に足を踏み入れた神官に、突如追いかける長老の背がぐんと伸びて宙に舞い、覆い被さるように襲いかかった。
剣を握る神官の背後から腕を掴み、その首や身体に伸びた髪が巻き付いて行く。
そしてそのまま彼の身体を釣り上げ、とうとうバタバタと暴れる足が宙に浮いた。
「はっ、はなせっ!」
「おのれ、たとえ主様(ぬしさま)からお預かりした方とは言え、この無礼は許せぬ!」
もがく神官は、まるでクモにとらわれた小虫のように髪が身体中に巻き付けられ、足をばたつかせながら身動き取れない状態で泉の横に放り投げられた。
「長老!その姿は?!」
ガーラントやブルースが、思わずリリスの前に出て剣に手を置く。
彼女の姿を見た瞬間、あの最悪のミスリル、エア姉弟を思い出したのだ。
そびえるその足はよく見ると一本で、白いヘビのような白銀の胴体がうねっている。
表面は金属のようなウロコがキラキラと、剣も通さないような硬質な輝きを放っていた。
「お方様を足蹴にしたその行為、火の神官殿であろうが許せぬ。
いいや、神官だからこそ許せぬ!
愛する御子を魔物と呼ばれ、火の巫子を死に追いやったその苦しみに苛まれ続けながら、このお方は御子を殺すまでと生き続けておられる。
その苦しみを何も知らぬ者が、これ以上無礼を申す事……そのような事、私は許さぬ!
花売りだと?!お方様がどのような目にお遭いになったかも知らぬ者が下賤な物言いなど、死に値する!
千の、千の苦しみ与えても、私は!!」
恐ろしいほどの怒りの表情の長老から、涙がこぼれ落ちた。
涙をポロポロと流しながら、激しい憤りに言葉が詰まる。
気がつけば神官たちに今にも襲いかからんと、社の守人も腰の短剣に手を回し、不穏な雰囲気で迫っていた。
髪に巻かれて横たわる神官の男は、顔に垂らした布がはずれ、その顔があらわになって表情が見える。
だが、その顔は獣の目をした半獣の顔で、悲しみに暮れてすでに死さえ訪れても構わない、生気のない暗い顔をして目を閉じている。
長老は怒りの形相で、剣にも似た鋭さの爪を伸ばし神官に向けた。
怒りが治まらない様子で、その爪の先が小さく震え、血がにじむほどに唇を噛み締めていた。
「お待ちを!ご無礼お許し下さいませ!」
リリスが事態に戸惑う騎士2人の間を飛び出し、横たわる神官の前で長老に、そして守人たちに地に頭を擦り付けて許しを請う。
だが、長老が前に出て怒りに手を震わせた。
「退かれよ巫子殿、ここに住む者にはガラリア様もヴァシュラム様と等しく大切なお方。
人間に追われ疲れ果て、日々の暮らしに困窮していた我らに手を貸し知恵を授け、糧を与え、慈しんでこの安息の地を与えて下された。
ヴァシュラム様との間で、この御方無ければこの地の底の豊かな村は無かったのだ。
それを無礼な物言いの上、足蹴にするなどもってのほか!
この御方に仇成す者は、この村の者すべて、命賭しても許さぬ!」
「それでも!それでもどうか、平にご容赦を!
神官様の今のお気持ちは、長老様もご存じのはず。この方々は、あの災厄の時で止まっておられるのです。
どうか、皆々様お静まりを!私はこの方々から、あの時、本当の災厄が何だったのかをお聞きしたいのです。」
「うむぅ、しかし、だからと言って不問には出来ぬ。」
「承知しております。確かにこの無礼の責を取らぬのは、この村の方々のお気持ちが静まらぬ事でございましょう。
不問にとは申しません、大切な高貴な御方を足蹴にしてしまった神官殿には、この神官殿なりに責を取っていただきます。
どうか、どうか、今一時のお時間を頂きたいとお願いします。」
リリスを見下ろす長老の動きが止まり、守人を手で制した。
助けてくれと言わず、話を聞くための時間を欲しいというリリスの言葉が、確かにあの災厄の真相を聞きたいという心理を突いてくる。
とっさの機転が効く、頭の良い子だと長老は感心してリリスを見下ろし、神官達に目をやる。
他の神官はうなだれていた顔を上げ、髪に巻かれたままの1人を助けようともしないで成り行きを見ていた。
「我らは何も語る事はない。」
意地を張る剃髪の神官に、それでもリリスは長老たちに頭を下げ続ける。
そして、チラリと視線を向けた。
「あなたには断る事など出来ません。
この事態を引き起こしたのは、たとえ長の眠りから覚めたばかりとは言え、おのれの未熟とお知りになるとよろしゅうございます。」
きっぱり言い放つ目の前の子供に、うぬぬと息を吐く。
しかし長髪の神官は、ふと見たその生気のない瞳に、ぽつりと光が灯った気がして顔を上げた。
「……わかった、ここは火の巫子殿にお任せしよう。皆、収めよ。」
長老が爪を引き、守人たちも下がって不穏な空気が収まった。
*「花売り」とは、売春婦や男娼などの性を売る者のことです。
0
あなたにおすすめの小説
夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた
今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。
レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。
不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。
レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。
それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し……
※短め
選ばれたのは私ではなかった。ただそれだけ
暖夢 由
恋愛
【5月20日 90話完結】
5歳の時、母が亡くなった。
原因も治療法も不明の病と言われ、発症1年という早さで亡くなった。
そしてまだ5歳の私には母が必要ということで通例に習わず、1年の喪に服すことなく新しい母が連れて来られた。彼女の隣には不思議なことに父によく似た女の子が立っていた。私とあまり変わらないくらいの歳の彼女は私の2つ年上だという。
これからは姉と呼ぶようにと言われた。
そして、私が14歳の時、突然謎の病を発症した。
母と同じ原因も治療法も不明の病。母と同じ症状が出始めた時に、この病は遺伝だったのかもしれないと言われた。それは私が社交界デビューするはずの年だった。
私は社交界デビューすることは叶わず、そのまま治療することになった。
たまに調子がいい日もあるが、社交界に出席する予定の日には決まって体調を崩した。医者は緊張して体調を崩してしまうのだろうといった。
でも最近はグレン様が会いに来ると約束してくれた日にも必ず体調を崩すようになってしまった。それでも以前はグレン様が心配して、私の部屋で1時間ほど話をしてくれていたのに、最近はグレン様を姉が玄関で出迎え、2人で私の部屋に来て、挨拶だけして、2人でお茶をするからと消えていくようになった。
でもそれも私の体調のせい。私が体調さえ崩さなければ……
今では月の半分はベットで過ごさなければいけないほどになってしまった。
でもある日婚約者の裏切りに気づいてしまう。
私は耐えられなかった。
もうすべてに………
病が治る見込みだってないのに。
なんて滑稽なのだろう。
もういや……
誰からも愛されないのも
誰からも必要とされないのも
治らない病の為にずっとベッドで寝ていなければいけないのも。
気付けば私は家の外に出ていた。
元々病で外に出る事がない私には専属侍女などついていない。
特に今日は症状が重たく、朝からずっと吐いていた為、父も義母も私が部屋を出るなど夢にも思っていないのだろう。
私は死ぬ場所を探していたのかもしれない。家よりも少しでも幸せを感じて死にたいと。
これから出会う人がこれまでの生活を変えてくれるとも知らずに。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
冤罪で追放された令嬢〜周囲の人間達は追放した大国に激怒しました〜
影茸
恋愛
王国アレスターレが強国となった立役者とされる公爵令嬢マーセリア・ラスレリア。
けれどもマーセリアはその知名度を危険視され、国王に冤罪をかけられ王国から追放されることになってしまう。
そしてアレスターレを強国にするため、必死に動き回っていたマーセリアは休暇気分で抵抗せず王国を去る。
ーーー だが、マーセリアの追放を周囲の人間は許さなかった。
※一人称ですが、視点はころころ変わる予定です。視点が変わる時には題名にその人物の名前を書かせていただきます。
〈完結〉姉と母の本当の思いを知った時、私達は父を捨てて旅に出ることを決めました。
江戸川ばた散歩
恋愛
「私」男爵令嬢ベリンダには三人のきょうだいがいる。だが母は年の離れた一番上の姉ローズにだけ冷たい。
幼いながらもそれに気付いていた私は、誕生日の晩、両親の言い争いを聞く。
しばらくして、ローズは誕生日によばれた菓子職人と駆け落ちしてしまう。
それから全寮制の学校に通うこともあり、家族はあまり集わなくなる。
母は離れで暮らす様になり、気鬱にもなる。
そしてローズが出ていった歳にベリンダがなった頃、突然ローズから手紙が来る。
そこにはベリンダがずっと持っていた疑問の答えがあった。
【完結】16わたしも愛人を作ります。
華蓮
恋愛
公爵令嬢のマリカは、皇太子であるアイランに冷たくされていた。側妃を持ち、子供も側妃と持つと、、
惨めで生きているのが疲れたマリカ。
第二王子のカイランがお見舞いに来てくれた、、、、
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる