嘘つきな恋人

モモ

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巻き込んでしまった申し訳なさ&美月と翔太の思い(3話)

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翔太「ごめん。
美月の気持ちも考えないで、めぐと二人になっちゃって。」
美月「別に気にしてないよ。」
美月が暗い声で答えた。
美月「でも、翔太がそんな人だとは思わなかった。」
翔太「どういうことだ?」
美月は泣きそうな声で答えた。
美月「私、昨日、あの人に水をかけられたの。
しかもバケツ2杯分。
それから、バケツを投げられた。
でも、愛華が私をかばってバケツに当たったの。
愛華は倒れて一時間三十分ぐらい気絶してたんだよ。
それなのに翔太は、その人に手を握られて二人っきりで会ってた。」
そう言うと、美月が我慢していた涙を流した。
翔太「ごめん、全然気づかなくて。
俺、最低だな。大切な人も守れないなんてな。」
翔太が泣き目で言った。
美月「ごめん、こんなこと翔太に言っても仕方ないのにね。
八つ当たりしても何も変わらないのに…。」
美月が両手で自分の顔を隠した。
美月「でも、私、愛華に申し訳なくて。
私にとって愛華は大切な人で親友なのに、こんなことに巻き込んじゃって。」
翔太「美月、それは間違ってるんじゃないか?
愛華さんも美月が大切だと思っているから、助けたんじゃない?
でも、それを"申し訳ない"とか"巻き込んじゃった"って思うと、愛華さんは悲しいんじゃない?
だって、多分、愛華さんの性格上、愛華さんは自分の大切な友達を見捨てずにはいられないし、なんならもっと頼ってほしいと思うんだ。
それに、友達が追い込まれてる事を知りながら見て見ぬふりをするのは誰だってできないんじゃないかな?
美月だってもし愛華さんが追い込まれていて、辛そうだったら助けるだろ?
でも、それを"申し訳ない"、"巻き込んじゃってごめん"って言われたら、嫌な気持ちにならない?
多分、今の言葉を愛華さんが聞いたら嫌な気持ちになると思うよ。」
美月「ごめん、そうだよね。
私、何言ってるんだろ。」
美月が涙を拭きながら言った。
翔太は美月を抱きしめ
翔太「美月、もう泣くな。
俺はどこにも行かないから。
それに、何かあったら俺がお前を守ってやる。」
美月がそれを聞くと、嬉しそうに少し笑みを浮かべながら頷いた。
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