パズル・オブ・ザ・ワールド

お守り？(６話)

　　　　　　　　　その夜
プランは先生に今までのお礼がしたくて、先生の部屋へ行った。
"トントントン"
プラン「失礼します！」
めしつかい「誰だ！」
プラン「プランです！先生！」
めしつかいはプランだと分かると、嬉しそうな声で
めしつかい「あぁ、プランか！入りなさい！
ここへは何の用だ？」
めしつかいに聞かれるとプランが笑顔を浮かべながら
プラン「先生に今まで魔法を教えてもらったお礼をしたくて。
先生から教わったことは決して忘れません！
ありがとうございました！」
とお辞儀した。
めしつかいがプランの頭に手を置きながら
めしつかい「ふっ！忘れたら許さないぞ！
ちゃんと覚えておきなさい！」
と笑いながら言った。
プラン「はい！」
と、言うとめしつかいに
めしつかい「もう夜遅い。明日は早いんだから、もう戻って休みなさい！」
そう言われてプランは戻って行った。

　　　　　　　　　翌朝
◯王国の門の前
荷物を持って門の前で王国の人達と話しているプラン。
プラン「それでは、今までありがとうございました！
戦って勝ったら、また戻って来ます。」
ミルカ王女「どうか、お元気で。」
王女様が心配そうに言った。
プラン「はい！王女様。
ところで、先生は今どこにいるのですか？」
そう聞くと、人混みの間を通ってプランの元へめしつかいが来た。
めしつかい「私はここにいるぞ！
プラン、念のためにこれを持っておきなさい。」
めしつかいがプランに腕輪を渡した。
プラン「これはなんですか？」
めしつかい「この腕輪は、主が危機に陥ると助けてくれる。」
めしつかいはそう言うと、笑顔で
めしつかい「行ってらっしゃい！
気をつけてな。」
と言った。
プランはそれを聞いた後、皆に笑顔で手を振り旅に出た。