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(53)SIDE:奏太
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斗輝は自分の膝の上で僕を横向きに抱きかかえ、僕の背中にしっかりと腕を回す。僕の首筋に顔を埋め、何度か深呼吸を繰り返していた。
発情期が終わったから、そこから立ち上る番特有の香りはほとんどないと思う。それなのに、彼は何度も深呼吸をした。
よく分からない僕は、とりあえず大人しくしている。
五分ほど経ったところで、ようやく斗輝が顔を上げた。
その表情はどこか不安そうで、食事中に見せていた笑顔は消えている。
「斗輝?」
名前を呼ぶと、背中に回っている腕に一層力がこもった。
「奏太……」
囁くような小さな声で僕の名前を呼んだ彼は、触れるだけのキスをしてくる。
ソッと唇を押し当て、静かに放す。そして、また唇を重ねる。
まるで、僕がそこにいることを恐る恐る確認しているかのようだった。
「どうしたんですか?」
彼がなにをしたいのかやっぱり分からず、とりあえずされるままになっていると、五回目のキスを終えた後で、斗輝は長々と息を吐く。
それから、気まずそうに苦笑を浮かべた。
「奏太が、俺のそばから消えるんじゃないかと思ってな。そんなはずはないんだが、玄関に立つ奏太の背中を見たら、急にそう感じて……」
ふと目を細めた彼は、改めてキスをしてくる。
これまでよりもじっくり唇を押し当てた後、おもむろにキスを解いた。
「奏太がいる。ここに、俺の腕の中に」
なおも見つめてくる彼に、僕はクスッと笑いかける。
「いますよ。斗輝が僕をいらないって言うまで、ずっと」
僕の口から何気なく出てしまった言葉を聞いて、彼がサッと表情を強張らせた。
さらに腕の力を強め、痛いほどに抱き締めてくる。
「そんなこと、俺が言うはずないだろ。奏太がいてくれないと、俺はもう、息さえもできない」
いつもみたいに余裕のある態度ではなく、彼は迷子になった小さな子供のように必死な様子で僕を抱き締めている。
不用意な発言で彼を不安にさせてしまったことを申し訳なくなり、お詫びに僕から小さなキスを贈った。
「ごめんなさい。深い意味はないんですけど、つい……」
僕のほうこそ、斗輝から離れられないと分かっている。
けれど、自分に自信がないから、いつかつまらない僕に飽きて、彼が魅力溢れるオメガに心を奪われてしまうのではないかという恐れが奥底にあるのだ。
すると斗輝は形のいい目を細め、柔らかく微笑む。
「一度番と認めた相手と関係を解消することは、まずないと考えていい。番とは、そういうものだ」
「そうなんですね」
僕は短く息を吐き、逞しい胸に体を預けて力を抜いた。
「僕の身近にはベータ同士の恋人や夫婦しかいなかったので、どうしても理解に及ばないと言いますか。本当にごめんなさい」
「いや、いいんだ。なにがあっても、俺が奏太を手放さなければいいだけの話だしな」
斗輝の表情が穏やかなものに戻り、優しい笑みを浮かべている。どうやら、彼の気持ちは落ち着いたらしい。
そこで、僕は先ほど気になったことを尋ねることにする。
「僕が玄関の扉を開けられないって、どういうことですか?」
首を傾げて僕の鼻先にチュッと音を立ててキスをした斗輝が、穏やかな口調で話しだした。
「このマンションは、オメガが安心して暮らせるように、そしてオメガの番を持つアルファが安心して暮らせるような造りになっている。奏太は気を失っていたから知らないだろうが、入り口にはコンシェルジュが常駐しているんだ。だが、ただのコンシェルジュじゃない。三年にわたってみっちり実地訓練を受けた、腕利きの警備員でもある。もちろん本職の警備員は他にいて、見回りは二十四時間体制だ」
コンシェルジュが常駐するマンションは僕の地元にはない。コンシェルジュところか、高層マンションさえもない。
それなのに、さらには警備員が常に見回りしているなど、想像もつかない。
僕の予想を超える話は、その後も続く。
「マンション入り口のガラス扉を抜ける際も、部屋に入る際も、基本的には指紋認証と虹彩認証を同時に行う。奏太は指紋認証だけの仮登録のみだから、いずれ虹彩認証登録も済ませないといけないな」
「虹彩認証?」
聞いたことのない言葉に、僕はパチクリと瞬きを繰り返す。
すると、斗輝がローテーブルに置かれているパソコンを片手で引き寄せ、これまた器用に片手でキーボードを叩き、必要な画像を画面に起こした。
「ほら、これが虹彩だ」
彼の説明によると、虹彩とは眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜のことだそうだ。
虹彩には指紋と同じく細かい模様があって、そのパターンは人それぞれ。一卵性双生児であっても、虹彩の模様は違うらしい。
だからコピーすることは不可能で、現代において虹彩を用いた認証システムは、かなり安全性が高いとされているとのこと。
「指紋認証と虹彩認証を併用すると、偽造は百パーセントに近い確率で不可能だ。だからこの建物にいる人間はすべて身元が明らかで、誰かが成りすましている危険もないし、登録者以外が入ってくることもないと考えていい」
「へ、へぇ……」
斗輝はなんてことのないように説明しているが、僕からしたら言葉が出ないくらい驚いている。
地元において、扉を開けるために必要なのは、よくあるタイプのカギだった。片面がギザギザした不規則な山型となっていて、カギといえばこれしか見たことがなかった。
だから大学のためにこちらに出て来て、自分が住むことになったワンルームマンションの入り口は暗証番号が必要で、部屋の扉にはオートロック機能が付いていることに衝撃を受けたものだ。
カギもこれまで見たものと違う。ギザギザした山型ではなく、表面にいくつもの穴が開いているタイプだ。シリンダー錠というものを見たのは、この時が初めてだった。
それだけでも田舎者の僕にはけっこうな衝撃だったのに、斗輝から聞かされた話はその数段上を行っていた。
「そこまでする必要があるなんて……。でも、そうか」
ポツリと呟きながらも、僕はセキュリティが強固な理由に思い至る。
マンションの購入者はほぼアルファということだから、彼らの身の安全を守るためには、このくらいしないといけないのだ。
経済界や政界など、日本どころか世界を動かすアルファたちだから、彼らが持つ資産や権力を利用しようと、悪いことを企む人がいないとは限らない。
だからこそ、せめて家に居る時くらいは、何物からも守ってくれるシステムが必要なのだ。
「そうじゃなかったら、のんびりくつろげませんしね」
ニコッと笑って自信満々に答えると、斗輝はヒョイと肩を上げ、「半分正解」と言った。
「え? 半分ですか?」
コテンと首を傾げる僕に、斗輝はまた鼻先へのキスを仕掛けてくる。
「のんびりくつろぐのは合っているが、それはアルファの身の安全のためじゃない。大事な番のオメガを危険にさらさないことが、アルファの安心に繋がる」
「そうなんですか?」
「ああ。アルファが最も恐れることは、番の身に危険が及ぶことだ。番が不埒な者たちに襲われて怪我でも負ったらと考えるだけでも、寿命が三十年は縮まるな」
そう言いながら、斗輝がきつく僕を抱き締めた。
「何度も言っているだろ。アルファにとって、番のオメガは代えがたい宝だと。もし奏太が髪の毛一筋ほどでも怪我をしたなら、俺は怪我を負わせた者を絶対に許さないし、守り切れなかった俺自身も許せない」
「で、でも、僕は男だから、小さな怪我くらいは平気ですし」
子供の頃は、転んで手足をよくすりむいていた。大きくなって転ぶことはなくなったが、どこかにぶつけて、いつの間にか痣ができていることもある。
だけど、その程度はよくあることだ。たとえ顔に痣が出来たとしても、僕はモデルや俳優ではないので、問題ない。平凡なこの顔は、怪我をしても価値は変わらない。
ところが、彼にとっては違うようだ。
「俺が平気じゃないんだ。怪我による体への痛みはもちろんだが、その時の恐怖が奏太の心に痛みを与えることも嫌なんだよ」
「そ、それは、ずいぶんと過保護過ぎると思うんですけど……」
しかし、僕の呟きは「アルファとは、そういうものだ」という一言で片づけられてしまう。
「小さな子供ではないので、怪我なんて別に……」
これが、親の手が必要な子供であれば不思議に思うことはない。どんなに小柄でも童顔でも、僕は大学一年生なのだ。
小さく苦笑いを浮かべている僕に、斗輝は真剣なまなざしを向けた。
「その怪我が、スポーツやなにかの作業中に奏太自身が原因で負ったものなら、まあ、容認できないこともない。だが、第三者が己の目的のために怪我を負わせたとなったら、そいつに生きていることを後悔するほどの恐怖と屈辱を与えてやる」
その口調や表情からは、彼が本気であるのだとヒシヒシ伝わってくる。
――これはもう、完全に過保護を超えているよね?
つくづく、アルファとは不思議な存在だと思った僕だった。
発情期が終わったから、そこから立ち上る番特有の香りはほとんどないと思う。それなのに、彼は何度も深呼吸をした。
よく分からない僕は、とりあえず大人しくしている。
五分ほど経ったところで、ようやく斗輝が顔を上げた。
その表情はどこか不安そうで、食事中に見せていた笑顔は消えている。
「斗輝?」
名前を呼ぶと、背中に回っている腕に一層力がこもった。
「奏太……」
囁くような小さな声で僕の名前を呼んだ彼は、触れるだけのキスをしてくる。
ソッと唇を押し当て、静かに放す。そして、また唇を重ねる。
まるで、僕がそこにいることを恐る恐る確認しているかのようだった。
「どうしたんですか?」
彼がなにをしたいのかやっぱり分からず、とりあえずされるままになっていると、五回目のキスを終えた後で、斗輝は長々と息を吐く。
それから、気まずそうに苦笑を浮かべた。
「奏太が、俺のそばから消えるんじゃないかと思ってな。そんなはずはないんだが、玄関に立つ奏太の背中を見たら、急にそう感じて……」
ふと目を細めた彼は、改めてキスをしてくる。
これまでよりもじっくり唇を押し当てた後、おもむろにキスを解いた。
「奏太がいる。ここに、俺の腕の中に」
なおも見つめてくる彼に、僕はクスッと笑いかける。
「いますよ。斗輝が僕をいらないって言うまで、ずっと」
僕の口から何気なく出てしまった言葉を聞いて、彼がサッと表情を強張らせた。
さらに腕の力を強め、痛いほどに抱き締めてくる。
「そんなこと、俺が言うはずないだろ。奏太がいてくれないと、俺はもう、息さえもできない」
いつもみたいに余裕のある態度ではなく、彼は迷子になった小さな子供のように必死な様子で僕を抱き締めている。
不用意な発言で彼を不安にさせてしまったことを申し訳なくなり、お詫びに僕から小さなキスを贈った。
「ごめんなさい。深い意味はないんですけど、つい……」
僕のほうこそ、斗輝から離れられないと分かっている。
けれど、自分に自信がないから、いつかつまらない僕に飽きて、彼が魅力溢れるオメガに心を奪われてしまうのではないかという恐れが奥底にあるのだ。
すると斗輝は形のいい目を細め、柔らかく微笑む。
「一度番と認めた相手と関係を解消することは、まずないと考えていい。番とは、そういうものだ」
「そうなんですね」
僕は短く息を吐き、逞しい胸に体を預けて力を抜いた。
「僕の身近にはベータ同士の恋人や夫婦しかいなかったので、どうしても理解に及ばないと言いますか。本当にごめんなさい」
「いや、いいんだ。なにがあっても、俺が奏太を手放さなければいいだけの話だしな」
斗輝の表情が穏やかなものに戻り、優しい笑みを浮かべている。どうやら、彼の気持ちは落ち着いたらしい。
そこで、僕は先ほど気になったことを尋ねることにする。
「僕が玄関の扉を開けられないって、どういうことですか?」
首を傾げて僕の鼻先にチュッと音を立ててキスをした斗輝が、穏やかな口調で話しだした。
「このマンションは、オメガが安心して暮らせるように、そしてオメガの番を持つアルファが安心して暮らせるような造りになっている。奏太は気を失っていたから知らないだろうが、入り口にはコンシェルジュが常駐しているんだ。だが、ただのコンシェルジュじゃない。三年にわたってみっちり実地訓練を受けた、腕利きの警備員でもある。もちろん本職の警備員は他にいて、見回りは二十四時間体制だ」
コンシェルジュが常駐するマンションは僕の地元にはない。コンシェルジュところか、高層マンションさえもない。
それなのに、さらには警備員が常に見回りしているなど、想像もつかない。
僕の予想を超える話は、その後も続く。
「マンション入り口のガラス扉を抜ける際も、部屋に入る際も、基本的には指紋認証と虹彩認証を同時に行う。奏太は指紋認証だけの仮登録のみだから、いずれ虹彩認証登録も済ませないといけないな」
「虹彩認証?」
聞いたことのない言葉に、僕はパチクリと瞬きを繰り返す。
すると、斗輝がローテーブルに置かれているパソコンを片手で引き寄せ、これまた器用に片手でキーボードを叩き、必要な画像を画面に起こした。
「ほら、これが虹彩だ」
彼の説明によると、虹彩とは眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜のことだそうだ。
虹彩には指紋と同じく細かい模様があって、そのパターンは人それぞれ。一卵性双生児であっても、虹彩の模様は違うらしい。
だからコピーすることは不可能で、現代において虹彩を用いた認証システムは、かなり安全性が高いとされているとのこと。
「指紋認証と虹彩認証を併用すると、偽造は百パーセントに近い確率で不可能だ。だからこの建物にいる人間はすべて身元が明らかで、誰かが成りすましている危険もないし、登録者以外が入ってくることもないと考えていい」
「へ、へぇ……」
斗輝はなんてことのないように説明しているが、僕からしたら言葉が出ないくらい驚いている。
地元において、扉を開けるために必要なのは、よくあるタイプのカギだった。片面がギザギザした不規則な山型となっていて、カギといえばこれしか見たことがなかった。
だから大学のためにこちらに出て来て、自分が住むことになったワンルームマンションの入り口は暗証番号が必要で、部屋の扉にはオートロック機能が付いていることに衝撃を受けたものだ。
カギもこれまで見たものと違う。ギザギザした山型ではなく、表面にいくつもの穴が開いているタイプだ。シリンダー錠というものを見たのは、この時が初めてだった。
それだけでも田舎者の僕にはけっこうな衝撃だったのに、斗輝から聞かされた話はその数段上を行っていた。
「そこまでする必要があるなんて……。でも、そうか」
ポツリと呟きながらも、僕はセキュリティが強固な理由に思い至る。
マンションの購入者はほぼアルファということだから、彼らの身の安全を守るためには、このくらいしないといけないのだ。
経済界や政界など、日本どころか世界を動かすアルファたちだから、彼らが持つ資産や権力を利用しようと、悪いことを企む人がいないとは限らない。
だからこそ、せめて家に居る時くらいは、何物からも守ってくれるシステムが必要なのだ。
「そうじゃなかったら、のんびりくつろげませんしね」
ニコッと笑って自信満々に答えると、斗輝はヒョイと肩を上げ、「半分正解」と言った。
「え? 半分ですか?」
コテンと首を傾げる僕に、斗輝はまた鼻先へのキスを仕掛けてくる。
「のんびりくつろぐのは合っているが、それはアルファの身の安全のためじゃない。大事な番のオメガを危険にさらさないことが、アルファの安心に繋がる」
「そうなんですか?」
「ああ。アルファが最も恐れることは、番の身に危険が及ぶことだ。番が不埒な者たちに襲われて怪我でも負ったらと考えるだけでも、寿命が三十年は縮まるな」
そう言いながら、斗輝がきつく僕を抱き締めた。
「何度も言っているだろ。アルファにとって、番のオメガは代えがたい宝だと。もし奏太が髪の毛一筋ほどでも怪我をしたなら、俺は怪我を負わせた者を絶対に許さないし、守り切れなかった俺自身も許せない」
「で、でも、僕は男だから、小さな怪我くらいは平気ですし」
子供の頃は、転んで手足をよくすりむいていた。大きくなって転ぶことはなくなったが、どこかにぶつけて、いつの間にか痣ができていることもある。
だけど、その程度はよくあることだ。たとえ顔に痣が出来たとしても、僕はモデルや俳優ではないので、問題ない。平凡なこの顔は、怪我をしても価値は変わらない。
ところが、彼にとっては違うようだ。
「俺が平気じゃないんだ。怪我による体への痛みはもちろんだが、その時の恐怖が奏太の心に痛みを与えることも嫌なんだよ」
「そ、それは、ずいぶんと過保護過ぎると思うんですけど……」
しかし、僕の呟きは「アルファとは、そういうものだ」という一言で片づけられてしまう。
「小さな子供ではないので、怪我なんて別に……」
これが、親の手が必要な子供であれば不思議に思うことはない。どんなに小柄でも童顔でも、僕は大学一年生なのだ。
小さく苦笑いを浮かべている僕に、斗輝は真剣なまなざしを向けた。
「その怪我が、スポーツやなにかの作業中に奏太自身が原因で負ったものなら、まあ、容認できないこともない。だが、第三者が己の目的のために怪我を負わせたとなったら、そいつに生きていることを後悔するほどの恐怖と屈辱を与えてやる」
その口調や表情からは、彼が本気であるのだとヒシヒシ伝わってくる。
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