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序章「異端魔法使い、現る。」
07.専属異端魔法使い
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璃衣花に手を引かれるままに食堂へ入る空翔。その内装は廊下にも負けず劣らずの華やかさであり、食事を摂る部屋にしてはその大きさは異常なほどで、空翔は驚きを隠せなかった。その大きすぎる部屋には六つの人影。見覚えのない人たちに、空翔はさらに圧倒されていた。その中の一人、白いローブに身を包んだ、顔立ちの整った長身の男性が空翔と璃衣花に近づき、碧と紅のオッドアイを二人に向け、声をかける。
「おはよう璃衣花。......隣の可愛い男の子は誰だい?もしかして、彼氏を連れてきていたのかい!?」
「えぇ!りいちゃんに彼氏ですって!?お父さん!孫の顔が楽しみね!」
男性の声に反応して、残った五つの人影のうちの一つ、薄紅の綺麗な髪を肩までかけた、可愛らしい顔の女性が声を上げた。
「嘘だ!うちの可愛い璃衣花に男が寄り付かないわけはないけどそれでも彼氏なんて嘘だ!お父さん認めないぞ!...あっでもこの可愛い男の子の行く末は気になるかもしれない...ゴクリ。」
「孫は男の子かしら、女の子かしら...いや二人とも欲しいわね...お父さんの目の色はまた絶対に遺伝して欲しいわ...ああ、はやく孫の見たいわぁ!」
どんどんそれぞれの世界に入っていく二人。目の前の光景に驚く空翔。しかしそれを慣れたような呆れたような目つきで眺める璃衣花は二人に術式紙を向けると
「はぁ、朝からやらせないでよ...クリスタ」
そう呟いた。それと同時に彼らの頭上には氷が出現し、文字通りその頭を冷やす。すると彼らはハッとなにかに気がついたような表情をし、男性の方がそのまま言葉を紡ぐ。
「私としたことが取り乱した、申し訳ない。改めて璃衣花、隣の可愛い男の子は誰だい?」
可愛い、という言葉に疑問を感じる空翔だったが、璃衣花は当然それを気にする様子もなく目の前の男性に告げる。
「この人は海星空翔君。昨日たまたま出会ったの。」
「なるほどなるほど空翔ちゃんか、いい名前だね。私の名前は七々瀬椎也、璃衣花の父親だ。して、君と璃衣花の関係は一体何なのだい?」
なんとなく予想していた言葉と同時に問われたことに、返す言葉が見当たらない。自分と璃衣花を繋ぐ関係を言葉にしようとすると、具体的な物が見つからないのだ。友達と、簡単に言ってしまって良いのだろうか。そんなことを考えているとまたしても空翔より先に璃衣花が声を発した。
「今はただの友達よ。ただね、お父さん。この子のことについて、七々瀬家全体に関係する大事な話があるの。」
「その言い方だともしかして、遂に我が家の専属魔法使い候補でも見つけたのかい?」
すぐに核心を突いてくる椎也。同じ色のオッドアイが向かい合い、言葉が重なり続ける。
「ええ、そうよ。まさにこの空翔が、私の見つけた専属魔法使い候補...と言うより、この子以上の適正なんていないと思うわ。」
「なかなか強気に出てくるようになったね、璃衣花も。この魔法の名家の当主にそこまで言うなんて、どんな理由があるんだい?」
「自分とその家にそこまで自信あるなんて流石ね...。空翔はね、ソラの昔話と同じ話を自分の事として語ったわ。異端魔法使いとして身を隠さなきゃいけなくて、この家を助けてくれる力がある存在なんて、ピッタリじゃない?」
「確かにそれは適任だ。だけど彼が昔話を嘘っぱちで語ってたとしたらどうするんだい?」
「死にかけてたのに魔法使わない魔法使いなんていると思う?ぶっちゃけ彼、自分が異端魔法使いだって知らないで殴られて死にかけてたから、私が現れなければ今頃土の中よ。」
「なるほど、一理ある。彼の魔法使いとしての腕はどんなものなんだい?」
「それはまだ未知数の部分があるけれど...でも名前を呟くだけで魔法になるのよ?そんな疑う必要ないわ。前の世界で知った魔法が、そのままこっちでも使われてるらしいし。」
「そうかそうか、よしわかった。璃衣花の言う事を、そのまま聞き入れよう。」
「「ってことは...」」
不意に璃衣花と空翔の言葉が重なる。そしてそれを見た椎也はそのまま口を開き
「海星空翔を、本日より七々瀬家の専属魔法使いに任命する。今日より君は、七々瀬家の一員だ。」
空翔のこの世界での立場が、確立した瞬間だった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
「七々瀬悠姫、璃衣花の母です。よろしくね、空翔くんっ」
椎也とのやり取りが終わった後の七々瀬家食堂、そこでは空翔に残りの五つの人影が自己紹介をする時間になっていた。まず第一に自己紹介を済ませたのは、空翔が現れた時に椎也と共に自分の世界に入ってしまった女性だった。その女性――悠姫と軽い受け答えをしていると残った四つの人影から三つが同時に飛び出す。空翔は驚いてそっちを見ると、そこには紺色の髪に璃衣花と同じ色のオッドアイをもつ、まだ身の丈は空翔の半分ほどしかない少女が三人、全く同じ顔でそこに立っていた。まさに瓜二つ、否、瓜三つと言うべきその少女達が、それぞれ口を開く。
「おねーちゃん、このにーちゃんが今日からあたし達の新しいお兄ちゃんなのー?」
「こ、怖い人じゃないよね...?お姉ちゃん...?」
「おー、あたらしーおにーちゃん?」
それは同じ顔から発せられる、同じ声なのに、それぞれ全く違った色を持っていて、空翔は目を白黒させていた。そこに璃衣花が言葉を挟む。
「うん、この人は今日から三人のお兄ちゃんよ?仲良くしてあげてね?」
「わかった!仲良くする!」
「お、お姉ちゃんがそういうなら...」
「おー、なかよしー」
璃衣花の言葉に素直に答える少女。そして少女の中でも一番元気の良い子が、空翔に尋ねる。
「ねえねえ、お兄ちゃんはなんて名前なの?」
「え、あぁ、俺は空翔だよ。」
一瞬口ごもりながらも、なんとか答える空翔。すると少女達は次々に言葉を続ける。
「空翔にぃかー!あたしは真衣夏だよ!よろしくね、空翔にぃ!」
「私は、く、紅葉...よろしくね...?」
「雪奈だよー、よろしくーおにーちゃんっ」
次々と自己紹介を終わらせていく少女達。空翔は三人の見分けがつけれないことで今後に若干の不安を感じていたが、しかし笑顔で三人に返す。
「ああよろしくな、真衣夏、紅葉、雪奈。お兄ちゃんまだこの家のことわかんないこと多いから、色々と教えてくれよ?」
「あたしにまっかせてよ!」
「わ、私も...頑張る...!」
「ゆきもー、おにーちゃんにおしえるー」
そうして少しずつ言葉を重ねていく四人。するとそこに最後の一つの人影も歩み寄り、声をかける。
「ええと、私は手短に済ませていただきますね。天野 睦月と申します。七々瀬家の家事を預からせて頂いております。よろしくお願いします、空翔様。」
短く切られた黒の髪に、白い肌。濃い青の目は、静かに、しかし力強く空翔を見つめている。そんな彼女の身を包む服装――所謂メイド服を見て、その人物がこの家の使用人であることを空翔は理解した。そして空翔はその女性にも笑顔を向け、告げる。
「よろしく、睦月さん。多分たくさん迷惑かけるけど...」
その言葉を聞き届けまた元の位置に戻る睦月。空翔はそれから自分の頬を二度強く叩き、大きく息を吸い込み、そして食堂全体に聞こえる声で
「椎也さん、悠姫さん、真衣夏ちゃん、紅葉ちゃん、雪奈ちゃん、睦月さん...そしてりぃ。まだわかんない事だらけの俺だけど、この家のために精一杯頑張ります!よろしくお願いします!」
そう宣言したのだった。
七々瀬家専属異端魔法使い、海星空翔ととしての生活が、今、始まる。
「おはよう璃衣花。......隣の可愛い男の子は誰だい?もしかして、彼氏を連れてきていたのかい!?」
「えぇ!りいちゃんに彼氏ですって!?お父さん!孫の顔が楽しみね!」
男性の声に反応して、残った五つの人影のうちの一つ、薄紅の綺麗な髪を肩までかけた、可愛らしい顔の女性が声を上げた。
「嘘だ!うちの可愛い璃衣花に男が寄り付かないわけはないけどそれでも彼氏なんて嘘だ!お父さん認めないぞ!...あっでもこの可愛い男の子の行く末は気になるかもしれない...ゴクリ。」
「孫は男の子かしら、女の子かしら...いや二人とも欲しいわね...お父さんの目の色はまた絶対に遺伝して欲しいわ...ああ、はやく孫の見たいわぁ!」
どんどんそれぞれの世界に入っていく二人。目の前の光景に驚く空翔。しかしそれを慣れたような呆れたような目つきで眺める璃衣花は二人に術式紙を向けると
「はぁ、朝からやらせないでよ...クリスタ」
そう呟いた。それと同時に彼らの頭上には氷が出現し、文字通りその頭を冷やす。すると彼らはハッとなにかに気がついたような表情をし、男性の方がそのまま言葉を紡ぐ。
「私としたことが取り乱した、申し訳ない。改めて璃衣花、隣の可愛い男の子は誰だい?」
可愛い、という言葉に疑問を感じる空翔だったが、璃衣花は当然それを気にする様子もなく目の前の男性に告げる。
「この人は海星空翔君。昨日たまたま出会ったの。」
「なるほどなるほど空翔ちゃんか、いい名前だね。私の名前は七々瀬椎也、璃衣花の父親だ。して、君と璃衣花の関係は一体何なのだい?」
なんとなく予想していた言葉と同時に問われたことに、返す言葉が見当たらない。自分と璃衣花を繋ぐ関係を言葉にしようとすると、具体的な物が見つからないのだ。友達と、簡単に言ってしまって良いのだろうか。そんなことを考えているとまたしても空翔より先に璃衣花が声を発した。
「今はただの友達よ。ただね、お父さん。この子のことについて、七々瀬家全体に関係する大事な話があるの。」
「その言い方だともしかして、遂に我が家の専属魔法使い候補でも見つけたのかい?」
すぐに核心を突いてくる椎也。同じ色のオッドアイが向かい合い、言葉が重なり続ける。
「ええ、そうよ。まさにこの空翔が、私の見つけた専属魔法使い候補...と言うより、この子以上の適正なんていないと思うわ。」
「なかなか強気に出てくるようになったね、璃衣花も。この魔法の名家の当主にそこまで言うなんて、どんな理由があるんだい?」
「自分とその家にそこまで自信あるなんて流石ね...。空翔はね、ソラの昔話と同じ話を自分の事として語ったわ。異端魔法使いとして身を隠さなきゃいけなくて、この家を助けてくれる力がある存在なんて、ピッタリじゃない?」
「確かにそれは適任だ。だけど彼が昔話を嘘っぱちで語ってたとしたらどうするんだい?」
「死にかけてたのに魔法使わない魔法使いなんていると思う?ぶっちゃけ彼、自分が異端魔法使いだって知らないで殴られて死にかけてたから、私が現れなければ今頃土の中よ。」
「なるほど、一理ある。彼の魔法使いとしての腕はどんなものなんだい?」
「それはまだ未知数の部分があるけれど...でも名前を呟くだけで魔法になるのよ?そんな疑う必要ないわ。前の世界で知った魔法が、そのままこっちでも使われてるらしいし。」
「そうかそうか、よしわかった。璃衣花の言う事を、そのまま聞き入れよう。」
「「ってことは...」」
不意に璃衣花と空翔の言葉が重なる。そしてそれを見た椎也はそのまま口を開き
「海星空翔を、本日より七々瀬家の専属魔法使いに任命する。今日より君は、七々瀬家の一員だ。」
空翔のこの世界での立場が、確立した瞬間だった。
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「七々瀬悠姫、璃衣花の母です。よろしくね、空翔くんっ」
椎也とのやり取りが終わった後の七々瀬家食堂、そこでは空翔に残りの五つの人影が自己紹介をする時間になっていた。まず第一に自己紹介を済ませたのは、空翔が現れた時に椎也と共に自分の世界に入ってしまった女性だった。その女性――悠姫と軽い受け答えをしていると残った四つの人影から三つが同時に飛び出す。空翔は驚いてそっちを見ると、そこには紺色の髪に璃衣花と同じ色のオッドアイをもつ、まだ身の丈は空翔の半分ほどしかない少女が三人、全く同じ顔でそこに立っていた。まさに瓜二つ、否、瓜三つと言うべきその少女達が、それぞれ口を開く。
「おねーちゃん、このにーちゃんが今日からあたし達の新しいお兄ちゃんなのー?」
「こ、怖い人じゃないよね...?お姉ちゃん...?」
「おー、あたらしーおにーちゃん?」
それは同じ顔から発せられる、同じ声なのに、それぞれ全く違った色を持っていて、空翔は目を白黒させていた。そこに璃衣花が言葉を挟む。
「うん、この人は今日から三人のお兄ちゃんよ?仲良くしてあげてね?」
「わかった!仲良くする!」
「お、お姉ちゃんがそういうなら...」
「おー、なかよしー」
璃衣花の言葉に素直に答える少女。そして少女の中でも一番元気の良い子が、空翔に尋ねる。
「ねえねえ、お兄ちゃんはなんて名前なの?」
「え、あぁ、俺は空翔だよ。」
一瞬口ごもりながらも、なんとか答える空翔。すると少女達は次々に言葉を続ける。
「空翔にぃかー!あたしは真衣夏だよ!よろしくね、空翔にぃ!」
「私は、く、紅葉...よろしくね...?」
「雪奈だよー、よろしくーおにーちゃんっ」
次々と自己紹介を終わらせていく少女達。空翔は三人の見分けがつけれないことで今後に若干の不安を感じていたが、しかし笑顔で三人に返す。
「ああよろしくな、真衣夏、紅葉、雪奈。お兄ちゃんまだこの家のことわかんないこと多いから、色々と教えてくれよ?」
「あたしにまっかせてよ!」
「わ、私も...頑張る...!」
「ゆきもー、おにーちゃんにおしえるー」
そうして少しずつ言葉を重ねていく四人。するとそこに最後の一つの人影も歩み寄り、声をかける。
「ええと、私は手短に済ませていただきますね。天野 睦月と申します。七々瀬家の家事を預からせて頂いております。よろしくお願いします、空翔様。」
短く切られた黒の髪に、白い肌。濃い青の目は、静かに、しかし力強く空翔を見つめている。そんな彼女の身を包む服装――所謂メイド服を見て、その人物がこの家の使用人であることを空翔は理解した。そして空翔はその女性にも笑顔を向け、告げる。
「よろしく、睦月さん。多分たくさん迷惑かけるけど...」
その言葉を聞き届けまた元の位置に戻る睦月。空翔はそれから自分の頬を二度強く叩き、大きく息を吸い込み、そして食堂全体に聞こえる声で
「椎也さん、悠姫さん、真衣夏ちゃん、紅葉ちゃん、雪奈ちゃん、睦月さん...そしてりぃ。まだわかんない事だらけの俺だけど、この家のために精一杯頑張ります!よろしくお願いします!」
そう宣言したのだった。
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